『港区立みなと科学館』 子どもも大人も楽しめる、科学に「触れ」「学び」「感じる」スポットへ行って来ました♪
判るようで判らないことも多い“科学”を、身近なテーマから感じて学ぶ『港区立みなと科学館』。小学生低学年でもしっかり楽しめる科学館とは一体どんなところ!? 2020年6月15日にオープンしたの噂の新スポットに、早速足を運んでみました♪
*掲載内容は2020年6月20日時点での情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真は一部除きすべて編集部による。
*2024年3月一部記事修正
SPOT DATA
港区立みなと科学館
場所東京都港区虎ノ門3-6-9
最寄り駅日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」から徒歩5分
入館料無料(プラネタリウムのみ有料)
開館時間9:00~20:00 *プラネタリウム最終投影/19:
休館日毎月第2月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日) *臨時休館あり
「港区立みなと科学館」とは!?
科学を通じた新しいコミュニケーションの場として誕生した「港区立みなと科学館」は、特別な予備知識なく、誰もが楽しみながら科学を学べる新スポット。普段の生活で触れる機会がある身の周りにある“科学”を、来場者自ら体験しつつ学べるんです。
1Fは大きく4つのエリアからなる「常設展示コーナー」と企画展などを行う「多目的ロビー」、そして「実験室」で構成。2Fは800万個の星空を投影できる最新鋭のプラネタリウムホールを完備しています!
利用はどなたでもOK。港区民でなくても利用可能です。プラネタリウムのみ有料ですが、ほかはすべて無料。繰り返しリピートするもヨシ、フラッと立ち寄るのもヨシ。気軽に遊びに行って見てください♪
*コロナウイルスの感染拡大防止により、現在一部展示が休止中です。
【ザックリいえばこんなカンジです ↓ 】
来場者が自ら体験できる展示が大半を占めるため、小学校低学年のちびっ子や幼稚園児でも楽しめます♪ きっとアナタも「へぇ〜」「そーなんだー」「なるほどねぇ」となるはずデス!
【↑】施設が入るビルは、地上14階/地下2階、高さ81.7mを誇る気象庁の新庁舎。科学館はその1&2F部分にあります。ちなみにビルは、廃校となった「港区立鞆絵(ともえ)小学校」の跡地に建設されたもの。
都心だけありアクセス便利♪
いろいろな駅からアクセスできる「みなと科学館」。一番近い駅は、先日2020年6月6日に開通したばかりの日比谷線の最新駅「虎ノ門ヒルズ駅」です! 六本木や新橋、虎ノ門はもちろん、足に自信があるなら銀座からも歩ける距離です。
【↑】一番近い出口が中目黒方面の「A1」(または北千住方面の「A2」)。じつはまだ駅は完成しておらず、出口付近の風景は変わると予想されます。
「A1」出口の目の前を走る大通り「桜田通り」を渡って即右折(1)。ずっと直進して2本目の右折路を右折(2&3)。目の前に見える白いビルが科学館です(4)。子供の足でも10分かかりません♪ *今回はA1を利用しました!
それでは館内をご紹介します!
【1F】常設展示コーナー
直系17mもある巨大ドームの1階部分にある約300平米の常設展示コーナーは、テーマ別に4ブロック+1エリアに分かれています。4つの各エリアにそれぞれにテーマに沿った体験コーナーがあるんですが、なかでも見所は、ゲーム感覚で楽しめる大型スクリーンを使ったコンテンツ。ぜひ制覇してください!
【↑】各エリアには一部解説ボードもありますが、“ザ・お勉強”といったような堅苦しさは一切なし。気軽に楽しめます。
*ご紹介するコンテンツはほんの一部。ぜひご自身でお確かめください♪
【わたし】
人間の身体の内側ってどうなっているの!? という素朴な疑問を、自ら身体を動かしながら学ぶ体験コーナー。動物たちと足の速さを競ったりできるコンテンツのほか、ちょっとグロテスクかもな人体模型系の展示があったり。自分の身体にある科学を知ることができるんです。
【↑】来場者の動きにあわせてリアルに走り出すレースコンテンツ。ポイントランキングも表示されるので、結構燃えますヨ!
【↑】体験コンテンツだけでなく、一部お勉強的展示も。ドーム中央に向いているこのディスプレーは各エリアごと合計4つあり、この展示に関しては、適時内容が入れ替わる予定とのこと。
【しぜん】
身の周りにいる自然や生き物との関わり、昆虫の生態などを学べるエリア。
【↑】大型スクリーンを駆使したコンテンツでは、昆虫採集などに挑戦。制限時間内にどれだけ捕まえられるかを競い、最後に捕まえた虫たちを一覧で確認できます。ちなみに郊外の映像は、あきる野市にある「みなと区民の森」で撮影したもの。
【↑】回転パネルを組み合わせ、生き物の成長を知るコーナーはちびっ子にもぜひ♪ 端にある垂れ幕をめくると、答えが分かる仕組みになってます。クイズ感覚でどーぞ。
【↑】テーブルにある円盤を回転させて気になる昆虫などの部位を拡大して楽しむ「いきもの拡大スコープ」。黒い大型の顕微鏡を使い、自分でピントを合わせながら楽しむコンテンツ。
【↑】「昆虫の目」は昆虫の目線を味わうコンテンツ。大人には、ちょ、ちょっと・・・となりそうな映像が満載です(汗)。
【まち】
まちを支える技術ってなに!? 地下ってどうなっているの!? が判るエリア。
【↑】日本は地震大国。地震から建物を守る技術(免震・制振・耐震)が、目視で確認できたりも。
【↑】子供受けが良さそうなコンテンツがこちらの「発電チャレンジ」。円盤をグルグル回して発電し、それを使ったランプの光を窓掃除をしている人が乗るカーゴに照射すると、ビルを登っていくんです! 結構ハマリます!
