スポット

文・写真： 山さん

【FOOD STADIUM TOKYO】東京ドームシティに、多国籍グルメが味わえる11店舗が入るフードコートが!

スポット概要

所在地東京ドームシティ 黄色いビル2F（東京都文京区後楽1-3）
オープン日2024年6月24日（日）
営業時間11:00～23:00 ＊L.O.は店舗により異なる
入場料無料　＊飲食代別途必要
定休日年中無休
最寄り駅JR線「水道橋駅」西口から徒歩3分
公式サイトhttps://www.tokyo-dome.co.jp/foodstadium/

【FOOD STADIUM TOKYOフード・スタヂアム・トーキョー】とは!?

野球をはじめとしたスポーツイベントや、アーティストライブ、各種イベントと、年間を通じ様々な催しを行っている「東京ドーム」と、そのエリア一帯を指す「東京ドームシティ」。

年間利用者数が4000万人を超える、都内でも指折りの人気お出かけスポットとして知られていますが、今回誕生した『FOOD STADIUM TOKYO』は、東京ドームへ向かう際（水道橋駅・西口から向かった場合）の玄関口となっている、ご存じ「黄色いビル」の2Fに誕生したフードコートです！

“（シティ内で開催される）イベント前の期待を膨らませる場として、イベント後の余韻を楽しむ場として”より多くの方に活用してもらえればと企画されました。

“日常のなかに、気の利いた非日常を”味わえる場として、「アメリカのスポーツバーも意識しながら、多くの方で賑わう活気ある空間作りを追究しています」 と担当者。

入店するお店は全部で11。具体的店舗の詳細は後述しますが、好きなときに、好きな時間に、グループで、ひとりで、フラッと立ち寄れる、いうなれば“自然体”で楽しめるフードコートです。1店舗だけといわず、2店舗、3店舗と思わずハシゴしたくなる、バラエティに富んだお店が入店しています！

グルメはもちろんですが、ドリンク類も充実。なかでもビールは、クラフトビールから輸入ビールなども幅広くラインアップしており、例えばエリア内にお店を構える「クラフトビアマーケット」では、毎日20種類のクラフトビールを提供と、ビール党には迷わず足を向けてほしいところです。

店内には横6ｍ×縦3.3mに及ぶ大型ビジョンを筆頭に、大小モニターを33台設置と、スタジアムの雰囲気をダイレクトに感じられる雰囲気を演出。モニターで上映される映像は、巨人戦の全試合生放送に加え、パリーグの試合、過去の試合のアーカイブ映像、格闘技*などを上映し、場を盛り上げていければとのことです。

＊上映予定映像はあくまで予定

座席もいろいろ、約480席

フードコートの広さは、床面積で約1470㎡（約446坪）。印象としては、一般的な大型ショッピングモールにあるフードコートと同じくらいで、極端に広いわけでも狭いわけでもありません。

が、座席はかなり多い印象！　テーブル席からカウンター席、ソファー席に加え、小山のような「桟敷席さじきせき」までありと、全部で480席あまりも用意されています。

座席数が多いこともあり、座席間がやや狭い印象と、混雑時は文字通り“人でごった返す場”となりそうですが、その熱気も想定してのこと。巨人戦の当日などは、大いに賑わいそうです！

ちなみにそれら座席はすべてフリー。つまり早い者勝ち。利用するお店に関わらず、どなたでも利用可能。予約などもありません。「ソファー席はすぐ埋まるのでは!?」と担当者。カウンター席など、一部座席には電源ジャックも。ビールやフード片手に、軽くお仕事・・・なんて方も多そうです。

営業時間も23時まで！　これまで東京ドームシティエリア一帯には、夜遅くまで営業しているお店が少なかったそうで、「ナイトスポットとしても気軽に立ち寄ってほしい。外国の方など、観光客の方にも喜ばれるはず」と担当者も期待をのぞかせます。

どんなお店が!?　どんなグルメが!?

