2025.04.03

特集記事

文・写真: 山さん
2025.03.15

【真夜中のいきもの展】 サンシャイン水族館 特別展! “真っ暗”を好む生き物が約20種! 稀少生物も!

サンシャイン水族館 真夜中のいきもの展

通常展示とは違う趣向を凝らした興味深い展示を行っている、サンシャイン水族館の特別展がスタート! 今回のテーマは“真夜中”を好む生き物たち。20種類あまりの生き物が出迎えてくれます!《2025.11.24まで》

*掲載情報は2025年3月12日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。

*掲載写真はすべて編集部による。

イベント概要

『真夜中のいきもの展』

撮影OK(写真)
入場割引あり
グッズ販売あり

開催場所サンシャイン水族館 特別展会場(東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上)
開催期間2025年3月14日(金)~11月24日(月・休)
開催時間10:00~19:00 *入館は閉館30分前まで *GW指定日は9:30~20:00
入場料【通常券】600円、【ステッカー付】800円
休催日6月19日(木)
最寄り駅JRほか「池袋駅」35番口より徒歩15分(編集部実測)
主催サンシャイン水族館
特設サイトhttps://sunshinecity.jp/file/aquarium/mayonaka/

【真夜中のいきもの展】とは!?

サンシャイン水族館 真夜中のいきもの展 会場入り口

都内有数の人気水族館として、多くの方が訪れる《サンシャイン水族館》で開催中の、期間限定特別展です!

同館の特別展は、本館目の前にある別会場で行われており、過去には《毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展)》シリーズなど、大きな話題を集めたイベントも。本館入館料とは別料金で、この特別展だけを楽しむことも可能です。

テーマは、ずばり”暗闇”。

寝ても醒めても、真っ暗な”闇”が好き! そんな生き物たちをおよそ20種類集め、その知られざる生態を紹介する展示イベントです。特別展で「暗闇」をテーマにしたイベントは、今回が初。

紹介する生き物たちは、特性ごとに「夜行性」「洞窟」「発光」にカテゴリーを分けつつ、「森」と「海」という生息地の違いで紹介。

サンシャイン水族館 真夜中のいきもの展 会場内部

意識的に照明を落とすなど、会場内も暗い仕様に。「洞窟」→「海(写真)」→「森」と、3つのエリアで構成されています。

普段はゆっくり寝ていたり、動きが鈍かったりする生き物たちが、暗闇ではときに活発に動いたり、目をぱっちりあけてこちらを見つめたりと、普段なかなか見る機会のないシーンを楽しむことができるんです。

サンシャイン水族館 真夜中のいきもの展 覗き穴

趣向を凝らした展示もあり、なかにはご覧のような「覗き穴」も。ドラム缶のような窓から中を覗くと、ある生き物の珍しい生態を確認することができるようになっています♪ 

サンシャイン水族館 真夜中のいきもの展 会場 会場ボード

各生き物の脇には、個別の解説ボードを設置。直感的に特性等がわかるよう、ピクトを使っています。ボード内の解説はルビ付きと、小学生でも比較的わかりやすいはず。物語を読んでいるような、ストーリー調の解説としている点もポイントです。

とくに珍しい特長がある生き物には、さらに詳しい補足情報があったりも。音声ガイドはありませんが、充分楽しめると思います。

ただし、一部ボードが高い位置にありますので、子ども同伴の方は大人の方がフォローしてあげてくださいませ。

担当者によると、今回は「学ぶ」というよりも、“真夜中の森(海)に迷い込んだ”的な、雰囲気を楽しむことを第一としているそう。あまり小難しいハナシはありませんので、身構えず楽しめるかと思います。

どんな生き物が!?

今回のイベントで紹介される生き物はおよそ20種類。サンシャイン水族館が飼育しているものから、イベントの開催にあわせ採取・借用したものまで様々。

余談ですが、会期が11月24日までと長期間に渡るため、場合によっては途中で展示替えを行ったり、期間限定でさらに生き物を追加する可能性もあるそう。特設サイトで情報を確認してから行くといいかもしれません。

【スライゴオオサンショウウオ】

サンシャイン水族館 真夜中のいきもの展 会場内部 オオサンショウウオ

飼育の仕方によってはなんと60年も生きるという「スライゴオオサンショウウオ」は、世界最大の両生類。洞窟などに生息する夜行性の生き物で、26年前にサンシャイン水族館にやってきたそう。

本来の生息地である中国ではすでに絶滅したと考えられていたそうですが、2024年にある研究で同館と、広島市安佐動物公園で飼育している2個体が、現存する唯一の“純血種”であることが判明したそう! 世界的にも超稀少です。

サンシャイン水族館 真夜中のいきもの展 会場内部 えさやり

時間等は公表していませんが、《サンショウウオ》に限らず、運が良ければエサやりのシーンを見学することができるかも!

