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『Marunouchi Street Park 2021』 丸の内仲通りが、冬のストリートがなんだか楽しいことになってます!
東京駅と皇居の中間部にある「丸の内仲通り」。商業施設が入るオフィスビルで左右を囲まれた石畳のオシャレスポットですが、冬のこの時期はイルミネーションスポットとしても定番。毎年多くの来街者で賑わいます。そんな丸の内仲通りの一部区画に、ユニークなスポットが期間限定で誕生。それが今回紹介する『Marunouchi Street Park 2021』。昼夜を問わず誰でも自由に利用できる、話題のイベントを覗いてみました♪
*掲載内容は2021年12月2日時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
EVENT DATA
『Marunouchi Street Park 2021 Winter』
●所在地丸の内仲通り(丸の内ビル/丸の内二丁目ビル/丸の内パークビルブロック)
●開催期間2021年12月2日(木)〜2021年12月25日(土)
●開催時間24時間開放/最終日は20:00まで
●イルミネーション点灯時間15:00〜24:00
●最寄り駅JR「東京駅」丸の内口から徒歩5分
●公式サイトhttps://marunouchi-streetpark.com
●主催NPO法人 大丸有エリアマネジメント協会/一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会/三菱地所
『Marunouchi Street Park 2021 Winter』とは!?
両脇をショップや街路樹が囲む、利用する人をちょっとリッチで優雅な気分にさせるオシャレなストリート「丸の内仲通り」。東京駅からもほど近い、丸の内地区有数の人気スポットですが、このストリートをさらに有意義に活用するにはどうすれば!? を検証するために“実験的”に行われている一風変わったイベントです。
丸の内仲通りの一部である3つのブロックをイベントスペースとして活用し、単純に通過する道では終わらない、“感じる” “つながる” “すごす” をキーワードにしたコンテンツを用意。
来街者に足を止めてもらうための、とくにリラックスでき、ときに楽しめる、いろいろなコンテンツを試験的に提案しながら、丸の内仲通りのエリアとしての可能性や、外での過ごし方を探ろというものです。
各ブロックには休憩ベンチやソファがあったり、遊具があったり、キッチンカーがあったりと、通常のストリートにはない演出が施されています。
この検証実験イベントは、2019年から段階的に行われており、初回は100時間限定で検証したそう。2020年は夏限定で開催し、2021年の今年度は「春」「夏」に続いて今回が3回目。「冬期」の検証は初とのことです。
エリア内にはフリーテーブルを各所に用意。電源供給もあり、ご覧ように急ぎのお仕事などをすることも可能。Wi-Fiも使えます。
簡易ベンチとテーブルも各所にありますが、その仕切りとなるパーティションもオシャレ。絵柄部分はメッシュとなっているのですが、風が基本的に一方向からしか通らない特殊なものとなっており、(風向きにもよりますが)丸の内仲通りの天敵といえるビル風を防ぐことが可能と、野外利用を意識した配慮も。
今回は冬の風物詩 イルミネーションとコラボ♪
丸の内仲通りの冬といえば、街路樹を彩るイルミネーション(開催期間/2021年11月11日~2022年2月20日)が有名ですよね! 丸の内仲通りから有楽町駅前の東京交通会館、大手町仲通りまでの全長約1.2㎞に植樹された340本あまりの街路樹が、シャンパンゴールドの光で彩られる様は圧巻。毎年多くの方で通りが賑わいます。
『Marunouchi Street Park 2021 Winter』は、そのイルミネーションの開催期間中に実施。開催エリア自体は300m(1ブロック100m)と限定的ですが、通常なにもない通りの路面側がこの区間だけは一段と華やかな雰囲気に♪ 期間中、該当3ブロックは歩行者専用の開放区となり、自由に出入りOK! 観光目的、ショッピング、お仕事目的でいらした方でもOK。どなたでも自由に利用できます。
人気のイルミネーションが、いつもと違った雰囲気の中で楽しめますヨ♪
会場はどんなカンジ!?
