【渋谷リバーストリート】渋谷の新たな待合せ場所。唇のオブジェにはベンチも!座れる場所をお探しの方もぜひ。
再開発が進む渋谷ですが、変わりつつあるのは中心部だけじゃありません。駅から数分の徒歩圏内、渋谷の喧騒が僅か(!?)に薄れる離れでも、新しい渋谷が続々誕生中です。今回は2020年末に生まれた観光名所「KISS,TOKYOベンチオブジェ」と、それが設置されている「渋谷リバーストリート」をぶらりと散歩♪
*掲載内容は2021年2月時点での情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
SPOT DATA
KISS,TOKYOベンチオブジェ&渋谷リバーストリート
場所東京都渋谷区渋谷3-22付近
最寄り駅JR「渋谷駅」から徒歩5〜6分
利用料無料
利用時間24時間(夜間一部エリア閉鎖あり)
公式サイトhttps://kiss.tokyo
「KISS,TOKYOベンチオブジェ」とは!?
渋谷の新たな観光名所を! というコンセプトで立ち上がった、“くちびる”をモチーフとした渋谷の待ち合わせスポット(お披露目は2020年12月25日)。クラウドファンディングや渋谷区観光協会、東急の協賛で生まれたもので、東京・渋谷が発信する話題のパブリックアートとしても注目されています。
そもそも「KISS,TOKYO」とは、東京に住んでいる人や利用する人、東京という街を愛する人へ向け様々な提案を行う民間プロジェクト。
東京の魅力や町を愛しむ気持ち、訪れる方への歓迎の気持ちを表現すべく、愛情表現や挨拶がわりに用いられる“KISS”を大胆に取り入れたロゴで知られ、今回のオブジェ設置のほかにも、企業やブランドとコラボした様々なグッズ販売などもおこなっています♪
■詳細は公式サイトをご確認あれ(https://kiss.tokyo)
渋谷ストリーム側から覗くと、遙か先にオブジェが! 僅かに赤く見えるアレがソレです!
渋谷リバーストリートとは!?
渋谷リバーストリートとは、メガステーション「渋谷駅」の南側を恵比寿/代官山へ向かって流れる「渋谷川」沿いの遊歩道のこと。
手前には、カフェやレストラン、ホテル、オフィスなどが入る複合施設「渋谷ストリーム」(https://shibuyastream.jp)、そのお膝元には「稲荷橋」「金王橋」の名を冠した2つの広場があり、コロナ以前はイベントなどもいろいろ行われていたよう。
もともとこの一帯に東急東横線が走っていたのですが、渋谷〜代官山間の地下鉄化にあわせ約600mを再開発することになり、新たに遊歩道を整備。ホームや線路を支えていた高架を解体した跡地を再利用したそう。
ちなみに今回端から端まで歩いてみましたが、なにも気にせずラフに歩くと15分くらい。ゆ〜ったり歩くと20〜25分くらいの距離でした。
東横線の記憶を遺すべく、線路を実際に支えていた高架の柱跡には、当時実際に管理用として使っていたナンバリングを実施。一部残る柱だけでなく、かつてそこに柱があったことを示すべく、道にも数字がペイントが。しかもその数字の書体は、実際に鉄道で使われる車両番号の書体がベースとなっているなど、マニア心をくすぐる配慮も。
数字を辿って、散歩してみるものいいかもです♪
オブジェをご案内!
【渋谷駅からのアクセスは明解♪】
オブジェまでの道は単純明快。渋谷ストリームと渋谷川の間にある道をひたすら、恵比寿/代官山方向へ進むだけ。どの改札から行くかにもよりますが、とりあえず渋谷ストリーム1Fからであれば5分もあれば着きます。
明治通りを使って進む場合は、ひたすら直進。カラオケ屋さんの交差点を右折。橋を渡った先を左折。あとは直進するだけです。
当時の高架を支えていた柱の一部はあえて残してあり、それを伝えるプレートも。途中ご覧のようなベンチもありと、お昼休憩などにも使えます♪ もう目の前です。
【目立つのですぐ判ります♪】
どん
どん
どん
どーん!
