【アマンド 六本木店】1F→物販、2F→喫茶。六本木のランドマークが60年の節目に新しく!
六本木交差点にあり長年親しまれてきた洋菓子と喫茶のお店「アマンド 六本木店」が、六本木のシンボルであり続けるべく、開店60年を機に大規模リニューアルです!
*掲載内容は2024年7月16日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真は編集部撮影と広報写真による。
スポット概要
『アマンド 六本木店』
所在地東京都港区六本木6-1-26
リニューアル日2024年7月17日(水)
営業時間【月〜土】10:00~22:00、【日祝】10:00~20:00
定休日年中無休
最寄り駅日比谷線「六本木駅」3番出口からスグ
公式サイトhttp://www.roppongi-almond.jp/almond60threnew.html
【アマンド 六本木店】とは!?
1964年(昭和39年)、東京オリンピック開催の年に誕生し、「待ち合わせはアマンド」のキャッチフレーズとともに親しまれてきた焼き菓子・生菓子販売&喫茶店『アマンド 六本木店』。
ブランド自体の誕生はそれよりさらに前、1946年(昭和21年)に新橋で始まりました。戦後間もなく物資が限られる日本では珍しい存在であった“甘いもの”が楽しめるスポットとして誕生しましたが、「アマンド」といえば「アマンドピンク」と呼ばれるブランドカラーをイメージする方も多いはず。
1949年(昭和24年)に2号店となる「有楽町店」を開店した際、「復興の中、明るい気持ちになって欲しい」という想いから、当時としては極めて珍しいピンクを、内装色としてはじめて採用したことが、今日まで続く「アマンドピンク」の始まりなんだとか。
■写真提供/アマンド
「アマンドピンク」が映える煌びやかな「六本木店」は、六本木の象徴的スポットとして60年の長きに渡り愛されています!
そんなアマンドは現在「六本木店」と(東京駅にある)「東京店」の2店舗営業していますが、後者は焼き菓子(パイ)販売専門店であり、喫茶機能はなし。知名度&実績ともに群を抜いているのは、断然「六本木店」。「アマンド」といえば「六本木」という方は多いと思います。
その「六本木店」が開店60年にあわせ、2024年7月17日に、装い新たに生まれ変わりました!
変わったポイントは!?
これまで複数回行ってきたリニューアルですが、直近では2010年(平成22年)のビル建て替えによる全面刷新(3フロア制 → 2フロア制に)を、2014年(平成26年)に2Fを改装しロゴを変更。2021年に店内に「ケーキラボ」と呼ぶ工房を新設と、適時行ってきました。
10年ぶりに行われたリニューアルのテーマは・・・
“オールドニュー”
開業当時を彷彿とさせる装飾等を反映させた、懐かしさを楽しむ「オールド」な一面と、お土産やプレゼントといった今後さらに増すと予想されるテイクアウト需要を見越しての体制変更や、若い方にも受け入れてもらえるべく新しい視点でのメニューや装飾といった「ニュー」な一面の両立を図ったリニューアルです!
意外な話ですが、「アマンド 六本木店」は抜群に高い知名度とは裏腹に、実際にお店を利用したという、とくに若い方が少ないという悩みもあったそう。今回はその弱点克服も兼ねての刷新で、『待ち合わせはアマンド』から『焼き菓子喫茶はアマンド』となるべく行われました。
店外
リニューアルは店内外、メニューと多岐に渡っており、まずデザイン面では「六本木店」開業当時親しまれた「パラソル」が復刻。お店入り口上に、アマンドピンク×ホワイトのシェードが付きました!
