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『ドロヘドロ原画展 FINAL 〜林田球の世界〜』 カラーやモノクロ原画含め、展示数は驚異の400点越え! じ〜っくり楽しめる過去最大規模の展覧会へ行こう! 【〜10月16日まで】
圧倒的な画力とストーリー、個性的なキャラクターで読者を魅了し、2000年の連載開始以降、18年の長きに渡り熱く支持された漫画『ドロヘドロ』や、現在連載中の『大ダーク』で知られる漫画家・林田球(はやしだQ)先生の原画展が東京に凱旋。巡回展最終章となる東京会場は、過去最大の規模で開催デス!
*掲載内容は2022年9月16日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
Ⓒ林田球/小学館
EVENT DATA
『ドロヘドロ原画展 〜林田球の世界〜』
●会場Gallery AaMo/ギャラリー アーモ(東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ)
●会期2022年9月17日(土)~10月16日(日)
●入場料【通常チケット】一般 1500円/高校・大学生 1300円/中学生 1000円/小学生以下 無料(ただし単独入場不可)、【グッズ付きチケット(限定デザイン色紙付き)】共通 2200円(販売は10月16日の18:00まで/ただし規定数達し次第販売終了)
●開催時間【平日】12:00~20:00、【土日祝】11:00~19:00 *最終入場受付閉場30分前まで
●休催日無休
●最寄り駅JR「水道橋駅」東口から徒歩5分
●公式サイトhttps://dorohedoro.gengaten.com/
『ドロヘドロ展 FINAL 〜林田球の世界〜』とは!?
荒々しく大胆、かつ緻密で、ときにグロテスクな描写もありと、圧倒的な画力と独特な世界観で、国内外の読者を魅了する漫画家・林田球先生が手がけた、オリジナル原画を集めた展示会です!
●会場となるGallery AaMoは、年間を通じいろいろなイベントを行っている同じの場所。目立つ装飾もありと、会場はスグにわかるはず!
2020年2月の渋谷会場を皮切りに、大阪、宮城、兵庫、博多を巡回したキャラバンイベントが、ついに今回の東京ドームシティ・Gallery AaMo会場でファイナルを迎えます。これまでの累計来場者数は3万人以上。大盛況となった話題展が東京に帰ってきました!
会場には、林田先生の代表作である大ヒット作品『ドロヘドロ』を筆頭に、現在連載中の最新作『大ダーク』の2作品から厳選した原画を展示。
イベントのラストを盛り上げるべく、今回は展示数も大幅増量! 新たにカラー約60点、モノクロ約80点を追加し、過去最大規模となる413点ものオリジナル原画を間近で楽しむことができます。会場の規模も過去最大とのことです。
*FINALで新たに追加された原画には、特別なマークなどの表示はありません。
●入場後すぐの場所に、林田先生からのメッセージも。FINALのために書き下ろした、直筆イラスト&メッセージです!
林田先生も今回のファイナル開催を大変喜んでおり、展示数がかなり増えたたことで「原画保管箱はカラッポです」とコメントするほど。
●会の中心となる『ドロヘドロ』の原画は、1話から順番に抜粋し、当然ながらすべて額付きで展示。写真のみですが撮影もOKとのこと! *動画撮影はNG
会場内は作品の世界観にもマッチしたダークなブラックで統一。シックな巨大画廊といった雰囲気。余計な装飾もほぼないため、鑑賞に没入しやすい印象です。とにかく本展は展示数が多いのが1つの特徴。ご覧の通り通路の両壁にズラズラズラ〜と、これでもかと原画が展示されています!
カラーありモノクロありと、いろいろな原画を間近でチェックできるため、とくにカラー原画では塗料の盛り具合もわかるほど。ある種、壮大な油絵の作品を見ているかのような錯覚すら覚えるほどです。筆圧まで伝わるほどのライブ感は原画展ならでは。
展示原画は、どれもとても緻密。誌面や単行本とは違った角度から、作品の魅力を堪能できると思いますヨ。
●原画展は数あれど、作家本人のコメント付きで、しかもその数が多い展示会はとても珍しいはず。
ファンにとってウレシイのが、展示原画の多くに林田先生のコメントボードが付くこと! 該当原画についてのちょっとした裏話が聞けるようで、全部読みたくなる! 林田先生の、作品への熱い想いが伝わってきます。作家と来場者の距離が近い展示会なんです。
●超リアルなフィギュア展示も。ちなみにFINALでは、他会場ではあったアニメ「ドロヘドロ関連の展示はありません。
思わず「おっ」となる こんな物も!
