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【Immersive Museum TOKYO 2023】 名画を全身であびる!! 大きな話題を集めた、新感覚“没入型”美術展第2弾スタート! ゴッホが描く肖像画サービスも! 《2023.10.29まで》
2022年夏に初開催され大きな話題を集めた、これまでにない没入型美術体験ができるイベント「イマーシブミュージアム」が、内容を一新して再び開催。新コンテンツも追加されますます魅力的となった話題イベントを、早速覗いてきました! 今回もスゴイ!
*掲載内容は2023年7月6日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
イベント概要
Immersive Museum TOKYO 2023
開催地日本橋三井ホール(東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1 4F)
開催日2023年7月7日(金)〜10月29日(日)
入館料【大人/18歳以上】2500円、【大学・専門学生】1800円、【高校・中学生】1500円、【小学生以下】無料
開館時間【平日】10:00〜20:00(19:20/最終入場)、【土日祝】9:00〜20:00(19:20/最終入場)
休館日会期中無休
主催Immersive Museum日本橋実行委員会、電通、佐々木ホールディングス、ドリル
アクセス銀座線・半蔵門線「三越前駅」と直結、「日本橋駅」から徒歩7分、JR「東京駅」日本橋口から徒歩9分
特設サイトhttps://www.immersive-museum.jp
【Immersive Museum(イマーシブミュージアム)】とは!?
美術館や博物館では、“喋らず、静かに”といった鑑賞マナーがありますが、この『イマーシブミュージアム』は、そのマナーを一切意識する必要のない、自由な美術鑑賞ができる新感覚イベントです!
コンセプトはずばり“鑑賞する絵画から、体感する絵画へ” 。
一般的な美術展のように1枚ずつゆっくり鑑賞・・・というものではなく、(天井を除く)展示室内すべてを展示物(キャンバス)とし、複数台のプロジェクターを使って会場内に次々と作品映像を投影。流しては消え流しては消えを繰り返す、最新技術を駆使したデジタルアートエンターテインメントとなっています。
東京会場は前回と同じ「日本橋三井ホール」。横幅20.5m×奥行き34.0m×高さ6mという空間を目一杯使い、作品を鑑賞。
通常の美術鑑賞では、来館者が気になる作品へ足を向けるという“行動を起こす”必要がありますが、本展では来館者は“待っていれば”OK。
ときにはフロアの映像が滝のように流れることも。利用するプロジェクターは全部で18台と前回同様。
作品側が来館者の方に近づいてくるといった印象で、感覚的にはシーン(作品)が矢継ぎ早に変わっていく映画を観ているようなもの。
空間全体が1つの正面の壁だけでなく、横の壁、そして床にも映像(作品)が広がるため、体全体で作品を吸収しているような、通常の美術観賞では味わえない体験が可能です。作品が持つエネルギーを肌で感じることができる、文字通りのイマーシブ(没入)イベントとなっています。
作品と作品をつなぐ演出方法の斬新さ。いきなりガラッと変わるのではなく、作品が少しずつ崩れていき気が付くと次の作品に。きっとアナタも「おおお〜」となるはず。
作品の映像は正面・左右・背面の壁だけでなく、ときにフロアにも投影されます。
性別、年齢問わず、幅広い年齢層の方に気軽にアートに触れてもらえればと企画され、2022年7月にはじめて開催されたこの『イマーシブミュージアム』。前回実績で約20万人も動員と、大きな話題となりました。
音楽も新しくなり、展開もより斬新に。耳にもかなりズシズシと来ます! ゴッホが1886年に開催された第8回印象派展を訪れるところから、ストーリーは始まります♪ このオープニングにだけでも、ワクワク感は十分です!
