『HAKONATURE BASE(ハコネイチャーベース)』 箱根の遊びと自然を楽しむための新拠点誕生。散策の前に寄ってみよう♪
箱根の自然やアウトドアをもっと深く知り、その体験をもっと充実したものにする活動拠点となる新スポットが「箱根湯本駅」から徒歩圏内に誕生! 箱根に訪れた際にぜひ足を運んでほしい、気になるスポットを覗いてみました♪
*掲載内容は2023年4月20日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による(一部除く)。
スポット概要
HAKONATURE BASE(ハコネイチャーベース)
所在地神奈川県足柄下郡箱根町湯本740
オープン日2023年4月28日(金)
営業時間10:00〜18:00
定休日火曜日
入場料無料 *館内施設利用料・飲食代・物販代等は別途必要
最寄り駅小田急「箱根湯本駅」から徒歩6分(編集部実測)
公式サイトhttps://hakonature.jp
『HAKONATURE BASE』とは!?
新たに整備された『HAKONATURE BASE』は、赤い矢印がある場所です。
『HAKONATURE BASE(ハコネイチャーベース)』は、箱根の自然や、いろいろなアクティビティをもっとディープに、もっと楽しく体験する活動拠点であり、ときに箱根の自然や環境を一緒になって考える場ともなるベース基地的なスポットです!
運営は小田急電鉄。地域の新たな価値を創出し、エリアが持つポテンシャルを最大限引き出す街づくり提案の一環として行っているプロジェクトの第2弾*です。
*第1弾は下北沢。同地区の再開発で誕生したのが、2022年5月オープンの“下北線路街”
小田急グループではこれまで箱根エリアにて、(ロープウェイやケーブルカーなどを使った観光ルートの提案である)「箱根ゴールデンコース」や、(箱根を周遊できる乗り物8種類が乗り放題となるお得チケットである)「箱根フリーパス」など、おもに“観光”目線の提案で箱根エリアの盛り上げを測ってきましたが、今回の『HAKONATURE BASE』は、箱根最大の強みといえる“自然体験”がテーマ。
『HAKONATURE BASE』は、2018年3月に閉館した「箱根北原おもちゃミュージアム」の敷地や建物をリノベーションし誕生。オープン時でリノベーション率は7割とのことですが、今後適時手を入れていくとのこと。
そもそも『HAKONATURE(ハコネイチャー)』とは、「富士箱根伊豆国立公園」が誇る大自然や文化、歴史に着目し、強みを活かした提案を積極的に発信していくことで、“箱根にまた行こう!” “また行きたいなぁ♪”と感じてもらえる魅力的なコンテンツの提案を通じ、箱根の来街者を増やし地域を盛り上げようという、地域の魅力向上プロジェクトです。
『HAKONATURE』は、「箱根町」や「同観光協会」といった地域のパートナーと密に連携しながら運営する点もポイントで、主役は来街者とパートナー。音頭をとる小田急電鉄は、あくまでサポーターという位置づけという支援型プロジェクトとなっています。その拠点となるベース基地が、今回紹介する『HAKONATURE BASE』というワケです!
豊かなグリーンが自慢の中庭も。ここではワークショップや野外イベントなどを計画中。レンタルスペースとしても貸し出し可能とのこと。
山歩きやアクティビティを楽しんだあとにシューズの汚れを落とせるようにと、専用の洗い場も用意しています。
なにができるの!?
アクティビティの情報を入手したり、体験ツアーに参加したり、カフェやシャワーで疲れを癒やしたりと、箱根の新しい活動拠点としていろいろなシーンで使えそう。
『HAKONATURE BASE』が行うコンテンツはいろいろありますが、箱根をよく知る地元出身のガイドが同行する「ネイチャーツアー」と呼ぶ各種体験コンテンツの定期開催のほか、箱根で楽しむアクティビティや入山前の準備スポットして、ときにプランを練ったり、ときに疲れを癒やしてみたりと、様々な使い方が可能。
どこに行こうかな!? 次はなにをしようかな!? と思った場合に、いろいろなインフォメーションを受けられる、箱根アクティビティの窓口にもなっています。
箱根はハイキングやトレッキングコースといった、自然の立地を活かしたアクティビティも充実しており、それらコンテンツに挑戦したいビギナーが、情報を入手する入り口としても利用価値大です!
ちなみにネイチャーツアーやトレッキングなどの体験型プログラムを、年間10数回開催する予定。とくに5月〜秋口までは開催回数を増やすとのこと。最新情報は公式サイトで適時ご確認あれ。
【最新プログラム紹介サイト】https://activity.hakonature.jp/program
建物に入り、真っ先に目にするのがこのカウンター。「アクティビティインフォ」と称するそのカウンターでは、様々な情報提供が受けられるほか、カフェメニューをオーダー可能。2Fにある有料の「メンバーズラウンジ」の利用料なども、ここで支払います。
館内では箱根唯一のクラフトビールや各種ドリンクを楽しめるカフェスペースがあり、アクティビティ前後にゆったりくつろぐことも可能です。
ちなみにカウンター等に使っている木材等は、以前同地にあった「箱根北原おもちゃミュージアム」時代の素材を再利用と、環境にも配慮しているそう。
「アクティビティインフォ」カウンターでは、地元で唯一となるクラフトビールブランド「GORA BREWERY」や各種ドリンクや栄養補給食などを提供。厳選豆によるコーヒーもお試しあれ。シャワーの際に使う、タオルなども販売しています。マイボトルへの給水は無料です!
