【よこはま動物園ズーラシア】とにかく広い園内を全てまわるには4〜5時間かかるかも!1日楽しめる横浜の定番スポット
お出かけ先の人気スポット、動物園。普段なかなか目にする機会のない生き物たちをいろいろ楽しめるスポットは、子供だけでなく大人にも大人気ですよね。そんな動物園は関東圏にも複数ありますが、今回オジャマした『ズーラシア』は横浜市立。都市型動物園としては国内屈指の広さを誇る、人気スポットを、ドドドドーッとご紹介します!
*掲載内容は2020年7月下旬時点での情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
SPOT DATA
よこはま動物園 ズーラシア
場所神奈川県横浜市旭区上白根町1175-1
最寄り駅相鉄線「鶴ヶ峰」駅北口、相鉄線「三ツ境」駅北口、JR横浜線・横浜市営地下鉄「中山」駅南口の各駅から「よこはま動物園行き」のバスで約15分
入園料【大人】800円 【高校生】300円 【小中学生】200園 【小学生未満】無料 *年間パスポートあり
開園時間9:30~16:30(最終入園16:00) *最新の営業時間は公式サイトで確認を
休園日火曜日(祝日の場合は開園し翌日休園)、12/29〜1/1
公式サイトhttp://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/
「ズーラシア」とは!?
1999年4月に開園し、段階的にエリアを拡大。敷地面積53.3haは都市型動物園として国内最大級規模(一説には東京ドームうん個分もあるとか!?)。稀少性の高い絶滅危惧種も含め、現在約100種750点が飼育、展示、繁殖させている国内屈指の動物園なんです。年間を通じ多くの家族ずれやカップル、動物愛好家が訪れる人気スポットです!
【↑】園内は導線もあるものの、とにかく広いため、所々にショートカット通路があったりと、一部ラビリンス状態な場所も。入り口でもらえる園内マップは、絶対入手しておいたほうが無難ですヨ! ちなみに全景マップの看板は園内にも一部ありますが、場所により東西南北を逆にして掲載している場所もあるのでご注意を♪
全面オープンしたのは、開園16年後のなんと2015年。園内は大きく8つのエリアで分かれており、生き物たちの展示だけでなく、ラクダに乗ったり、いろいろな生き物に触れてみたりなど、有料&無料のコンテンツも複数あり(一部コンテンツは現在休止中)。
広大な敷地内にはアフリカのサバンナを模した草原や岩場を再現した、4種類の肉食系と草食系動物を混合展示した広々エリアがあったり、世界三大珍獣の1つである“オカピ”がいたりも♪
園内はとにかく広いです! ある程度時間配分しないと、入園時間によっては全部見きれない!? 可能性も充分ありえます。多少配慮したほうがいいですヨ♪ ← コレ、間違いありません!
さらに、お持ちであれば「双眼鏡」も持参することを絶対オススメします! 動物たちがかなり離れた場所にいることも珍しくなく、双眼鏡があるときっと「持って来て良かった〜」となりますヨ。
【目安鑑賞時間】4〜5時間
何度も言いますが、園内はとにかく広いです。見所満載のため、足がかなり止まりがち。割り切って2日(2回)に分けたほうがいいくらいですが、1日で一通りまわりたいという場合は、(子供さんがいる場合は)4〜5時間は余裕でかかるはず。
途中子供が遊べる”キッズ向け広場”もあり。レストラン等もありますが、週末はかなりの混雑ぶり。利用には覚悟が必要です! 軽食やお弁当持参がベストかもです!
