『マヨテラス』 キューピーマヨネーズを【知る】【見る】【食べる】の予約制見学施設を覗いてみよう!
お出かけスポットは関東圏だけでも数々ありますが、今回遊びに行って見たのは、東京調布市にある「マヨテラス」。マヨネーズといえばのキューピーが運営する見学施設で、マヨネーズの歴史や知識、製造過程、そして試食会が楽しめるんです。ちびっ子はもちろん、大人も大歓迎な人気スポットで、無料であることもあり予約が取りにくかったりも。そんな1度は訪れてみたいマヨテラスをご紹介します♪
SPOT DATA
マヨテラス
場所〒182-0002 東京都調布市仙川町2-5-7 仙川キユーポート
案内時間10:00~、11:50~、13:40~、15:30~
見学時間約90分
参加料無料
休館日土・日・祝日・その他臨時休館日
*詳しい予約法や予約状況は、コチラで確認を!
マヨテラス、どんな構成になってるの!?
マヨテラスは大きく4つのエリアで構成されており、①サラダホール ②キューピーギャラリー ③マヨネーズドーム ④ファクトリーウォーク ⑤キューピーキッチンがそれです。見学は一部を除き、基本ツアー形式となっており、専門のガイドさんが1人付き、順番に回っていきます。所要時間は約1時間30分程度。ガイドさんのトーク気の利いたトークも楽しめるので、飽きることもありません。結構、あっという間の1時間半ですヨ。
①サラダホール
入り口入った目の前に広がる場所が、サラダホールです。ここはツアー開始までの待合室的な場所。このホールを起点に、入り口から向かって右手に②のキューピーギャラリーが、左手に③のマヨネーズドームが、正面に④のファクトリーウォークがあるんです。
ゆったり待てるように、広いペースが確保されているんですが、もうおわかりかと思いますが、ベンチがぜーんぶ“野菜”なんです♪ イメージとしてはこのホール(床面)が1つの大きなお皿。それを彩るようにカット野菜が並び、そこにマヨネーズドーム(入り口)から、マヨネーズをかけちゃおう的なノリなんだとか。
空間全体が、雰囲気あるようにデコられているんです。ここではまずガイドさんにツアーの概略や注意事項を伺います。
【↑】ここがツアーの起点となるサラダホール。このサラダホールとキューピーギャラリーのみ、とくに予約がなくても見学自体は可能です(その場合はガイドは付きません)。
【↑】座るのがもったいない〜、自宅用に欲しい〜、なんて声が聞こえて競うな野菜ソファ。全部座ってみたくなります(・・・というか、しっかり全部座ってみました♪)
【↑】ホール天井の照明がコレ。オシャレだなぁ〜と感じるだけでは不十分。じつはコレ、各ライトの真下から見ると、タマゴに見えるんです。中心の円が黄身、回りの照明色が白身をイメージしているんだとか! うーん、アッパレ!
②キューピーギャラリー
次にホール右手にある【キューピーギャラリー】へ。ここでは、マヨネーズの歴史や日本国内で認知させるまでの過程、マヨネーズを使って味わう料理の紹介、単なるマヨネーズにとどまらずに広がっている、キューピーが展開している関連商品の紹介のほか、取材時では大型タブレットを使っての歴代キーピーCMの上映などを行っていました。
CM上映は、年代をタッチパネルで選ぶシステムで、時代を感じさせるものも多く、かなり興味深かったですヨ。
【↑】円柱ドームの壁を使い、歴史や商品解説。ちなみに気が付きました!? 各セクションを分ける柱の上にある“ランプ”が、マヨネーズになってます♪
【↑】マヨネーズは、18世紀にあるフランス軍人がスペイン・メノルカ島にあるマオンという港町で見つけたソースが元祖とか。フランス語でソースはネーズというため、「マオンのネーズ(ソース)」が「マオンネーズ」→「マヨネーズ」になったとか。その160年後に日本ではじめてマヨネーズを商品化したのが、キューピー創業者の中島さんだったそうです。ちなみに写真右上にある初期のボトル。マヨネーズは油成分を含むため、食用とは露知らず、整髪料(!)として使う人もいたんだとか。
③マヨネーズドーム
次に訪れるのが、気になるマヨネーズドーム。入り口の☆印はマヨネーズでもお馴染み。ウッド製のドームは、もちろんマヨネーズのボトルがモチーフ。
なんと450gのマヨネーズボトル50万本分の大きさとか! ここでは奥にあるモニターなどを使い、マヨネーズの原料やおいしさの秘密、さらに海外でも販売されているご当地マヨなどを紹介してくれます。簡単なQ&Aコーナーもあり、小学生でも楽しみながら学習できますヨ。
【↑】ドーム入り口は、マヨネーズボトルの蓋が開いているところ。キューピーちゃんのイラストがあるボードの前で記念撮影が、大人気! インスタ映えしますヨ。
【↑】黄身やお酢、植物油という3つの原材料でなるマヨネーズ。おいしさを保つコツには、原材料の組み合わせだけでなく、ボトル自体の構造にもあるなど、フムフムなるほどねぇ〜と大人も感心してしまう、誰かに教えたくなるコネタを教えてくれます。ちなみに、キューピーが消費するタマゴ量は年間25万トン以上。日本の総生産数の1割り以上をキューピーが消費しているそうです。また、海外でも積極的に販売されているマヨネーズですが、現地の宗教や文化、嗜好にあわせた(日本未発売の)独自モデルも多数あるとのこと。ワサビ入りなんてモノも! 1度味わってみたい!