で、でかい(驚)
大きいとは薄々感じてはいましたが、実際訪れてみると、予想以上に大きい印象のベンチオブジェ。結構な迫力、自己主張の強いデザインなので、(当然ながら)誰でも判ります♪
せっかくなので、その大きさなど、ちょっとした公式発表資料を参考に諸元をお伝えすると・・・。
スリーサイズはご覧の通り。高さは2m。何度も言うようですが、デカいです!! 目立ちマス。
3.5mの幅は大人で6〜7人くらい座れるボリューム。キスオブジェを取り囲むようにベンチ部分があり、どの位置に座ってもOK! ゆったり座れるので、コロナ禍でも安心♪ 足元にはこんな(↓)注意表示も。
座面に使われているのは「イペ材」と呼ばれる、ウッドデッキなどでよく使われるメジャー素材でした。ウッドのため、冬場に座って“ 冷たっ・・・! ” なんていうこともありません。オブジェを含め、そのほかにステンレスやスチールも使われているそう。
ちなみに座高は45センチとのこと。実際座ってみましたが、丁度いい高さ。奥行きも十分にあり座りやすいです。
このオブジェは待ち合わせスポットとしてはかなり有効。渋谷駅から少し離れた場所にあるため、駅前のゴチャゴチャを避けたい、ちょっとラックスしたいときなど、使えそうですヨ。
残念なことは、今回訪れたのはお披露目から約1ヶ月半後でしたが、すでにベンチには落書きらしきいたずらも・・・。1年後、どうなってしまうのか。ちょっと不安。落書き、傷つけなどは厳禁ですよ!
続けて歩いてみよう♪
せっかく来たなら、ぜひストリートの端まで歩いてみてください。さきほどのオブジェを越えるような大きなイベントがあるわけではありませんが、気分転換の散歩にぜひ♪
渋谷川に沿った綺麗なタイル張りとなっているストリート。ある程度直進したあとに渋谷駅側を振り向くと、こんな感じ。中央に見えるビルが渋谷ストリーム。でーんと立ってます♪
多くの方が訪れることを想定し、途中にはオシャレな案内板も。インフォメーションの「i」マーク、目立ってマス。外国の方も助かりそう。
橋を挟んで大きく4つのエリアに分かれていますが、その境目にはこんなゲートも。鉄道遺構がアートと化しています。
【注意】エリアを区分けする橋がある部分は、直進できる信号はありません! 先のエリアへ行く場合は少し迂回することになります。ご注意を。
渋谷駅から一番離れた、もっとも奥のエリアはこんな感じ。少し雰囲気が変わり、ミニ公園風な趣き。菜園スペースがあり野菜が。訪れた当日はかなり暖かい日だったこともあり、気が付くと花が。早咲きの「カワヅザクラ」と思われる桜が咲いておりました♪
この奥のエリア(渋谷ブリッジまで)は夜間閉鎖されるとのこと。
同じエリアにはこんなベンチも。こちらは2019年12月に登場した「INFINITY LOVE BENCH(インフィニティラブベンチ)」なるもの。プロデュースしたのは、あの木村カエラさん。
・・・・なのですが、無念。わずか1年足らずで、塗装がハガれ、アクリルの翼の1つがもがれと、かなりのダメージが(泣)。今回の「KISS,TOKYOベンチオブジェ」がこうならないよう祈るばかりです・・・。
ちなみに最後のエリアから、渋谷駅側に立つとこんな感じ。そこそこ開放的なんですが、午後は周辺ビルの関係で、日差しがなくなり、時期によってはちょっと寒いかも!?
さらに先にも・・・!
【渋谷ブリッジへ行こう♪】
渋谷ストリームや渋谷リバーストリート、さらに代官山や恵比寿側の賑わいを中継する、橋渡し的ポジションとなるべく誕生した複合施設「SHIBUYA BRIDGE(渋谷ブリッジ)」(https://shibuyabridge.jp)も再開発で生まれたもの。
A&Bの2つの棟からなり、店舗やホテル、オフィス、保育所などが入っています。
「渋谷エリア」→「渋谷リバーストリート」→「渋谷ブリッジ」→「代官山/恵比寿」と、散歩しながらショッピング、ランチなど、いろいろ楽しめそう。このルートは見るべきお店なども多いので、苦にならず歩けてしまうはず♪
渋谷ブリッジ先には・・・
A棟とB棟の合間を抜けたすぐ先には「東京都交通局」の渋谷営業所があり、駐機するバスが。敷地内には入れませんが、親子連れなどが興味津々に覗いておりました♪ バスの洗車の様子なども見られますよ。
夜はこんなカンジ
オブジェ本体がライトアップされるわけではないものの、渋谷リバーストリート自体には間接照明が備わっており、夜間もなかなかいい感じ。夜の雰囲気も機会があればぜひ味わってみてください♪
【↑】よくアウトドアで見掛けるワゴンが花壇に♪ 夜間はそこにも照明が当たりムーディーですヨ。
今回のレポートのまとめ
●目立つ、わかりやすい待ち合わせ場所♪
●綺麗に整備されており、気分転換にも有効
●渋谷〜代官山/恵比寿の散歩ついでに
今回ご紹介した記事は
いかがでしたか?
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