【オススメルート】
よほどの混雑時を除き、駐車場は手前側の「正門駐車場」を利用するため、基本的に導線通りの鑑賞となり「北門」側から進むケースはあまりないはず。
園内は一方通行ではありませんので、混雑している場所は後回しするなど、先へ先へどーぞ。ちなみに園内で配布されているマップにはショートカットコースも掲載あります。体力的にきつい場合は、近道を回るのも手です。
正面入り口入ってすぐにある【アジアの熱帯林】からスタートし
↓
中間地点にある【わくわく広場】でひと休憩
↓
ラストエリアの【アフリカのサバンナ】の端にある北門から園内周遊バスが出ていますので、それに乗って戻る。
または【わくわく広場】まで戻り → ショートカット通路を経由し正面入り口に戻るがいいかもです。
ショートカットコースでは、王物たちの巨大オブジェと一緒に記念撮影などができる【ころころ広場】、その先に子供の遊び場もあります♪
【↑】チケットは専用自販機で購入。チケットも味気ないものでなく、想い出に残りそうなデザイン。幼稚園児以下は無料です!
【↑】今回オジャマしたときには、入園口すぐの場所で来園記念カードの“無料”プレゼントも。無料で写真撮影してくれました♪ 記念カードとステッカーがもらえます。
【↑】園内は雰囲気作りも徹底しており、例えば休憩用のベンチもこの通り。
【↑】トイレもご覧の通り。エリアの雰囲気にあわせた装飾が。感覚的にはテーマパークに近いです。
それでは早速見所をご案内!
ちなみに動物たちは、必ず見れるというわけではありません! 今回は暑さもあってか、スマトラトラやウンピョウなど、全体の2割りくらいの動物たちは対面できず・・・・・・。お気に入りの動物との対面には、ときには運も必要かも!?
今回は大きく8エリアあるうちの6エリアを厳選紹介。紹介する生き物たちはほんの一握り。ぜひご自身の目で確かめに行ってみてくださいね!
ポイント/1【アジアの熱帯林】
アジアにしか生息しない動物たちや植物に囲まれた最初のエリア。いきなりインドゾウさんがお出迎えしてくれます♪
【↑】かなり遠目からの鑑賞になりますが、インドゾウは迫力満点。1日に100kg以上の草などを食べ、100〜200lの水を飲むとか。
【↑】オジャマした当日は一時久々の晴天で、マレーバクもちょっとぐったり(!?) かなり奥の隅っこでお休み中でした・・・。ちなみにマレーバクがいる檻の横に「ジャングルカフェ」という小休憩できるスポットがありますが、ここは1発目のカフェということもあり激混み。混んでいる場合は並ばず、スルーしたほうがいいです。先は長いですから!
【↑】白い羽根と青い目のまわりが印象的な鳥は「カンムリシロムク」。バリ島固有の鳥で、時々頭の毛を逆立てるとのこと。
【↑】時々グォーと、うめき声(!?) 遠吠え(!?)のような声を発していたのは「インドライオン」。ガラス越しからの鑑賞で、ギャラリーが途切れない人気スポット。
【↑】エリアの途中では涼がとれるウォーターミストもありますヨ。場所は【アジアの熱帯林】と【亜寒帯の森】の境目。
ポイント/2【亜寒帯の森】
山岳地帯や北極圏などを模したゾーン。エリアを囲む中心に、「アラースの谷」
という広場も。
【↑】中国に生息している「ゴールデンターキン」。その稀少性の高さから中国では、ジャイアントパンダと並び、国家第一級の保護動物となっているそう。
【↑】お疲れモードでお休み中だったのが「レッサーパンダ」。竹やタケノコ、木の葉やドングリなどを食べるそう。
【↑】ミャンマー北部に生息するキジ科の鳥「ギンケイ」。羽根の色が多彩なのはオス(写真)とのこと。
【↑】凛とした姿勢や頭の羽根、赤い目が特徴の、ちょっと優雅な貴婦人気分な鳥「オウギバト」。飛ぶ力が弱く、長距離飛行も苦手とか。ハトの一種。
【↑】「フンボルトペンギン」は地上部と、水槽内部の両方が鑑賞可能。近くで見ると肌のゴツゴツした感じがよくわかります♪
【↑】潜ったり浮き上がったりして遊んでいたのは「ミナミアフリカオットセイ」。オットセイのなかでは最大級とのことでオスで350㎏もあるとか。
【↑】暑さのせいか、ずっと水槽につかりっぱなしだったのが「ホッキョクグマ」。ご覧のように高台から見下ろすことも可能! なかなか動かず、顔が見れず・・・残念。
休憩スポット/1【オージーヒル他】
亜寒帯の森を過ぎると、食事や休憩ができる広い広場が。10時過ぎくらいに入園すると、ちょうどこの場所に辿り着くのがお昼頃となるはず。そのため、「オージーヒル」と呼ぶレストランはかなり混雑します。
園内にはお弁当などの持ち込みもOK! 芝生の上やベンチなどで軽く小腹を満たし、時間を空けてから利用するのもいいかもです!
