2022.05.27

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特集記事

山さん
文・写真: 山さん
2022.03.26

『出版120周年 ピーターラビット™展』 貴重な品々多数! 世界で愛される名作絵本のメモリアルイヤーを祝う大規模展が世田谷美術館で♪

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

2022年は、世界中で愛され続けているいたずら好きなウサギが登場する絵本『ピーターラビットのおはなし』が出版されてからジャスト120年となるメモリアルイヤー。それを記念した特別展示会が、世田谷美術館で始まりました♪

*掲載内容は2022年3月25日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
*™ & Ⓒ FW & Co.,2022

EVENT DATA

『出版120周年 ピーターラビット™展』 

おひとり歓迎
フォトスポット多数
物販あり
ロッカーあり

●開催地世田谷美術館 1F展示室(東京都世田谷区砧公園1-2)
●開催期間2022年3月26日(土)〜6月19日(日)
●観覧料【一般】1600円、【65歳以上】1300円、【大高生】800円、【中小性】500円、【未就学児】無料 *会期中の土日、祝日、5月2日は日時指定制
●開催時間10:00~18:00(最終入館17:30)
●休催日月曜日(5月2日は開催)
●最寄り駅田園都市線「用賀駅」から徒歩17分(駅からのバス利用も可)。
●アクセスサイトhttps://www.setagayaartmuseum.or.jp/guide/access/
●公式サイトhttps://peter120.exhibit.jp

『出版120周年 ピーターラビット™展』とは!?

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

1902年にシリーズ最初の絵本となる『ピーターラビットのおはなし』が出版されてから、2022年で120周年となることを記念し開催されるピーターラビット™が主役の展覧会です!

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館
ピーターのことはよーく知っているけれど、原作者であるポターさんってどんな人!? とピンと来ない方も多いのでは!? 会場ではポートレート越しにご本人を対面できます♪

日本でも多くのファンがいるうさぎのキャラクター、ピーターラビット™ですが、今展では生みの親であるビアトリクス・ポター™さん(1866年7月28日〜1943年12月22日/イギリス)がピーターラビットを生み出す出すまでの「原点」から、今日に至るまでのヒストリーを大きく4つのセクションに分け紹介。

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館
「原点」紹介のほか、貴重すぎる絵本の「彩色画全点展示」、思わずへぇ〜となる「関連アイテム」展示など、4つのエリアで展開されます。

会場にはピーターラビットの絵本をはじめて世に送り出した、1865年創業のイギリスの老舗出版社「フレデリック・ウォーン社」と、美術・デザイン・舞台芸術の世界的博物館である「ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館」の所蔵品を中心に、個人所有物も含め、国内外から貴重な資料、出版物、商品が集結。

その数、なんと170点あまり! いろいろな角度から楽しめます♪

ピーターラビット™の関連展示会は、大小含め過去に幾度か行っているとのこと。170点のうち、「日本初公開」となる展示品が何点であるかは、正確な記録が残っていないため判らないとのことですが、物語の原点としてファンの間で広く知られている、元家庭教師の息子さんへ送った「絵手紙」の直筆原本(!)など、日本初公開となる品々が複数出展されています。

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館
会場は直筆スケッチや原画、書簡などが中心となっており、展示品ごとの間隔が広めにあいているため、比較的ゆったり鑑賞できるはず。【注意】館内は予想以上に暗いです。小さいお子さん連れの方は、十分ご注意を!

ちなみに、ピーターラビット™ 関連の“大規模”展示会としては今回が通算2回目。1回目は2016年に渋谷のBunkamuraで開催したそう。前回は原作者であるポターさん、つまり作家本人をフォーカスしたことに対し、今回はポターさんではなく、主役はあくまでもピーター。前回訪れた方も、違った角度から楽しめる内容になっています♪

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館
会場入り口付近には、ピーターラビット™のキャラクター家系図も。ピーター以外のキャラのこと、意外に知らない方は多いのでは!? ちなみにこの家系図は、展示物との直接的な連動性はありません。キャラの位置づけを知らずとも、展覧会自体は十分楽しめます♪
出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館
音声ガイドもあります! ナビゲーターは俳優の「松下洸平」さん。ナビゲーター挑戦は今回がはじめてとか。ガイドでしか得られない、コネタも複数ありますヨ〜。約35分/全17章。600円。

会場内には フォトスポットも多数♪

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

資料や原画等の貴重な展示品は一切撮影NGですが、会場内は要所要所にフォトスポットが用意されていますので、来館記念にぜひ♪ 写真はポターさんの作品の世界観を地図化したもの。結構デカいです!

会場の様子をチラッと覗いてみると・・・

日本初公開品も含め、会場には貴重な資料関連がズラリと大量展示。ポターさんの繊細なタッチや筆使いをじっくりご覧くださいませ。

*権利の関係上、作品個々の寄りがNGのため、離れた位置から撮影しています。

【1】 前半部

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

ポターさんの観察眼の鋭さが強く判る、動物たちのスケッチ画があったり・・・。

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

ポターさんはピーターラビット™の絵本デビュー前に活動されていた、挿絵画家時代の作品関連の展示があったり・・・。

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

「ピーターラビットのおはなし」のデッサンが数多く展示されていたり・・・。

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

「ピーターラビットのおはなし」は、出版社から正式な絵本として発売される前に自費出版(私家版)として販売されていたことご存じでしょうか!? 会場にはその私家版もあるんです。初版本(!)含め、複数展示中です!