大胆な演出方法はもちろんですが、集客に少なからず貢献した理由として考えられるのが、鑑賞方法のラフさ。話しながら見ても、座っても立ってもOK。寝転がっても、動き回ってOKと、飲食を除き、基本どんなふうに鑑賞してもいいんです! もちろん撮影も動画・静止画ともにOK。若い方の来場も多かったというのも頷ける、いい意味でルールが緩いイベントなんです。
絵の具がレーザービームのように、会場内を縦横無尽飛び跳ねる演出も。
アンバサダーはこの方!
イベントを盛り上げるアンバサダーは、日向坂46の一期生メンバー、影山優佳さん。昨年開催時はプライベートでもこのイベントに訪れたそう。前回用意がなかった音声ガイド(無料/スマホ利用)も景山さんが担当されています。
対象の画家は!?
今回ピックアップする画家や作品は、“ポスト印象派”と呼ばれる方々。前回はクロード・モネを筆頭に、オーギュスト・ルノワールやカミーユ・ピサロなどの8人の“印象派”を紹介しましたが、今回はイベントの監修を務めた早稲田大学文学学術院の坂上教授いわく「新しいアートを求め始めた時代」の代表的画家と、その作品をフューチャー。
フィンセント・ファン・ゴッホ、ポール・セザンヌ、ポール・ゴーギャン、ジョルジュ・スーラなど、「名前だけなら聞いたことがあるなぁ」という方が、きっと大勢いると思われる著名画家が複数名登場。紹介作品数は、なんと約80作品。
先の坂上教授によれば、この時代の画家は共通の様式(タッチ)といったものがなく、画家により作風が大きく異なっているそう。その言葉は実際に本編を鑑賞すれば一目瞭然で、タッチの違いはアートビギナーの方でも分かるほど。
ちなみに1回の上映は約20分(編集部計測)。ノンストップで最後まで一気にと、展開はかなり早めです。次々と作品が現れては消えていくことや、投影される作品にタイトル等の説明は一切でません。そのため、途中、誰の作品!? か分からなくなることもありますが、本展はあくまでもエンターテインメント性の高いイベントという性格を踏まえ、あまり意識なされず、感じるがままにお楽しみあれ。
*よりイベントを楽しみたい方は、音声ガイドをご利用ください。
会場入り口には、ピックアップアーティストの紹介パネルも。こちらも先にチェックしておくと、より楽しめるはず。
どんな鑑賞法が!?
先述の通り、鑑賞方法にルールは無用(飲食のみ厳禁)。座っても、立っても、歩き回っても、ときに寝転がって見てもOKです!
自分が作品の一部になったり!
天井以外、会場全域が作品を映し出すスクリーンとなっているため、自分自身が作品の中に入り込んだ気分になれます。とくに白い服は相性抜群。作品と同化しやすく、オシャレな写真も撮れるはずですヨ〜。
花を使ったり♪
イベントを美術鑑賞の場だけでなく、大きなフォトスポットとして利用される方も大勢いらっしゃると思いますが、そんな方への提案として、会場では手に持って一緒に写真が撮れる生花の販売もスタート! ■販売期間:2023年7月7日〜10月29日
*ひまわりの販売は7月7日〜8月31日の夏季限定
そのほかにも、なんと平日17:30以降の来館者限定サービスとして、イベントの象徴的絵画の1つとなっているゴッホの「ひまわり」にちなみ、ご覧の「ひまわり(一輪)」をプレゼント! 各日数量限定ですので、もらえた方はラッキーです♪ ■プレゼント期間:2023年7月7日〜8月31日
まったり座ったり♪
会場内は、フロアに直接座っても構いませんが、常備しているクッションを使ってもOK! 丸や四角まど、いろいろな形のクッションがありますが、それらはみんな、快適すぎるビーズソファで有名なあの「Yogibo(ヨギボー)」です♪
上映はどんな感じ!?