会場は3つのブロックが「ダイニング」「ラウンジ」「テラス」と分かれていますが、探す楽しみも味わってもらえればと思い、今回はあえてランダムにご紹介します!
【1】鳥の巣ツリーハウス
大人2人+子ども1人は楽勝で入れる、三角錐のぶら下がりハンモック。グレー、ライトグリーン、ピンクと3色あります。目をつむってぶらり〜んとするだけで、疲れも少し癒やせるかも!? 2021年夏に行った前回の実証実験で、いわゆる一般的な形状のハンモックを設置したところ、大好評だったそう。そこで今回は、違うカタチのモノで反響をはかるとのことです!
ツリーハウスは電気毛布完備。外でも寒くありません!
【2】グラスハウスレストラン
1部屋最大4人が利用できる個室も! 樹脂の壁にビニールルーフという温室の様な個室です。30分ごとの入れ替え制で、入り口のホワイトボードに名前を書いて予約くださいませ。開放は10:00〜21:00。飲食物やパソコンなど、持ち込み自由ですヨ!
内部は、丸の内仲通りの雰囲気にもあうオシャレなテーブルとチェアが。ヒーターも完備されています♪ 打ち合わせや、急ぎのお仕事にもいいかも!?
なぜかシャンデリアも完備。利用者がこぞって撮影されます♪
【3】ホットベンチ
表面にピンクの毛皮をまとったジグザグなこのベンチは、座面部内に遠赤外線のホットヒーター機能が備わっており、座るとほんのり暖かく♪ 休憩しつつ暖をとれるベンチです♪ 夜間は縁もライトアップと、結構目立ちマス! ぜひお座りください。
【4】ファイヤーピット
会場内に点在したこちらのベンチは、中心にある暖炉の火で暖まろう♪ という休憩ベンチ。別荘にいるような、ちょっと贅沢な雰囲気を、オソトで味わえます。ちなみに火はリアル! 座面の毛皮は電気毛布です。
【5】チェス・ビリヤード
ストリートを利用する人なら誰でも自由に、好きなだけ楽しめる遊具として、なんと通りに「チェス」と「ビリヤード」が!! 前回の実証実験時に「卓球台」を設置したところ好評だったため、趣向を変えて今回はこの2種類を用意。チェスは通常の卓上版のほかに、今イベントのために製作したという超巨大な「ビッグチェス」が。体と頭を動かして暖まってもらえればとのこと!
ビリヤードは計3台。丸の内のオフィス街でビリヤード・・・。通常ではあり得ない、開放的すぎる空間のなかでお楽しみあれ。風よけの仕切りも備わっていますヨ。
【6】キッチンカー
キッチンカーは、大手町・丸の内・有楽町の、いわゆる「大丸有エリア」を代表するホテルである、「ザ・ペニンシュラ東京」と「東京ステーションホテル」が入れ替えで出店。これらホテルがキッチンカーを出すことはかなりのレアケースとのこと。これも丸の内仲通りという特別な場所だからこそ。
そのほか「鎌倉コーヒー」のコーヒースタンドもあるそう。お店まわりのテーブルなどで自由にお食事してくださいませ。先ほどご紹介した、プライベートルームの「グラスハウスレストラン」への持ち込みもOK。テイクアウトもOK!
【7】光の回廊
鏡張りのようなシルバーのボードを敷き詰めたこのエリアは、街路樹の光の反射を利用したり、路面や側面に被写体を映り込ませるなど、思い思いの写真撮影が楽しめるスポット。今イベント内でもとくに実験色が強いコンテンツ。全長はどーんと30m。どう撮るか、どう感じるか、どう使うかはアナタ次第です!
