【SEE SEA PARK】 買い物も、休憩も、旅の情報も全部ここで♪ みんなで作る若狭の憩いスポット!
北陸新幹線が「敦賀」に延伸! 東京からのアクセスがグッと便利になったことから、観光に訪れる方もかなり増えそうですネ。そこでオソトイコは、番外編として福井へ遠征! 「敦賀」のお隣となる《若狭》エリアに足を運んでみました。
〈福井・若狭リポート〉2回めとなる今回は、福井県の西に位置する「おおい町」にある、旅の拠点としても使える複合施設『SEE SEA PARK』を紹介します!
*掲載内容は2024年3月中旬時点の情報で、内容を保証するものではありません。2024年4月8日情報更新。
*掲載写真はすべて編集部による(一部除く)。
スポット概要
『SEE SEA PARK』
所在地福井県大飯郡おおい町成海1-8-5
施設開館時間10:00~22:00 *店舗により営業時間異なる
入場料無料 *飲食物販代等は別途必要
定休日水曜日
最寄り駅JR小浜線「若狭本郷駅」から徒歩15分
最寄りIC舞鶴若狭自動車道「小浜西IC」からクルマで約5分
公式サイトhttps://see-sea.co.jp
【SEE SEA PARK】とは!?
福井の西に位置し、若狭エリアの一角をなす「おおい町」は、およそ90%が山林という自然豊かな街。人口は約8000人。キノコ類や梅、自然薯といった山の幸のほか、一部地域が若狭湾国定公園に面しており、海の幸も楽しめる街。キャンプ場も多く、海水浴も楽しめるなど、レジャーで訪れる方も多い人気スポットです。
今回紹介する『SEE SEA PARK』は、のどかな空気感が漂うおおい町でも比較的最近に完成した複合施設。オープンは2022年(令和4年)7月です。
海に面した空き地を利用して誕生した施設で、目の前には「ホテルうみんぴあ」と温浴施設「シーサイドスパ おおいの湯」が、斜め前には道の駅「うみんぴあ大飯」が、真横には、漫画家の松本零士さんが監修された宇宙発電所アトラクションや世界最大級のバーチャル映像シアターなどが楽しめる、関西電力運営の無料施設「エルガイアおおい」が、さらに道を挟んだ先には大型児童館「こども家族館」がと、徒歩圏内に様々なスポットが多数詰まった好立地に。
見て、食べて、遊んで、癒して、泊まってと、1日十分楽しめるエリアにあるんです。ちなみに、《うみんぴあ大飯》と呼ばれるこのエリアは、年間80万人の方が利用されているそうですヨ。うち30万人が『SEE SEA PARK』を利用と、注目度の高い施設なんです。
写真の「こども家族館」は、学びと遊びと体験のスポット。クライミングや巨大ハンモックなどのほか、大型船を飲み込んだ、国内最大級のボールプールが!
そんなエリアにある『SEE SEA PARK』は、“みんなでつくる公園”がコンセプト。
施設内には、物販店やカフェ、飲食店、アウトドアショップに、エステサロン、観光案内所などのほか、シェアオフィスや行政施設までありと、官民いろいろ。観光客はもちろん、利便性の良さから地元の方も多く訪れるスポットとなっています。
建物はガラス張りの四角いキューブを積みかさねたような斬新なデザインと、見た目もオシャレ。「WEST」と「EAST」の2ブロックに分かれており、「WEST」はおおい町が、「EAST」はおおい町商工会がと、同じ施設で所有管理者が異なるというユニークな施設でもあるんです。
施設総面積は約10800㎡(建物延べ床面積:約2740㎡)。「WEST」と「EAST」の中央にメインストリート、その奥に「FOREST」と呼ぶ憩いの広場で構成されています。
ブラッと立ち寄って休める、みんなの休憩エリア「アトリウム」は「WEST」側にあり。イベント会場として利用されることもあるそう。デザインは大阪にある「森下建築総研」が担当。天井の杉板ルーバーから降り注ぐ採光性など、センス抜群で、まるでリゾート施設にいるよう!
サッカー場!? くらいの広さがある「FOREST」では、不定期でイベントなどを行い賑わいを創出。
頼れる、常設の観光案内所がある点も観光客にはウレシイ♪
エリア奥にはシェアオフィススペースも。
新陳代謝する施設なんです!