見所1 書き下ろしキービジュアル
会場入り口やポスターなど、FINAL本展で使われているメインビジュアルは、FINALのために新たに林田先生が書き下ろしたものなんです!
●会場では作画の様子がわかるが動画も公開中なほか、ご覧のようなパネル展示も。お見逃しなく!
●FINAL書き下ろし以外にも、林田先生は今回の巡回展用にすでに1度書き下ろしイラストを起こしており、その原画や作画の様子の動画やパネル展示もあります。
見所2 カラー・モノクロ原画多数!
本展最大の見所は、原画の多さ。その数413点。あまたある原画展のなかでも、ここまでの数が1箇所で楽しめる展示会はそうそうないはずです。ここではそのほんの一部をご紹介します!
表紙・本編原画
●17巻 魔の108 蜃気楼ランドマーク
●(左)5巻 魔の24 ラララ怪人くん (右)5巻 魔の25 ゴージャス&モリモリ
●(上)3巻 魔の12 舞踏会へは正装でおこしくださいませ (下左)ヒバナ 2016年11月号表紙 (下右)ヒバナ 2015年11月号表紙
●(左)21巻 魔の145 禍根 (右)21巻 魔の147 念願のバースデイ
ポスター原画
●ヒバナ 2015年12月号 ポスター
●ヒバナ 2015年11月号 ポスター
カバー絵
単行本のカバー絵は、中心にある人物絵と背景が別々に描かれていることにまず驚かされるはず! 作業時間は毎回10日くらいかかるとのこと。背景は土台がなんとダンボールの場合もありと、驚かされるエピソードも必読です!
プレゼント用カレンダー
『ドロヘドロ』が連載されていた雑誌「IKKI」誌上で行った、応募者全員にプレゼントされるカレンダーのオリジナル原画のシリーズも。
そのほかにもいろいろ
いつ、どこに、なにに使われた原画か!? ファンの方ならきっとわかるハズ!
見所3 設定資料や愛用の執筆道具も!
会場には原画だけでなく、スケッチブックに描かれた、手書きの各キャラクターの設定資料や、林田先生が執筆時に使われている道具類の展示など、ファン必見の展示コーナーも。
●キャラクター設定資料
●設定資料と愛用の執筆道具
●「ネーム」と呼ばれる原画の大元となるストーリーのラフも。
見所4 『大ダーク』は原画で1話丸読み!
現在「ゲッサン」(小学館)で連載中の『大ダーク』の原画コーナーでは、継続展示原画、新規追加原画のほか、なんと1話が丸々原画で読めるんです! こんな展示はほかにはありません!
見所5 グッズ販売
会場ラストにあるグッズ販売コーナーの充実度も必見。アパレル系やクリアファイル、アクリルスタンド、ポストカードはもちろん、複製原画やキャンパスアートといった作品をよりリアルに自分の物にできるアート的商品があるのも特徴です。
ちなみに取り扱いグッズは、FINALでさらに増えているそう。
【 朗報! 】本展のために製作されたグッズについては、イベント終了後に通販を行う予定とのことです(一部除く)。詳細は決定次第、公式サイトで発表されます。
●取り扱い数は約130種類。ショップが利用できるのは、本展入場者だけです!
こちらもお忘れなく!
今回の巡回展は各会場で、来場者が自由にコメント等を書けるメッセージコーナーがあります。もちろんFINALも。記入したメッセージノートは、すべて林田先生も読まれているそう! 今回も読んでくれるはず!
「ドロヘドロ」の作中に登場するキャラクター “ギョーザ男” が、会場のあちこちにいますので、お見逃しなく〜。
レポートまとめ♪
●原画展示総数、過去最多の413点!
●メインビジュアルはFINAL用に書き下ろし
●貴重な資料、愛用道具等の展示も
●充実のグッズ販売も必見!
いかがでしょう!? 本展は文字通り原画展示に集中した、原画、原画、原画だらけの展示会です。会場は一部を除き、空間もゆったりめとなっています。その緻密な画力と構成力は、漫画の原画というよりも、それぞれが1つのアート。作品をあまり知らなくても、美術鑑賞の気持ちで楽しめます。FINALは追加展示がとても多いですから、1度見た方も再訪する価値は十分あると思いますヨ。
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