『ヴィーガンラーメンUZU Tokyo・フラワーショップ&アート』 全味制覇したい! 蘭も欲しい! 新豊洲の“チームラボプラネッツ”に行く楽しみが、またまた増えた♪
不思議かつ幻想的な没入体験ができ、足を踏み入れた誰もが「おおおお〜っ」となる人気スポット『チームラボプラネッツTOKYO DMM』に、誰でも自由に利用できる2つのお店が同時オープン! 1つは京都発のラーメン店、もう1つはフラワーショップ。早速覗いて来ました♪
*掲載内容は2021年10月5日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
*2024年5月改訂あり。
SHOP DATA
チームラボプラネッツTOKYO DMM
『ヴィーガンラーメン UZU Tokyo』
『チームラボ・フラワーショップ&アート』
●所在地東京都江東区豊洲6-1-16
●営業期間2027年末まで/予定
●営業時間時期により変動あり。最新情報は公式サイトへ
●定休日チームラボプラネッツTOKYO DMMに準じる
●入店料無料(チームラボプラネッツTOKYO本館鑑賞には別途チケット必要)
●最寄り駅ゆりかもめ「新豊洲駅」北口から徒歩1分
●公式サイトhttps://planets.teamlab.art/tokyo/jp/
新しくオープンするお店とは!?
最新テクノロジーを駆使した、「視覚」「嗅覚」「触覚」「聴覚」で楽しめる没入型体験スポットとして話題を集め、オープン後3年で200万人(!)もの方が訪れた「チームラボプラネッツTOKYO DMM」の敷地内にオープンしたお店です!
1つはラーメン屋さん、もう1つは花屋さん。長く飲食エリアがお休みでしたので、ラーメン屋さんの誕生は嬉しいですが、気になるのは花屋さん。なぜ!? と思えますが、その理由ものちほど改めて。
新店がある場所は、ゆりかもめ「新豊洲駅」の目の前。「チームラボプラネッツTOKYO DMM」本館の目の前。敷地内に入ってすぐ眼にする横長の建物がそれ。以前、ホットドックなどの軽食を販売していたスポットを全面リニューアルし、新しいお店として生まれ変わったんです。
この建物に、ラーメン店と花屋さんが入っています。ちなみに、今回紹介する2店舗はどなたでも自由に利用可能です。つまり本館の利用は関係なし。ラーメンだけ食べに来ても、花だけ買って帰ってもOKです!
「チームラボプラネッツTOKYO DMM」の詳細はコチラのリポートを!
お店の特徴は!?
【新店1】 ヴィーガンラーメン UZU Tokyo
「Vegan Ramen UZU Tokyo(ヴィーガンラーメン ウズ トーキョー)」(以降UZU)は、肉や魚といった「動物性食品」は一切使わずに、野菜の旨味だけで仕上げたこだわりラーメンを提供するお店!
そもそも「ヴィーガン」とは、菜食主義を指す「ベジタリアン」の一種。「ベジタリアン」では、肉や魚はとらなくても、乳製品やはちみつ、卵はとる場合がありとその深度は様々ありますが、「ヴィーガン」は徹底しており、それらをまったくとらない、いうなれば究極の“スーパーベジタリアン”。
UZUはそんなヴィーガンにこだわったラーメン店です。
ラーメン通の方ならすでにご存じかと思いますが、UZUは京都発祥。2020年3月に1号店が京都市中京区にオープンすると瞬く間に評判となり、入店1時間待ちとなるなど、大きな話題となっています。
じつはその京都店の店内設計やデザインなどを担当したのが「チームラボ」。店内では「反転無分別」と呼ぶチームラボのアート作品が鑑賞できるなど、両者には密接なつながりが。
2号店となる今回の東京店は、1号店の味をそのままに、京都店で人気のラーメンのほか、東京店でしか食せない限定ラーメンが味わえます! ラーメンの生命線といえるスープは、昆布、椎茸、タマネギ、セロリ、生姜、ニンニクなどを、ジ〜ックリと半日かけて水出ししたあとに、低温で煮出したものと、時間と手間、かかってます!
【麵も自家製】スープに負けず劣らず、麵にも強いこだわりが。提供される全ラーメンに使われる麵は、当然の「自家製」。大地の恵みを存分に受けた北海道産の小麦をベースに、宮崎県産の無農薬全粒粉をブレンドさせた“中太麵”で統一。すすったときの食感、コシにもこだわりました!
提供メニューは・・・ 全4種類!
