終了しました
『ウルトラ空想特撮ワールド 〜ウルトラマンと夢見る未来〜』 撮影工程・技術のほか、触れたり、撮ったりといろいろ楽しめる、話題の特撮体験展示イベントへ行こう! 【2023.7.2まで】
川口市にある『SKIPシティ 映像ミュージアム』で始まった注目のウルトラマンイベントは、よくあるキャラクター系イベントとは大きく異なり、あえて“特撮”をフォーカス! ほかでは味わえない、貴重な体験&展示もいろいろある、誰かに教えたくなるイベントです!
*掲載内容は2023年1月20日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
Ⓒ円谷プロ
イベント概要
ウルトラ空想特撮ワールド
開催地SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム3F(埼玉県川口市上青木3-12-63)
開催日2023年1月21日(土)~7月2日(日)
入館料【大人】520円、【小人】260円、【未就学児】無料(常設展示も入場可)
営業時間9:30~17:00(入館は16:30まで)
休催日月曜日(祝日の場合は翌平日)
アクセスJR線「川口駅」東口からバスと徒歩で約20分
公式サイトhttps://www.skipcity.jp/event/vm/ultra-kuso-tokusatsu/
『ウルトラ空想特撮ワールド』とは!?
60年近くにわたり幅広い世代から人気を博す「ウルトラマン」シリーズを“特撮”技術の観点でフォーカスした、これまでにないユニークな体験展示イベントです!
シリーズの要といえる“特撮”がどういった工程で進められており、どんなスタッフで支えられ、工夫されているのかなど、これまでイベントのテーマとしてあまりフォーカスされる機会が少なかった印象がある、バックヤードにスポットを当てた、クリエイターの創意工夫と知ることができる期間限定展です。
イベントの魅力は、単に展示物を「鑑賞」してオシマイ・・・ではないこと。ときに参加し、ときに触れたりと、自ら体験しながら楽しめる展示が複数用意されています。分かっているようで分からない撮影技法を知る絶好の機会であり、思わず「そうなんだぁ」とうなるコネタも随所に!
つまりこーゆーことです! ↓↓↓
撮影現場をリアルに再現した展示コーナーでは、専門職の名前や役割などを学べたり。
特撮作品で頻繁に目にする技術を、ミニチュアサイズの模型を使った再現したコーナーではゲーム感覚で実際に操作して、アングルの違いなどを確かめることが可能!
シリーズに登場する怪獣たちに実際に触ってその感触を確かめたり、操作法を学んだりできるコンテンツも。
・・・といった体験、学びを中心としたイベント。従来型のキャラクターに特化した展示や、作品が製作された当時の貴重な資料・小道具を集めた展示イベントとは、まったく違う内容となっているため、これまでいろいろなウルトラマン系のイベントに遊びに行ったことのある方でも、新鮮な気持ちで楽しめるかと思います♪
ちなみに会場内の展示物は、大半がイベントなどに使うために製作された展示用のものとのこと。実際に撮影に使ったリアルな模型等はごく一部に限られているそうです。
会場は日本で唯一の「体現型映像ミュージアム」である『SKIPシティ 映像ミュージアム』。映像関連の貴重な資料展示や技術解説、来館者がクリエイターとなって作業体験ができるリアルなスポットとして人気です。今回の「ウルトラ空想体験ワールド」の入場で、通常の常設展示もすべて楽しむことが可能です。
会場内にはフォトスポットも多数。特設TVの中に入って、ベムラーと記念撮影ができたりも♪
「ウルトラマンゼロ」と一緒にシュワッチ体験を! 撮影した写真を90度倒してみてください♪
会場の様子はこんなカンジ!
会場は一方通行となっていますが、今回は訪れる楽しみを残すため、あえて順番を無視しランダムにご紹介。ここでピックアップする以外にも、いろいろありますヨ。
嬉しい“ルビ”付き!
今回のイベントは、従来のキャラクターなどによった、よくあるウルトラマンイベントとはまったく異なるもので、技術面に特化した内容。そのためキッズにはやや難しい!? と思えそうですが、そんなことはありません! 興味をそそる体験展示も多く、会場内に掲示されている解説ボードはすべて漢字にフリガナがふってあるなど、小学生以上のキッズでも十分楽しめるハズです!
【1】撮影現場を再現展示!
恐らくもっとも興味をそそられる展示の1つが、この撮影現場の再現。初代ウルトラマンvsアギラスの決闘シーンを撮影する様子を再現したもので、セットを取り囲むスタッフの名前や役割などが紹介されているなど、現場の息吹が聞こえてきそうな演出となっているんです!
