
【ベネッセスタードーム】 多摩センターにある人気プラネタリウムがリニューアル! 一般利用は土・日・祝!

*素材提供/ベネッセホールディングス
「こどもちゃれんじ」などの通信教育事業で知られるベネッセの、東京本社ビルにあるプラネタリウムがリニューアル! 最新機器を使った新プログラムも導入ですヨ♪
*掲載情報は2025年1月27日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真は一部除きすべて編集部による。
*最終記事更新:2025年2月10日。
スポット概要
『ベネッセスタードーム』
所在地東京都多摩市落合1-34 ベネッセコーポレーション東京ビル 21F
リニューアル日2025年2月1日(土)
上映時間10:30/13:00/14:30/16:00
観覧料【大人・高校生以上】600円、【子ども・中学生以下・65歳以上】300円 *膝上の子どもは無料 *寝転びシート(有料+2000円)
開館日【一般】土・日・祝、春夏休み【団体】火・水・金
休館日月曜・木曜、年末年始
最寄り駅京王相模原線・小田急多摩線「多摩センター駅」南口より徒歩5分
運営ベネッセコーポレーション
特設サイトhttps://blog.benesse.ne.jp/stardome/
新生【ベネッセスタードーム】とは!?

幼児や、小中高生向けの通販教育事業などを展開する「ベネッセコーポレーション」が、創業70周年を記念して行い誕生した、既存プラネタリウムのリニューアル施設です。ベネッセといえば、「しまじろう」が登場する《こどもちゃれんじ》や《進研ゼミ》でお馴染みですよね!
同プラネタリウムは、1994年(平成6年)3月にベネッセの東京本社ビル竣工と同時に誕生した、地域の方はもちろん、学校や教育団体などにも積極的に開放されてきましたスポット。オープンから30年たった昨年だけでも、年間1万3000人の方が利用と地域で広く知られています。
余談ですが、ベネッセの「地域振興」という観点でいえば《ベネッセアートサイト直島》*(香川県香川郡直島町)が有名。イギリスの公共放送局「BBC」が発表した、“2025年に世界で訪れるべき場所・ベスト25”で、世界2位(!!)に選出されるなど、世界的にも注目度が高いスポットです。
*ベネッセホールディングスと福武財団が瀬戸内海の「直島」「豊島」「犬島」で展開している、見て泊まれるアート共生スポット。

プラネタリウムがあるのは、ご覧の東京本社ビルの21F。フランスの女性アーティスト、ニキ・ド・サンファルさんの《蛇の樹》と呼ばれるカラフルなアート作品が目印です。
今回行われたリニューアルは開館以来最大規模。名誉顧問であられる福武總一郎さんの発案で行われました。
同社が掲げる“Benesse=よく生きる”という企業理念に立ち返り、“宇宙を通じて、私たちが生きている奇跡を実感できる場”となるべく、最新の投映機や新規プログラムを導入。より多くの方に、“よく生きる”を考える切っ掛けとなる体験を提供できればと心機一転リニューアルされました。
「マイファーストプラネタリウムになってほしい」と担当。地域により開かれた施設として、31年目を迎えます。

館内は、投映機を除けば基本的に従来と大きく変わらないとのこと。
新型投映機導入!

リニューアルでの最大のポイントは、プラネタリウムの心臓といえる投映機が最新モデルに変更されたこと! 新しい投映機は2種類あり、それらをプログラムにより使い分けているんです。
まず、ドーム中央に設置されたもっとも目立つ投映機は「光学式」と呼ばれる機種。コニカミノルタが開発した《Cosmo Leap Σ》は、明暗ある星の明るさを忠実に再現できる、光源にLEDを採用した最新機。「星」投影の専門機とのことです。
コニカミノルタは、プラネタリウム投映機の開発・販売のほか、プログラムの開発、さらに直営店展開も行っている業界指折りの存在。1958年(昭和33年)に、国産初のプラネタリウムを完成させたメーカーでもあるんです。
都心の空ではなかなかお目にかかれない、満点の星空を再現するうえで欠かせない最新機器なんです。ちなみに星は、銀河系の外を含めると2兆個もあるそうですヨ。

投映機は上映前照明色が変わります♪ 上映前後であれば撮影OKとのことですので、来館記念にいかが!?

もう1台は、ドームの脇2箇所に設置された「Media Globe Σ SE」。世界250館以上で採用されている人気機種の、最新バージョンが投入されています。「SE」の導入は《ベネッセスタードーム》が国内初!
宇宙に関する膨大なビッグデータを元に、高速画像処理が可能な、“フォトリアル”と称する極めて高い再現性を自慢とする「デジタル式」とのこと。

*素材提供/ベネッセホールディングス
高輝度4Kプロジェクターを駆使した映像は、国内プラネタリウムでは最高峰レベルの明るさ。一般的施設よりも最大10倍も明るいとのこと。内覧会ではデジタル式のデモンストレーションも行われましたが、こちらも映像は超鮮明♪

