『PLAY! PARK ERIC CARLE』 二子玉川に、エリック・カールさんの世界観のなかで遊べ、学べ、楽しめるプレイスポットが♪
日本にも多くのファンがいる世界的絵本作家、エリック・カールさんの世界観を採り入れた、親子で楽しめる屋内型体験施設が誕生。遊びのなかに学びもある、日本初という新スポットにオジャマしました!
*掲載内容は2021年11月11日の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真は一部除きすべて編集部による。
SPOT DATA
PLAY! PARK ERIC CARLE
所在地東京都世田谷区玉川 2-21-1 二子玉川ライズ・ショッピングセンター タウンフロント 8F
営業時間【第1部】10:30〜12:30、【第2部】13:30〜15:30、【第3部】16:30〜20:00
入場料【初回入場】2500円(大人・子ども均一/オリジナルタンブラー付)、【2回目以降】2000円(大人・子ども均一/オリジナルタンブラーの人数分持参必須) *1歳未満/無料
定休日基本無休(1月1日除く・そのほかは二子玉川ライズS.C.に準じる)
最寄駅東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」スグ
チケットサイトhttps://coubic.com/playparkericcarle
公式サイトhttps://www.playec.jp
『PLAY! PARK ERIC CARLE』
二子玉川駅周辺の再開発で誕生した『二子玉川RISE(ライズ)』。そのショッピングセンター内に2021年11月12日にオープンした、屋内型プレイスポットです!
迷路やアスレチック、ワークショップエリアなど、内容盛りだくさんな複合施設です。館内に用意された多種多様なコンテンツを楽しむなかで、子どもたちの創造性を刺激し、表現力と想像力を高めつつ、成長を促す場となればと企画された、“遊んで学べる”スポット♪
運営するのは、お台場などで展開中の体験型屋内施設『アネビートリムパーク』でも知られる「エイアンドビーホールディングス」。今回の新スポットは、遊び場とミュージアムが一体となった、立川に2020年に誕生した『PLAY! PARK』の姉妹店です。
エレベーターで8Fへ上がったあと、まずめにするのが、この光景。施設の窓にも、ワクワク感が♪
入り口脇には、こんなフォトスポットも。家族や友達と一緒にどーぞ!
エリック・カールさんの世界と 堂々コラボレーション♪
新スポットの最大の話題は、施設全体が「はらぺこあおむし」など、数多くの名作絵本を残されたエリック・カールさんの世界とコラボしていること! エリックさんといえば、筆や指などで着色した色紙を貼り付けて描くコラージュで広く知られていますが、それら作品から生み出された様々アートを採り入れ空間作りを行った、日本初のスポットです!
エリックさんは自身の作品たちが、それまでの「遊びや感覚」の世界から、「理性と抽象、秩序と規律」の社会へ羽ばたく子どもたちへの橋渡しとなれれば、とつねに考えておられたそう。新スポットはその思いもしっかりと受け止めた、子どもたちの成長を促す場となればという願いが込められています。
もちろん、今施設はエリック・カールさん公認。カールさんは2021年5月に逝去されましたが、今回のプロジェクト自体は数年前から始まっており、2017年に最後の来日をされた際にも企画のお話をされていたそう♪
館内は10ゾーン +ショッピングエリアの構成
™&©2021PenguinRandomHouseLLC.Allrightsreserved.
施設の総面積は約1200㎡。360坪。もともとカルチャースクールがあった場所を全面改装し誕生したスポットで、横長のエリアを10つのスポットと1つのショップで構成。ショップは施設の利用に関係なく、誰でも利用できます。
*写真のマップにはありませんが、 掲載以外に「フリースペース」も存在します。
施設内は 土禁です!
施設内はすべて土足禁止。入り口ゲートをすぎるとまずめにするのが、このシューズボックス。思わずええ〜っとなること間違いなしです♪ 蜂の巣を模した、ユニークなハニカム仕様になっているんです!
そのシューズルーム奥にはロッカーも。ちなみにロッカーは施設内各所に複数あり、編集部がカウントしただけで、おおよそ100はあります! もちろん無料です。
利用は幼児から可能。ベビーカー置き場も完備されています!
利用は 予約! 時間制限あり
チケット購入はウェブでの事前購入のみです! 1日3回の完全入れ替え制。1回目の10:30〜、2回目の13:30〜の回は利用2時間制ですが、最終回の3回目の16:30〜のみ、特別に3時間30分も遊べます! 最終回は利用者が減る時間帯であることから、特別に長く設定しているとのことです。
*利用時間等、内容は今後変更の可能性あり
【注意】利用は0〜12歳までの子どもとその保護者とのことですが、今後状況をみて「大人だけ」の利用も可能とする予定とのこと。
施設内を見ていこう!
