『地下鉄博物館』 地下鉄がいろんな角度から判る、感じる、楽しめる♪ 子供も大人も満足の人気スポット「ちかはく」へ♪
電車大好きなちびっ子や根っからの鉄道ファンだけでなく、鉄道は正直興味がないんですけど・・・という大人の方にも、ぜひオススメしたい注目スポット「地下鉄博物館」(略して“ちかはく”)。知っている人にとっては、なぜいまさらそこ!? と言われるほどの定番かもしれませんが、週末ともなれば親子連れで大賑わいなんです。迷うことなく1度は行って欲しい、見て、触って、学べるスポットをご紹介です!
*掲載内容は2019年10月27日時点での情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真は一部除き、すべて編集部による。
場所東京都江戸川区東葛西6-3-1
入場料【大人/高校生以上】200円、【子供/4歳〜中学生】100円
開館時間10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日月曜日/祝日・振替休日となる場合はその翌日、年末年始(12/30~1/3)等
(詳細はウェブへ)
アクセス東京メトロ・東西線「葛西駅」から徒歩約5分
■Googleマップでの確認はコチラ
公式サイトhttp://www.chikahaku.jp/
「地下鉄博物館」とは!?
1986年に開館した鉄道ファン馴染みのスポットであり、地下鉄の歴史からトンネルの作り方、シュミレーター、仕組みの解説など、多角的に学んで楽しめる博物館。過去に実際に走っていた車両展示やホームを再現したり、運転席に実際に乗り込んだり、ドアの開閉を楽しんだりと、見るだけでなく、実際に操作できる体験エリアの充実ぶりも必見。知っているようでじつは知らない地下鉄建設のノウハウ的なことも学べるなど、大人も思わず「なるほど〜」と関心してしまう、親子で楽しめるスポット! 入場料も激安です!
■目安観賞時間:3時間〜4時間
【↑】博物館がある場所は、東西線の線路下(高架下)。最寄り駅「葛西駅」改札を出ると大きな看板もありと、迷うことはありえないほどの判りやすさ。
【↑】入館チケットは自販機で。PASMOなどのICカードも使えます♪
【↑】入館は自動改札、または有人の改札鋏があり、土日は鋏が入る有人改札となる模様。昭和人には懐かしい光景です♪ *写真は館内から入り口を見た状態
【学びスポット!】
色々な角度から、地下鉄を知ることができる「ちかはく」。改札を抜けた先には、重要文化財にも指定されている日本初の地下鉄車両や丸の内線車両がどーんとお出迎え♪ 先に進むと、リアルな地下鉄作りが視覚的に学べます!
【↑】手前の赤い車両が丸の内線で使われていた「営団300形」、黄色い車両が日本初の地下鉄車両「1000形」。現在の車両と比べ、ノスタルジーを感じさせるクラシックカー的な雰囲気がいい感じ♪ 訪れた方の大半が写真を撮られる、メインフォトスポットです!
【↑】赤い「営団300形」車両には、実際に乗り込むことも。シートに座ってもいいんです♪
【↑】1000形1001号車は1927年(昭和2年)に、上野〜浅草間の開業と同時にデビューした初の地下鉄車両。こちらは内部には入れず。当時の雰囲気を再現するため、当時の乗客を模したマネキンが乗車中。
【↑】当時の使われていた自動改札機の再現モデルも。切符制ではなく、10銭硬貨を入れて通る仕組みだったそう。来場者が現在の硬貨(5円、10円、50円、100円)を入れて、実際に通ることも。
【↑】車両脇には昭和初期の地下鉄ホームを再現。駅名看板やベンチ広告など、味わい深いです。
【↑】ホームへ上がる床も地下鉄風になっており、一部には常時映像を流すモニターも。
【↑】思わずおおおおおーとなるのが、この展示。地下鉄を掘る掘削機「シールドマシン」の歯の部分「カッターディスク」の一部も展示。1分間で3/4回転まわって穴を掘っていくとか。実際に副都心線建設で使われたものだそーです。
【↑】実際の掘削がどんなカンジで進むのかが、動く模型で判る展示も。スイッチを押すと、シールドマシンの先端がスライドするんです。
【↑】トンネルの作り方をより判りやすく解説するための、3Dシアター機も。ちびっ子にはこちらのほうがイメージしやすいかも。
【↑】コレは実際に掘った穴の壁が崩れないようガードする枠の部分。近くまで降りれるので、その大きさを体感できます。
【↑】つぶらな瞳がカワイイこの車両は、「軌道モーターカー」なるもの。作業員や機材の運搬に使うという機材車。
【↑】ちびっ子だけでなく、大人も思わず「おおおおーっ」となったのが、地下鉄ジオラマ。規模は小さいですが、地下がどんな様子になっているのかが判るよう、地面がぐーんと持ち上がる仕組みに。普段決して目にすることがない、お茶の水駅周辺の地下の様子がわかるんです。地中に作られた、昆虫の巣を覗いているような感覚です!
