
豊洲の『チームラボプラネッツ』が1.5倍にエリア増床!! スマホや体を使って楽しめる作品追加と、さらに楽しく!!

単一アート・グループの美術館として、世界で一番来館者が多い《チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com》が、展示エリアを1.5倍に大幅増床! 感性を刺激する体験コンテンツが大幅アップ! これは行かねば!《2027年末まで》
*掲載情報は2025年1月20日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
イベント概要
『チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com』
所在地東京都江東区豊洲6-1-16
開催期間2018年7月7日(土)〜2027年末
リニューアル日2025年1月22日(水)
開館時間9:00〜22:00 *最終入館は閉館1時間前 *UZU TOKYOは11:00〜20:30
入館料【大人/18歳以上】3600円〜、【中高校生】2700円〜、【子ども/4〜12歳】1500円〜、*3歳以下無料/障害者割引あり
休館日あり *最新情報は公式サイトへ
最寄り駅ゆりかもめ「新豊洲駅」より徒歩1分
主催PLANETS
特設サイトhttps://www.teamlab.art/jp/e/planets/
【チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com】とは!?

アッと驚く体験型のアート作品を楽しめる、“水に入って楽しむミュージム”、“花と一体になれるミュージアム”として連日大盛況となっている、東京・豊洲にある名物スポットです!!
アーティスト、建築家、数学者、プログラマーなど、それぞれ分野のプロフェッショナルが集まったチームラボにより展開される、驚異のデジタルアート作品が楽しめるスポットですが、いわゆる一般的な美術館とはかなり趣向が異なります。
単純に「見る」だけではなく、先述の通り「体験」できる点が大きなポイント。

《Autonomous Abstraction》
来館者の動作にあわせて適時作品が変化したり、目の前の映像が動いたりと、いま目の前に展開されるものは“その一瞬”しか出会えない、進化と変化を続ける一期一会なスポットです。
エンターテインメント性も強く、普段ミュージアムに足を向けない方にも大好評。世界でも存在は広く知られており、1年間でおよそ250万以上*もの方が来館すると、抜群の集客力を誇る、東京指折りのお出かけスポット。行かれた方もきっと多いはず。
*2023年4月1日(土)〜2024年3月31日(日)
2024年2月に「麻布台ヒルズ」にオープンした、“地図のない美術館”《チームラボボーダレス》と含め、年間なんと400万人の方が楽しまれているそう!
ちなみに《チームラボプラネッツ》は、常設スポットではなく“期間限定”スポットです! 現時点、2027年末までとなっていますので、ご注意ください。
リニューアルのポイントは!?
そんな豊洲の《チームラボプラネッツ》ですが、2018年7月の開館以来、幾度がリニューアルを行ってきましたが、今回行われたのは過去最大級規模! 建物そのものを増やす“増床”リニューアルです。
展示スペースを従来比で約1.5倍に拡大し、新たに10作品以上を大量投入。既存作品含め、20作品以上を楽しめるようになりました♪
その内容は、絶滅動物を捕まえて観察する作品であったり、体を動かしながら作品の世界を立体的に体感する作品であったりと、体験を通じて学びや刺激を得られるコンテンツがワンサカ。子どもにもわかりやすい作品ばかりで、テーマパーク感覚で楽しめます。

作品と作品をつなぐ、ある意味通路ともいえる移動部分にも作品があるなど、息つく暇もないほど、次々と作品に出会えます。写真は《流れの中に立つ時、渦が生まれる》。
そのほかにも、来館者が指定作品内で描いたオリジナル作品をグッズ化して購入できる専門スポットが新設されたほか、屋外にある「ヴィーガンラーメン UZU Tokyo」まわりも新しくと、見所満載です!

《ヴィーガンラーメン UZU Tokyo》で提供される味噌ラーメン(2000円)。「ミシュランガイド京都・大阪」掲載常連の人気店の味が楽しめます。お値段は増しますが、ぜひご賞味を♪
今回はそれら新作を、足早にご紹介させていただきます♪

入館ゲート正面にある、この言葉通りの体験がアナタを待ってます!!