【1】 アメイジングガーデン
とくに決まった導線はないとのことで、どこから楽しんでもOKですが、ぜひ1番に挑戦して欲しいのがこの迷路。シューズルームの左手から入れるエリアで、グリーンの迷路を散策して次のエリアを目指すワクワクゾーンです!
入り口は3箇所あり、どこから入るかは自由です! これだけでもワクワクしません!?
ポイントはグリーンの高さ。設定120センチは、小学生低学年のちびっ子であれば、隣の通路(頭が飛び出さない)が見えない高さなんです。いまどこにいるの〜と、自然と冒険心・探検心が刺激されるというわけです。
迷路にはエリックさんが描いた生き物たちが、隠れていたり・・・。探してみてくださいませ♪
もしも迷ってしまったときは・・・
天井が鏡となっており、出口が丸わかり♪ 迷子になる心配はありません! 柱もミラーとなってます。
【2】 ディスカバリーゾーン
子どもたちが大好きな動物たちや昆虫たちに出会えるスポット。動物たちのオブジェは固定されているため移動したり、乗ったりはできませんが、触ったり、一緒に写真を撮ったりしてOK! ジャングルや夜の生き物たち、海の生き物たちなど、いろいろな生き物に出会えます!
壁に掲示されたリアルな昆虫標本は、オリジナルで制作したもの。詳しい解説はとくにありませんが、備え付けのタブレットですぐ調べることができます♪
こんな体験も できるんです♪
一部オブジェには、こんなトリック(!?)も。本来タコの足ははずれませんが、触る楽しみ、想像する楽しみを味わえるよう、ちょっとしたアソビも♪
動物たちのオブジェはその裏面にもご注目あれ。一部生き物たちの背面に限られるものの、毛並みの感触を知ってもらえれば、生地など、いろいろな素材などが貼られているんですヨ。
壁にある小さなボックス。その扉を開くと・・・。昆虫が現れ、その鳴き声が聞こえたりします!
エリックさんの作品が 3Dで再現♪
ゾーン内にはファッションデザイナー「神田恵介」さんが、今施設のためにワンオフで製作した1点もののオブジェが。はらぺこあおむしの奥には蝶々もあります。これがビックリするほどの再現力! ぜひ会場でご覧あれ。
【3】 アスレチックゾーン
イチオシコンテンツがこのアスレチック。トンネルや滑り台、ボルダリングなど、約10種類の遊具が一体となった、巨大遊具がどーんと用意されています! それらは約70年の歴史があるというヨーロッパ最大の公園遊具メーカーであるスウェーデンの「HAGS(ハグス)」社のもの。
これがすごい! 楽しい! 子ども専用ではなく、大人が遊んでももちろんOK! 隠れんぼもできるほど、いろいろな遊具がそろっているんです。滑って、登って、降りて、隠れて、ぶら下がって、くぐってと、屋内にいながらアウトドア的な遊びができるんです!
遊具系ではカラフルなプラスチック製のものが多い傾向にありますが、今施設のアスレチックはウッドを主としたナチュラル系素材で統一と、自然感も重視した作りになっています♪
【4】 お月さま
エリックさんの代表作の1つである絵本『パパ、お月さまとって!』に登場する、1/8にカットされたお月さまが! 黄色いハシゴを登っていくと・・・。
星がまたたく幻想的な空間に。はしゃいでいた子どもたちも神妙になってしまうほど、不思議と気持ちも落ち着いてくるはず。内部はミラーボール風になっています。
【5】 アトリエ
モノ作りを楽しめるワークショップエリアも完備されています。エリックさんが得意としていたコラージュ体験のほか、虫の標本箱作りなど、様々なコンテンツを用意されています。
ワークショップはコンテンツにもよりますが、短いもので5分、長いものでも30分程度で体験可能です。すべて無料。製作した作品は持ち帰っても、置いていってもOK。置いていったものはご覧のように、壁に見本として掲示されたりも♪
【6】 オートマタ
施設内のほぼ中央付近にある円形スペースには、「オートマタ」と呼ばれるからくりオモチャが。観察しするチカラを養うゾーンです。エリックさんの作品からインスパイアされた大小6つのオモチャがあり、なかでも注目はど真ん中にある全長2.5mのタワー!