ゆったりできるラウンジも♪
カフェ横には誰でも利用できるラウンジを完備。常備されるテーブルなどの家具類は、地元の小学生と親御さんが、小田原産の木材を使って製作したオリジナルなんです。
写真中央にある円形の大型チェアは、ポリエチレン発泡体の廃材を使ったもの。もちろん座ってOK!
ラウンジの片隅には、ドライナッツコーナーも。お支払いはインフォカウンターでどーぞ。■495円〜
ハンモックがあったり、キッズも楽しめる“自然かがく”をテーマとしたライブラリーコーナーが用意されています。
THE NORTH FACEの常設店!
幅広い世代から支持を集めている人気ブランド「THE NORTH FACE(ザ ノース フェイス)」が、箱根エリア初となる常設店が館内にある点も見過ごせません!
アクティビティなど、いろいろな自然体験をさらに有意義なものとする各種ギアを取りそろえるほか、ここでしか買えない限定商品も用意するなど、訪れる楽しみも。国立公園内などに展開している「フィールドショップ」と呼ばれる店舗の1つとのこと。
トレイルランなど、体験型イベントを主催することも検討しているとのこと!
館内には箱根エリア唯一となる、人気ブランド「THE NORTH FACE」の常設店も。18坪の店内には、定番系からシーズンもの、さらにファミリー系、キッズ系と幅広くラインアップ。
箱根店限定商品も。写真左は店舗がある緯度と経度を記した「Tシャツ」(4620円)、右は同じ文言の「ボトル」(5060円)。ボトルはカリフォルニア生まれのステンレスボトルブランド「クリーンカンティーン」とのコラボ。
講習フロアも♪
スタジオの広さは64.7㎡。最大収容人数は27人です。2時間単位でのレンタルも可能(3300円/2時間)。
館内2Fには「HAKONATURE LAB(ハコネイチャー・ラボ)」と呼ぶ、スタジオフロアも。ここでは、箱根町観光協会によるガイドの育成講習会や、観光と環境をテーマとした各種イベントの開催、運営と地元パートナーたちとの意見交換の場など、様々なシーンで利用するプチホールとなっています。
地元の小学生や園児たちが、遠足に出かける前に行う講習会などにも利用していくそう。。
有料ラウンジ完備
2Fにある「MEMBERS LOUNGE(メンバーズラウンジ)」では、9900円の月額料金を支払えば使い放題。ミーティングやコワーキングスペースとして活用してもOK! 総座席数は21。コーヒー付きです。
数時間、もしくは1日だけの利用となる「ドロップイン」での利用(1日/1980円、3時間/1540円)も可能です。
メンバーズラウンジからは、階下を見下ろすこともできるなど、開放的な作りとなっています。
シャワー完備!
嬉しいのが、シャワー室が用意されていること。トレッキングやハイキング後などのリフレッシュとして利用できます。もちろん男女別々。各2ブースずつあり、それぞれ完全個室です!
気になる利用料金は、1回/550円、月額/2750円。
白とウッドを貴重としたシンプル系のシャワー室。シャンプー、リンス、ボディソープ、ドライヤーが完備されています。タオルは1Fカウンターで有料販売。
アクセスは!?
気になる場所は小田急線「箱根湯本駅」からスグ。坂の上を上がった場所にあります!
最寄り駅を背にして右手ある「箱根湯寮」のゲートをくぐり、あとは坂を登るだけ。健脚の方なら6、7分程度とわずかな距離で、途中左手に見える景色を眺めながら登ることをオススメしますが、坂自体はかなり急・・・。
アクティビティ前に少しでも体力を温存したい・・・という方は、周辺エリア一帯を周回する無料の送迎バスをご利用あれ。
バスは10〜20分に1本で運行。タイミングによっては歩いたほうが早い場合も。バス停は駅出口の目の前です。
有料駐車場もあります。24台分。
敷地の真向かいには「パターゴルフ場」も。車道を横断することなく、行き来できます。お時間許すなら、併せてぜひご利用あれ。
レポートまとめ♪
・箱根アクティビティ、自然体験の情報発信基地!
・だれでも利用可能。ザ・ノース・フェイスの常設店も
・ネイチャーツアーやトレッキングイベントなどを積極的に開催
いかがでしょう!? 箱根の自然、アクティビティを楽しむ際、1度は使ってみたいこのスポット。箱根の新しい楽しみ方を発見できる場としても有意義に活用あれ。
今回ご紹介した記事は
いかがでしたか?
もう一度このページを先頭から見る
以上、お出かけ情報満載のウェブメディア「オソトイコ」がお届けいたしました。関東1都3県ではこのほかにも楽しいイベントや気になるお出かけスポットがたくさん!オソトイコではそんなお出かけに役立つ情報を日々集めてお届けしております。今後もぜひ活用してくださいね!