新エリアの館内も、従来エリア通りかなり暗いです。館内には基本案内図はなく、迷子になる可能性あります。移動する際には充分ご注意を♪
靴は履いたまま!
《チームラボプラネッツ》の既存エリアは、靴を抜いで楽しむミュージアムですが、新エリアはすべて“靴を履いたまま”楽しめます♪ 余計な荷物は無料ロッカーに預けましょう〜。
【1】運動の森
コンセプトは「世界を身体で認識し、立体的に考える」。
立体作品のなか自分の体を使って体験する、子どもはもちろん、大人も童心に返って楽しめる作品が複数揃うエリア。来館者の動きにあわせて作品が変化する、インタラクティブな体験を楽しめます♪
あおむしハウスの高速回転跳ね球

四方を囲まれた空間。壁や床に、硬めのゴムボールのようなものが無数に敷き詰められており……

なにやらそれら1つ1つが、ギュンギュンと高速で回転中……。

来館者はその上に乗ることができるんです。(一方通行となりますが)ぴょんぴょんと球体を踏みつけると……。

破裂! すると無数の……。ぬおおおおーっ、青虫が大量発生! 発生した青虫は、会場の出口へとモゾモゾと移動しはじめ、さなぎとなり蝶へと進化。その蝶に人が触れるとはかなく散ってという、別の作品《あおむしハウスの群蝶》へと続きます。
イロトリドリのエアリアルクライミング

天井からロープで吊された、無数のブランコのような棒の山を登って行く過程で、音がなるんです。選ぶルートで奏でる音も違い、1色に固定せず複数の色を使って登ってもOK。
エリアを囲む周囲の映像も体験中適時変化。体験者は足元に集中しているため、その様子をチェックするのはやや難しいかもですが、傍観者としても楽しんでほしい作品。
そこそこ筋力が必要なため、小さいお子さんは保護者の方がサポートしながらお楽しみあれ。
インビジブルな世界のバランス飛石

クラゲが漂う空間のなかで、水面の上に様々な形をしたキューブ(飛び石)が浮かび、体験者はそれをぴょんぴょんと跳びはねてエリアを一周。

キューブを踏むと音がなるほか、水面のような床は、振動を受け波紋を描くなど、不思議な体験を味わえます。ちなみに、あえて水面に足を付けてみるものいいかも♪ 現実世界では水面に足を付けるなんて……と思ってしまいますが、実際に濡れることはありませんのでご安心を。
マルチジャンピング宇宙

文字通りジャンプして楽しむ体験型作品。宇宙のような縦長スペースのフロアは伸縮する、トランポリンのようなマット調となっており、エリア奥から手前に向かってジャンプしながら進む。
ジャンプして着地すると沈む足元に、星くずが集まって星が誕生! それを繰り返しながら進むことで、星が成長していくという、全身運動系。壁に手をつくだけ、星が自然と集まってきたりも。

最終的に作った星がブラックホールになるとクリア……ですが、これが結構難しい。飛び跳ね過ぎても早すぎても駄目と、1回でブラックホールまで作れる方は意外に少ないのでは!?
グラフィティネイチャー


会場全体が、起伏に富んだ丘のような状態となっている《グラフィティネイチャー》。あらかじめ用意された用紙を使って自由に生き物をイラストを描き、スキャン。すると会場に自分だけの生き物がエリアに出現。縦横無尽に動き出すんです。
生態系が学べる作品となっており、例えば「蝶」のイラストを使ってエリアに放出すると、元々エリアにいた「カエル」がそれを食べ、そのカエルを「ヘビ」が、ヘビを「オオサンショウウオ」が、オオサンショウウオは「人」に踏まれると死んでしまう……と、食物連鎖の流れが判る作品となっています。
ちなみにイラストのベースは全部で12種類。生き物により歩くスピードも異なっていたりと、個々に性格が違うんです。

エリア中心にある、ちょっと窪んだ六角系部分(写真中央付近)に注目。そこだが伸縮フロアとなっていますので、そこでジャンプしてみてください♪

同じエリアで同時進行に展開される別作品《スケッチつぶつぶの滝》は、オリジナルのイラストが粒状となり、滝のように流れ出すというもの。1粒のとき、まとまっている時の変化の違いに注目あれ。
すべって育てる!フルーツ畑

来館者自身が、すーっと滑って作品に変化を与える注目作。
滑り台の横にある、《坂の上のつぶつぶの滝》と呼ぶ作品を登った先から、合図にあわせていっきに滑り落ちると、途中でぶつかった水ボールやミツバチボールが周囲にピンボールのように飛び、種や花などに当たると、植物が成長し……。

ある要素を満たすと、花火がどっかーんと炸裂することも! タイミングや滑る位置にもよるため、何度も繰り返し挑戦してみて。
【2】つかまえて集める森

《つかまえて集める森》は、スマホを使って、絶滅種、絶滅危惧種の生き物を捕まえる作品。原宿にある「Galaxy Harajuku」で行われ大盛況となった人気コンテンツが、《チームラボプラネッツ》にグレードアップして上陸です!