メニューはとてもシンプルで、
●花
●茶
●醬油
●味噌
です! うち「花」「茶」が東京店限定、「醬油」「味噌」は京都店でも提供されているものです。
●ヴィーガンラーメン茶/1650円
お台場にある「チームラボ ボーダレス」(https://borderless.teamlab.art/jp/)内でも楽しめる「EN TEA(エンティー)」(https://en-tea.com)の茶に、羅臼昆布や国産椎茸をブレンドさせたコクのある味がポイント。
●ヴィーガンラーメン醬油/1320円
創業150年を超える醬油の名門「井上醬油店」(http://inoue-shoyu.jp)の醬油と香味油に、トマトやネギをアレンジしたシンプルな見た目もポイント。
●ヴィーガンラーメン味噌/1320円
複数の味噌を独自の配合でブレンドしつつ、ビリッと辛い豆板醤と白ごまペーストを混ぜ合わせたという特製味噌ダレで仕上げた、ちょい辛な味。
そして、今回実食させていただいた・・・
●ヴィーガンラーメン花(冷)/1980円
4品中、最高額となる「花」は、「チームラボプラネッツTOKYO DMM」内にあるもっとも新しいコンテンツ「フローティングフラワーガーデン」(https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/ew/ffgarden_planets/)を連想させる、鮮やかさにまず注目!
色鮮やかな花々は、広島県にある新鮮ハーブの生産でも有名な「梶谷農園」(https://kajiyafarm.jp)が栽培した、食べれるお花“エディブルフラワー”を使用。豆苗の上にランダムに配置された花々は、仕入れの状況や季節で適時変わるそうですが、大きさや色にこだわった4〜5種類を盛り続けたいとのこと。
気になるのは、複数ある「泡」。こちらはレモン汁をミキサーで泡立て作った、“雲”とのこと。
チームラボといえば「鏡」が作品表現のうえで重要なデバイスとなっていますが、トレーもご覧の通りのミラー張り。そこに移るどんぶりをご覧あれ。麵が植物や野菜の根っこに見えませんか! 大地にウネウネと根を張る、強い生命力を感じさせます。
ラーメンがあまりに芸術的すぎるため、どこから食せば、どう食せば・・・とちょい悩みますが、問答無用! 好きなようにガッツとどーぞ。今回、はじめて花を食しましたが、違和感はとくになし、抵抗なくいけるはずです。
こだわりの中太麵と上物の間には、椎茸を細かく裁断したペースト(見た目は粒マスタードのような雰囲気)が内包されており、これがまた美味!
「ヴィーガンラーメン花」に付いてくる、この小瓶はお水ではありません! 残ったスープを割るための弱炭酸水。「花」のスープにはオリーブオイルが使われるなど、濃厚なオイリー系であるため、ラストに割ることでお口の中をほどよく中和。違ったテイストを楽しめます。
サイドメニューも あります♪
ラーメンは4種類のみでが、お口を潤すサイドメニューとして「ヴィーガンアイスクリーム」「ドリンク」が各種用意されています。
【詳細は公式サイトにて!】https://vegan-uzu.com/pages/uzu-tokyo
食べる場所は複数!
「た、食べる場所って・・・。店内でしょ」との声が聞こえてきそうですが、今回の新店は業態としてはレストランではなく、あくまでも“テイクアウト”フード店という扱いです。*・・・とはいいつつ、ラーメンに関しては陶器の器。敷地外への持ち出しは現実的でありません。
そのため、通常の路面店にるような“お店自前の座席”はありません。
・・・となると、どこで食べるの!? となりますが・・・
基本は立ち食い
です!! ・・・が楽しみ方によっては、座って食べることもできなくはありません。そこで、食べる場所をご案内すると・・・。
建物脇の カウンターやテーブルで食す!
建物に並行して設置されている、スノコのような張り出し部分や、店前にある丸テーブルを利用したり・・・
建物前の 新作テーブルの上で食す!
後述する、チームラボの新作『空と火のためのロングテーブル』の一部である鏡面テーブルを利用してみたり・・・。
建物脇の 自由遊具(!?)で食す!
脇にあるご覧の「ひとつなぎのベンチ」(全長120m)と呼ばれる、座っても、立っても、寝てもいいベンチを使ってみたり。ここなら、使い方によっては椅子としても利用可能! 地面は天然芝と、ピクニック気分で食せます♪
【雨降ったらどうなるの・・・!?】ここで疑問が1つ。それが雨や強い風。後述する屋内を除けばすべて屋外での飲食となる今回の新店。特別に雨風を遮れるものはなく、(ブーステントのようなものを出すなど)ケースバイケースで検討するとのこと。小雨程度であれば、そのままで・・・となるそうです。
建物内の 作品を鑑賞しながら食す!
