『サンシャイン60展望台 てんぼうパーク』 眺望抜群、癒やし度満点。の〜んびり、ま〜ったりしたくなる、“空の公園”へ行こう♪
池袋エリアのアイコニックなスポットである「サンシャインシティ」の一角をなす『サンシャイン60 展望台』が、約半年間のリニューアル期間を経て全面刷新!! 抜群の眺望を維持しつつ、新たに癒やしの空間へと生まれ変わった話題スポットに早速オジャマしてきました♪
*掲載内容は2023年4月11日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による(一部除く)。
スポット概要
サンシャイン60展望台 てんぼうパーク
所在地東京都豊島区東池袋3-1 サンシャイン60ビル 60F
オープン日2023年4月18日(火)
営業時間11:00〜21:00 *最終入場は20:00
定休日年中無休
入場料【大人/高校生以上】平日/700円〜、土日祝/900円〜 【子供/小中学生】平日/500円〜、土日祝/600円〜 【小学生未満】無料 *時期等で変更あり
最寄り駅JR線ほか「池袋駅」35番出口から徒歩13分(編集部実測)
公式サイトhttps://sunshinecity.jp/observatory/
『てんぼうパーク』とは!?
開放感あふれる壮観な眺望が楽しめるスポットとして開館以来数千万人の方が足を運ばれている、都心展望台の代名詞といえる「サンシャイン60 展望台」の、開館以来通算2回目となる大規模リニューアルにより誕生した新スポットです!
展望台は、1978年(昭和53年)に“東洋一の高さ”を誇るとして誕生し、2016年(平成28年)に「SKY CIRCUS」と銘打ち、VR技術を駆使した臨場感ある体験型演出やフォトジェニックな空間演出などで、眺望だけ楽しむスポットからの脱却を図る大規模リニューアルを行いましたが、2023年が開館45周年を迎えることから、趣向をガラッと変え装い新たに生まれ変わりました。
今回のリニューアルでは、展望台を訪れる最大の目的といえる、東京、さらにその先を360度見渡せる大パノラマビューというストロングポイントはそのままに、約700坪に渡る60Fにある展望フロアを、“空の公園”をテーマに全面刷新。
メインエリアとなる『てんぼうの丘』側は、差し込む日差しも心地いい開放的なエリア。地上221mという、本来あり得ない場所に位置する“空の公園”です! ■素材提供/サンシャインシティ
南北で大きく2エリアに分けられており、日中もっとも日が差す南側エリアに、人工芝やグリーン、丘を取り入れた『てんぼうの丘』と呼ぶ憩いスポットを新設し、北側エリアには、キャラクターやアート関連のカルチャー熱が高い池袋を盛り上げる企画を積極的に開催する『イベントスペース』を用意しています。
じつは池袋が位置する豊島区は、行政が音頭をとって街の活性化や価値を高める施策として区内4箇所の公園(南池袋公園・中池袋公園・池袋西口公園・防災公園/イケ・サンパーク)を順次再開発し新しくしたのですが、今回の『てんぼうパーク』はいわば第5の公園と呼べるもの。
入場後に目にするエリアを俯瞰できる特設パネルには、展望台を囲むように(実際の方角と連動させた)眺望スポットや豊島区の既存4公園のほか、エリア内での過ごし方の参考例をオリジナルイラストで紹介。担当はイラストレーターの米村知倫さん。
地上にある既存4公園のように、のんびりできる憩いの場、居心地のいい場であると同時に、人が集える場として企画されたもので、屋内かつ超高所という強みを活かし、365日天候に左右されず昼間から夜、春・夏・秋・冬と、移り変わる眺望を楽しみながら過ごせるスポットになっています!
見所はコチラ!
それでは早速。生まれ変わった展望台の見所を順番に紹介していきます!
ちなみに展望台は有料スポットです。事前ウェブ予約、または現地で専用券売機で購入後、電車の自動改札のようなゲートを通貨して入場します。
*再入場はできませんのでご注意を。
【1】エントランス
新生展望台は、エレベーターを上がった先のエントランス部から違います!
扉を開けた先には、木漏れ日の差す公園をイメージした新色の演出が。昼間はやや強め、夜間は弱めと昼夜で照度を調整し、エリア全域でグリーンを感じさせる仕様に変更。流れるBGMもオリジナル!