【8】ファイヤーテラス
擬似炎のなかでゆったり待ったりできるこのエリア。正面に貼られたミラー風シートにより、中心にある暖炉を取り囲むような、円卓感が味わえるそう。ちなみにエリア内のウッド部分を利用し、イベント期間中にアーティストが絵を描き込んでいくライプペインティングを行うそう。そちらもご注目あれ。
このほかにも誰でも弾ける時間限定の「ストリートピアノ」が設置されているほか、開催日時未定ながらワークショップやストリートパフォーマンスショーなどの計画もあるそうです! 詳細は現地のインフォメーション、または公式サイトへどーぞ。
仲通りに2F建てのインフォメーションが♪
過去の実証実験との大きな違いの1つがインフォメーションセンターの設置。特別な許可を得て、公道である丸の内仲通りに2階建ての建物がどんと!
丸の内周辺の観光案内やイベントの紹介のほか、物販もあり。気になることがあれば、まずはこちらへどーぞ。
こだわりの物販にも 注目あれ
1Fが物販エリア。ハンディキャップや文化・宗教などの隔たりを、出会いと対話でつなぐことを目的した竹芝にある体験型ミュージアム「対話の森」。そこのミュージアムショップで販売されている、(障害者の方が製作にも参加された)グッズのほか、知的障害者の作品を商品化する福祉実験ユニット「ヘラルボニー」のアイテムを取り扱い中です。
写真はガーゼハンカチ(990円)。味わい深いイラストは手話。絵柄が透けるガーゼのため、相手に見せつつ手話の練習ができるスグレモノ。お土産にもぜひ!
物販購入者は 2Fに上がれます♪
インフォメーションセンターの2Fは、昼間の時間帯はどなたでも利用可能ですが、イルミネーションの点灯が始まる15:00以降は、物販コーナーでお買い物をした方だけが利用できる特別エリアとなります。2Fから見下ろすイルミネーションや丸の内仲通りの風景をお楽しみあれ。
2Fは街路樹が近いため、イルミネーションの光が手の届く距離にあったりも♪
思わず“おおおっ”な 炎のポストも!
インフォメーションセンターの脇には見慣れない赤いボックスがあるのですが、こちらは郵便ポスト。その名も「炎のポスト」。天面部になんと燃える薪が。切手を貼って実際に手紙を投函できるリアルポストです! イベント限定のポストカードは200円で販売中です。
メラメラと燃える炎は、水蒸気に光をあてて再現したフェイクファイヤーとのこと。超リアルですヨぉ!!
新型車から給電しリアルツリーを点灯♪
イベント会場の一角には、岩手県にある小岩井農場のウラジロモミを使った約3mのクリスマスツリーもお目見え。注目はそのピンクの光の電力供給元が、2021年12月16日に正式発売となる三菱自動車の『アウトランダーPHEV』という自動車であること!
「アウトランダーPHEV」は、日常利用は電気自動車(EV)として、遠出はエンジンも併用するハイブリッドとして利用できる新型車。駆動用バッテリーの電力を家庭用コンセントと同じAC100Vとして利用できるため、アウトドアなどのレジャーだけでなく、災害時などの非常時にも重宝する話題車です。
この「アウトランダーPHEV」によるツリー点灯は、2021年12月2日(木)〜8日(水)まで。展示期間が短いですのでご注意ください!
レポートまとめ♪
●通り過ぎるだけじゃない! 思わず足を止めたくなるコンテンツが多数!
●利用はどなたでもOK! 通り自体は24時間開放中。昼間もどーぞ
●夕方〜夜は「丸の内イルミネーション」も同時に楽しめます!
いかがでしょう!? 東京駅周辺、丸の内周辺を利用する方、ぜひお立ち寄りくださいませ。話題のイルミネーションも、この区間だけはさらに特別なものになっています。八重洲口からもグルッとまわって10分程度。遠回りしてでも見る価値はありそうです。今回ご紹介した『Marunouchi Street Park 2021 Winter』は2021年12月25日(土)まで。街路樹のイルミネーションは2022年2月20日(日)まで。会期が異なりますのでご注意を!
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