2024.12.13

特集記事

文・写真: 山さん
2024.11.29

東京ドームシティ『TeNQ(テンキュー)』が、宇宙エンタメ施設に生まれ変わった! VR体験で月へ行ける!

東京ドームシティ・TeN Q

宇宙を身近に体験できる施設として人気を集めた《TeNQ》が、装い新たに帰ってきました! 今度のテーマは“宇宙旅行”。夢の体験を最新技術を駆使してバーチャルに楽しめるなど、興味深いコンテンツが盛りだくさん!

*掲載内容は2024年11月21日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。

*掲載写真はすべて編集部による(一部除く)。

スポット概要

『Space Travelium TeNQ』

撮影OK(写真/一部NGあり)
カフェあり
グッズ販売あり
ロッカーあり

所在地東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ内 黄色いビル6F
オープン日2024年11月22日(金)
開館時間平日/11:00~21:00、土日祝/10:00~21:00 *最終入館20:00
入館料【一般・大学生】2500円(土日祝/特定日は3000円)、【中高生】1800円、【小学生】1300円、【未就学児/3歳以上】800円
休館日年中無休
最寄り駅JR「水道橋駅」西口より徒歩2分
運営東京ドーム
公式サイトhttps://www.tokyo-dome.co.jp/tenq

【Space Travelium TeNQ】とは!?

東京ドームシティ・TeN Q

いろいろな角度から「宇宙」を知り感じ楽しむ、学びあり刺激あり感動ありな、新しい常設スポットです!

場所は東京ドームシティの「黄色いビル」(←これがビルの名前です)の6F。

ご存じの方も多いと思いますが、じつはこの場所には元々同名の《TeNQテンキュー》と呼ぶ「宇宙ミュージアム」がありました。

旧《TeNQ》は、2014年7月に東京ドームシティ内にオープンし、惜しまれつつ2023年3月一杯で閉館した、宇宙を身近に感じることができた人気スポット。営業期間9年半の間に、120万人もの方が足を運ぶなど人気を集めましたが、今回誕生した新《TeNQ》は、「宇宙」という軸ブレはないものの、展開内容を大きく変更した新スポットです!

新生《TeNQ》のテーマは、ずばり“宇宙旅行”

来場者が実際に宇宙へ旅するような気分を味わえる、文字通りの「旅」をテーマとした作りとなっており、大きな話題となっている最新VR技術を駆使した体験コンテンツを筆頭に、気分を盛り上げるそれっぽい仕掛けを各所に散りばめながら、思わず「へぇ〜」「おお〜」となるコンテンツを多数用意しています。

完成度の高いVR体験がニュースになりがちですが、展示関連も充実した内容で見応え充分。知的好奇心をくすぐる宇宙うんちく満載の展示など、誰かにつぶやきたくなる宇宙ネタがいろいろ拾えるなど、宇宙に興味がある方には最適かと思います。

東京ドームシティ・TeN Q

最寄り駅であるJR「水道橋」からもすぐ! 黄色いビルです!

学びから遊びまでいろいろ!

「宇宙と」いっても知らないことだらけだし、なんだか難しい……なんて抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、《TeNQ》ではお堅いスポットではありません!

感覚的には、博物館とアミューズメントスポットのいいとこ取りをした“宇宙エンターテインメントスポット”です。

東京ドームシティ・TeN Q

施設内はご覧のようなL字型となっており、大きく10のエリアで構成。

来館者は向かって右端のエントランス(グレーの部分)から入館することになりますが、すでにここから“旅行”気分を演出するそれっぽい仕掛けがあり……

東京ドームシティ・TeN Q

エントランスの脇に、空港で見掛けるあの電光掲示板が! 「出発便」「到着便」を案内中と、旅行気分をそれとなく演出中です。

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チケットを専用端末でピシャッと読み込み、さぁ入館です!

*写真のチケットは事前テスト用の見本

東京ドームシティ・TeN Q

館内ではご覧のような、パネルや現品を使った興味深い「展示」コーナーがあったり……

東京ドームシティ・TeN Q

来館者が実際に展示物に“触れて知る”貴重なコーナーがあったり……

東京ドームシティ・TeN Q

宇宙館を空間全体で感じる、迫力の映像に圧倒されたり……

東京ドームシティ・TeN Q

「探求ルーム」と呼ぶ、スクール形式の短期講座などを行う、学びの部屋が用意*されていたり……

*「探求ルーム」の講座は主に土日に有料で開催。詳細は施設公式サイトへ

東京ドームシティ・TeN Q

3〜6ヶ月サイクルでテーマを変えて行う期間限定の「企画展示エリア」があったりと、多くの気になるコンテンツがあるんです。

*写真は開館と同時に始まる「レゴ®」の企画展。

そんななかでも、話題はなんといっても……

東京ドームシティ・TeN Q

リアルな宇宙旅行の疑似体験ができると話題の、新生《TeNQ》オリジナルのツアー『THE MOON CRUISE』と呼ぶ、本当に月を旅行しているかのような体験ができるコンテンツがあることです!