*季節にあわせたアレンジ変更はなく、365日同じグリーンの演出です。
「てんぼうパーク」へはエレベーターで! 分速600mの高速エレベーターを使えば、60階までたったの35秒! エレベーター内も天空に登るような星空仕様になっていますヨ〜。
【2】特設眺望スポット
入場ゲートを通過して右手へ進むと、前回のSKY CIRCUS時代にも人気を集めた眺望スポットが今回のリニューアルにあわせ仕様変更。内外の景色が上下左右に反転して映り込む、“モザイクミラー”と呼ぶ無数の鏡に囲まれたエリアで、フォトスポットとしてもオススメ。
実際に階段を上がって、ギリギリの位置から街並みを楽しめます♪
モザイクミラーに引き込まれるように眺める、東京都心南東の景色。写真左先に東京スカイツリー®も確認できます!
高所が苦手な方には見下ろすだけで足がすくむ・・・かも。
【3】雲のトンネル
「モザイクミラーのフォトスポット」の脇から続く、「てんぼうの丘」への道中は、ご覧のような特別なアーチ仕様に♪ 差し込む心地いい日差しを肌で感じながら、先へお進みあれ。途中にいくつかベンチもありますヨ。
ちなみにこの付近から、オリジナルアロマを常時たいています。昼夜で香りが異なり、昼間は柑橘系、夜間は艶のある花の香りとのこと。夜間は木漏れ日をモチーフとした照明演出があります♪
【4】てんぼうの丘
最大の注目エリアがこの『てんぼうの丘』。
公園感・丘感を演出するため広範囲に人工芝を敷いたほか、丘のような高低差を設けるなど、そこがビル内、しかも60階という高層地であるとは思えない雰囲気になっています♪
丘部分や人工芝部分は土足で入ってOK! 寝転んでもOK! 天井の鏡に映る景色もお楽しみあれ。
夜間はライティングも実施。天井にあるプロジェクターから、スポット的に照らすムーディーな演出が行われます♪
エリア中央には、季節ごとに変える予定の生花をいける花壇も。訪れるたびにいろいろな花を楽しめます。オープン時は4月ということもあり、クレマチスやマーガレット、ラナンキュラスと花で空間に彩りをプラス。
高さは約3m。制約のあるビル内であることを感じさせないために、天井や柱などに多くの鏡を設け、空間が視覚的に広く見えるように工夫しているんです。
芝はすべて人工ですが、人工であっても直接座るのは・・・という場合は、用意されている無料のレジャーシートをお使いあれ。もちろんシートの持ち込みもOK!
ブランコ風のベンチなど、眺望を楽しむ仕掛けや写真映えする仕掛けも随所に。エリア内にはキッズが乗れるオリジナルの動物たちも。動かせます♪
公園内には生き物も!?
公園感を演出する仕掛けの1つが、エリア内には昆虫や鳥たちがいるんです。その数、全部で15匹。見つける楽しみも味わってください♪ ちなみによーく耳を澄ますと、じつは鳥の鳴き声が聞こえたり♪ 実際にスタッフさんが街へ出かけ収録した鳴き声を使っているそう!
エリア内飲食OK! 時間指定で持ち込みもOK!
人工芝に座っての飲食が可能です。後述するカフェで購入したメニューのほか、平日の11:30〜14:00限定となるものの、お弁当などの食材の持ち込みもOKとのこと! ちなみに飲食可能エリアは「てんぼうの丘」以外に複数ありますが、どこでもOKではありません。ご注意ください!
【5】休憩スポット♪
どなたでも気軽に利用できる休憩スポットも至る場所に。写真は「てんぼうの丘」の先にある、焚き火風コーナー。水蒸気を使ってそれ風に見せたフェイク焚き火(火傷の心配ナシ!)ですが、夜間周囲の照明が落とされるとさらにムーディーに。夜景と共にお楽しみあれ。
思わず座ってみたくなる、こんな大小のネットベンチも♪
【6】イベントスペース
「てんぼうの丘」の対極となる、北側に位置するのが「イベントスペース」。「てんぼうの丘」とはガラッと雰囲気が変わり、大人の方が静かに眺望を楽しむにも絶好な、シックな雰囲気の空間となっています。ここだけで120坪あるそう。
具体的なイベントは適時公式サイト等で発表するとのことですが、(このイベントスペースに限らず、展望台エリアとしては)例えば9月は中秋の名月観賞会を、11月と1月はダイヤモンド富士観賞会をと、いろいろ計画中。
窓の外には都心のビル群のほか、タイミング次第では筑波山や日光連山なども楽しめるそう。時間の許す限り、ぽけ〜としちゃってください。
普段は雲のようなソフトクッション(柔らかすぎない丁度いい硬さ!)のほか、テーブルなど、アートファニチャーもいろいろ設置されていますが、イベントを開催する際には、スライディングウォールと呼ぶ仕切りを設けレイアウト変更を行ったり、格納式スクリーンで映像を流したりすることができるフレキシブルな仕様となっています。
「イベントスペース」端には、ご覧の眺望エリアも。先述の「モザイクミラーのフォトスポット」の対極にあるスポットですが、装飾がスッキリ系なせいもあるのか(!?)、かなり怖い・・・。高所が苦手のワタシは階段上まで行けませんでした・・・。
気になる眺望は!?