【うみ】
河の流れをゲーム感覚で体験したり、船が浮く仕組みを学んだりと、海や川にちなんだエリア。
【↑】「みなとエレベーター」は、大型モニター越しに上空、そして海中を探索できるコンテンツ。実際、港区の海で撮影したリアルな映像が使われており(一部除く)、タッチパネルで見たいエリアを選択可能。珍しい生物に出会えるかも!?
【↑】スイッチを押すとぶくぶくと無数の泡が発生し、浮いていた物体がみるみる沈んでいく様を体験できるコンテンツ。船が浮く理由が分かります!
【みなと・クエストMAP】
常設展示コーナーの中央には、港区の形をした「みなと・
【↑】「ゆりかもめ」の車両先端に乗っているかのような臨場感のある走行映像や、ドローン映像を元にした港区上空の飛行シーンなど、ほかにはないオリジナル映像も楽しめるんです♪
【1F】実験室
いろいろな現象を実際に確認したり、ワークショップを行ったりする予定の実験室も完備。いわゆる「でんじろう先生」的な楽しいコンテンツを計画中とのこと。コンテンツにより参加費がかかる可能性があるとのことですが、それも材料費など、僅かな実費程度とのこと。
【↑】実験室は座席40。難易度別にいろいろなコンテンツを計画中とのこと。
【1F】多目的ロビー
休憩ができるロビーでは、年4回コンテンツを変える「企画展」を開催。現在、開催中の企画展は「錯視のふしぎな世界」。明治大学の先端理数工学者・杉原先生による、思わず「えええええ〜っ」な作品がたくさん展示されています! 今開催は2020年7月5日まで。お急ぎを!
【↑】見る方向で見えるモノが変わる、この不思議。ぜひその目でお確かめを!
ほかにもこんな錯覚、味わえます♪
【↑】コレ、なにかが変。2つのボールの位置関係、よーく見てみてください♪
【↑】骨になったり、身が付いたり・・・。
【↑】ライトの当て方で立体的に見えたり、凹んで見えたり・・・。
【↑】中心のマークを凝視して、頭を近づけたり話したりすると・・・。か、回転しますよね♪
企画展のスケジュールはコチラでご確認を
https://minato-kagaku.tokyo/events/
【2F】プラネタリウム
ぜひ1度は鑑賞して欲しいプラネタリウムは、五藤光学研究所による光学式投影機「オルフェウス」と、つなぎめのない高精細映像の投映が可能な4Kデジタルシステムを融合した“ハイブリッド・プラネタリウム”。800万個以上の星空映像など、都心にいながら満天の星空が楽しめます!
プラネタリウムは有料。年4回以上利用する場合は、メンバーズカードが断然お得です!
【料金についてはコチラヘ】
https://minato-kagaku.tokyo/guide/
【↑】15mドーム内にシートは全121席(コロナウィルスの感染拡大防止により、当面の間30席のみの利用となっています)。
【↑】上映はライブ解説付きで、1回40分。1日3回ある上映はすべて違うプログラムです! 上映当日の夜の星空の模様が確認できるそう。
プラネタリウムの真横には・・・
豆知識
【2020年6月現在・来館はすべて電話予約制です 】
コロナウィルス感染拡大防止の観点から、当面の間、来館には(プラネタリウムも含め)事前の電話予約が必要です! 入館は1回120分・1日3回の入替制で、1回の定員は50名(プラネタリウムは30名)となっています。ご注意を。申し込みは“電話”のみです。
【説明員さんもいます!】
各コンテンツの楽しみ方はもちろん、展示物に関する素朴な疑問などをぶつけられる説明員さんも常勤。判らないことは質問してみよう♪
【飲食や物販は!? 】
飲み物に限り、1Fにある多目的ロビーのソファで可能です。ゴミ箱はありませんのでご注意を。自販機や売店、ミュージアムショップはありません。
【そのほか 】
体験コンテンツも多いため、荷物はロッカーに預けておくといいかもしれません(嬉しい100円リターン式)。ただし、現在コロナの影響でロッカーは利用休止中です。ベビーカーや車椅子の貸し出しもあります!
今回のレポートのまとめ
●大人も子供も楽しめるコンテンツがたくさん
●楽しみながら、体験しながら“科学”を学べる
●常設展・企画展が無料で利用可能
●最新鋭のプラネタリウムもあり
●説明員さん常勤のため、質問もできる!
●じっくり見いってしまう興味深い企画展も。
徒歩圏内にはこんなスポットが
みなと科学館から歩いてすぐの場所に、有名な「愛宕神社」もあります♪ 「出世の石段」をぜひ挑戦してみてください。一気に上がるには、運動不足のお父さんにはちょっとしんどい(!?)
今回ご紹介した記事は
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