『生田緑地・紅葉』 秋といえばの紅葉を、県内有数の自然公園で楽しもう♪ ほかにも見所一杯です!
秋のお散歩、気分転換にも最適な紅葉を楽しみに、川崎市にある大公園「生田緑地」に足を運んでみました♪ 自然相手のため、訪れるタイミングが難しい紅葉ですが、ハイキング感覚でお楽しみあれ。園内の見所とあわせご紹介します!
*掲載内容は2021年11月下旬時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
SPOT DATA
『生田緑地』
【ビジターセンター情報】
●所在地神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-4(東口)、川崎市多摩区枡形6-26-2(西口)
●営業時間8:30~17:00
●定休日年末年始
●最寄り駅小田急線「向ヶ丘遊園駅」南口から徒歩13分
●アクセスサイトhttps://www.ikutaryokuti.jp/access.html
●公式サイトhttps://www.ikutaryokuti.jp/
『生田緑地』とは!?
緑豊かな自然を満喫できる、神奈川県屈指の大公園。1941年に緑地化が決まり、段階的に整備。117.4haの園内には、蒸気機関車があることで有名な中央広場のほか、「日本民家園」や「川崎市 岡本太郎美術館」「かわさき 宙と緑の科学館」、(離れた場所となりますが)「ばら苑」や、有名な「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」など、複数の施設が点在。
ソメイヨシノ、ハナショウブ、紫陽花、ヒガンバナ、クヌギ、ロウバイなど、1年を通じて四季折々の花々が楽しめる秋には美しい紅葉等、四季折々の自然を楽しめます。雑木林も見所です。ホタルの生息地もありますヨ♪
【園内マップはコチラへ!】https://www.ikutaryokuti.jp/wp/wp-content/uploads/2020/10/2020-IkutaRyokuchi-MAP.pdf
俯瞰で見るとそれほど広く感じないかもしれませんが、園内はそれなりに広いです。ハイキング気分でお楽しみあれ。
園内は散策路がしっかり整備されており歩きやすい印象。木漏れ日が心地いい〜。場所により未舗装路の場所もあります。
桝形山(ますがたやま)、飯室山(いいむろやま)といった山の一部が緑地となっていることもあり、一部アップダウンがきつい場所があります。坂道や階段も多い印象。園内を広く散策する場合は、ハイキングシューズなど、疲れにくい靴でお出かけしたほうが無難ですヨ。写真は桝形山広場へと続く、80階段。結構、足に来ます・・・。
「中央広場」と「岡本太郎美術館」の中間地点にある『メタセコイア』の林は、都会の喧騒を忘れさせ、自身を自然に没入させてくれる絶好のスポット。森林浴をお楽しみあれ♪
ビジターセンターは東と西に2箇所あり、写真は「西口サテライト」。紅葉の進捗状況や、季節の花の開花情報が判るほか、園内マップなども無料配布中。園内にある各文化施設のイベント情報なども、センターで入手できます。
アクセスは どう!?
気になるのは現地までのアクセス。最寄り駅から十分歩ける距離かと思いますが、駐車場も有料ですが完備されています。平日限定ですが、園内施設2館以上の利用で割引も受けられます。無料駐輪場もありますが、バイクは東口のみです。西口は限りがありますので、東口がオススメです。
【駐車場情報はコチラヘ】■https://www.ikutaryokuti.jp/access.html
紅葉はどんな感じ!?