希望してはもう少し派手にしたかったようですが、東京都の条例を遵守しつつ、当時のそれっぽさを再現したと担当者。照明に濃淡がつくよう、雰囲気のあるヒカリにもこだわったとのことで、夜も必見です。
店内
店内は大きく変わり、1Fは「物販」専用フロアに。これまで1Fにも座席があり、物販と飲食兼用スペースとして利用されてきましたが、お土産需要拡大を見越し、1Fは「物販」のみに限定。焼き菓子や生菓子をテイクアウトできるほか、一部商品は同店から宅配便で送ることも可能です。
若い方にも気軽に利用してもらい、話題にあげてもらえるよう、装飾等に配慮したとのこと。
一方2Fは、これまで通り「飲食」専用となる喫茶スペース。テーブルやチェア、壁、フロアと全面刷新。純喫茶感を強調。
あの「パラソルシェード」が天井から一部ぶら下がるほか、「六本木の街は、見ていて飽きない」と、眺望を長く楽しんでもらうべく、これまで2Fのガラスエリアの一部を覆っていたサイネージを撤廃しています。
ちなみに要所で効いている「アマンドピンク」ですが、じつは「1F」「2F」ではその味付けが違っているんです。「1F」は濃いめ、「2F」は(それなりの時間を過ごす場であることも配慮して)薄めとピンクの濃度に違いがあるんです。
ちなみに座席数はリニューアル前が2フロア合計で「52席」でしたが、リニューアル後は2Fのみの「40席」に。以前多かった4名席を減らし、2名席を意識的に増やしています。
ゆったりくつろげる「アマンドピンク」の椅子やテーブルは、リニューアルにあわせすべて新調されました♪
取り扱い商品は!?【物販編】
1Fの「物販エリア」では、すべてのアマンド製品を取り扱っているとのこと。取り扱い数は焼き菓子・生菓子トータルでおよそ40品種弱。充実した商品を揃え、みなさんの来店を待ってます!
昭和時代から愛漁れているベストセラー焼き菓子「パルミエ」(1枚/180円〜)や・・・。
フランス語で「三日月」を意味する、食べ応えのある「キッフェル」(1枚/300円〜)といった人気商品もリニューアル。定評のある味のバランスは変えず、パッケージも新しくなりました。
「東京店」で大人気となっている「ナポレオンパイ」(写真は「ボン・ナポレオン」540円/2個〜)。これはリニューアル前からとのことですが、「東京店」で売り切れて買えなかった方が、「六本木店」に買いに来るといったケースもあるそう。食べてみたくなりません!?
生菓子もこれまで通り取り扱い中ですが、気になるのは・・・。
「六本木アフターパフェ」(800円)と呼ぶ、フルーツやクリームをふんだんに使った新作の6層パフェ。フードフレグランスと呼ぶ香料を使っての“香り付け”がなされており、開封した際に良い香りが!
なんとこれ、テイクアウト専用商品なんです。
気になるメニューは!?【イートイン】
2Fで楽しめるメニューは、ホット・アイスの各種ドリンク系からケーキ類、デザート系、さらにナポリタンやピザなどの洋食系と、全部で70種類弱程度と豊富にラインアップ。
そんな中、今回新たな試みとして登場したのが・・・。
六本木交差点を行き交う人やクルマを眺めつつ、優雅な時間を過ごしながら楽しみたい「六本木アフタヌーンティー・甘人」(2500円)。
季節のスイーツや旬の食材を使った軽食セット。コーヒーなど、ドリンクとセットでお楽しみあれ。
「六本木リングシュー」も新しく!
「アマンド」といえば「リングシュー」という方も多い、1952年(昭和27年)の発売からじつに70年以上の超ロングセラーとして親しまれている、ナイフとフォークを使って食べる“口を汚さない”リング型シュークリーム。
シューの中にカスタードと生クリームを挟んだスイーツですが、元祖となる通常版の(工場で生産する)「リングシュー」(530円〜)のほかに、「六本木店」の店内で生産する、焼きたてが自慢の「六本木リングシュー」(600円〜)の2種類あることご存じですか?
メイド・イン・六本木にこだわる「六本木リングシュー」も、新しくなりました!
今回、そのうちの後者がリニューアル。生地やクリームのレシピを見直し、これまで以上に外はサクサク、中はフワフワな贅沢シューに生まれ変わりました!
しかも、これまでは(店内で作るという)作りたてを楽しんでもらうために「イートイン」のみの提供でしたが、リニューアル後は「六本木リングシュー」もテイクアウト可能に! 店内でもおうちに帰ってからでも楽しめるようになったんです。
こちらが発売から70年以上愛され続けている、元祖「リングシュー」。リニューアル後も、従来通りテイクアウト可能です。
余談ですが、1Fの物販で購入した商品を、2Fで食べることはできません(一部商品は2Fでメニューとして取り扱いあり)。また、アルコール類の提供は1F&2Fともにありません。
レポートまとめ♪
・開店60周年を機に、内外装全面リニューアル!
・1Fは『物販』、2Fは『喫茶』と明確に棲み分け
・メニュー&販売商品も一部新しく
いかがでしょう!? 六本木にお出かけの際には、ぜひお立ち寄りを。
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