日本初公開! 有名なあの手紙も!

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

今展の目玉の1つが、この手紙。「ピーターラビットのおはなし」の原点ともなった、元家庭教師の息子さんを元気づけるために送った絵手紙の直筆オリジナルが会場に! その手紙があまりに素晴らしく、受け取った元家庭教師さんのすすめもあり、出版化に乗り出すことになったそう。

こういった個人的な手紙が、状態良く、しっかりと現存していること自体にも大きな驚きが。

思わずほくそ笑む こんなフォトスポットも!

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

会場内途中にあるこちらのフォトスポット。よーく見ると、柵にピーターが・・・。

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

さらによーく見ると、なんとお尻をモゾモゾと・・・。か、かわいい。見る角度によっては見過ごしますのでご注意を!

【2】中間部

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

会場中間部にある大きなホール状エリアには、シリーズ最初の絵本「ピーターラビットのおはなし」の彩色原画がズラッと! 注目はその中に、出版時の契約や増版時にカットされた“未掲載”原画が含まれていること!

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

「ピーターラビットのおはなし」の彩色画が全点揃うのは、日本初とのことです。表紙、口絵、挿絵まで、トータル34点が一堂に揃っており、ポターさんが思い描いた通りの、理想形を鑑賞することができるんです。

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

どれが当初没となった原画なのか!? 会場でお確かめくださいませ。

【朗報!】 全挿絵を収録した完全版といえる新訳版が、2022年3月から早川書房から順次発売とのことです♪

気持ちハズム! こんなフォトスポットも♪

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館
出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

もうお気づきかと思いますが、絵本の彩色原画を展示するエリアには特別なフォトスポットが2箇所も♪ これらリアルなオブジェは、イギリスの湖水地方にあるテーマパーク「ザ・ワールド・オブ・ビアトリクス・ポター・アトラクション」から特別に借り受けたものとのこと(着替えをするオブジェのまわりの木は除く)。絵本の世界から飛び出したピーターと写真が撮れます♪

【3】後半部

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

展示室ラストには、ポターさんが監修された関連アイテム、いわゆるグッズ関連がドドッと。会場なかほどに見える、ケーキのようなものは、文字通りのバースデイケーキ。今展のために、先述の「ザ・ワールド・オブ・ビアトリクス・ポター・アトラクション」が特別に制作したそう。高さ180㎝もあります!

ポターさんは、キャラクターを商品化するために特許を取得した最初のクリエイターなんだそう。会場には一番最初に特許を取得した際の「ぬいぐるみ」の特許証のほか、ボードゲーム、慈善団体のために約18年間に渡り制作したグリーティングカードなど、多数の関連グッズが紹介されています。来場者によっては、このエリアがもっとも興味深く感じるかもです!

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

写真右は、テディベアで世界的に有名な、ドイツのシュタイフ社が正式なライセンスのもと制作した、1905年製のピーターのぬいぐるみ。

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

ポターさん直筆による、ピーターラビット™・ゲームのデザイン案や、ルールを細かく記述した自筆の指示書も。

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

日本で正式な翻訳版として紹介されたのは1971年とかなり後になってからとのことですが、じつは1906年(明治39年)頃には紹介されていたそう。

関連グッズが買えるショップも♪

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

グッズが多数手に入る、ショップコーナーももちろんあります♪

扱い店数は約500。うち200はイベントオリジナルとして今回新たに制作したものとのことです。支払いは現金、カード、交通系ICのみ。○○pay等は使えません。

【特報!】このショップエリアは展覧会に入館に関係なく、どなたでも利用可能とのこと! これは嬉しいですねネ!

今展は巡回展。大阪、静岡でも開催♪

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

東京会場は2022年6月19日までですが、そのあとは2022年7月2日(土)~9月4日(日)に大阪で、2022年9月15日(木)~11月6日(日)に静岡で開催されます♪

巡回展の場合、開催会場の大きさ等で展示物に増減あるなど、内容が一部変わるケースが多々ありますが、今展は全会場、内容同一とのことです(予定)。

レポートまとめ♪

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

●ピーターラビット™の誕生秘話から振り返れる、貴重な展覧会
●日本初公開資料含め、170点あまりが集結
●誰かに教えたくなるフォトスポット多数!
●入館不問で利用できるグッズ販売もあり
●内容そのまま、大阪、静岡でも順次開催予定

いかがでしょう!? ピーターラビット™の原画などを間近で確認できる、またとないこのイベント。内容は完全に大人向き。展示の高さ・解説等も大人目線となっているなど、子どもにはかなりハードルが高い印象。公式サイト等をチェックするなど、訪れる前に多少の予備知識を頭に入れておくと、より理解が深まりそうです。

【こんなコンテンツも♪】

出版120周年ピーターラビット展 世田谷美術館

本会場の外では、今展開催を記念したワークショップ素材の販売もあります。もふもふ生地を型紙にあわせてカットしてグリーティングカードを作るというもので、な、なんと100円! 販売は土曜日のみ。お見逃しなく〜。 *館内で実際に制作するワークショップ体験は行っていません。

この記事を書いた人

山さん

山さん

娘と一緒にハイキングや登山を楽しむ日を待ち望む、ただの編集者。

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