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文・写真： 山さん

キッザニア東京『ビューティスタジオ』誕生!　見た目も気持ちも潤す、噂の美容系パビリオンへ行こう♪

職業や社会のリアルな体験を通じ社会の仕組みを学べる、子どもが主役の街“キッザニア東京”に、新しいパビリオンが登場！ スポンサーは KOSÉ（コーセー）。テーマはもちろん、美容系です！

＊掲載内容は2022年10月5日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
＊掲載写真はすべて編集部による。

『ビューティパビリオン』とは!?

職業・社会体験をリアルに学べるスポット「キッザニア東京」内に新しくオープンした新パビリオン。

「キッザニア」は、1999年にメキシコ（サンタ・フェ）で誕生し、日本では2006年の東京・豊洲を皮切りに、2009年に兵庫（甲子園）、そして2022年7月に福岡（博多）と、現在全国3施設で展開されています。

そのうち「キッザニア東京」には、約60のパビリオンがあり、約100種類のアクティビティと呼ぶ仕事やサービスの体験できます。パビリオンそれぞれに、（私たちの生活に馴染みの深い）企業がスポンサーに付いているのが特徴。

スポンサー企業は基本 “1社1業種” という決まりがあり、同じジャンルが被らないように配慮しているそうですが、今回誕生した『ビューティパビリオン』は、化粧品の製造・販売で有名な「 KOSÉ（コーセー）」がスポンサード。美容系パビリオンの誕生は1年ぶりとのことです。

『ビューティパビリオン』では、“美容や化粧品が持つ、心に潤いや彩りを与える楽しさとスバラシさを感じてもらいつつ、異なる感性を尊重しながら個々の魅力を引き出してもらえれば” という狙いの元に誕生。

●パビリオン内は横長。奥側がヘア＆メイクアップアーティスト用、手前側がパフューマー用です。美容系ということもあり、エリア内はかなり照明が明るい印象です。

新パビリオンでは、具体的に「ヘア＆メイクアーティスト」、そして「パフューマー（調香師）」が体験可能。参加する子どもたちが、自分たちの意思で選ぶという “プロセス” も重視したアトラクションが楽しめます。

●アトラクションを説明してくれるクルー（スーパーバイザー）は、体験する子どもたちの少し先輩という設定。パビリオン内では「○○くん」「○○ちゃん」といった呼びかけはせず、お互いを「○○さん」と呼ぶなど、敬語での会話が基本。同施設を“お仕事”体験の場”といわず、“職業”体験の場としていることからも感じる通り、真剣さも求められるスポットなんです！

「キッザニア」ではできる限りリアルな体験を子どもたちに提供するため、アトラクションで使うツールや素材などを、できる限り実際の現場で使っている（または販売されている）ホンモノを利用するとのことですが、今回の『ビューティパビリオン』も同様。体験で使う化粧品は、すべて市販品とのこと。

●なんちゃって・・・ではなく、しっかり体験できるのが「キッザニア」。使う化粧品もホンモノです♪

●「キッザニア東京」の入り口は、航空機の登場ゲートのような雰囲気に。注目はオブジェとして掲げられている航空機は、なんとホンモノ。アメリカ・コロラド州にある航空機の墓場で入手した、解体待ちの機体が元とのこと！

どんな体験ができる!?

●参加者はオリジナルのユニフォーム（場合により帽子）を着用しスタンバイ。スーパーバイザーの元、スタートです

『ビューティパビリオン』で体験できるアトラクションは2種類あり、参加は1アトラクション1回最大4人まで。

実際に訪れた際の楽しみを残すため、今回はほーんのお触り程度の紹介ですが、どんなものか雰囲気をご説明すると・・・。

【 1 】ヘア＆メイクアップアーティスト体験

ヘア＆メイクアップアーティストは、「アーティスト役」と「お客様役」に別れ2人1組のペアで参加。「アーティスト役」は「お客様」に合ったメイクアップを、専用端末を使って提案。「お客様」は、選んだ色の化粧品を手に、やり方のレクチャーを受けながら実際に自分の顔を自分自身でメイクアップします♪