ポイント/3【中央アジアの高知】
珍しい動物たちが多い、中国、モンゴル、ロシアといった中央アジアをフォーカス。日本の動物園で唯一という動物たちも!
【↑】マレーシアのボルネオ島だけに生息する「テングザル」。鼻の長いのはオスとのこと。気分屋さんらしく、なかなか顔をこちらに向けてくれず・・・。
【↑】ちょっと痩せてる!? 感じもするこちらは「モウコノロバ」。先の「テングザル」同様、日本で飼育しているのはズーラシアだけ!
ポイント/4【日本の山里】
日本ブース。緑の多い山里に生息する、日本人に馴染み深い動物たちを鑑賞できます。
【↑】国の特別天然記念物に指定されている「コウノトリ」。つねに片足立ちなんです。
【↑】毎年2000羽以上が、中国や朝鮮半島から渡ってくるという「マナヅル」。ほとんど動かず、たまに頭をピクッとさせたり。
【↑】かなり高台の離れた位置での鑑賞となるものの、「ニホンツキノワグマ」も。遠目からでもそれなりの迫力があり、かなり荒々しく動き回ってました。8月下旬頃から冬ごもりの準備として、たくさん食べ始めるとのこと。
休憩スポット/2【わくわく広場】
中間地点くらいに進むと、子供向けの遊び場「わくわく広場」が。幼稚園児くらいから楽しめる遊具がたくさんあり、ターザンロープやジャングルジム、オカピの滑り台も。
週末には軽食などのキッチンカーの出店もあります。
子供が目を輝かせて楽しめるスポットですが、あまり集中しすぎると、後半が回りきれなくなるかも!? 子供を上手くなだめて、頃合いを見て先に進んでくださいネ! ちなみに、プレイスポットはこの先にもあります!
ポイント/5【アフリカの熱帯雨林】
アフリカ・コンゴ川流域を再現したエリア。建物内エリアもあり、なかでは稀少動物である「オカピ」にも出会えます♪ その名の通り、熱帯雨林ぽい木々に覆われたエリアと、雰囲気もマル。
【↑】暑さも気にせず、始終モゾモゾとなにかをカジッていたのは「アフリカタテガミヤマアラシ」。植物系だけでなく、なんと骨や動物の乾いた死体もかじるそう。尾のような針は、間近で見るとかなりの鋭さでした!
【↑】シマウマっぽさがありつつも、じつはキリンの仲間という珍獣「オカピ」。ズーラシアは日本ではじめてオカピを公開した動物園とのこと! 人気ものだけにギャラリーが多く、いい位置から撮影できず・・・。残念。
【↑】ズーラシアには爬虫類「ボールニシキヘビ」も。見た目はご覧の通りですが、なんと毒はなし。
ポイント/6【アフリカのサバンナ】
アフリカといえばサバンナ(熱帯地区の草原)を再現した注目エリアで、肉食動物と草食動物が仕切りなしで飼育される混合展示を楽しめます! 鳥類も多く、バードショーの広場があったり、ふれあいコーナーがあるものこのエリアです! *ふれあい系コンテンツはコロナウィルスの景況により現在休止中です!
