2022.12.06

新型コロナウイルスの影響で掲載中のイベントが中止になっている場合がございます。開催の有無については各イベントの公式サイトなどでご確認ください。ご面倒をおかけしますがよろしくお願いいたします。

特集記事

文・写真: 山さん
2022.10.25

東京国立博物館創立150年記念『未来の博物館』 胸躍る、興味深い発見の連続! 日本の貴重な文化財を、デジタル技術を駆使して楽しむ新感覚イベントへ行こう♪

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術
未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

「博物館」といえば、展示品をケース越しにじ〜っくりと楽しむ鑑賞スタイルが定番ですが、「未来の博物館」はそんな固定観念に縛られない新しいスタイルで楽しめる話題イベント。博物館鑑賞の可能性を大きく広げ、ある種エンターテインメント的ともいえるその鑑賞とは!?

*掲載内容は2022年10月17日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。

*掲載写真はすべて編集部による。

イベント概要

東京国立博物館創立150年記念 特別企画「未来の博物館」

写真・動画撮影OK(一部除く)
体験コンテンツ多数

会 場 東京国立博物館 本館&東洋館(東京都台東区上野公園13-9)
開催日2022年10月18日(火)~12月11日(日) 
開催時間9:30〜17:00 *入館は閉館の30分前まで
観覧料 総合文化展観覧料(一般1000円、大学生500円)、もしくは開催中の特別展観覧料(観覧当日に限る)で観覧可能
休催日月曜日
最寄駅JR「上野駅」公園口、または「鶯谷駅」南口から徒歩10分
紹介サイトhttps://cpcp.nich.go.jp/mirai2022


『未来の博物館』とは!?

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

2022年で創立150年となった、東京上野の「東京国立博物館」のメモリアルとして開催中の、所蔵する国宝89点が期間中全件紹介される『国宝 東京国立博物館のすべて』(以降、国宝展)のスピンオフイベントです!

「国宝展」を含め、通常の博物館鑑賞では見ること&知ることができない、個々の文化財のよりディープな情報を、大画面や最新機器といった “デジタルコンテンツ” を使って読み解く、これまでにない鑑賞法がポイント。

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術
未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

会場は大きく3エリアに分かれており、東京国立博物館の「本館」で2エリア、隣接する「東洋館」で1エリアという、不規則な展示となっていますが、最新のデジタル技術を駆使した鑑賞法は、これまでどちらかといって受け身の立場だった来館者が、来場者自身が知りたい部分を積極的に追っていくことができる探究型である点が大きな違いです。

また、博物館や美術館系のイベントでは、通常撮影が禁止されているケースが多々ありますが、本展は一部のぞき、その大半が写真・動画ともに撮影OK! という点もポイント。これまで博物館にあまり足を運ぶ機会がなかった方にも楽しめる、「こんなことができたらいいな!? 知りたいな!?」が分かるイベントです。

会場の様子はどんなカンジ!?

博物館好き、歴史好きに関わらず、家族揃って気軽に訪れて欲しい本展。ここから先は、全3エリア6コンテンツを紹介します!

【 第1会場 】時空を超える8K

第1会場は、(第1会場の主催でもある)NHKが誇る最新の8Kや3DCG技術を駆使した迫力映像を大画面越しに味わえます。東京国立博物館とNHKが2020年から共同研究として進めている「8K文化財プロジェクト」の1つの成果といえるエリアです。

会場内は3ブロックに分かれており、そのすべてで高精細な映像美を楽しめますが、ブロックそれぞれに固有の楽しみ方も。なかでもイチオシは、このあと3つめに紹介する「デジタルハンズオンギャラリー」ですネ!

空間を超えた出会い -法隆寺 謎に満ちた金色の秘仏-

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

第1会場の第1ブロックでフォーカスするのは、奈良・法隆寺にあり、聖徳太子を懐かしむために建てられた「夢殿(ゆめどの)」。「夢殿」はもちろん、その内部にまつられている金色の仏像「救世観音(くせかんのん)」を、高精細な8K映像で紹介します。

この「救世観音」は、一般の方はもちろん、法隆寺の僧侶ですら見ることがない(扉が閉じられたまま祀られる仏像である)秘仏。その門外不出ともいえる国宝を、360インチの8Kと220インチの4Kを組み合わせた、巨大な3面モニター(横13m×縦4.5m)で鑑賞するというものです!

1回の上映は、約9分半。東京から400㎞も離れた場所にあるだけでなく、現地に行っても本来拝むことができない秘宝を、東京で、迫り来る大画面で楽しめるんです。

時空を超えた出会い -洛中洛外 400年前の京都へ-

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

第1会場第2ブロックは、江戸時代に活躍した絵師である岩佐又兵衛(いわさまたべい)による「洛中洛外図屏風 舟木本(らくちゅらくがいず びょうぶ ふなきぼん)」をフォーカス。

400年前の京都の街並みや当時の人々の暮らしを生き生きと描いた、6曲1双(6枚1組)の国宝を、幅10mに及ぶ巨大モニターに映し出し、当時にタイムスリップしたかのような雰囲気のなかで、作品の見所をテーマごとに紹介するナビゲーターの解説に耳を傾けながら鑑賞します。