【体験スポット!】
来場者が実際にレバーを引いたり、スイッチを押したりと、操作して楽しめる体感系の展示もかなり豊富。クイズに答えながら学べるエリアがあったり、親子でしっかり楽しめます!
【↑】クラシックなこの車両「100形129号」は、1938年(昭和13年)製。渋谷〜新橋間を走っていた車両で、途中オレンジにボディカラーを変更しつつ、なんと1968年(昭和43年)まで現役で走り続けたとのこと!
【↑】その「100形」は運転席に座って、操作することもOK。ちびっ子人気が高いスポットです。
【↑】「100形」では、実際にドアを開閉させることができる貴重な体験が可能。開けても外には落ちませんのでご安心を♪
【↑】集電装置である天井のパンタグラフの上げ下げを、スイッチで体験できる貴重なコーナーも。じっくり見る機会はそうそうないものですが、近くで見ると、結構なでかさ・・・。
【↑】運転体験ができるシミュレーションコーナーも人気。「銀座線」「有楽町線」「日比谷線」があり、スタッフの指示の元、ゆっくりやればちびっ子でも充分できる。それぞれ運転席の形状が違うんです。
【↑】地下鉄の運行をリアルタイムで管理する司令室を模したエリアでは、クイズに挑戦。大人でも判らない、難しい質問もあります。壁に掛かる大型モニターに映る映像は本当の司令室とか。
【必見のメトロパノラマ!】
開催時間になるとそのまわりを多くの来場者で賑わすスポットが、このメトロパノラマ。都心を走る地下鉄を再現したHOゲージの模型電車コーナー(1/80スケール)で、スタッフさんの説明と運行の後、一定時間、来場者が自ら電車をコントロールすることができるんです♪ これ目当てで訪れるリピーターもきっと多いハズ!
運行は午前1回、午後3回。
【こんなスポットも!】
ほかにも見所あるスポットはたくさん。その一部がコレ!
【↑】会場内にはちびっ子が大好きなスタンプも沢山。ミュージアムショップで販売中のスタンプ帳(220円)にスタンプを集めると、記念品ももらえます♪
【↑】展示物は大きなものだけではなく、たとえばメンテナンス作業員の方が身につけるツールなどを紹介するコーナーも。
【↑】敷地内には線路を模した模様が描かれており、その先に進むと車両基地! ? 的な行き止まりも。ここで写真を1枚。ぜひ記念にどーぞ。
【↑】貴重な文献なども見れる図書館まであり。利用日は土日と祝日のみ。
【↑】ミュージアムショップでは、日常使いに最適な文具や衣類など、いろいろ。お土産にどーぞ。
【↑】館内奥には休憩室があり、そこにはジュースや軽食の自販機のほか、ご覧のようなガチャポンも。もちろん全部電車系です!
豆知識
【混雑ぶりは!? 】
今回は日曜日に訪れましたが、予想以上の混雑ぶり。30年以上ある施設のため、そこまで混むとは正直予想外(←失礼!)。体験系は若干の順番待ちも覚悟です♪
【撮影は!? 】
撮影は基本OK。唯一注意したいのはシュミレーションエリアなど、一部で動画撮影が禁止されていること。禁止エリアには注意書き看板がありますので、ご注意くださいマセ。
【電車にうとくても大丈夫!】
展示物には判りやすい解説ボードもあり、電車系の知識がなくても充分楽しめます。ボードはふりがな付きで、子供でも判るようになっており親子で優しく学べます♪
【会場内は蒸します!】
今回はじめて訪れて強く感じたのが、館内が思ったよりも蒸すこと。館内では1枚上着を脱ぐなどしたほうがいいかもです。
【次の人への配慮を】
人気体験ブースでは順番待ちが自然とできますが、子供の場合、集中しすぎて長く楽しみすぎになりがち。親御さんがそばに付いてあげ、声を掛けてあげてくださいませ。とくにメトロパノラマは人気が集中しがち。なかなか自分の番がまわってこず、グズる子も見掛けました。
【フード類は!?】
館内奥にある「休憩室」でドリンクやフードを食べることができます。備え付けの自販機で軽いものであればその場で買うことも出来ますが、驚きはお弁当などの飲食物の持ち込みがOKなこと。お弁当持参で1日楽しむのもいいかもです!
ザックリとしたご紹介でしたが、いかがでしょう!? ご紹介以外にも見ておきたいポイントはいろいろあります。館内奥には地下鉄関連の映像を上映したり、講演会を行うなどの専用ホールまである充実ぶり。入館料220円でここまで楽しめる施設は、なかなかないかもです! 小さいお子さんがいるご家庭にはとくにオススメです♪
遊びに行く前に、イベントスケジュールなどを確認していくといいかもです!
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