2024.03.04

特集記事

文・写真: 山さん
2023.10.11

【SHUTL(シャトル)】 あのカプセルを再生利用!! 東銀座に誕生した、文化・伝統を積極的に発信する起点となる、気になる“実験的スペース”はどんなカンジ!?

東銀座シャトルSHUTLのカプセル

東銀座に、日本の文化を継承・発展させ発信する場となる新しいレンタルスペース「SHUTL(シャトル)」が誕生。今後様々なイベント等を積極的に開催する場となる新スポットを覗いてきました♪ そこにはなんとアレが!! しかも2つも!!

*掲載内容は2023年10月4日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。

*掲載写真はすべて編集部による。

スポット概要

『SHUTL(シャトル)』

イベント適時開催
関連グッズあり

所在地東京都中央区築地4-1-8 東劇ビル横(裏)
開館時間13:00〜19:00 *イベントにより変動あり
入館料基本無料 *開催イベントによる *会場レンタルは有料
休館日火曜・水曜、年末年始 *イベントによる
最寄り駅浅草線・日比谷線「東銀座駅」5番出口より徒歩約3分
施設公式サイトhttps://shutl.shochiku.co.jp

【SHUTL(シャトル)】とは!?

東銀座シャトルSHUTLのロゴ

2023年10月7日(土)に正式オープンした、新レンタルスペースです。

企画したのは、演劇・映画の興業・制作・配給で広く知られる「松竹」。

東銀座シャトルSHUTLの松竹ロゴ

松竹グループは「日本文化の伝統を継承、発展させ、世界文化に貢献する」というスローガンを掲げており、今回誕生した『SHUTL(シャトル)』は、歴史ある伝統文化を単純に紹介するだけではなく、それら伝統文化と現代文化のシンクロから生まれるであろう化学反応にも期待する、未知なる文化の発表・発信の場となる常設の“実験的”スポットです!

伝統文化へのリスペクトは忘れず、精力的に様々な発信を続けることで日本文化そのものを新陳代謝。新しい文化にスポットライトを当て続けることで、日本文化全体の活性化を促進し、それらを世界にもアピールできればという狙いから誕生したスポット。

それはときにアートギャラリーであり、ときにパフォーマンスステージであり、ときにライブステージにもなる、使い方で性格が変化する日本文化の情報発信ボックスです!

東銀座シャトルSHUTLの外観

『SHUTL(シャトル)』があるのは、東銀座の東劇裏。企画者である「松竹」の本社裏です。元々、同地には飲食店があり、建物自体を取り壊し後に松竹が土地を買い取ったとのこと。

『SHUTL(シャトル)』の使い方は、ざっくりいえば“自由”。

日本の伝統文化などを独自の視点で紹介してもヨシ、新しい作品の発表の場としてもヨシ、音楽とコラボでイベントを展開してもヨシ、パフォーマンスの場としてもヨシと、すべては発信者の考え方次第。「自由に使ってもらうことで、日本文化の新しい担い手を発掘する場となれば」と、運営業務を担当する「マガザン」の広報担当。

*「マガザン」は、ブランディング支援やコンサルティング業務、メディア事業、宿泊事業などを幅広く手掛ける企業です。

東銀座シャトルSHUTLコンセプトロゴ

メインゲートとなる正面入り口の足元に目をやると、「Launching Authentic Futures」の文字が。“未来のホンモノを生み出す”という意味とのこと。

あの話題カプセルが!!

『SHUTL(シャトル)』の最大最強の話題は、なんといっても、横幅13.3m×奥行6.4mのボックススペースに、2つのカプセルが鎮座すること。

このカプセルは、あの「中銀カプセルタワービル」のカプセル、そのもの!

故・黒川紀章さんの設計で1972年に竣工し、50年後の2022年に解体された「中銀カプセルタワービル」で実際に使われていた140基のカプセルのうち、保存・再生が決まった23基のうちの2基を松竹が取得し、再利用したものなんです!

*保存・再生プロジェクト詳細はコチラ

中銀カプセルタワービル

東京都中央区銀座にあった、集合住宅「中銀カプセルタワービル」。■画像提供:中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト

『SHUTL(シャトル)』で使われるカプセルは、オリジナルの内装をキープしたものと、内装をすべて取り外しカラとしたガランドウの状態(スケルトン)の2基。

東銀座シャトルSHUTLのカプセル

『SHUTL(シャトル)』はご覧のように、正面と左右全面がガラス張りとなっており、遠目から見ると、まるでドラム式洗濯機のようなボックスが2基鎮座しているような状態。

東銀座シャトルSHUTLのカプセル

これだけ見れば、一体何!? と思えるカプセル。入り口の位置はカプセルにより異なります。

内装をキープしているカプセルは、外壁塗装を新たに行い、各部を修繕しての再生となっていますが、一方のスケルトンは、外壁は取り外した状態を極力維持と、塗装のムラのようないびつな模様や傷が“当時モノ感”を刺激します。

東銀座シャトルSHUTLのカプセル

1つのアートを見ているかのような錯覚すらおぼえる、オリジナル状態を残した外壁を維持したスケルトン・カプセル。

このカプセルは2基両方のほか、どちらか1基でもレンタル可能。カプセル内外を利用してなにをどう表現するのか。カプセル自体への塗装や加工はNGとのことで、素人的にはかなりハードルの高いスペースに思えますが、展示会場としてみせるのか、とてもきになるところです。

内部はどんなカンジ!?