実際問題、どんな眺めが楽しめるの!? と気になる方も多いはず。今回行われた内覧会当日は雲がやや多かったことや時期的なこともあり、本来見えるはずの山々などが隠れていましたが、(エリア内に設置されている解説パネルとあわせ)ザッと紹介すると・・・。
南西方向
写真パネルの解説
今回実際に見た眺め
北東方向
写真パネルの解説
今回実際に見た眺め
写真パネルの解説
今回実際に見た眺め
・・・といったカンジです。もっといろいろ発見しながら楽しみたい方は双眼鏡持参で来館すると、さらに楽しいかもです!
天井には眺望の見所を示す案内板もありますので、それを目安に楽しむのもあり♪
ちなみにスタッフさんに「あれ何!?」と聞くのもいいですが、オススメは展望台では珍しいのでは!? と思われるオーディオガイド「東京パノラマガイド」があること。
手持ちのスマホを使って、展望台から見える景色の見所をいろいろ教えてくれるサービスで、日本語のナビゲーターは人気声優の石谷春貴さんが担当。英語・韓国語・中国語に対応。事前購入では600円ですが、現地で購入すると500円となる割引も。ぜひご利用あれ。■ガイド時間/約40分。
常設カフェもあります♪
展望台南西には、常設カフェ「てんぼうパークCAFE」を新設。白を基調とした店舗では、チキンカレーやスムージーなど、展望台限定のメニューを提供。ここで購入したフードやドリンクを先述の「てんぼうの丘」などで楽しむこともできますヨ♪ 各種アルコール(600円〜)や離乳食(550円〜)の販売もあります!
サンシャインシティの商業施設エリアなどと連動した、特別メニューの展開もあり。
眺望のいい窓ごしのカウンター席にはUSBやコンセントの電源も確保。一体にはフリーWi-Fiも飛んでいるなど、軽いデスクワークなどをするにも便利です。
写真左から「てんくうソフトクリーム」(580円)、「黄昏マンゴーティーソーダ」(650円)、「ローストポークバインミー」(850円)
ベビースペースも2つ!
赤ちゃん連れの方にもストレスなく楽しんでもらうべく、2つの専用エリアを完備しており、1つは「ハイハイスペース」。枠で囲われたクッションフロア内で、知育玩具で遊んだり絵本を読み聞かせたりできます。その絵本はサンシャインシティ内で行っているイベント「絵本の森」と連動しており、そこで回収された絵本を使っています。
さらに「ベビールーム」を完備。展望台に授乳も可能なベビールームがあるのは、恐らく初とのこと。わざわざフロアを下る必要もありません。ルーム自体の外壁には、卵の殻を使ったサスティナブルなエコ素材を使っているんです♪
ルーム内には、授乳専用の個室のほか、調乳用温水器、おむつ替え台、休憩スペースを完備と、至れり尽くせりな仕様に♪
ギャラリーも♪
「てんぼうパーク」内側の東西南北に走る通路部分を使ったフォトギャラリー展示もあります。そこに掲げられている写真は、すべて展望台から実際に眺めることができるもの。訪れる時期や時間にもよるものの、写真の絶景をぜひご自身の目で味わってくださいませ〜。
レポートまとめ♪
・居心地良く開放的で、眺望抜群! ひとりでホッとしたいときにも!
・地上221mにある“空の公園”です!
・人気声優起用のオーディオガイドも♪
・カフェ、ベビーエリア、授乳室も完備!
・各種イベントも適時開催予定
いかがでしょう!? 眼下に広がる都心の街並みを、公園のような癒やしスポットから眺めるあるようでなかったこの贅沢。ちょっとリラックスしたいとき、気分転換したいとき、ひとりになりたいとき。昼、夜、晴れの日、雨の日と、訪れるタイミングで変わる雰囲気の違いもお楽しみあれ。
今回ご紹介した記事は
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