エリア内に入居するお店は全部で11。

お店は中華あり、ベトナム料理あり、メキシコ料理あり、ラーメンあり、お寿司ありと、バラエティに富んでいます！　お店のジャンルは意識して散らしており、同じ東京ドームシティ内にお店を構える既存店舗とも極力バッティングしないよう配慮したそう。

ネオン管をふんだんに使うお店もありと、多国籍感を感じさせる一面も♪

全11店舗のうち、4店舗が今回誕生した「FOOD STADIUM TOKYO」出店にあわせて企画された新業態店舗と、ここではじめて出会うお店も複数あります。

自分が食べたい、飲みたい分だけオーダーするスタイルで、会計もそれぞれのお店ごと（支払いは現金からカード、コード決算ほか、一通り可）。どこで食べてもOKで、複数のお店で気になるメニューを1品ずつオーダーし、それをみんなで摘まむなど、いろいろなグルメを同時に楽しめます。

通常のフードコートとの大きな違いが、ゴミ箱。じつはエリア内にはゴミ箱がありません。食べ終わったお皿などは、各自で購入店舗に戻すシステムとなっています。

いろいろなお店のメニューを楽しんでしまうと、それぞれに戻すの!?　となりそうですが、担当者に聞いたところ、どこか1つの店舗でのまとめ戻しでOKなんだそう。箸やスプーンといったカトラリー系も繰り返し使えるものを極力使用と、ゴミ削減にも配慮しています。

例えばこんなメニューが！

ここからは、エリア内で実際にオーダーできるメニューを掻い摘まんでサッと紹介。各種ドリンクからつまみになるメニュー、がっつりとお腹を満たすメニューと多種多様にあり。詳しい情報は、公式サイトでご確認ください♪　平均予算額も掲載されています！

【ショップ紹介】https://www.tokyo-dome.co.jp/foodstadium/#shop

【クラフトビアマーケット】

見るからにうまそう感全開のハンバーガーやポテトなどを提供する同店は、常時20種類のクラフトビールを「700円均一」で提供。とりあえずビールなときは、迷わず同店へどーぞ。

■写真／ダブルチーズ スマッシュバーガー／2000円

【ニュー大金星】

オリジナル麺とソースで焼き上げた、何度も繰り返し食べたくなる名物焼きそばなど、手作りにこだわった注目店。

■写真／夜鳴き鉄板焼きそば／605円

【水道橋　すしわさび】

本格的な「握り寿司」を手軽に食べれる海鮮系の注目店。1度は食べてほしい「バラちらし」や、新鮮な魚介類のつまみ類などメニュー充実。カウンター席もありと、カジュアルにお寿司屋さん気分を味わって！

■写真／わさびのバラちらし／ランチ：1380円、ディナー：1600円

【Don Chava】

本国メキシコで大人気となっている「Don Chavaドンチャバ」の日本初上陸店。ビールやテキーラ、カクテルなど、アルコール類も充実しています！

■写真／Don Chavaタコス／980円

【ラーメン＆酒バル　麺屋一燈】

迷わず食べたい「濃厚魚介つけ麺」を筆頭に、酒に合うカジュアルな名物料理を提供する、NYスタイルのラーメン＆酒バル。日本酒やスパークリングワインのラインアップも充実。ラーメンと酒をお楽しみあれ。

■写真／チャーシュー濃厚魚介つけ麺／1500円

【新御茶ノ水　萬龍】

名物「肉玉チャーハン」は、熱々チャーハンとふわふわ食感の卵焼、さらに甘辛ダレを絡めた豚肉がポイント。「ワンタンもやしそば」「チャーシューエッグ」など、制覇したくなる中華ばかり。

■写真／肉玉チャーハン／1200円

【BROOKLYN STAND】

ワッフル生地のブルックリンバーガーやクラフトビールなどが楽しめる「BROOKLYN STANDブルックリン スタンド」での注目は、焼きたてのフィナンシェ！　お土産にもぜひ。

■写真／フィナンシェ／352円／1個

テイクアウトも一部可能！

全11点店舗のうち、9店舗では一部メニューのテイクアウトも可能です。「ニュー大金星」などでは、場外馬券場（ウインズ後楽園）のコンコース側にも販売窓口を設けているなど、競馬ファンの方の小腹を満たすうえでも有効！

キッズメニューは!?

担当者いわく、「FOOD STADIUM TOKYO」は大人にターゲットを絞って展開しているため、キッズ向けメニューなどは特別に用意していないそう。

・・・となると、食べられないものばかり!? かといえばそんなことはありません。提供グルメは基本大人向けサイズとなっているとのことですので、ご家族で利用される場合は、そのあたりも考慮してオーダーするといいかもです♪

レポートまとめ♪

・東京ドームシティ内に誕生した新フードコート！
・大型ビジョンなどで試合等を楽しみながら、グルメを堪能
・バラエティ富んだ多国籍グルメ、ビールが楽しめる!