●チークやアイカラー、口紅と、メイクを順番に体験。子どもの顔つきも、アトラクションが始まると真剣そのものに！

ヘアスタイリング体験では、ヘア用装飾品を選びつつ、スタイリングの方法を学びながらヘアマネキン相手に挑戦します。

●体験ではスタイリング方法だけでなく、キレイな髪を保つためのヘアケアも同時に学びます。

【 2 】パフューマー体験

一方の「パフューマー」は、使う人の求めるイメージや気持ちにあわせ調香するルームフレグランス作りに挑戦。香りの効果についての学びもあります♪

●スーパーバイザーの指導に従い、自ら香りを調香。完成後は、香り紙を使って香りをチェック♪

もちろん、成果物ももらえます♪

体験後は「ヘア＆メイクアップアーティスト」が写真付きのトレーニングリーフレットを、「パフューム」が調香したルームフレグランスが、それぞれ成果物としてもらえます♪

ちなみにお給料として、「お客さん役」も含め、それぞれ8キッゾがもらえます。

「キッザニア東京」エリア内もちょっと覗いてみました！

●来場者のワクワク感やドキドキ感を高めるため、場内は営業時間中、ずっと夕方〜夜くらいの明るさに保たれています。

「キッザニア東京」は大型商業施設「ららぽーと豊洲」内にある屋内施設で、広さは約1800坪。2021年4月〜2022年3月の1年間来場実績は46万人を記録。臨時休業や入場制限などがあったにも関わらずで、この数はスゴイ。いかに人気かわかると思います。

場内では「キッゾ」と呼ぶ専用通貨があり、アクティビティを体験するごとにもらったり使ったりと、お金のやりとりを実際に体験。入場時に50キッゾがもらえるほか、たまったキッゾは銀行に預けたりすることもできるんです。

●キャッシュコーナーを使ってみたり、電子マネー「e-kidZoカード」にキッゾをためて使うこともできるなど、現実の社会にかなり近い状態の街が展開されます。街中では実際に消防自動車が走り、消防訓練（リアルな放水体験）があったり、劇場内でファッションショーに出たりと、テーマパークのようでテーマパークではない新鮮な体験が楽しめます。

パビリオンは約60。遊園地のような「受け身」で楽しむパビリオンはなく、子どもたち自ら考え行動する「主体的」なものとなっており、パビリオンの中には保護者や大人は入出禁止。（一部アトラクションを除き）窓やモニター越しに子どもたちの様子を確認するという、子どもが主役のスポットです。

●パビリオンは国ごとに内容が異なり、日本は日本独自とのことですが、世界共通となっているのがキッザニアのキャラクターを象ったこの「独立の泉」。

パビリオンが驚くほど充実しているため、体験できるアトラクションの数は、1日平均で5〜6種類というケースが多いとのことですが、その楽しさ、満足度の高さを示すように、なんと70％以上の方がリピーターとか！

ちなみに、毎週水曜日は「イングリッシュウェンズデー」と称し、、簡単なあいさつなどを英語で実施するなど、英語に触れる機会を増やしているんです。ちなみに取材時はちょうど水曜日でしたが、英語トークはゆっくりではなく流ちょうなスピードと、ここも本格的♪

●子どもたちがアトラクションを体験している間、親御さんたちがくつろげる専用ラウンジもあり。ドリンクバーも付いています（有料）。子どもが全員小学生1年生以上であれば、親御さんだけの一時退場も可能とのこと。

レポートまとめ♪

● KOSÉ（コーセー）スポンサードの、美容系新パビリオン
●自分好みの感性で”キレイ”を体験・体験時間は約30分
●ヘア＆メイクアップアーティストとパフューマーの2種類を体験可能

いかがでしょう!?　ますます魅力的になった「キッザニア東京」。美容系となると、一見女の子向け!?　と思えそうですがそーんなことはありません。男の子、男子の参加もウエルカム。ジェンダーレスで楽しめるアトラクションです!　ちなみに対象は3歳〜15歳。15歳であれば、高校生も参加可能です！

こっちのパビリオンにも行こう！