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【Immersive Museum TOKYO】没入型アート鑑賞イベント第3弾! 今年は“印象派”と“浮世絵”
過去2回の開催で累計55万人もの来場者を記録した、これまでにない没入感で迫る、新感覚な美術体験イベント「イマーシブミュージアム」が今年も開催!
*掲載内容は2024年7月8日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。9月2日情報追加。
*掲載写真は一部除き、ほぼ編集部による。
イベント概要
『Immersive Museum TOKYO vol.3』
開催地ベルサール新宿南口(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-31-11)
開催期間2024年7月10日(水)〜10月29日(火)
開館時間【平日】10:00〜17:00(16:20最終入場)、【土日祝】9:00〜17:00(16:20最終入場) *時期等で変動あり。特設サイトで確認を
鑑賞料【平日】大人/2500円、大学生・専門学生/2000円、中学・高校生/1500円、小学生以下/無料、障がい者割引/2000円 【土日祝】大人/2700円、大学生・専門学生/2200円、中学・高校生/1700円、小学生以下/無料、障がい者割引/2200円
休催日会期中無休
主催Immersive Museum TOKYO実行委員会、電通、ドリル、ミューベンツ・ジャパン、佐々木ホールディングス
最寄り駅JR線ほか「新宿駅」南口から徒歩7分
公式サイトhttps://immersive-museum.jp
【Immersive Museum TOKYO vol.3】とは!?
“鑑賞する絵画から、体感する絵画へ” をテーマに掲げ、2022年、2023年と開催されてきた、新感覚の美術鑑賞イベントです!
美術館や博物館では、“喋らず、静かに”が暗黙の了解となっていますが、このイベントではそういったルールは一切ナシ。会話OK、全編撮影OK、立ち見OK、座ってもOKな、自由なスタイルで鑑賞して問題ありません(飲食はNG)。肩肘張らずに、ラフに楽しめます!
本展の大きな特徴の1つが、全編写真撮影、ムービー撮影がOKなこと! Yogiboのクッションレンタルもあり、座ってゆったりくつろぎながらの鑑賞も可能です。
一般的な美術鑑賞では、来館者は作品が展示されているエリアへ足を向けて“移動”するスタイルですが、このイベントは作品からやってくる(!?)ため、来館者はその場から動く必要は基本ありません。
会場は広いボックス状の一部屋となっており、(天井を除く)展示室内すべてを展示面(キャンバス)とし、24台のプロジェクターを使って絶え間なく会場内に作品映像を投影する、美術鑑賞というよりも映像鑑賞に近いかもしれません。
暗闇のなかから突如浮かび上がる名画が、グングングンと来館者に迫ってきたり・・・。
会場内を縦横無尽に作品が飛び散ったり、フロアを伝って流れたり・・・。
作品が上映されるメイン会場は、高さ6m×横幅26m×奥行き20m超えの、約700㎡に及ぶ広大な空間となっています。
臨場感のある音楽(←もちろんオリジナル楽曲!)とともに、スピーディーな展開で次々と名画が登場。現れては消え、そしてまた現れる様は、ゆっくり鑑賞する従来の美術鑑賞とはまったく別次元。テンポよく作品を楽しめる、デジタルアートエンタメイベントとなっています!
アンバサダーは吉沢 亮さん
本展の広報大使ともいえる公式アンバサダーは、俳優の吉沢 亮さんが担当。海外などに行った際に美術館に足を運ばれることもあるそうで、本展を一足先にご覧になった感想を聞かれ「スゲーっしか出てこない」と絶賛。「経験したことのないパワー感を感じる、最高に楽しい時間が過ごせます! 」と大絶賛されておりました♪
ちなみに吉沢さんは本展のオーディオガイド*(手持ちのスマホ利用)も担当。ガイドは無料。会場内でのみ利用可能です。
*7月14日〜サービス開始
会場が新宿に移動
開催を楽しみにしていたリピーターの方もきっと多いかと思いますが、3回目の今回は、前2回から会場を変更。日本橋ではなく「新宿」です! 会場はご覧の細長いビル「ベルサール新宿南口(住友不動産新宿南口ビル)」。充分ご注意を。入場受け付けを1Fですまし、エレベーターで上がった3Fが会場です!
第3弾は《浮世絵》に注目
「イマーシブミュージアム」では、2022年の記念すべき1回目に、クロード・モネやオーギュスト・ルノワール、カミーユ・ピサロなど、19世紀のフランス絵画界を賑わせた「印象派」を、2023年の2回目に、フィンセント・ファン・ゴッホやポール・セザンヌ、ポール・ゴーギャンなどの「ポスト印象派」をフォーカスしました。
3回目となる今回は、彼ら印象派に多大な影響を与え、新しいスタイルをもたらしたことで知られる日本の版画美術《浮世絵》を、影響を色濃く受けた西洋画とともに紹介。過去2回とは大きく趣向が異なる内容となっており・・・。
ニッポンの浮世絵界を代表する画家である、葛飾北斎や歌川広重、菱川師宣などの作品と、それからインスピレーションを受けたであろうゴッホやモネの作品を、めくるめく映像とともに“比較”紹介。日本画と西洋画という異文化の出会いを、ときに“シンクロ”させながら紹介する、興味深い内容となっています。
映像上映は1回約22分。全8章の構成となっており、浮世絵+西洋画あわせ80点あまりの作品が登場します。1度入場後は、何度でも繰り返し鑑賞可能です。
*登場する作品の作品名や作家名などの紹介はありません。
全8章をノンストップで!
