2024.04.20

特集記事

文・写真: 山さん
2022.07.16

終了しました

『Immersive Museum/イマーシブミュージアム』 これは1つのエンターテインメント! 刺激的で圧倒的で話題性に富んだ、新感覚“没入型”アートシアター体験を日本橋で♪

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール

美術鑑賞は静かに&しっとり・・・なんていう固定観念を気にすることなく、声を出して驚いてみたり、自由に動き回ってみたり、寝転んでみたりと、どんな見方をしてもいい「イマーシブミュージアム」。自由かつラフに楽しめる、これまでにないエンターテインメント型アート鑑賞をぜひこの機会に!

*掲載内容は2022年7月7日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。

EVENT DATA

『Immersive Museum(イマーシブミュージアム)』

撮影OK(写真・動画)
座って鑑賞可能・おしゃべり自由
グッズ販売あり
コラボメニューあり

●会場日本橋三井ホール(東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1  5F)
●会期2022年7月8日(金)〜10月29日(土)
●入場料【一般/18歳以上】2500円、【中〜大学・専門生】1500円、【小学生以下】無料
●開催時間10:00 〜 21:00(最終入場/20:20)
●休催日会期中無休
●最寄り駅地下鉄「三越前駅」から直結
●公式サイトhttps://immersive-museum.jp

『Immersive Museum』とは!?

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール

“鑑賞する絵画から、体感する絵画へ” をコンセプトとする、新感覚アートイベントです!

一般的な美術展では額内に収められた絵画を、1枚1枚じ〜っくりと静かに楽しむことが基本ですが、それってちょっとお堅いですし、美術鑑賞のハードルを少なからず上げていますよね。

日本橋で始まった「イマーシブミュージアム」は、もっとラフに、かつ幅広い年齢層の方に気軽にアートに触れる切っ掛け作りになればと企画されたもので、従来の美術鑑賞の暗黙のルールは一切ナシ。話しながら見ても、ときにそこに座ってもOK。もちろん、自由に動き回ってOK。(飲食こそNGですが)鑑賞の方法にルールは基本ありません! 撮影もOK!

鑑賞の対象は大人や学生はもちろんですが、小学生や未就学児だってOK。お勉強感も一切なし。嬉しいことに小学生以下は無料なんです。ベビーカーでそのまま入場してもOKとのことです。

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール
女性の大きさを見れば分かるとおり、会場はかなりの広さ。長方形の形をした展示室全体に、映像が照射される仕組みです。

ちょっと前置きが長くなりましたが、作品の紹介の仕方は単純明快。

横幅20.5m×奥行き34.0m×高さ6mの広大な空間全体を1つのキャンバスに見立て、壁から床まで、視界一面に次々と照射される作品を楽しむデジタルアート展です! 特別な音響効果も付くなど、一般的な美術展とはまったく違います。ちなみに本物の絵画の展示は一切ありませんヨ。

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール
現実と作品が融合したしような、不思議な感覚で楽しめる本展。壁や床に次々と流れる様に作品が映し出されます。
イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール
次々と変わるのは目の前の壁だけではありません! フロアも刻々と変化。作品の生命力を肌で感じられるはず。

紹介される絵画は、19世紀のフランス絵画界を賑わせた “印象派” と呼ばれ作品。オーギュスト・ルノワールやクロード・モネといった、世界の美術ファンに広く知られた8人の画家の作品約70点が、手法を凝らし次々と紹介されていきます。

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール
複数の作品がコラージュしたような、通常の美術展では楽しめない、デジタルならではの表現法にも注目を。

総勢18台のプロジェクターを駆使し、四方の壁を中心に、フロア全体にも映像が投影されます。ざっくりいえば、そこにあるものを単純に見るだけの“受け身”の展示会ではなく、来場者自ら作品の中に入り、作品の一部と化すような“一体感”のある、これまでにない展示会となっています。体全身で絵画を浴びる、そんなイベントです!

次々と作品が展開されるため、感覚的には1つの映像(ショートムービー)を楽しんでいるような感覚を覚えるかも知れません。

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール
通常の美術展ではありえない、動きが楽しめるのも本展の特徴。飽きっぽいちびっ子でも、きっと「わ〜い」となるはず!

アンバサダーは この方!