海外では「ルーブゴールドバーグマシン」という名で広くしられている巨大からくりオモチャは、機械製作・舞台製作で有名なアート集団「TASKO(タスコ)」さんによるもの。
延々と供給されるボールを指定の穴に入れると・・・。
ベルトコンベアーに乗ってタワーを刻々と上昇し・・・。
3ルートのうち、いずれかを使ってタワーを下る途中、オブジェの仕掛けが稼働。エリックさんの生き物たちがカクカクと動き出します♪
ストーリー性も 高いんです♪
巨大タワーにはもう1つユニークな特徴があり、それがコレ。「はらぺこあおむし」が坂道をゆっくり下りながらモグモグと食べ物を食べて、蝶になるまでの様子が楽しめちゃうんです♪
あおむしがお腹を満たしながら、カクカクと坂道を下っていき・・・。
あおむしが成長! 拡大鏡を使って大きく見せる演出です。
坂道を下り終えると、トレイにストンと落下。
すると、トレイにつながっているロープが引っ張られ、さなぎから蝶が! 1分45秒の成長記録です!
こんな からくりオモチャも!
巨大タワーを散り囲むように、5つのからくりオモチャが用意されていますが、これも今施設オープンにあわせて製作したオリジナル。製作したのは日本を代表するオートマタ作家の原田和明さん。一部をご紹介すると・・・。
ボックスの側面に備わるハンドルを主導でグルグルとまわすと、あおむしが動くんです! エンジンのカムシャフトのような感覚で、体の一部が交互に上下する仕組みになっています。
コチラはナマケモノの頭を模したボールを、いかにゆっくりとゴールまで導くかという、“遅さ”を競うオモチャ。障害物となるオブジェを自由に調整して遅さを競うというもの。ストップウォッチも完備してます!
人形の両手とつながっているヒモを操作して、お腹にあるビー玉をお月さままで上手に運ぼう! というもの。シンプルな内容ながら奥深いオモチャです♪
【7】 ひとやすみスペース
このカラフルなスペースは、休憩室。エリックさんの絵本も30冊くらい常備されており、休憩しながら読み聞かせできます。ちなみにベンチのようなカラフルソファは、ビート板の端材を使ったもので、「トラフ建築設計事務所」によるものとのこと。
【8/9】 こんなゾーンも!
こちらは「ベビーエリア」。2歳未満の幼児専用エリアで、授乳室やおむつ台などを完備。幼児用遊具はドイツの家具メーカー「HABA(ハバ)」製。
施設内奥にある「フリースペース」は、多目的エリア。イベントやワークショップなどを行う予定とのこと。友人単位で予約して借りたりすることも可能とのことです。
●なんと、ドリンクが無料です!
「ひとやすみスペース」の目の前には「ドリンクバー」が。オレンジジュースやルピシアの紅茶、小川コーヒーのドリップコーヒーと、種類もいろいろ。
初回入場料にはご覧のマグカップが付いており、フリードリンクはそれを使って利用するシステム。マグはご覧の2色から選べ、2回目以降の来場時、このマグを持参すると割り引き料金で利用できます!
ちなみに飲み物のみ、持ち込みが可能です(食事系はNG)。
ドリンクバーではその照明にも注目あれ。はらぺこあおむし仕様になってます!
●こんなところにも注目を♪
中央の「オートマタ」スペースの一角には、誰でも自由に弾けるストリートもありますよ〜。
施設内にはエリックさんの原画などの展示はありませんが、絵本はいろいろ揃ってます♪ もちろん自由に読めます。
ベンチや座布団もご覧通り。気持ちも弾みます♪
●ショップもあります!
施設に併設されるショップ「ハングリーマーケット」は品揃え充実。エリックさんの作品をモチーフとしたグッズのほか、虫や生き物系のグッズなど、独自視点で選んだグッズがいろいろ揃っています!
ここでしか買えないグッズは今後5割りくらいまで増やす予定。写真は限定の絵本型マグネット(各770円)。
★【ウレシイニュース!】ショップは施設利用に関係なく、誰でも利用可能です。
●「二子玉川RISE」ではこんなイルミも開催中♪
レポートまとめ♪
●子どもも大人も楽しめる親子の新スポット
●エリック・カールさんの絵本の世界が随所に
●とくにスゴイのがアスレチック!
●0歳から利用できます♪
●ドリンク無料! グッズ販売も充実!
いかがでしょう!? アクセス便利な駅チカのショッピングセンター内にあり、天候に左右されず利用できる遊んで学べるこのスポット。グッズもいろいろ揃ってますので、ぜひお立ち寄りあれ。オススメは16:30からの回。一番長〜く遊べます!
●立川の「PLAY! PARK」にも行ってみよう♪
今回ご紹介した記事は
いかがでしたか?
もう一度このページを先頭から見る
以上、お出かけ情報満載のウェブメディア「オソトイコ」がお届けいたしました。関東1都3県ではこのほかにも楽しいイベントや気になるお出かけスポットがたくさん!オソトイコではそんなお出かけに役立つ情報を日々集めてお届けしております。今後もぜひ活用してくださいね!