「チームラボプラネッツTOKYO DMM」東京 新豊洲 Ⓒチームラボ
こちらも後述しますが、建物内に新設されたチームラボの新作『虚像反転無分別』を干渉しながら、座って食べることも可能! と食べる場所は大きく4パターンあります。座席数は最大12ありますが、コロナ対策として当面減らしての営業となります。
【注意】「虚像反転無分別」を鑑賞しながらの飲食には、ラーメンとドリンク、作品鑑賞入場料をセットにしたチケット購入が必要です。
チームラボの新作ってなに!?
今回の新店オープンとは別に、「チームラボプラネッツTOKYO DMM」に2つの作品が追加されました。どちらも、ヴィーガンラーメン店で購入したフード類を楽しみながら鑑賞できるんです!
『虚像反転無分別』(有料)
https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/ew/reversiblerotation_nonobjective/
天井からフロア、テーブル、椅子、そして壁と全面鏡張りの空間、平面と立体を自由に行き来する、チームラボ設立以来こだわり続けている「空書(空間に描く書)」の最新作。
同じコンセプトによる作品は、お台場の「チームラボボーダレス」やヴィーガンラーメンUZUの「京都店」でも展開中だが、東京店では建物全体を使いつつもそこだけで完結することに対し、ボーダレスでは展示空間を飛び出し会場の至る所へ移動。京都店は建物全体ではなく、店内に設置された巨大なモニター内のみで空書が展開されるなど、三者三様の違いがあるんです。
作品が楽しめる場所はUZUと同じ建物内にあり、専用の入り口が用意されています。作品を鑑賞しながらラーメンを楽しむにはセットチケット(2200円〜2860円)の購入が必要ですが、単純に作品だけ鑑賞することも可能です(660円)。
ちなみに「チームラボプラネッツ」の本館は靴を脱いでの利用が必須となっていますが、この作品はその必要がありません。
【注意】*ラーメン+ドリンク+「虚像反転無分別」のセットチケットはありますが、例えば、ラーメン+「チームラボプラネッツ」、「虚像反転無分別」+「チームラボプラネッツ」など、本館とのセットチケットはありません。
『空と火のためのロングテーブル』(無料)
https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/ew/tableskyfire_planets/
全長15mある、チームラボプラネッツのシンボル的存在である『空から噴き落ちる、地上に憑依する炎』とコラボし、新店UZUの前に設置された大型の鏡面テーブル(縦500×横120×高90㎝)に映り込みにいる、作品、そして空とのつながりを楽しむもの。
この大型テーブルはラーメンを食す際のテーブルとして利用可能ですが、椅子はありません。
この作品の一番の見所は、周囲が暗くなり始めた夕方以降。秋冬シーズンでは17:30以降がもっともオススメとのこと。
【新店2】 チームラボ フラワーショップ&アート
「チームラボプラネッツTOKYO DMM」にミュージアムショップが誕生! 関連書籍やステッカーなどグッズ約10種類のほかに、蘭を販売する花屋が併設。
ここで扱う欄は、2021年7月に誕生したばかりの話題作品「フローティングフラワーガーデン」で使われた蘭。作品には13000本(!)の本物の蘭を使っており、そのうち300本を毎日入れ替えているそう。
ショップで販売される蘭は基本的に花が落ちているもので、「バンダ」と呼ばれる品種のみを販売。作品の一部を持ち帰れるということです!
蘭は土がなくても生きられる植物で、花が散っても定期的な水やりをすれば、9ヶ月〜1年後に再び花を咲かせるとのこと。素人でも比較的栽培しやすいとのことです。
蘭の販売は 2通り♪
1株1540円で販売するほか、ご覧のオリジナルトートバックにたくさんつめた状態で販売(3960円)。驚くべきは、次回来場時にそのトートを持参するとなんと無料(!)で再び蘭をつめてくれるそう♪
*トートだけの単品販売はなし。蘭の指定はできません。
ちなみに、「虚像無分別」は花屋さんの先にあり、両者の出入り口はご覧の建物の脇。1箇所です。
レポートまとめ♪
●ラーメン通話題のヴィーガンラーメンが東京で食べれる!
●作品に使われた蘭の販売あり
●新作アートも2種類追加。1つは無料で鑑賞可!
●利用は誰でもOK! 本館利用関係なし
いかがでしょう!? チームラボプラネッツの本館利用にあわせて行ってもヨシ、ラーメンだけ、花だけ目当てに行ってもヨシ。たまにはちょっと贅沢気分に浸ってみるのもいいのでは!? 営業は「チームラボプラネッツ」同様、2027年末まで!
チームラボはお台場にもあります!
今回ご紹介した記事は
いかがでしたか?
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