2020.07.14

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OSOTOIKO SPOT RePORTS

 オソトイコ編集部のお出かけスポット取材報告

2019.12.20
山さん
文・写真: 山さん

『アド ミュージアム 東京』広告の魅力をマルチに楽しめる、学べる無料スポットへ♪

アドミュージアム東京バナー アドミュージアム東京 アドミュージアム東京

新橋駅からほど近い商業施設「カレッタ汐留」内にある「アド ミュージアム 東京」。アド、つまり”広告”に特化したミュージアムで、日本の広告史を時代ごとに知るだけでなく、過去のCM等を映像で確認できる視聴ブースがあるなど、ふと立ち寄るにもちょうどいいスポットです♪ ミュージアムと聞くと“解説文を読むの面倒くさ・・・・・・”、と足が遠のいている方もいるかと思いますけど、ここはよくあるミュージアムとはカンジが変(←もちろんいい意味で!)。「へぇ、そーなんだ」「コレ、見覚えある!」「おっ、これ懐かしい〜!」など、知らぬ間にきっとハマッてしまうはず。気楽に足を運んでみてください♪

*掲載内容は2019年11月時点での情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真は編集部による。

アドミュージアム東京会場 アドミュージアム東京・展示物 アドミュージアム東京・展示物

SPOT  DATA

アド ミュージアム 東京

女性歓迎
学びあり
撮影OK
物販あり
トイレあり(館外)
アクセス便利

所在地東京都港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留
入館料無料
開館時間11:00〜18:00/休館・日曜&月曜
公式サイトhttps://www.admt.jp

 



 

アドミュージアム東京・展示物 アドミュージアム東京・展示物 アドミュージアム東京・展示物

 

「アド ミュージアム 東京」とは!?

2002年12月に開館した、日本で唯一という広告専門ミュージアム。場所はカレッタ汐留の地下。隣には電通本社があり、その電通4代目社長吉田秀雄さんの生誕100周年を記念してオープン。過去の作品を始め、広告に関するいろいろな展示を行うほか、定期的に内容が変わる企画展も展開。2フロア構成となっており、2万7000点に及ぶとされる膨大な広告関連のライブラリーも常設。映像でも楽しめるラフな博物館。無料です! 200万人以上の方が訪れているそうです。
 
【目安観覧時間】1時間〜1時間半
ハマると2〜3時間はアッと言う間にすぎるはず!

 

アドミュージアム東京・入り口
【↑】こちらは博物館にもっとも近い、入り口。実際の位置はカレッタ汐留の地下2&1Fになりますが、吹き抜けとなっているため、地下という感覚はないはず。訪れた際は、恒例のイルミネーションが手前の広場で行われており、それに関連したアラジンの装飾が施されていましたけど、普段はもっとスッキリしてます♪
アドミュージアム東京・入り口
【↑】入り口は解放的。どなたでも出入り自由。向かって左手が企画展示室、右手が常設室&インフォメーション&ミュージアムショップです(写真にある企画展「THE ONE SHOW 2019」はすでに終了)。
アドミュージアム東京・展示地図
【↑】2フロア構成。メインフロアは地下2F。地下1F側にも入り口はあり。地下1Fはライブラリーです。複数のセクションから構成されており、もちろん、どこから見てもOK! ちなみにライブラリーは、その場での閲覧は可能なものの、貸し出しはしてません。」

 

アドミュージアム東京アドミュージアム東京・会場
【↑】メインフロアの地下2Fがコチラ。ご覧の通り、かなーり解放的。閲覧順序が記された導線が壁側にありますが、あまり気にせず、お好きなところからどーぞ。

 

アドミュージアム東京・会場 アドミュージアム東京・案配板【↑】会場の雰囲気はもちろんですが、ちょっとした装飾もいちいちオシャレだったりします。センスあります!

 

 



 

【具体的にどーんなコンテンツが!?】
 
地下2F/観賞エリア/広告史

メインフロアは地下2F。江戸から明治、大正、昭和、そして平成と、時代順に日本の広告史を追える内容に。広告業界にエポックな功績を残した方々の紹介も随所に。一般的なミュージアムはボード解説が読むのが面倒だったり、やたらと簡素でそれがなんであるのかが判らないこともありますが、広告ド素人の担当編集ですらすんなり入り込めたくらいですので、予備知識など一切不要。どなたでも楽しめます!