東京ドームシティ・TeN Q

スタッフさんのコスチュームも注目! ブルーのつなぎは、人気ブランド「チャムス」とのコラボなんです♪

ここから先は、全10エリアあるうち、一部を抜粋して紹介していきますね。

スペースターミナル

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すべての入館者が、まず訪れるのが「スペースターミナル」と呼ばれるエリア。

東京ドームシティ・TeN Q

これから始まる宇宙旅行を盛り上げるため、まずはいろいろな「宇宙」の情報を入手! 宇宙の基本情報を中心にした展示となっており、「見る」「触れる」、ときには「嗅ぐ」といった興味深い展示が楽しめるんです。

東京ドームシティ・TeN Q

Q&A的な展示もあり、気になる疑問のパネルにある幕をめくると答えが分かるといった、楽しみながら学べるコーナーがあったり……

*写真は編集部でボカシ処理を加えています

東京ドームシティ・TeN Q

地球で用意した旅行カバンを、実際に宇宙に持っていった場合、どうなるのか!? 重力の違いを実際にスーツケースを持ち上げて体感できるという、貴重なコーナーがあったり……

東京ドームシティ・TeN Q

簡易バーチャルコーナーとして、モニター越しにうつる映像を両手(ちゃんと宇宙服を着ています!)を動かして操作して、ミッションを完了させる体験コーナー「船外活動ミッション」があったり……

東京ドームシティ・TeN Q

ちょっと跳ねてみたり止まったりと、体を動かして重力を絶妙にコントロール。モニターに映るアイテムを1つでも多く獲得するというゲーム感覚で楽しめる「ジタバタグラビティ」も。挑戦する惑星は地球含め、全部で4つ。リズムゲーム感覚で楽しんじゃってください。

そのほかにも、「月面」や「宇宙」の香を体験できるコーナーもあり! このエリアにある体験コーナーは、すべて何度でも楽しめます♪

東京ドームシティ・TeN Q

フロアには、進路を示すラインが引かれていますが、進む先は自由。「スペースターミナル」後は好きなエリアからお楽しみあれ。

ラウンジQ/カフェ

東京ドームシティ・TeN Q

施設奥にある「ラウンジ Q」は、巨大スクリーンが設置されている多目的エリア。

モニターは高さ4.5mの幅およそ20mという超巨大なもの。星空などの宇宙の絶景を、約30分かけてつぎつぎと投影。プログラムは5種類あり。気持ちを落ち着かせながら、ゆったりお楽しみあれ。

東京ドームシティ・TeN Q

エリアにはソファベンチが用意されているほか、宇宙関連の書籍などを幅広く揃えたライブラリーも。ラックにあるものはあくまで鑑賞用(要返却)ですが、一部書籍は後述する物販エリアでも販売する予定とのことです。

東京ドームシティ・TeN Q

ほかにも宇宙占いができる特設コーナーがあるほか……

東京ドームシティ・TeN Q
東京ドームシティ・TeN Q

カラーマグネットを貼り付けて、自分だけの惑星を作るワークショップエリアがあったり……

東京ドームシティ・TeN Q
東京ドームシティ・TeN Q

光を発する特殊なペンを使って、自由に絵や文字を書いて遊べるコーナー「スターライトキャンパス」*があったり……

*消しゴム機能はなく、5分たつと自動で消えます

東京ドームシティ・TeN Q

併設されているカフェでは、宇宙や星をテーマにしたドリンクや軽食を販売。地球型のメロンパンや、木星メロンパン、地球マフィンバーガーなど、気になるメニューも複数!

驚異のVR体験で月へ行く!

新生《TeNQ》最大の話題は、先述した「THE MOON CRUISE」と呼ぶ、宇宙への疑似体験旅行。どんなものかといえば……

東京ドームシティ・TeN Q

まず「スタンバイルーム」と呼ぶ、宇宙旅行の準備を。専用カウンターの前に立ち……

東京ドームシティ・TeN Q

自身のアバターのための「宇宙服」を選び、顔写真を撮影。好きなパスワード4桁を入力。すると搭乗券のようなチケットが出力されますので、それをカウンターで提示してください。

*クルマ椅子の方も体験可能です。

東京ドームシティ・TeN Q

コンテンツ自体は、ご覧のヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着して楽しみます! 眼鏡を掛けている方も、眼鏡越しに装着できるんです。荷物などはすべて備え付けのロッカー(無料)にしまい、手ぶらで参加します。

東京ドームシティ・TeN Q

HMDを装着したらまず簡単な操作説明を受け、いよいよVR体験へ!

