『海月空感(くらげくうかん)』 国内最大級の幅14mの大水槽が出迎えてくれる、新しくなった“クラゲエリア”へ行こう!
年間を通じ多くの来場者が訪れる、都内屈指の水族館「サンシャイン水族館」に誕生した『海月空感(くらげくうかん)』。“クラゲ” をよりじっくりフォーカスした新エリアとは!? なんでもクラゲ鑑賞は、ストレス解消にも効果があるんだとか。ぜひ足を運んで、ボォ〜っと見入ってくださいませ♪
*掲載内容は2020年10月下旬時点での情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
SPOT DATA
サンシャイン水族館 『海月空感』
場所東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル屋上
最寄り駅JRほか「池袋駅」35番出口から徒歩10分
入館料【大人/高校生以上】2400円、【子供/小中学生】1200円、【幼児/4歳以上】700円
開館時間2021年3月19日まで/10:00~18:00(最終入場17:00)、2020年12月24日〜25日/10:00〜21:00(最終入場120:00) *最新の営業時間は公式サイト(https://sunshinecity.jp/aquarium/ticket/calendar.html)で確認を
休館日無休
公式サイトhttps://sunshinecity.jp/aquarium/
「海月空感(くらげくうかん)」とは!?
関東屈指の水族館である『サンシャイン水族館』内に2020年7月9日に、大型リミューアル第3弾としてオープンした新スポット。
クラゲを中心とした大規模エリアで、国内最大級の横幅14mにも及ぶワイドな水槽「クラゲパノラマ」のほか、長い触手を持つクラゲを楽しめる「クラゲスクリーン」の2つが新設。これまであった4つの水槽群もすべてリニューアルと、合計6つの水槽で展開される話題のエリアです!
飼育されるクラゲは、6水槽合計で、な、なんと2000匹!
うち1500匹は新設のパノラマ水槽内で飼育されているそう。
エリアは照明も暗めに落とされており、クラゲがゆ〜っくり、ふ〜んわりと浮遊する姿だけが眼に入るなど、館内屈指の没入エリア仕様となっています!
いま各地の水族館でクラゲをおす傾向にあるなど、一種のクラゲブームとなっていますが、「海月空感」は水槽が大小複数あり、新エリアのために書き下ろしたサウンドやアロマ、照明と、オリジナルにこだわった演出で、来場者をゆったり、まったりの境地へ。
他の水族館のように時間で照明色が変わるといった演出はあえてせず、しっとりと没入できる空間となっています!
それでは早速、全6水槽をご案内!
「海月空感」は「サンシャイン水族館」に入館後、まず訪れる本館1F部分の奥側に。入り口からグルッとまわった先、「サンシャインラグーン」と呼ばれる水族館自慢の大水槽前にあります!
ポイント/1
【クラゲパノラマ】
エリア内に入って真っ先にお目見えする「クラゲパノラマ」は、日本最大級とされる横幅14m×高6m。大きく孤を描く巨大水槽です。
思わず、足を踏み入れた瞬間、オオオオ〜っとなるハズ!
広報担当者によると、1500匹ものミズクラゲが飼育されているそう。建物の都合で奥行きを確保できないため、水槽の壁側(奥側)を黒くして視覚的な奥行きを演出したほか、水槽をさらに広く見せるために、天井と床部分を鏡張りにするなど、驚くほど長く、大きく、そして深く見えるんです!
観覧部分のアクリル総面積は24㎡。水はなんと40t。クラゲは自分で泳ぐことができないため、水槽内に水流を人工的に作り出すマシンを6機使用。40のバルブを駆使して、水流を微妙にコントロールしているんだとか。ゆ〜ったり、ま〜ったりとした流れは狙ったものなんです!
ちなみにミズクラゲは、日本各地の海で広く見られるもっともポピュラーなジャンルのクラゲとのこと。なんでも胃が4つあるんだとか。
【↑】天井と床部分の一部を鏡張りとし、水槽を移し込むことで、視覚的により広く見せる工夫が凝らされているんです♪
ポイント/2
【クラゲスクリーン】
“シーネットル”と呼ばれる、茶色っぽい縞模様が入った傘と、後方へ長く伸びる触手が特徴のクラゲを鑑賞できる専用水槽。横幅は4m。
横長の水槽を、ふわ〜んとに泳ぐクラゲを見ているだけで、心も体も自然と癒されてしまうハズ!