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

横幅10mに及ぶ巨大モニターでは、映像が適時拡大するなど、ダイナミックに動く。遠目から眺めるだけの鑑賞では分からないディテールまでしっかり楽しめます。

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術
未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

紹介するナビゲーターはモニターの両端に映し出される仕組み。各界で活躍されているタレント、料理研究家、美容家、落語家などの6名が2人1組となり、割り振られたテーマに合わせた見所を解説してくれます♪ 1テーマ/約8分。

デジタルハンズオンギャラリー

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

オソトイコのイチオシが、第1会場第3ブロックにあるこの「ハンズオンギャラリー」。手元にあるコントローラーを指で操作して、自由に回転させてみたり、好きな色に仕様変更したり、ときに光で照らしてみたりと、通常の博物館鑑賞では絶対にできない&わからない部分を知れる、自由度の高さが自慢です。

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

通常の博物館では、自由に角度を変えたり、覗き混んだりはできませんが、ハンズオンギャラリーでは、知りたい部分にあわせて自由に角度調整が可能。もちろん「内側」ものぞけます!! まさに丸裸!!

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

手元にあるコントローラーを指で操作するだけとカンタン。子どもも楽しめます!

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

対象となる文化財はご覧の3つの重要文化財。左から“しゃこちゃん”こと「遮光器土偶」、「樫鳥糸肩赤威胴丸(かしどりいとかたあかおどしのどうまる)」、「能面 小面(のうめん こおもて)」。裏側や内面も覗けます!

【 第2会場 】四季をめぐる高精細複製屏風

東京国立博物館が所蔵する、四季を感じる4つの国宝屏風を高精細で複製したものに、キャノンが持つ最新のプロジェクションマッピング映像を投影。屏風内で葉が散ったり、川が流れたりと、作品が動き出す、新しい鑑賞法を楽しめるエリアです。

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

写真ではその良さが分かりませんが、ベースとなる複製屏風に対し、作品にあわせた何かが起こるこのエリア。ただじっくりと見る従来とは異なる、新しい鑑賞法として注目です。

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

会場内は、写真左手前から順に「春」「夏」「秋」「冬」と、季節が移り変わるように投影。4屏風が同時に動くことはありません。パフォーマンスは1屏風につき、1分半〜3分程。

【 第3会場 】夢をかなえる8K

ラストの第3会場は2ブロックで構成。茶人を魅了した名碗を、手に取ってみたい角度から見て&知ることができる体験コンテンツに加え、鎌倉時代を代表する仏像の細部を、探検感覚で光を照らしながら調べてみたりと、通常の博物館鑑賞ではありえない、自分が知りたいことをピンポイントで楽しむことが可能。シャープが技術協力しています!

2020年に試された実証実験結果をベースに、さらに内容を進化させての登場。一般の方は触れることすら許されない、重要文化財の「青磁輪花茶碗 銘 馬蝗絆(せいじりんかちゃわん めい ばこうはん)」や重要美術品「大井戸茶碗 有楽井戸(おおいどじゃわん うらくいど)」など、名碗から選べます。

8Kで文化財 ふれる・まわせる名茶碗

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術
未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

ブースに用意された6つの名茶碗のレプリカ(ハンズオンコントローラー)の中から気になる茶碗を1つ選択肢。茶碗内にはセンサーが組み込まれています。【注意】体験中に、ほかの方が残りの茶碗を持ち上げるなどすると、体験がストップします。順番が来るまでドントタッチ!

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

茶碗の持ち方と連動して、眼の前のモニターに映る茶碗が動く仕組みとなっており、360度の好きな角度から鑑賞できます! 1回の持ち時間は1人約10分。全6種類触ってみてください♪

8Kで文化財 みほとけ調査

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

「みほとけ調査」は、通常の鑑賞では見過ごしてしまいそうなディテールをじっくり鑑賞できる注目コンテンツ。120インチの大型8Kモニターに映し出される仏像は、体験者の動きと連動し、眼の前の仏像の映像も動き、知りたい部分をピンポイントに鑑賞できるんです。

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

仏像調査に使うデバイスがコレ! 特製懐中電灯を当てることで、さらに細部を知ることが可能。画面に表示される“みどころポイント”を照らすと、コネタが表示されます。

【注意】第3会場は混雑が予想されるため、状況により整理番号が発行されます。土日など、混雑に訪れる際には、まず第3会場へ向かい整理番号を受けておくと、時間のロスがないかも。

レポートまとめ♪

未来の博物館 東京国立博物館 上野 日本美術

・重要文化財を、これまでにない鑑賞法で楽しめる!
・色柄など、見過ごしがちなディテールが手に取るように分かる
・実物は開催中のイベント「国宝 東京国立博物館のすべて」で確認可能

いかがでしょう!? これまでにない博物館体験ができるこのイベント。博物館といえばちょっと堅苦しい、敷居が高い・・・など、ネガティブな印象を持っている方もぜひどーぞ。みんなで楽しめるイベントです! 「国宝 東京国立博物館のすべて」とあわせてお楽しみあれ。その国宝展には、本展で登場する名品のホンモノを見ることができますヨ。

「国宝 東京国立博物館のすべて」にも行こう!

この記事を書いた人

山さん

娘と一緒にハイキングや登山を楽しむ日を待ち望む、ただの編集者。

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