『ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ』 自然を肌で感じつつピクニック気分でゆったりできる、注目の新スポットへ行こう♪
日本を拠点に活動を続けるデンマーク出身のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンさんが手掛けた新ガーデンが、2022年4月15日にオープン! 土地が持つ素の良さを最大限活かした“自然と人が一体になれる”この場所は、都会の喧騒を忘れ、日々の疲れを癒すにも最適なスポットになりそうですヨォ♪
*掲載内容は2022年4月11日開催の内覧会時点の情報。内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
*2022年10月4日情報追加あり。
SPOT DATA
『ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ』
●所在地神奈川県足柄下郡箱根町強羅1323-119
●開園日2022年4月15日(金)
●開園時間【通常期】10:00〜17:00、【冬期/12月〜2月】10:00〜16:30 *1日3回の入れ替え制
●入園料【一般】1500円(事前)/1800円(当日)、【学生】1100円(事前)/1400円(当日)、【小学生以下】無料
●駐車場500円(22台分)
●休園日毎週月曜日/年末年始
●最寄りIC「御殿場IC」から国道138号経由で22km(約40分)、小田急「箱根湯本駅」から国道1号経由で10km(約25分)
●アクセスサイトhttps://hakonegardens.jp/access/
●チケットサイトhttps://www.e-tix.jp/hakonegardens/
●公式サイトhttps://hakonegardens.jp
『ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ』とは!?
箱根の強羅地区にある、約2800㎡(845坪)に及ぶ広大な土地を利用した新庭園です!
2022年4月15日の開園時は、全エリアの約1/2が先行オープン。園内の内側部分、地図内のうっすらと色が付いた散策路部分が先行オープンとなります。
園内は自然第一。もともとそこに自生する木々や植物には極力手をかけず、(一部例外を除き)散策路等も土地を手に入れた状態を基本残すなど、“手つかずの自然”が最大の見所。園内での自由な散策のなかで自然を肌で感じリフレッシュする、新しい庭園です。
誤解しないでほしいのは、ここはフラワーパークではありません! もちろん花もありますが、園内を花々がどどどどーっと埋め尽くすような、派手な演出はありません。この土地本来の良さをいかした空間のなかで、自然と花を楽しめるガーデンです。
来園者は自由に園内を散策可能。散策路の表面には、スタッフが地道に集めたササやススキなどの枯葉が敷き詰められているなど、踏みしめる感覚もお楽しみあれ♪
園内はほぼ未舗装路。裏山に遊びに来たような、ちょっとしたハイキング気分が味わえます。
散策路を囲うように生い茂るクマザサ。子どもの背丈をこえる高さもあるため、迷路気分で散策できそう。
ツゲやツバキなど、土地に直接植えられているものは、すべてこの土地に自生していたもの。葉が付く時期になると、園内の雰囲気も大きく変わってきそう。
庭園といえばフラットな印象を持つ方も多いと思いますが、この新庭園は違います! 小山の斜面にような場所にあるため、かなりのアップダウンが。高低差はなんと30mも。ちょっとした運動になります!
園内にはご覧のベンチも複数あり。小休憩、オブジェ鑑賞等にご利用あれ。
フラワーアートやオブジェも♪
園内は強羅の自然をベースとしていますが、いたるところに見所スポットも。
本園をプロデュースした、デンマーク出身のフラワーアーティストであるニコライ・バーグマンさんによるフラワーアートやオブジェ、プランターが散りばめられるなど、足を止める見所も随所に用意されているんです。
園内を彩るオブジェやプランターは、強羅の土地とは直接関係はなく(元々自生しているものではない)、ニコライさん独自の視点で選ばれた花々が主役となっています。
日本の風土や文化を鑑みつつ、独自の視点で活動を続けるニコライさんの感性が色濃く現れている特徴といえそう。約50種類の花や植物が持ち込まれています。
これらオブジェやプランターは、時期等により随時アレンジを変更、追加する予定とのこと。(四季の移ろいにあわせ刻々と変化していく)自生する木々や植物たちとは別の意味で、訪れるたびに出会える、新しい発見や刺激がありそう。
エントランス脇の坂道には、ニコライさんのフラワースクールで利用した球根を再利用した紫陽花エリアも♪
土地の良さを最大限リスペクトしつつ、フラワーアーティストとしての感性をさり気なく盛り込んだ今回の新庭園。その核にあるのは、“自然を守ること。自然第一”とニコライさん。過度な加飾や、造成を行わない点も大きな特徴です。ちなみにニコライさんは、フラワーボックスでも有名な方です。
展示オブジェなど、例えばこんなものが♪
箱根外から持ち込んだ花や植物がある一方、枯れ枝など、園内にもともとある素材も有効活用して作品を製作。訪れる時期等で適時変更があるとのことですが、園内を彩るオブジェを紹介すると・・・。
観葉植物として人気の「アイビー」を、球体状にオブジェ化。な、なんと780鉢も使っているそう。取材時は横幅7,80センチ程度でしたが、少しずつ育ちやがて巨大なアイビーボールとなるはず♪
園内で収集したリョウブの枯れ枝を鉢に見立てつつ、それ単体もオブジェに。なんでもなさそうに見える枝も、ニコライさんにかかると芸術的なものに。ラベンダーもいつになく映えます♪
散策路の一部脇には、枝を使ったガードレール(!?)風なアレンジも。針金等は一切つかっていないそう。
お花の鉢植えもイロイロ♪
園内各所にはニコライさんが厳選した様々な花の鉢植えも。鉢植えは移動、入れ替えも比較的手軽と、園内の雰囲気を変えるにはもってこいな素材。その流動性や変更のしやすさを、同園では「モバイル」と表現しています。
ラベンダーやチューリップなど、園内に色を揃える花たち。紹介はほんの一部ですが・・・。
箱根は夏が短く、雨が多いなど、(外から持ち込んだ)植物たちが大きく育ちにくい環境にあることから、園内で展示するために250種類くらいの花々を持ち込み適正を検証。そこから厳選し、展示しているそうです。
パビリオンと称するハウスも♪
園内には各所に、パビリオン(ハウス)も設置。季節などにあわせた作品展示のほか、ワークショップの開催なども予定しているそうです♪ ちなみにパビリオンは、デンマークのユリアーナというブランドとのこと。
開園時、パビリオンは4箇所設置されていますが、用途や大きさもそれぞれ異なります。写真の「カフェパビリオン」は、パビリオン内はもちろん、写真手前のテラス部分で食事をとることができる、休憩スペースとして使えます。突然の雨にも重宝♪
写真の「ショップパビリオン」は、鉢物など、植物や花を販売する物販コーナーとして活用予定。販売品種、価格等は取材時未定。ちなみに写真に見える木製テーブルは、園内の倒木を使ってスタッフさんが加工した自作とのこと。自然保護法により、所有者であっても自生する木々をむやみに伐採できないそうです。
カフェもあります!