【↑】ドームはハス切り状となっており、ツアー中以外は入場できないようになっています。ちなみにマヨネーズボトルにも秘密あり。酸化防止策として、何枚もの極薄のフィルムを重ねた特殊ボトルになんです。知ってました!?
④ファクトリーウォーク
実際製品ができるまでを駆け足で追うセクションがココ。残念ながら内部の撮影は一切禁止。ここで実際に作っているわけではなく、あくまで雰囲気を伝えるセクションながらセキュリティは厳重で、ガイドさんが持っている入場カードがないとゲートすら開きません!
入ってすぐ、ホコリやチリを飛ばす、エアシャワーを体験。その後、1分間に600個という割卵機の紹介や、タマゴ、お酢、油の最適な分量をシステマチックに管理している仕組み、梱包、配送までの流れを紹介してくれます。
ちなみに、マヨネーズボトルは容量別に複数あるんですが、一部でキャップの注ぎ口の穴数が違うって知ってました!? 定番系は1つ穴ですが、お好み焼きなどに便利な極細の3つ穴仕様もあるそうで、しかもキャップの流用も一部可能とか。これは知りませんでした・・・。
【↑】ツアーの醍醐味の1つであるファクトリーウォークの入り口。撮影は一切禁止。ウェブで模様がチラッと確認できます。
⑤キューピーキッチン
ファクトリー見学が終わったら、最後はマヨネーズを使った試食会をキッチン室で。指定された座席にはカット野菜のほか、キューピーのミニボトルが。テーブルにあるドレッシングなどを独自にブレンドして、オリジナルマヨネーズを作り出す体験会できるんです。
スタッフさんもオススメのブレンドを教えてくれますが、自分流を見つけるのもひとつの楽しみ。ぜひいろいろなモノをブレンドしてみてください♪ 結構ハマリますヨ、これ。マヨネーズに限り、余れば持ち帰れます。
お土産ももらっちゃいました!
これでツアーは終わりです。正味1時間半ですが、結構アッという間に終わっちゃいます! 未就学児のお子さんも参加できるので、ぜひご家族でご参加を。ちなみに、キッチンを出ると、 嬉しいことにお土産がもらえるんです! 無料なのに、試食もできて、お土産付き。なんか凄く得した気分です♪
頂いたモノは、大人と子供で内容が違い、大人向けはキューピー製のドレッシング1本、子供向け(写真)は鉛筆とキューピー人形、そしてキューピーマヨネーズのうんちくをまとめた小冊子のセットでした。時期などでもらえるものは変わるかもしれませんが、なんかとても得した気分です♪
予約はどうするの!?
マヨテラスは完全予約制です。
公式ウェブサイトから空き状況なども確認できますので、1度ご覧下さい!
【予約はコチラヘ】https://www.kewpie.co.jp/mayoterrace/access/index.html
アクセスは!?
場所は京王線沿いにあり、最寄り駅「仙川駅」から徒歩7分程度。沿線沿いなので迷う心配もなし。アクセス便利な好立地にあります。
入り口は国道20号線側と、京王線沿線側の2つありますが、仙川駅から向かう際には沿線側がより便利。
こちら側のみ、入り口にある守衛さんの建物が、なんとタマゴ(写真)なんです♪
もう1つの楽しみがコレ! キューピーショップ
マヨテラスがある敷地内には、キューピーグッズを売るオフィシャルショップもあるんです。見学終わりに立ち寄る人も多く、お土産にも最適。ショップ内には、長年スポンサーをつとめている3分クッキングのスタジオ模型や特製キューピー人形などのディスプレイもあり、結構楽しめます。
もちろん、このショップはマヨテラスの見学に関わらず利用可能ですので、お近くに入った際にはぜひ寄って見て下さい。結構レアなグッスや食べ物も売ってますヨ。
【住所】 〒182-0002 東京都調布市仙川町2-5-7 仙川キユーポート敷地内
【営業時間】 11:00~17:15
【定休日】 マヨテラスと同様(コチラで確認を!)
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