本展は10のコンテンツで構成。好きなコンテンツを選んで鑑賞するシステムではなく、10つすべてを1つの作品として“通し”で楽しみます。途中休憩や、区切れはありません。
1回の上映は約20分(編集部計測)。1コンテンツ約1分〜3分。
*これから紹介する各コンテンツは一部。来場後のお楽しみとして、あえてランダムに紹介します。
ピサロとセザンヌ
キャンバスを並べ作品を制作した時期もあるという、ピサロとセザンヌを対比してフォーカス。
近代絵画の父セザンヌ
その後の絵画にも大きな影響を与えたとするセザンヌにより、新しい手法に着目。
最後の印象派展
1886年に開催され実質最後の開催となった「第8回印象派展」の風景を、原寸大作品展示で一挙に再現。
スーラとシニャック
途方もない地道な作業の繰り返しとなる“点描”への情熱をスーラから受け継いだシャニックをフォーカス。
ゴーガンの総合主義
総合主義と呼ばれる思想を提唱したポール・ゴーガンの世界が展開。輪郭のハッキリとした鮮明な作品が展開。
スーラの点描画
発表当時、大きな話題を集めたというジョルジュ・スーラの点描技法の到達点。
ゴーガンとゴッホ
わずか2ヶ月間ながら、共同生活を送ったゴーガンとゴッホの作品を比較。
ゴッホ、感情の絵画
本展の主人公とも呼べるゴッホが辿り着く、切なくも激しい感情がにじみ出た、希望にあふれていた時代に描いた「ひまわり」を代表とする名画を抽出し、ストーリーはエンドロールへ。
体験型新コンテンツ!
世界に1つのオリジナル肖像画が手に入るこの企画。ブースは4つ用意されています♪
本会場外にも注目スポットがあり、それがこの『AIゴッホ(Your Portrait by Vincent van Gogh)』。なんとゴッホが来館者であるアナタ自身の肖像画を描いてくれるという、超気になるサービスがあるんです!
利用は簡単。館内にあるカウンターで料金(1回500円)を支払ったのち、専用のシートに座るだけ。キャンバス下あたりにあるセンサーが顔のデータを計測し、左手にあるひとまわり大きい白いキャンパスに描かれていくというもの。
体験時間は1回2〜3分。作品完成後、キャンバス下からQRコードが印字されたレシートが出力され、そこからデータをスマホ等に取り込み持ち帰ることができます! ポイントは、描いている最中、右側のキャンバス内のゴッホがまるで生きているかのように動くこと!
公式アンバサダーの影山さんもAIゴッホにチャレンジ。ゴッホが描く影山さん。いかがでしょう!? *カラープリント出力や額装サービスはおこなっていません。
グッズや各種ドリンク販売も!
前回同様、今回も様々なイベントオリジナルを含めた関連グッズに加え、特製ドリンクなどの販売もあります。ドリンク類は会場には持ち込めませんが、鑑賞後の余韻に浸りながらゆったりお楽しみあれ。
イベントの世界観を意識した色使いもポイントとなるドリンク類のほか、スイーツの販売もあり。詳細は特設サイトでご確認ください。
【グッズ】https://www.immersive-museum.jp/shop/
レポートまとめ♪
・全身で名画を浴びる、体験型イベント!
・圧倒的な映像と音響効果で迫る、新感覚な美術体験
・会場全域が映えるフォトスポット!
・世界に1つの肖像画が手に入るコンテンツも
いかがでしょう!? 前回以上に迫力が増した印象の人気イベント第2弾。普段美術鑑賞には縁遠く・・・なんていう方にもぜひ。夏休み期間中も開催していますので、子供たちと一緒にぜひ。小学生以下は無料ですヨ〜。チケットは基本的に事前日時予約制。当日券は余りがある場合のみの販売ですのでご注意を!
こんなコラボも!
いべんで感じた体験を元に自分だけの絵本を作って楽しむ「絵本キット」を、の小学生以下の子供たちに無料でプレゼント。“ポスト印象派”の作品に見られる数々の技法を、楽しく学べる注目のキットです!
前回同様、光文社の雑誌「VERY」とのタイアップによる嬉しいサービスです。
https://www.immersive-museum.jp/news/e4r_hub88jb6/
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