【↑】で、でかい!! と思わず声を上げそうな「ヒガシクロサイ」。嗅覚や聴覚が敏感で、乾燥が苦手とか。かな〜りノシノシと動き、ピタッと動きを止めるなど、動きはかなりゆったりしています。
【↑】サバンナを模した草原で優雅に食事を楽しむのは「グラントシマウマ」。特有のシマ模様は、それぞれ違うとのこと。
【↑】時速100㎞越えの駿足で知られる肉食動物「チーター」。人間になれているらしく、ガラス張りの近くで平然と休憩してくれるので、間近で鑑賞できることも。
【↑】ちびっ子人気も高い「ミーアキャット」。とにかくすばしっこく動きまわり、ときに仲間とじゃれ合ったりと、なかなか一箇所にじっとしてくれず・・・。ヌクッと立ち上がる姿が、なんともカワイイんです♪
【↑】右はお馴染みの「キリン」。胃が4つものあるとは知りませんでした! 左は「エランド」というウシの仲間。根元がネジれた角を持つ、精悍な表情も見所な哺乳類です。
【↑】隅っこでじっとしているため、写真を撮るにもなかなか苦労するこちらは「ケープハイラックス」。かわいらしさは園内でも上位。モフモフしてます♪
【↑】動物園といえば断然コレ! 写真はメス「ライオン」ですが、ジ〜ッと見つめられてしまった・・・。獲物と思われた!?
【↑】余談ですが、ライオンブースの壁にスズメが巣を作っていましたヨ♪
【↑】アフリカのサバンナエリアでは、バードショーをはじめとした“ふれあい系”コンテンツも充実。ご覧の「ラクダライド」もその1つ。身長100㎝以上、年齢5歳以上であれば有料で体験可能ですが、現在はコロナウィルスの影響で休止中です。
【↑】アフリカのサバンナエリアにも、ご覧のプレイスポットが。中央にある「わくわく広場」よりも比較的空いている印象。大型滑り台やジャングルジムもありと、結構本格的に楽しめますヨ♪
豆知識
【混雑は!?】
土日は相応の混雑は覚悟。ただし園内がかなり広いため、レストランやカフェを除き、混雑ぶりが気になることはなさそう。エリアによっては日影もあるものの、場所によっては日光直撃となるため、帽子やドリンクの携帯は必須です!
【気になったことがあった場合は!?】
正門や北門、カフェ、レストランを除き、園内はスタッフさんはあまり見掛けません。あの動物のあれってなんだろう!? と疑問点などがあった場合は、公式サイトで確認するか、園長や飼育担当者に手紙・ハガキで質問くださいとのこと。送り先等は公式サイトの「よくある質問」コーナーに掲載あり。
【お弁当の持ち込みは!?】
可能です。園内にはレストランやカフェが複数ありますが、週末はどこも混雑している印象。座れるベンチも園内に複数ありますので、お弁当持参もいいかもです!
【トイレは!?】
もちろんあり。ドリンクなどの自販機、授乳室もあります。コインロッカーは正門と北門にそれぞれあり。
【ベビーカーは!?】
ベビーカー連れの入園もOKですが、ベビーカーレンタルも600円で可能。ちなみにペット連れの入園はNGです。
【バス利用すべき!?】
園内を周回するバスは、疲労を考え適時利用したほうがいいかも。とくに正門から入り、北門まで辿り着くころには相応に疲労しているはず。北門からの帰りはバスを利用するものあり。1回大人200円、小学生以上100円。1日乗り放題パスもあり! *乗車定員が決まっているため、混雑時、希望便に乗れない場合があり。ご注意を。
詳しくはコチラヘ!
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/bus.php
【ショップもあります! 】
園外へ出た先、正門脇にカフェを兼ねたギフトショップもあり。お土産も充実してます♪
今回のレポートのまとめ
●見所、動物盛りだくさん♪
●1日めいっぱい楽しめる。相当広いです!
●生き物展示以外にも遊び場もあり。
●時期などにより、動物が見れないことも
●家族ずれに最適。幼児は無料です!
今回ご紹介した記事は
いかがでしたか?
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