【↑】漆黒の水槽内を優雅に泳ぐ様は、かなり絵になるはず! ちなみに長い触手には毒があり、最長5mを越えるシーネットルもいるそう。
ポイント/3
【クラゲトンネル】
来場者を取り囲むトンネル型の水槽エリア。右と左、そして頭上だけでなく、実際には水槽がない床や一部壁にも水槽が映り込むため、360度クラゲに取り囲まれているような感覚に。
来場者自身が浮遊しているかのような、不思議な体験が可能です!
【↑】部分的に差し込む光が幻想感を刺激と、SNS映え絶好。左右と天井の水槽内で片寄らずに浮遊するよう、3つのループする水流を人工的に作り出しているとのこと。
ポイント/4
【クラゲルーペ】
球体状のドーム水槽が半分飛び出した水槽「クラゲルーペ」。一般的な平坦な水槽とは違い、かなり間近でクラゲを鑑賞できます! 水槽へのタッチは、コロナウィルス感染拡大防止の観点から禁止中です。
ポイント/5
【夢幻海月(むげんくらげ)】
円柱水槽内をクラゲたちが、上がって〜、下がって〜、ゆったり〜、もっさり〜と浮遊。
ポイント/6
【クラゲドロップ】
エリア奥にある「クラゲドロップ」は、天井から垂れ下がるような、張り出した半円状の雫(=ドロップ)内を浮遊するクラゲを見上げて鑑賞。なかなか眼にする機会のない、底側から眺めることが。
【公式イメージムービーはコチラ!】
常設展示はどんな感じ!?
「サンシャイン水族館」は通常展示ももちろん見所多数。
本館1Fから入ってすぐ眼にする「サンゴ礁の海」を模した巨大水槽を筆頭に、上下2フロアのほか、屋外エリアで様々ないきものたちの生態を楽しめます♪
本館1Fは海系の、本館2Fは河川などの水辺の、屋外ではペンギンやペリカンに会えます!
本館1F
【サンシャシンラグーン】
「海月空感」の目の前にある巨大水槽エリア。浅いサンゴ礁をイメージしたというエリアで、白い砂地があったり。長時間見入ってしまう人気スポットです!
【マイワシ】
その数と泳ぐスピードに、思わずおおお〜っとなるマイワシの水槽。コレは必見です!!
【サンゴ礁の海】
入ってまず眼にする巨大水槽。サンゴの海を色とりどりの魚たちが泳ぐ様は、水族館に来た! 実感させてくれるはず♪
洞窟風のこんな水槽も。まるでスキューバダイビングをしているかのような雰囲気が味わえます♪
変わった生き物もいろいろ!
【↑】ウィーディーシードラゴン
【↑】オクトパス
【↑】ヒョウモンオトメエイ
【↑】アオリイカ
【↑】ボロカサゴ
本館2F
本館1Fから上がれる2Fでまず眼にするのが、大河アマゾン川に生息する魚たち。天井にも注目♪
【↑】沖縄の海
【↑】ナンヨウツバメウオ
【↑】ビルマホシガメ
【↑】ガイアナカイマントカゲ
【↑】アザラシ
運が良ければ(!?)、こんな光景も
【↑】水槽内の清掃も定期的に行っており、入館中にその様子が見れる場合も。アクアスタッフというそう。
野外エリア
1Fには屋根のない屋外エリアも。一部頭上に水槽があり、ペンギンやペリカンが泳ぐ姿を見上げて観察することも。特設ステージで動物たちのパフォーマンスも見ることもできます!
もちろんショップもあります!
今回のレポートのまとめ
●まったりできる充実の数と空間!
●見るモノすべてがフォトジェニック♪
●子供もきっと喜ぶはず
●既存の展示も見所多数
●屋外エリアも忘れずに!
現在こんなイベント開催中!
水族館の入り口前では、こんな特別展もやってます! 入場料金別。
【〜2021年5月9日まで】
今回ご紹介した記事は
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