【アカアシモリフクロウ】

サンシャイン水族館 真夜中のいきもの展 会場内部 フクロウ

ギョロッとしたクリクリお目々がかわいい《アカアシモリフクロウ》は、左右の耳の高さが違っており、音の聞こえ方の差を利用して、暗闇でも正確に獲物を捕らえることができるそう。音を出すことなく飛べ、首は270度も回るとか!

ちなみに黒い目のフクロウは夜行性の証なんだとか。

【ヤシガニ】

サンシャイン水族館 真夜中のいきもの展 会場内部 ヤドカリ

いかにも強そうな強固なアーマーを身にまとった《ヤシガニ》は、ヤシの実も食べるそうですが、動物の死骸なども捕食と、肉食系でもあるそう。

【カブトクラゲ】

サンシャイン水族館 真夜中のいきもの展 会場内部 クラゲ

チカチカと虹色のように点滅する、独特な体のラインが特長の《カブトクラゲ》は、自ら光を出しているわけではなく、じつは光を「反射」しているだけ。その秘密はぜひ会場で!

ちなみに毒は持っていないそうですヨ〜。

【ヤマビタイヘラオヤモリ】

サンシャイン水族館 真夜中のいきもの展 会場内部 トカゲ

《ヤマビタイヘラオヤモリ》はマダガスカル島に生息する夜行性の生き物。なんといっても特長は、枝の一部になったように同化できる“擬態”能力。頭を下にして、獲物が近寄ってくるまでじっと待ち続け捕食するそう。凝視しないと判らないほど!

そのほかにも、いろいろ!

本来であれば、もっともっと具体例としてご紹介したいところですが、それでは訪れる楽しみが薄れると自主規制! 楽しみを残す意味で、雰囲気だけチラッとお伝えすると……。

サンシャイン水族館 真夜中のいきもの展 会場内部 秘密

……といろいろあります! ぜひ会場でお確かめあれ。

グッズ販売も!

イベント開催期間だけの限定となるグッズも、複数用意されています。

キーホルダー

カプセルトイとして、アクリル製のキーホルダーを用意(全6種類)。1回500円。担当スタッフが、色味など、細部にもこだわたそうです!

サンシャイン水族館 真夜中のいきもの展 会場内部 マグカップ Tシャツ

写真左のTシャツは、フラッシュ撮影をすると、光を反射させる特殊なプリント仕様。大人用3500円、子ども用3000円(120㎝)。

一方、右はマグ(1760円)。コーヒーなどを注ぐと、マグに描かれた生き物が浮かび上がる特殊な仕様となっています! 熱い飲み物にも使える耐熱グラスです。

コレも知っておこう!

レポート最後は、そのほかの情報をまとめて紹介。来場の参考までにどーぞ。

特典付き入場券あり!

サンシャイン水族館 真夜中のいきもの展 会場内部 ステッカー

入場料は600円ですが、非売品のステッカーが付いた特典付きチケットが800円で用意されています。絵柄はご覧の2パターン。どちらか1枚がランダムでもらえます。暗闇で光る「蓄光」ですヨ〜。■8×6.5㎝

割引入場可能です

会場の目の前にある《サンシャイン水族館》ほか、サンシャインシティ内の指定施設の当日利用半券や、年間パスポート等を持ている方は入場料が200円引き! 詳細は特設サイトでご確認ください。

場内はやや暑め

展示生き物の保護の観点から、場内は室温が高めです。とくに春や夏時期等に訪れる方はご注意を。場内は飲食禁止。通路が狭いため、荷物等は会場外にある有料のロッカー等に預けてご覧あれ。

写真撮影OK!

写真撮影は構わないとのことですが、フラッシュや三脚仕様などは禁止。周囲に注意して撮影あれ。

レポートまとめ♪

サンシャイン水族館 真夜中のいきもの展

・“暗闇”が大好きな生き物、20種あまりを展示!
・誰かに教えたくなる稀少な生き物なども
・水族館とは別の、特設会場でロングラン開催

いかがでしょう!? 知っているようで知らないことだらけの、“暗闇”好きな生き物を集めた特別展。約8ヶ月という長期開催で、入場料もわずか600円。気軽に行けそう!

てんぼうパークにも行こう!

今回ご紹介した記事は 

 いかがでしたか?

以上、お出かけ情報満載のウェブメディア「オソトイコ」がお届けいたしました。関東1都3県ではこのほかにも楽しいイベントや気になるお出かけスポットがたくさん!オソトイコではそんなお出かけに役立つ情報を日々集めてお届けしております。今後もぜひ活用してくださいね!

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この記事を書いた人

山さん

娘と一緒にハイキングや登山を楽しむ日を待ち望む、ただの編集者。

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