 
 
江戸時代編/1603-1867

現代に続く日本の広告文化の基礎は江戸時代に。広告の目的は現在とまったく同じで、モノやコトを多くの人に売る、知らせること。
 
認知させるためのチラシ文化(当時は“引札/ひきふだ”と呼ばれていたとか)が広まったのも江戸時代で、チラシの中にすごろくを入れゲーム感覚で楽しめるようにしたり、錦絵をファッション系の広告に採り入れたり、歌舞伎役者を広告塔に活用したり、ときに歌舞伎の演目に実在の商品名などを盛り込んだりと、現代にもつながる広告の基礎はすでに江戸時代に確立されていたとか。うーん、じつに興味深い♪
 
ちなみに日本初のチラシは1683年に発表した越後屋さん(現・三越)とか。

 

アドミュージアム東京・展示物アドミュージアム東京・展示物
【↑】デジタルサイネージ(!?)のような電子案内板があり、知りたい情報をピンポイントで知ることも。

 

アドミュージアム東京・展示物
【↑】モノの広告もあり、例えばこの蜂の巣(!?)のようなものは酒造屋の店先に掲げた看板。杉の葉っぱを集めた酒林(さかばやし)と呼ばれるもので、ご覧のように茶色に枯れた姿が、新酒できました! の合図とか。なるほど〜と、思わず関心。
アドミュージアム東京・展示物
【↑】看板を見れば、それがなにであるかが判る、ある意味、絵文字(ピクトグラム)の原点はすでに江戸時代にあったわけですね。
アドミュージアム東京・展示物
【↑】これ、なにを訴えているかわかります!?  「鎌」と「お椀」に、「はいれ」の文字が書いてあります。つまり、“かま・わん・はいれ”。遠慮せずに入ってください〜という、ウイットに富んだ謎かけ的な看板なんです。

 

明治時代編/1867-1912

基礎を築いたのが江戸時代なら、それを大きく発展させたのが明治時代。文明開化の波とともに、プリント技術が進んだほか、新文や雑誌といった、いまでは当たり前となっている、いわゆる“メディア”が誕生したのが明治なんだとか。
 
広告代理店というジャンルが確立し始めたのも、この時代。「広告」という言葉が誕生したのも明治。それまでは「ひろめ」と呼ばれていたそうです。

アドミュージアム東京・展示物アドミュージアム東京・展示物
【↑】新聞や雑誌だけでなく、ちんどん屋が街を練り歩き宣伝するなど、広告がより多様性を持った時代でもあるんです。
アドミュージアム東京・展示物
【↑】広告は文字通り、いかに広く告知し、いかに記憶に残せるかが勝負。そのため、ライバル社に負けまいといろいろなアイデアを練るわけで、それが広告をさらに発展させる糧にもなったってこと。サイネージに映る広告は紙巻きタバコのものですが、同じジャンルでも全然手法が違うことが判るはず。

 

 

大正〜昭和前期編/1912-1939

ノスタルジックさ満点で、いまなお色褪せない独特な広告文化が生まれた大正、そして戦前。現在にも馴染みある商品の広告が出始めるのもこの時代で、この辺りから来場者の“興味ボルテージ”がイッキにあがるはず!
 
広告といえば、なにかとクリエイターが注目されますが、杉浦非水さんや片岡敏郎さんなど、いわゆる“スタークリエイター”が生まれたのも、この時代なんだとか。

アドミュージアム東京・展示物アドミュージアム東京・展示物
【↑】味の素や仁丹、そしてカルピスと、日本人に馴染み深い商品群。急速に普及した影には、印象に残る広告があるワケなんです。目にしたことが多いはずの、有名すぎるほど有名な、壽屋(サントリー)・赤玉ポートワインのポスターもありますヨ♪

 

 

昭和戦前・戦中編/1940-1950

戦争の影響を色濃く受け、戦意高揚を狙ったプロパガンダ広告が急増する、冬の時代に突入。

アドミュージアム東京・展示物アドミュージアム東京・展示物
【↑】内容はともかく、広告としてのインパクトは相当高い印象の高揚広告。

 

 

 

昭和戦後〜平成編/1951-2000

戦後はラジオだけでなくテレビが登場したほか、大量生産、大量消費時代に突入し、広告業界も大きく進化した戦後期は電波の時代。オリンピック史上初の写真ポスターとなった1964年の東京大会、6500万人に迫る来場者を記録した1970年の大阪万博など、メガイベントも行われるなど、イッキに様変わり。
 
エポックな広告のほか、ときに直接、ときに間接的に訴え掛けるメッセージ性の高い広告もいろいろ誕生した時代でもあるんです。
 
1度は見たことのある時代から、言われてみれば、確かにこれも広告かと思ってしまうものまで、時代を象徴する多彩な展示が。21世紀に入ると、新しいメディアであるインターネットを使った広告が急速に普及。

アドミュージアム東京・展示物アドミュージアム東京・展示物 【↑】昭和感全開の広告群。その時代を色どったモノの展示も。

 

アドミュージアム東京・展示物
【↑】東京オリンピック、サッポロビール、資生堂など、1960年代〜70年代は、日本の広告がもっとも活気があり、挑戦的であり、野心的であった時代かも。ガツンと訴え掛ける、チカラ強さがあるんです。個人的にオススメは、やはり「サッポロビール」。三船敏郎さん、カッコ良すぎ・・・。商品、キャラ、キャッチコピーとすべてが絶妙。まさに傑作ですね!