8章からなるプログラムは、切れ目らしい切れ目なく、イッキに展開されます。ざっくりと各章を紹介すると・・・。
第1章/江戸の町
第1章はプロローグ的な章。「熈代勝覧」(作者不明)と呼ばれる、江戸の町の賑わいを描いた横12mにも及ぶ一大絵巻を、最新技術で“動画化”。絵巻に描かれた900人以上が、それぞれ独立して動くんです!
半蔵門線「三越前駅」地下コンコースの壁面に複製が常設展示されている、あの絵巻です。
第2章/ゴッホの浮世絵コレクション
ゴッホは浮世絵の影響をもっとも強く受けた画家のひとり。大量生産できる版画である浮世絵を、個人で数百点もコレクションしていたそう。そのコレクションが次々を展開されます。中央に映る人物については、ぜひ会場でお確かめください。
第3章/浮世絵の影響「モチーフ」
市民の生活感や風俗を知る術ともなった浮世絵から、パリで活躍する若い画家たちは大いに刺激を受けたことが判る、比較での紹介。
第4章/東洋と西洋
江戸の町並みと、ヨーロッパのそれを複数の作品同士で比較。
第5章/浮世絵の影響「構図」
浮世絵が実践した大胆な「構図」は、西洋画にも多大な影響を与えたそう。例えば、モネは自宅に日本の太鼓橋をかけ、それを浮世絵風の構図で描いた。
第6章/連作
同じテーマを違う視点で描く「連作」は、浮世絵だけでなく西洋画にも見られるもの。第6章では似て非なる両者の違いを、様々な作品とともに紹介。
第7章/ゴッホと浮世絵
アンバサダーを務める吉沢さんもオススメしていた、ハイライトともいえる第7章は「ゴッホと浮世絵」にフォーカス。植物、自然と、比べれば確かに似ていると判る作品が、交互に展開。“絵画=静止画”という概念に捕らわれない、エネルギッシュに動く様は必見です!
第8章/印象派の夜明け
最終となる第8章はエピローグ。浮世絵から刺激を受け誕生した「印象派」絵画を紹介。
といった内容の約22分ですが、このあとに・・・。
静止画の状態で自由に撮影できる「フォトタイム」が、約3分間用意されています!
限定の入場特典も
本展にも登場するゴッホの「ひまわり」にちなみ、平日来場先着100名様に、期間限定(2024年7月10日〜8月31日)で「ひまわり(1輪)」ブーケ*をプレゼント! ブーケ片手に館内で写真撮影してもOKですヨ。
*9月以降は「ひまわり」ではなく「季節の花」を同様に先着プレゼント予定。
ちなみに、ブーケプレゼントは限定数ですが、商品として販売もしています。ゲットできなかった方はぜひお買い求めくださいませ。
*写真左/画像提供:Immersive museum PR事務局
小学生以下のキッズ限定特典として、印象派の絵画を折り紙とした特製「アートオリガミ」を、先着プレゼント。吉沢さんも、気に入ってらした逸品です!
AI北斎が似顔絵を描く!
*画像提供:Immersive museum PR事務局
最新のAI技術を使って、目の前の自分を即興で浮世絵化してくれる「AI北斎」も登場!
前回登場した「AIゴッホ」に続くシリーズ第2弾で、体験者の出身地を北斎が尋ね、それにまつわる背景を入れつつ再現してくれる有料サービスです(1回/500円/3分程度)。画像自体の出力サービスはありませんが、QRコードでデータとして持ち帰れます。
「AI北斎」コーナーは、シアタールームを出てスグ。3機あるうち、両端が「AI北斎」、中央が(再登場となる)「AIゴッホ」。待ち受け画像にいかが!?
もちろんショップも
毎回大盛況となるオリジナルグッズの販売も、もちろんありますヨ〜。日常使いにも長けたミニタオルや文具など、自分用としてはもちろん、プレゼントにも喜ばれそう。ちなみにショップエリアは、入館者しか利用できません。
そのほかにも、鑑賞の余韻に浸るための、ドリンク販売サービスも継続して実施。浮世絵や印象派の作品からインスパイアされたドリンクをお試しくださいませ。
購入した飲食物は、本編開場内へ持ち込み可能です。
「YOASOBI」特別プログラムも!
*画像提供:Immersive museum PR事務局
なんと! 日本のみならず世界で人気を博すアーティスト「YOASOBI」が全面協力した、特別プログラム「Immersive Museum YOASOBI ―「海のまにまに」が、できるまで。-」が期間限定で展開。
ここまで紹介してきた「イマーシブミュージアム」とは完全に別プログラムとなり、楽曲が誕生していくまでの過程を、オリジナルの没入映像とともに展開するファン必見の内容です。鑑賞はこのプログラムだけの料金が別途必要です。詳細は特設サイトでご確認ください。
■開催期間:2024年7月10日〜9月8日/16:30〜21:00
■特設サイト:https://yoasobi.immersive-museum.jp
秋の追加コンテンツ!
大好評につき、9月2日(月)から追加コンテンツが登場!
芸術の秋シーズンに合わせて行われたもので、テーマは“モネ”、そして“ゴッホ”。モネの「睡蓮」や、ゴッホ「ひまわり」「ローヌ川の星月夜」といった有名作品がフォトタイムコンテンツとして、会期最終日まで追加で投影されることになりました。そちらもお楽しみあれ。
レポートまとめ♪
・没入型アートエンタメプログラム第3弾!
・《浮世絵》と《印象派》を対比、シンクロさせ展開
・即興で北斎が似顔絵を描く「AI北斎」登場!
いかがでしょう!? 大きな話題を集めた人気イベントが、さらに違う視点で帰ってきました! お堅いイメージ、予備知識は一切不要。アートムービーを鑑賞する感覚で気軽に足をお運びあれ。
過去の様子も気になる!
【2022年開催】
【2023年開催】
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