特撮といえば、ミニチュアセットのリアルさも注目ですが、再現展示はそのあたりもしっかりと作り込んであります。じっくりと凝視あれ。このエリアを取り囲む壁には、円谷英二さんの金言をボードで紹介中。そちらもお見逃しなく!
双眼鏡、持参!
実際に会場へ行き感じたのは、双眼鏡があるとなお楽しいかも!? ということ。例えば撮影現場の再現展示は、セットの中心部までは入ることができませんので、双眼鏡があるとディテールをよりチェックでき、さらに楽しいかも!? と思いました。
【2】怪獣に触れる!
本展のポイントが、触る機会がほぼないといえる「怪獣」の体に実際に触って、その感触などを確かめることができること。映像だけでは分からない、質感や肌触りもぜひ会場で確認あれ!
ウルトラ兄弟を苦戦させた、あの憧れの怪獣たちの体にタッチできるなんて・・。バルタン星人もあります!
【3】操演体験
聞き慣れない「操演(そうえん)」とは、人が対象となるモノ操って、あたかもそれが生きてるかのうように魅せる演技のことなんだとか。会場では、「初代ウルトラマン」に登場した怪獣「ザラガス」の尻尾を使い、操演体験ができるスポットを用意。尻尾を持って、フリフリさてみて! こんな体験できるなんて貴重!
【4】特撮技術体験!
ご覧のボックスは「ウルトラマン」シリーズで実際に使われてきた、特撮技術の体験コーナー。ボックス内にある小型カメラのアングルをボタン操作で変更し、臨場感のあるシーンを撮ろう!
ちなみに「スクリーンプロセス」とは、奥側の壁に別で撮影した怪獣の映像を照射しながら、手前でキャストが演技。それを1台のカメラで撮影し臨場感を演出する手法とのこと。コストのかかる合成の代わりとして編み出された手法なんだそう。
【5】特撮模型展示
ウルトラマンといえば、警備隊の戦闘機等も重要な小道具。会場には、撮影美術の1つであるミニチュア模型の展示も。
ミニチュア展示は、じつは天井にも。どの作品のなんの怪獣か分かります!?
【6】撮影アングル
撮影アングルの重要性を紹介するコーナーでは、「ウルトラマントリガーvsデスドラゴ」のリアルなジオラマが。キャラクターやミニチュアオブジェの配置ひとつで雰囲気も丸変わり。会場にはオススメのアングルスポットが印付けされていますが、もっといいアングルもあるかも!? ベストな位置から、自分だけの対決シーンを撮影してみては!?
常設エリアにも展示が!
今回のイベントはミュージアムの3Fで開催中ですが、じつは2Fにある常設展示エリア内にもイベントと連動した「ウルトラマン」関連の展示あるんです。それがコチラ↓↓↓
「初代ウルトラマン」「ウルトラマンデッカー」の隊員服や小道具が、イベント期間中展示。キッズが憧れた、ベーターカプセルも!
2月5日(日)はスペシャルデー!
イベントの会場となる「SKIPシティ」が2023年2月で開業20周年となることを祝い、2月5日の1日限定で記念イベントを開催します! 当日は、デッカーとセブンが登場する「ウルトラマンデッカーショー」のほか、「ウルトラマンゼロVR」などの特別上映会を実施(ともに無料)。さらに「映像ミュージアム」自体が無料で開放されます! つまりミュージアム内で開催中の本展「ウルトラ空想特撮ワールド」も無料で楽しめるということ。詳細は施設公式サイトでご確認ください。
レポートまとめ♪
・「ウルトラマン」シリーズを支える特撮技術が分かる貴重展示
・体験コンテンツが多数! なんと怪獣に触れます!
・来場記念になるフォとスポットもいろいろ♪
いかがでしょう!? キャラクターに特化したイベントやステージイベント、貴重な当時モノの展示イベントとは違う、新しいアプローチのこのイベント。ほかではなかなか体験できないコンテンツも色々ありますので、ぜひ足を伸ばしてみてくださいませ。通常の入館料のみで、今回のイベントと常設エリアの両方を鑑賞可能と、お得です!
今回ご紹介した記事は
いかがでしたか?
もう一度このページを先頭から見る
以上、お出かけ情報満載のウェブメディア「オソトイコ」がお届けいたしました。関東1都3県ではこのほかにも楽しいイベントや気になるお出かけスポットがたくさん!オソトイコではそんなお出かけに役立つ情報を日々集めてお届けしております。今後もぜひ活用してくださいね!