 

アドミュージアム東京・展示物
【↑】懐かしい〜の声が聞こえてきそうな、傑作広告の展示も数多くあり。ときに挑戦的で、ときにユーモアありと、見ていて、読んでいて関心させられる広告がズラリ。

 

 

地下2F/観賞エリア/そのほか

アドミュージアム東京は、時代を象徴する過去のアーカイブも視聴可能。デジタル、アナログと、いろんな角度から楽しめます♪

アドミュージアム東京・展示物
【↑】このフォトジェニックなオブジェは一体なにかといえば、視聴ブース。頭を突っ込んで、内部にあるモニターでいろいろな広告を楽しめる、ユニークな“個室”視聴覚室(!?)となってます♪

 

アドミュージアム東京・展示物
【↑】ミュージアムの関連資料は30万点にのぼり、日々増殖中。そんな膨大なコレクションの一部を、タッチパネルを使って、楽しめるこんなデジタルテーブルも。TVCMやポスターなど、気になる広告をタッチすると、拡大表示に。これが結構ハマるんです。ああ、懐かしい広告ばかりです!

 

アドミュージアム東京・展示物
【↑】話題を集めたあのCMを完成動画と共に絵コンテで振り返れるコーナーも。

 

アドミュージアム東京・展示物
【↑】広告はポスターやチラシ、CMだけでなはありません。商品パッケージも1つの広告。味のあるパッケージがズラリ♪

 

 

地下1F/ライブラリーエリア/

2F(地下1F)には、広告関連の専門図書が一堂に揃うライブラリーも(閲覧自由)ディフューザーが別売り。貸し出しこそできませんが、一部コピーも可能。なかなかお目にかかれない資料も多く、見るだけでも充分楽しめるはず。ちなみにこのフロアにも出入り口はあります。

アドミュージアム東京・展示物【↑】写真は地下2Fから1Fへの踊り場付近。ライブラリーはこの上です。

 



 

 

余談ですが・・・、こんなものも!

アドミュージアム東京・スタンプカード
【↑】来館記念にぜひ挑戦して欲しい、重ね押しスタンプラリーも。会場内複数あるスタンプを押していくと、ご覧の広告が完成。この広告については館内で説明がありますので、探してみてくださいませ!

アドミュージアム東京・カタログ
【↑】こちらのパンフレットは地下2Fの受け付けでもらえるもの。各時代の広告史が簡単に説明されています。希望者のみ無料配布とのこと。

ほぼ同じ内容は公式サイトのコチラでも確認できます!
https://www.admt.jp/exhibition/jp_ad_history/

 
アドミュージアム東京・企画展
【↑】期間限定の企画展も適時開催中♪ 写真の「THE ONE SHOW 2019」の企画展は終了しています。
 
最新の企画展情報はコチラヘ
https://www.admt.jp/exhibition/program/

 



 

 

豆知識

【混雑は!?】

心配無用! ゆったり、じっくり観賞できます。基本立ち見ですが、一部座っての観賞も可能です♪

 

【撮影は!?】

基本OK! 外国からの観光客の方も多く、みなさん写真撮られてます。気になる場合は確認してから撮影を。

 

【物販は!?】

地下2Fの受け付け前には、僅かですがミュージアムショップも。ぜひお土産に。

 

【解説は!?】

不明点などはスタッフさんに聞けば丁寧に教えてもらえます♪ ちなみにコース別の無料見学会もあり。よりじっくり楽しみたい方にはそちらもオススメ。■見学会 → https://www.admt.jp/guide/visit/

 

いかがでしょう!? 紹介はかなーりザックリしたものですが、無料ですので、ぜひ気軽に足を運んでみては。いろいろなアイデアやヒントが生まれる切っ掛けになるかもです! 新しい発見や刺激がありますヨ。

 

 

「カレッタ汐留」では現在こんなイベントも開催中!

『カレッタイルミネーション2019』冬の恒例! 50万人動員する有数のイルミフェス。今年はアラジン。やっぱり凄かった!

 

 

 



 

 

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この記事を書いた人

山さん

山さん

ここ1〜2年、自然に対し異様に親近感をおぼえる不肖の編集者。6歳の娘と一緒に、ハイキングや登山を楽しめる日を待ち望む日々。

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