施設のユニークさは一部お店の出店形態にもあり、それが「WEST」内にある“チャレンジショップ”と呼ぶ特別区。
全部で5枠用意されている特別区では、出店期間を2年間に限定。毎月のテナント料を2万円と低く抑え、契約満了となる2年後、今度はおおい町の町内で創業、お店を開いてもらえればと誘致する、新しい産業創出を狙った地域活性プロジェクトを行っています。
2年後、実際にお店を町内に開くか否かの縛りはない自由意志制となっており、『SEE SEA PARK』内に出店できるのは、過去にお店を出したことがない方(商売をしたことがない方)のみ。
チャレンジショップへ出店することで様々な経験を積んでもらい、ゆくゆくは町の活性化に貢献してもらえばればという狙いがあるそう。
この2年限定という出店期間は、『SEE SEA PARK』にもとってもメリットがあり、それが新陳代謝。施設がマンネリ化せず、出店者が適時変わるため、施設自体の鮮度もある程度維持できるんです。
「WEST」には人気コーヒーショップも
ここからは実際に施設に出店するお店などを紹介。「WEST」には、常設カフェが1店、チャレンジショップが5店、シェアオフィスが5社入居しています。
そんな「WEST」でエリア最大スペースを誇るのが、常設ショップとなるのカフェ『THREE TIMES COFFEE WAKASA』。福井市内にもお店がある、人気のカフェです。
同店は、ホット&アイスの各コーヒー、ラテ、季節のハーブを使った自家製フルーツドリンク、小腹を満たすにちょうどいい菓子類のほか・・・。
何度も繰り返し食べたくなる、絶品ハンバーガーなどを提供中♪ 写真はバーガー、ドリンク、ポテトがセットになった「ハンバーガーセット」(1180円)。タイミングにより提供商品が異なりますが、ほかにもチーズバーガーセットやスペシャルバーガーセット、てりやきバーガーセットなどを販売しています。
ガラス越しに感じる、心地良い日差しを浴びながら、オシャレな家具ショップにいるかのような雰囲気のなかで食すもヨシ、野外でのんびり食すもヨシ。じ〜っくり召し上がれ。
気になるチャレンジショップエリアでは、2024年3月9日に新店舗が誕生! 焼きたてパンを提供する『ワカサノパンヤ』です。
日本と世界を股にかけるスペシャリティパンを提供するお店で、例えば本格的な沖縄ハムを使ったカンパーニュやピリ辛ソーセージパンンのほか、フランスの老舗レスキューレの発酵バターを使ったディニッシュトーストや塩バターパン、さらに明治創業の名門食肉販売「大吉商店」から仕入れた近江牛を盛り込んだ牛すじカレーパンなど、いろいろ。
若狭の地酒「妙正宗」の酒粕パンなど、バラエティに富んだパンを販売中です!
そのほかにも、チャレンジショップとして、スケートボードショップ『SPOT(スポット)』*や、古着&雑貨店『Bunny Hop』(2024年4月オープン予定)、ボートを使ったアクティビティなど、多彩なツアーを提供する『Hau`oli Outdoor(ハウオリアウトドア)』、カフェ『宮古島珈琲 焙煎所』などがあります。
*徒歩圏内にスケボーなどを楽しめる、コンクリート敷の専用スペース「成海緑地スケートパーク うみんぱ」があり。
「EAST」には大型アウトドアショップ!
一方「EAST」は、「おおい町商工会」や「おおい町商工観光課」、さらに「おおい町観光協会」による観光案内所などのほか、大型アウトドアショップやカフェダイニング、エステサロンなど、テナントエリアとオフィスエリアが複数入居しています。
なかでも注目はなんといってもアウトドアショップ「THE GATE WAKASA(ザ ゲート若狭)」。
県内3店舗めとなる大型ショップで、アパレルからキャンプ用品など、各種アウトドア関連用品がいろいろ揃います。若狭エリア内でも、おおい町はとくに自然が多く、キャンプ場も新旧複数あるそうで、アウトドア関連用品のニーズはとても高いそう。
極論いえば、このお店に来て「アウトドアしたい!」「キャンプしたい!」と発作的に思っても、必要なアイテムがすべて揃ってしまうほどの品揃えです!
そのほかにも、子供服や婦人服を扱う『VIVAMAiE due(ビバマイエドゥエ)』や、オイルマッサージなどを受けられるリラクゼーションスポット『エステサロン沙温saon クイック店』、パスタ、ピザ、カレーなどが楽しめるだけでなく、コワーキングスペースとしても利用できる『Cerchio(チェルキオ)』などがあります♪
徒歩圏内に巨大公園も
『SEE SEA PARK』周辺には、いろいろな施設があることはご紹介しましたが、歩いて数分の徒歩圏内に広〜い公園『成海緑地公園』があります。
キッズが喜びそうな遊具やドラム缶トンネル、小山など、開放感抜群な土地で思いっきり体を動かせるため、小さなお子さん連れのご家族は、子どものストレス解消にもってこいかも!
場所は先述の「こども家族館」の隣。『SEE SEA PARK』からも歩いて5分くらい。見晴らしも良く、公園の目の前には「青戸の橋」と呼ぶ赤い長い橋があったりも。ベンチもありますので、なにも考えずポケーッとくつろぐのもいいかもです♪
東京からの行き方は!?
『SEE SEA PRK』があるおおい町は福井県の左。矢印があるポイントが、最寄り駅の「若狭本郷駅」です。
*素材提供:福井県嶺南振興局
東京から行く場合は、延伸された北陸新幹線「かがやき」に乗り終点「敦賀駅」まで約3時間。
電車で訪れた場合、「敦賀駅」から先の選択肢は大きく2つ。
【1】JR小浜線を利用し、最寄り駅となる「若狭本郷駅」まで約1時間半乗車後、徒歩
【2】レンタカーで舞鶴若狭自動車道(若狭美浜ICー小浜西IC)を利用して約50分
そのほかにも2024年4月より期間限定で、「敦賀駅」からバスという選択肢が増えました! その名も「若狭メモリーライナー」。バスは『SEE SEA PARK』にも停車。若狭メモリーライナーはほかのエリアにも停まりますので、観光の足として利用してはいかがでしょう!? ■2024年12月29日まで運行/金土日祝限定
【「若狭メモリーライナー」について】https://www.wakasa-obama.jp/2024.2.16/
ちなみに最寄り駅「若狭本郷駅」から『SEE SEA PARK』までは徒歩15分程度。海側の道に沿って東へ進む感じです。
レポートまとめ♪
・食事も、買い物も、休憩もここで!
・最新の観光情報も入手可能
・周囲に観光スポット多数あり
いかがでしょう!? 旅の情報も入手でき、食事や休憩も可能。さらにショッピングも。エリアは周辺には観光スポットが沢山あり、ホテルもありますので、『SEE SEA PARK』がある「うみんぴあ大飯」を拠点に観光するのもありかもしれませんネ!
若狭リポート、公開中!
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