『SHUTL(シャトル)』の本筋からはややハナシがそれますが、一般の方が気になるのは、なんといっても2基のカプセルのそれぞれの内部かと思いますので紹介すると・・・。

オリジナル内装カプセル

東銀座シャトルSHUTLのカプセル

《カプセルA-A906》と命名された、当時の内装の状態をキープしたカプセル。

黒川紀章建築都市設計事務所の監修のもと、内外装を竣工時に近づけて修復したとのことで、当時の生活観がもっとも色濃く分かります。広さはわずか8.5坪と、驚くほどの狭さ。セカンドハウスやオフィスとしての利用を前提に設計されたもので、雰囲気的には宇宙船(!?)の中にいるかのよう。

空間サイズは約8.5㎡。奥行3.7m×幅2.3m。備品類が突出しているため、見た目以上に、実際に中に入ってみると圧迫感と閉塞感があります。

東銀座シャトルSHUTLのカプセル

あまりの狭さに、写真がうまく撮影できませんでしたので、窓から内部を撮影。ご覧の通り入ってすぐにベッドがあるんです。

東銀座シャトルSHUTLのカプセル

トイレ付きのユニットバス。もちろんかなりの狭さですが、掃除はしやすそうな印象を受けました。

東銀座シャトルSHUTLのカプセル

ドラム式洗濯機のような、カプセルの象徴ともいえる大きな円形ウインドウ。担当者によれば、現在でも実際に開閉可能で、中心から伸びる扇子のようなサンシェードも展開可能とのこと。

スケルトン・カプセル

東銀座シャトルSHUTLのカプセル

もう一方のスケルトンタイプは《カプセルB-A1006》と呼ばれ、ご覧の通り内壁、備品類をすべて取り外したコンテナのような状態。前方に丸い窓があるため、中銀カプセルタワービルのカプセルであると分かるといった程度で、鉄骨やステーがムキ出しとなっています。

装備類を取り外している分だけ、内装ありカプセルよりかは広い印象ですが、かなりコンパクトであることは間違いありません。空間サイズは約10.8㎡。奥行4.15m×幅2.6m。

東銀座シャトルSHUTLのカプセル

余計な装飾がない反面、鉄骨類がボコボコしているなど、使いやすそうで使いにくそうなこのカプセル。どう使うのか!? 表現の場を求めるアーティスト側にも、かなりのセンスが求められそうです。

ちなみに中銀カプセルタワービルのカプセルの保存・再生に賛同し、カプセルを譲渡された企業・施設はほかにもありますが、「内装付き」と「スケルトン」の2つを所有し見比べることができるのは、現在『SHUTL(シャトル)』のみとのことです! かなりレアなスポットでもあるんです!

さらにこんなスペースも

東銀座シャトルSHUTLの踊り場

2つのカプセルの間や、スケルトン・カプセルのさらに奥側には、フリースペースも用意されています。壁は石膏ボードとなっており釘などを打ち込むことも可能。パフォーマンスやワークショップ、さらにグッズ販売の場としての活用を想定しているとのこと。音楽を使ったイベントの開催も可能とのことです。

これらフリーダムスペースは、現状復帰さえできれば、基本どんなアレンジを加えても構わないとのこと。開催イベントによっては、ここがシャトル!? なんていうくらいガラッと変わった状態になるかもしれません。

ちなみにシャトルの屋内エリアの最大収容人数は約30名程度とのこと。開催イベントによっては、混雑時は待つ可能性もありそう。

東銀座シャトルSHUTLの野外スペース

建物奥には「アウタースペース(屋外スペース)」も完備。幅は乗用車1台分くらいですが、奥を横がコンクリートの壁で囲われており、奥にはスタッフやパフォーマーの導線ともなる階段付き扉も用意。雨をしのぐフードなどはありませんが、天気の良い日は気持ち良さそう♪ この野外スペースの想定利用数は15人くらい。

東銀座シャトルSHUTLのフック

屋外にも電源を確保したほか、壁面上部には作品等を展示できるフックも常備しています。

東銀座シャトルSHUTLの踊り場、屋外

屋外スペースと屋内スペースの様子は、ガラス越しにチェック可能。ガラス自体にスライド機能はなく、奥側の扉から出入り可能。

実際どんな使われ方が!?

・・・とここまでの紹介は、すべて会場となるスペースのハナシ。実際、一般の方がここを訪れた際には、何かしらのイベントが行われているため、今回のような“素”の状態では見れません・・・。

問題は、実際どんな使われ方をするのか!? ということですが、その見本ともいえる叩き台となるイベントを順次開催する予定となっています。

東銀座シャトルSHUTLのイベント告知

こけら落としとなる第1弾は『伝統のメタボリズム 〜言葉と文字〜』(2023年10月13日〜11月5日)。入場は無料です。詳細は告知サイトでご確認ください。

レポートまとめ♪

東銀座シャトルSHUTL展示場

・様々なイベントを精力的に展開&発信する実験的スペース!
・中銀カプセルタワービルのカプセルを会場の一部として展開
・場所は東銀座、東劇の裏!

いかがでしょう!? 中銀カプセルタワービルのカプセルを再生利用するということだけでも大いに気になるスポットですが、今後どんなイベントを開催してくれるのか気になりますよね。銀座へのお出かけの際には、ぜひ立ち寄って見て下さい。アートやパフォーマンスなど、なかなかそういったイベントと接点がなかったという方もお気軽にどーぞ。

今回ご紹介した記事は 

 いかがでしたか?

以上、お出かけ情報満載のウェブメディア「オソトイコ」がお届けいたしました。関東1都3県ではこのほかにも楽しいイベントや気になるお出かけスポットがたくさん!オソトイコではそんなお出かけに役立つ情報を日々集めてお届けしております。今後もぜひ活用してくださいね!

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この記事を書いた人

山さん

娘と一緒にハイキングや登山を楽しむ日を待ち望む、ただの編集者。

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