*素材提供/ベネッセホールディングス
そのほかにも、新機種のポテンシャルを発揮させるべく、マーチンオーディオ*のスピーカーを8台駆使した6.2chサラウンドシステムも新導入。ネットワーク等も見直すことで、広報いわく“映画館のような臨場感、コンサートホールのような音の伝わり方”を達成と、クオリティの高い空間で上映が楽しめるようになりました。
*創業50年を超える、世界有数のイギリスの音響メーカー。
ちなみに照明もすべてLEDに変更されています。新プログラムも登場と、ハード面からソフト面までいろいろな変更が加えられています。
プログラムは!?
鑑賞は、【平日】が教育関係などの団体のみ。一般の方が利用できるのは【土・日・祝】、そして【春夏休みの指定日】のみ。つまり平日は利用できません。
上映プログラムは時期により変動がある可能性があるとのことですが、現在10:30/13:00/14:30/16:00の1日4回(5回もあり)が基本。
【最新上映スケジュール】https://blog.benesse.ne.jp/stardome
時間帯ごとにプログラムが異なり、幼児向けなる「しまじろう」関係や、小学生高学年〜大人向けのプログラムまでいろいろ。その数全部で約20もあるそう。リニューアル後も基本これまでのプログラムが継続されていますが、もちろん新プログラムも登場!
リニューアル記念番組も

*素材提供/ベネッセホールディングス
それがこの、リニューアル記念の特別プログラム《COSMIC CRUISE 大宇宙と私たち》。上映時間は約30分。
私たちが普段見ている、夜空に輝く天の川銀河や無数の天体で構成される「宇宙」が、どう誕生し、私たちが住む地球が生まれたのか。地球に生きている奇跡を味わえるという、壮大な内容です。
リニューアルにあわせ新しいプログラムを探した際、意にかなうものがないことから、ベネッセホールディングスの名誉顧問自ら総合プロデューサーとなり制作した、《ベネッセスタードーム》でしか楽しめない完全オリジナルとなっています。

*素材提供/ベネッセホールディングス
プログラムのディレクターは、YouTubeでもお馴染みの、科学系クリエイターとして大活躍中の「午後正午」さんが、ナレーションは声優・俳優として大活躍中の「津田健次郎」さんが担当。
銀河誕生や素粒子、恒星の話、輝く仕組み、さらにダークマターなど、聞いたことのない言葉がどんどん登場と、内容は……お世辞抜きにか・な・りマニアック!!
告知ムービーはこちら!
プログラムを理解するには、天体や宇宙に関する知識(素地)がある程度必要となり、「たまにはプラネタリウムでも♪」など、ラフな気持ちではおそらく理解できません……。それほど本格的な内容です。
難易度の高さから、鑑賞には“高校生以上”を推奨するほど。かといって高校生以上なら理解できるかといえば、それも正直ムズカシイ……!? クオリティの高さで知られる「午後正午」さんのYouTube番組を予めチェックしてから出かけるなど、予備知識を入れてから訪れることをおすすめします!
【注意】上映開始後の撮影は、プログラムを問わず一切禁止です。充分ご注意ください。寝転びシート登場!

《ベネッセスタードーム》の座席数は、全部で61。座席やドーム自体は従来のものがそのまま継続されており、1人用のキャプテンシートは、リクライニング機能のほか、座面の向きを左右に30度ずつの調整可能です。

ドーム径は約14m。編集部調べでは、国内には20m超えの施設が多く、規模的には中間サイズのようです。

座席面での大きな変更は、ご覧の「寝ころびシート」が登場したこと! クッション素材のマットの上に、文字通り“寝ころんで”鑑賞できちゃいます♪
じっとしていられないキッズなど、家族で利用するには最適。1グループ+2000円の追加料金で、最大6名が利用可能です。
気になるあれこれ
利用は当日整理券制
一般利用は、先述の通り【土日祝・春夏休み】のみですが、事前申し込みは必要ありません。
「整理券制」となっており、配布は当日9:50から実施。先着順のため、まずその整理券を手に入れる必要があります。配布は、ビル1F(実際には2F)の正面入口脇の受付にて。
上映開始直前に訪れても、残席がない場合は鑑賞できませんのでご注意を。まずは営業カレンダーを確認してください。複数のプログラムを楽しみたい場合は、プログラムごとに整理券と鑑賞料が必要です。
展望台を利用可能

《ベネッセスタードーム》があるのは地上100m。同じフロアには、ドームを囲むように展望台となっており、多摩丘陵を一望することが可能です。見晴らし良好!
ただし、この展望フロアが利用できるのはプラネタリウム鑑賞者だけ。展望台だけの利用はNG。ご注意を。
【行き方】駅からも近い!

最寄り駅は京王線・小田急線・モノレール「多摩センター駅」。南口から直進し、途中1回左折し少し直進すると右手に見えてきます。サンリオピューロランドへの道中とほぼ同じ。およそ5分程度です。ちなみに駐車場はありません。
レポートまとめ♪

・多摩センターの人気プラネタリウムがリニューアル
・「光学」と「デジタル」の最新投映機や音響システム投入
・一般鑑賞は【土日祝・春夏休み】のみ!
いかがでしょう!? 幼児向けから一般向け、マニア向けと、プログラムも複数。お子さんのプラネタリウムでにもいいかもです♪
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