拡大された新エリアのうち、もっとも広い空間を使って展開される作品で、ジャングルあり、陸あり、海ありと、様々なシーンで、様々な生き物に出会え、会場内を自由に動き回るため、ある種動物園に来たような感覚が味わえるなど、子どもたちはとくに喜びそう。

スマホは基本自分のものを利用。アプリのダウンロードが必要で、館でフリーWi-Fiのサービスも行っています。スマホを持っていない子どもや、上手く起動できない場合のみレンタルが可能(ただし図鑑などのデータ移管はNG)。
生け捕る生き物はおおよそ80種類。
「弓」と「網」を使い分け捕獲する、ある種ゲーム感覚で楽しめる作品で、生き物を捕獲するとその情報が入手できるほか、繰り返し同じ生き物を捕獲すると、その詳細な解説がさらに深度を増すという、やりがいの高い内容となっているんです。

捕獲した生き物は図鑑として登録できるんです。

フロアに生きる魚たちやワニ類などは、網を使って捕獲。ちなみに捕獲した生き物はリリースすることが可能です。

エリアはかなり入り組んでおり、足を踏み入れる場所で雰囲気もガラッと変わりますので、探検する感覚で隅々ご覧あれ。
【3】学ぶ!未来の遊園地
教育的プログラムとして、とくにキッズ人気が高そうな作品も複数あるんです。
スケッチ環世界

数mに及ぶ巨大スクリーンに、自分が書いたオリジナルイラストが取り込まれ動き出す参加型作品。

選べるベースとなるイラストは、「ヒコーキ」「イルカ」「タカ」「チョウ」の4種類。取り込まれたイラストに触ると、逃げたり、加速したりと変化が。

ユニークな点が、手持ちのスマホ(またはレンタル機)を使って、取り込んだイラストになりきったような視点で、作品内を泳ぐ(浮遊する)ことができること。スマホを上下左右に動かしつつ、ときにスピードを調整して、不思議な世界をお楽しみあれ。
こびとが住まうテーブルほか

丸テーブルや、壁のなかに住む「こびと」と、戯れて遊べる作品。

エリアに用意された小道具を好きな場所におくと、不思議がことが…。腕を置けば仲良く行進していた「こびと」さんが、それを障害物を思い乗り越えはじめ、フライパンを置けば目玉焼きができ、木のユニットを貼るとそこからハシゴが現れて…と、思わずほくそ笑む展開が。
キッズはもちろんですが、大人も楽しめるはずですよ♪

光るステックを使って、絵を描いてみたり、スタンプを押してみたり。作った素材がどんな動きを示すか。ぜひ会場で確認してください♪
オープンエアエリアも♪
例えば入り口にある植物は、装飾用の植栽ではなく1つの作品。

《土塊の小さな森》は、高い土壁に囲まれた、入りたくても入ることができない、人の侵入を拒絶する森。土台となる土壁には樹脂が盛り込んであり雨風で崩れる心配はないそう。夜になると……。

別作品《風と森の抽象画 – Dusk to Dawn》に変化。日没後にしか見ることができないライティング作品です。
オリジナルグッズを持ち帰る

新設された《スケッチファクトリー》では、館内で描いたオリジナルイラストのデータを使ったグッズ製作が可能です。スマホからオーダーでき、その際に完成目安の時間が判るのため便利です。

Tシャツやトートなど、日常使いもできるグッズ類だけでなく、なんとペーパークラフトとして立体的に再現することも(すべて有料)。ただし、ペーパークラフトはかなり難易度が高いそう。我こそはという方、ぜひ挑戦を!!
会場行くまで待てない! そんな方は公式ムービーもご覧あれ。
レポートまとめ♪

・大人も子どもも楽しめる、新作10種類以上追加!!
・体を動かし遊びながら、ときに学べるコンテンツ複数
・靴を履いたまま参加可能!
体験コンテンツの数がさらに増すなど、何度もあししげく訪れたくなるリニューアルされた《チームラボプラネッツ》。子どもをつえれてぜひお出かけを検討あれ! 美術にうとくても問題なし。誰でも楽しめますヨ〜。
既存エリアにも行こう♪
*掲載情報は2021年6月時点のものとなります。
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