体験者はロケットに乗り込み、月へGO! 最新のVR技術を駆使した、「おおおお〜」となるリアルすぎる月旅行体験を満喫。ロケットへ登場する際、自身が急上昇するようなシーンがあるのですが、これも超リアル。高所恐怖症の方は充分ご注意を!

東京ドームシティ・TeN Q

月に到着後は、月での天体ショーを楽しんだり、乗り物に乗って移動して見たりと、いろいろな体験が可能です。スマホやカメラなどの撮影記録媒体は一切持ち込みできないルールとなっていますが、HMDを付けた状態である動作をすると、なんと「写真」が撮影できるんです!

その動きを気になるポイントでどんどん行うと、写真もどんどんたまっていき、体験終了後には、搭乗券に印字されたQRコードを読み込むと、体験から1週間以内であれば撮影した写真を自身のスマホにダウンロードすることが可能です。

ちなみに体験時間は1回20分程度です。

東京ドームシティ・TeN Q

体験中、気になるシーンである動作を行うと、写真がパシャパシャと撮れるシステムがあり、体験後、ご覧のようにダウンロード可能。即SNS等にも投稿できるんです!

東京ドームシティ・TeN Q ハリセンボン

開館前日に行われたオープニングセレモニーには、お笑いコンビ「ハリセンボン」が登壇。VR体験の様子も熱く語ってくれました!

【ご注意あれ!】

このVR体験コンテンツは、特殊なゴーグルを装着し楽しむコンテンツのため、視力が発達途上にある6歳以下の子どもは体験できませんん! 7歳〜12歳は保護者の同意書記入が必須となります。また、体験は1人1回のみ。入館時のチケットにあるQRコードで体験履歴を管理しており、1回の入館で2回以上の体験はできませんのでご注意ください。

企画展示は数ヶ月単位で

東京ドームシティ・TeN Q

企画展示コーナーでは《TeNQ》ならではの視点で企画した、様々な展示会等を実施。記念すべき1回目は、宇宙関連の新製品を多数発表した「レゴ®」。

東京ドームシティ・TeN Q

会場では、レゴ®の歴史が判るヒストリー解説(←これが結構興味深い!)のほか、宇宙関連の商品紹介、フォトスポット、自由に組み立てて楽しむ体験コーナー、キーワードラリーなどを実施中です。

*開催期間/2024年11月22日〜2025年5月18日

物販エリアも充実

東京ドームシティ・TeN Q

出口手前、「スペースターミナル」の脇には、ミュージアムショップ「宇宙ストア」も用意されています。

*物販エリアは入館者のみ利用可能

東京ドームシティ・TeN Q

人気イラストレーター「かずのこ」さんが、宇宙をテーマに書き下ろした、開館記念グッズなどのほか、レゴ®やJAXAグッズなども取り扱い。

東京ドームシティ・TeN Q

「宇宙グミ」「宇宙おにぎり」「宇宙日本食レトルトカレー」など、宇宙関連の気になるグルメも多数販売中! 全部制覇してくなります!

レポートまとめ♪

東京ドームシティ・TeN Q

・驚異のVR体験で月へ疑似旅行できる!
・誰かに話したくなる宇宙ネタが入手できる
・各種体験コンテンツも複数あり!

いかがでしょう!? 新しく生まれ変わった《TeNQ》。親子で訪れ、宇宙談議で盛り上がってはみては!? 東京ドームシティにはほかにも魅力的スポットいろいろ。1日遊べます!

東京ドームシティ・TeN Q

この言葉、きっとアナタもどこかでつぶやく!?

東京ドームシティをもっと楽しもう!

楽しんだあとはお食事タイム♪

《TeNQ》の目と鼻の先にある話題のフードコート!

動物触れ合いスポットも!

かわいい動物たちに出会える人気スポット!

今回ご紹介した記事は 

 いかがでしたか?

以上、お出かけ情報満載のウェブメディア「オソトイコ」がお届けいたしました。関東1都3県ではこのほかにも楽しいイベントや気になるお出かけスポットがたくさん!オソトイコではそんなお出かけに役立つ情報を日々集めてお届けしております。今後もぜひ活用してくださいね!

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この記事を書いた人

山さん

娘と一緒にハイキングや登山を楽しむ日を待ち望む、ただの編集者。

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