園内入り口脇には、「ニコライ バーグマン NOMU(ノム)箱根」という、ケヤキの木を使った常設カフェも。採光性や風通しバツグンの開放的な空間のなかで、地元の食材を使ったデンマーク風メニューを楽しめます♪
大きな扉や椅子などの家具類、照明類はデンマークのブランドでまとめています。
国産小麦を使い毎日焼く自家製パンを使ったサンドイッチ(1650円)や、チョコレートクッキー(660円)、ビーンズブレッド(880円)、さらに有機緑茶のレモネード(660円)など、メニューもいろいろ♪ 全体的にちょっと値が張りますが美味です! *ちなみにカフェは庭園利用者のみ利用可能(カフェのみの利用はできません)。
カフェ外にもご覧のようなテーブルやベンチ風オブジェが。開放的な空間のなかでお食事できます。
カフェ店内で食べるだけでなく、レンタルバスケット詰め込んで園内のお好きな場所で楽しむことも♪
【一部物販も】カフェでは一部物販も行う予定。オリジナルキャンドルやキャップ、園芸用のシャベル、ニコライさんといえばのフラワーボックスなどを予定しています。
余談ですが・・・
実際訪れる前に知っておきたい注意点等、いくつか見繕ってみました。ご参考までにどーぞ。
アップダウン、結構あります!
写真は正面入り口から受付があるエントランスの様子。ご覧の通りのかなりの急坂! 園内はこれほどの角度が急な場所はありませんが、かなり上り下りが。履き慣れた靴で出かけるなど、用意は必要です。普段あまり運動をされていない方の場合、足に来るかもしれません・・・。が、それも良い運動と考えれば、なんてことはないと思いますヨ♪
靴はもちろんですが、箱根という場所柄、突然の雨にも注意。雨具持参のほか、場合により防寒対策もしたほうが良さそうです。
利用は2時間制です!
ゆったり観賞しているとあっという間に過ぎてしまいそうですが、同園の利用は1日3部制。1回約2時間です。十分ご注意を。
支払いはキャッシュレスのみ
園内はすべてキャッシュレス制。現金でのやりとりは一切できません。電子マネー、クレジットカードのみの取り扱いです。
駐車場は有料。基本予約必要です
いきなりの来園でも(現地購入の当日券を購入すれば)入園できますが、駐車場は22台分と、それほど多くはありません。1台500円の有料で、基本事前購入。当日いきなり行った場合、駐車場が使えない可能性もなきにしもあらず・・・。ご注意を。*現在、新たな駐車場を増設中とのこと。
飲食物の持ち込みは・・・!?
常設カフェを利用せず、自身で用意した飲食物を園内で食すのは基本NGとのこと。ご注意くださいませ。
【アクセスが便利に!】2022年10月16日(日)から、箱根登山バス観光施設めぐりバスに「ニコライバーグマン箱根ガーデンズ」停留所が新設されることになりました!強羅駅からのアクセスがさらに便利に。ガーデンのエントランスからすぐとのことです。
レポートまとめ♪
●箱根の自然を楽しめる新スポット
●散策とあわせオブジェなどの作品鑑賞も
●地元食材を使ったカフェも併設
●完全キャッシュレス制
いかがでしょう!? あくまでも主役が「自然」であるため、過度な演出はほぼありませんが、その分、ゆったり、しっとりと楽しめそう。訪れるタイミングで印象も大きく変わるとのことですので、繰り返し訪れ、ベストシーズンを探してみるのもいいかもです♪ 時期によっては、いきなり訪れても入れない、駐車場の空きがない可能性も・・・。できるだけ事前予約をしたほうが無難です! ちなみに、このスポットは箱根の自然と花を楽しむガーデン。園内でキャンプはもちろんできず、アクティビティエリアもありません。
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