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール

イベントの公式アンバサダーは、マルチに活躍されている杏さん。幼少のころから美術には関心が強く、仕事の先々でも時間があれば美術館などに足を運ばれているそう。

本展を実際にご覧になった杏さん。絵のほうから(見ている者へ)来てくれるような、不思議な体験があり、音響も(通常の美術展にはない)大きさで、もし子どもが泣いていてもその声も気にならないはずとコメント。普段の生活にはない刺激があるほか、「来てみないと分からない驚きや感動が。見た後の1日が、きっとリフレッシュできるはず」とのこと。

実際どんな展開が!?

本展は8つのコンテンツで構成されていますが、来場者は好きなコンテンツを選んで見ることはできず、8つすべてを1つの作品として通しで鑑賞することになります。

1回の上映(!?)は約30分。1コンテンツ約3分〜4分です。

*これから紹介する各コンテンツは、来場してからのお楽しみとして、あえてランダムに紹介しています。

絵画の中へ

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール

額に入った名画が迫り会場全体にその風景が広がることで、来場者が絵画の世界と一体となったような感覚に。

印象派展

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール

19世紀の人々が実際に見ていたであろう、当時の光の演出とともに、原寸大で名画の数々を紹介。

印象派の技法

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール

絵の具が次々と重なりあい作品となる、印象派の最大の特徴という細かい筆致をリアルに感じさせるコンテンツ。

睡蓮

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール

クロード・モネの代表作「睡蓮」の世界に、空間全体で没入する、本展の見せ場の1つ。

印象・日の出

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール

モネの名画や写真資料などを使い、作品の舞台となった19世紀の「ル・アーヴル港」を再現し、作品との融合を図ったコンテンツ。

モネの連作

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール

モネが残そうとした時間の経過による光の移ろいを、連続する流れる作品として楽しめるコンテンツも。

印象派の画家たち

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール

印象派の画家たちの個性を違いを、まとめて味わう、大きなコラージュを見ているかのようなコンテンツ。

印象派

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール
イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール

今展で紹介される印象派8人を順次紹介するコンテンツも。クロード・モネがもっとも強くフューチャーされていますが、そのほかにもオーギュスト・ルノワールやカミーユ・ピサロ、ギュスターヴ・カイユボット、メアリー・スティーブンソン・カサット、ベルト・モリゾなど。知っている画家は何人!?

鑑賞の仕方は自由♪

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール

1上映が約30分。好きな場所から眺めてもヨシ、会場内に設置されたクッションに座って見てもよしと自由です。ちなみに空間全面に映像が照射されるため、白い服を着ていくと、自身の洋服が印象派絵画の一部になりますヨ〜。

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール
会場の隅に設置されたスノコの上に立っても、座ってももちろんOK。上手く使って記念撮影、お楽しみあれ。

子どもにはこんな特典も♪

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール

子どもたちにはご覧の、自分で作る絵本のプレゼントが。会場で実際に見た作品のシールを使って、自由に書いて楽しむワークショップ素材です。雑誌「VERY」とのコラボ企画とのこと(*なくなり次第終了)。

グッズ販売、コラボフードも♪

会場外(展示ホールと同じフロア)には、イベントに連動したグッズやドリンクなどを楽しめるコーナーも。オリジナルグッズは、クリアファイルやノート、ポストカードといった文具系から、トートバッグやラバーコースターなど、フード系は会場限定のクリームソーダやかき氷、和菓子のギフトボックスなど、多数。

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール
イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール
イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール

手軽に楽しめる「ゼリードリンク」。杏さんもお試しになられました♪

レポートまとめ♪

イマーシブミュージアム Immersive Museum 日本橋三井ホール

●全身でアートを味わう、新感覚イベント!
●見るだけでなく、自身が作品入り込むような没入感が味わえます
●アート未経験者、キッズの来場もウエルカム!
●撮影OK! 驚きを仲間とシェアください

いかがでしょう!? 敷居の高さを感じさせる美術鑑賞を、気軽に楽しむことができるアート入門イベントとしても最適です! お一人はもちろん、親子でもぜひ! すでに複数の媒体が、イベントの様子を動画で公開していますので、まずはそちらを確認してはいかがでしょう!?

今回ご紹介した記事は 

 いかがでしたか?

以上、お出かけ情報満載のウェブメディア「オソトイコ」がお届けいたしました。関東1都3県ではこのほかにも楽しいイベントや気になるお出かけスポットがたくさん!オソトイコではそんなお出かけに役立つ情報を日々集めてお届けしております。今後もぜひ活用してくださいね!

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この記事を書いた人

山さん

娘と一緒にハイキングや登山を楽しむ日を待ち望む、ただの編集者。

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