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2021年11月下旬の情報ですが、園内の紅葉ポイントを、道中に見掛けた風景とあわせご紹介すると・・・。
東側 【民家園付近】
東口から入り、「民家園」を右手に先に進んだ先の緩やかな坂道の上にもみじが色づいています。
丘に登って眺めるのも良いかもです♪ 光の当たり具合で見た目に変化が生まれ、味わいもまた違ったものに。
こんな ところも♪
舗装路をちょっとはずれると、秋のこの時期は枯れ葉がギッシリ。サク、サクッ。踏み付けたときの乾いた音がまた心地いいんです♪ 足元ご注意を。
丘の上には地層がむき出しになっている場所も。都心では見掛けにくくなった自然がそこにあります。
ご紹介した紅葉スポットの手前、東口からすぐの場所から入ることができる『日本民家園』。文化財建造物25件もある、野外博物館とのことで、エリア内では適時イベントなども開催しているそう。江戸時代の東日本地区の代表的な古民家が移築され、見学できるようになっています。
ビジターセンターでは、園内にある「民家園」の維持管理上発生するという薪も販売してましたヨ♪ キャンプなどにどーぞ。
【日本民家園】
●開館時間/9:30〜17:00(11月〜2月/16:30まで) *入園は閉園30分前まで
●休園日/月曜(祝日の場合翌火曜)、祝日の翌日(土・日曜の場合は開園)、年末年始
●入場料/一般500円、高大300円、 65歳以上300円(川崎市在住の方無料)、中学生以下無料
●https://www.nihonminkaen.jp
北側【戸隠不動尊跡地付近】
園の北側、向ヶ丘遊園駅側にある、「戸隠不動尊跡地」手前付近も紅葉の見所スポット。東屋で休憩しつつ、ゆっくりご観賞あれ♪
こんな ところも♪
園内の最北端にある「ホタルの里」では、シーズンになるとゲンジボタルが楽しめるそう。シーズンオフは閑散としていますが、ぜひ夏の夜に!
北側はアスファルトの舗装路こそ少ないものの、ウッドデッキは整備されており、自然を感じながらの散策が楽しめます。途中に田畑があったりと、のどかな風景が広がります♪ このあたりは秋シーズン、あまり人通りが多くありません。静かに自然を楽しむには最適です。
北東側【枡形山展望台付近】
ちびっ子向け遊具や展望台がある「枡形山展望台」付近では、1本だけでしたが、イチョウが綺麗に色付いていました♪ この広場は、春頃にソメイヨシノが綺麗に咲き誇るそう。トイレや自動販売機などもあります。
こんな ところも♪
標高84mにそびえる展望台は利用無料。階段のほか、エレベーターで最上階まで上れます。最上階からは周囲を360度、見渡すことが可能。関東平野が一望できます! 高所が苦手なワタクシは、柵まで近寄れず・・・(泣)。実際にはもっと良い景色、見れます!! ちなみに完成は1995年(平成7年)。■開放時間/9:00~17:00
ちなみに「枡形山」とは、鎌倉時代・源頼朝の重臣だった武将のお城があった場所なんだとか。現在は城址の碑があるのみです。
ちびっ子用遊具も充実。注目は手前の赤い滑り台。見掛けないタイプですが、お尻で滑るというより、全身で滑るといった感覚で遊べる、ユニークなものです! 子どもたちもキャッキャして遊んでます♪
中央西側【メタセコイアの林】
そこにいるだけで癒される必見の「メタセコイアの林」は、春夏と秋冬で大きく表情を変える園内の屈指の見所スポット。木漏れ日差し込む中で楽しむ森林浴を満喫あれ。
1本30mに及ぶというメタセコイアの林は、岡本太郎美術館側だけでなく中央広場側からも行けます。東口からはひたすら直進するだけ。
こんな ところも♪
林の先にある大階段を上がった先には、「川崎市 岡本太郎美術館」が。岡本さんは川崎市高津区生まれ。絵画や彫刻、家具などが展示されているそう。今回はあいにく休館日に訪れてしまったため、館内には入れませんでしたが、表にもこんな作品が! ↓
超巨大作品『母の塔』がどーんと。根のような足元部分には入ることもできます♪
【川崎市 岡本太郎美術館】
●開館時間/9:30〜17:00(入館は16:30まで)
●休館日/月曜日(祝日の場合は翌火曜)、祝日の翌日(土・日の場合は開園)、年末年始等
●入場料/展覧会ごとに異なる(中学生以下無料)
●https://www.taromuseum.jp
美術館の目の前には、『カフェテリアTARO』も。美術館の利用に関係なく、どなたでも利用可能です♪ 企画展に合わせた期間限定メニューもあるそう。
『母の塔』の後ろ側(西口側)は高台となっており、「西口広場」と呼ぶ広場もあり。紅葉を楽しみつつ、ゆっくり休憩できます♪
中央西側【奥の池付近】
「メタセコイアの林」と「中央広場」の中間部に位置する『奥の池』も、園内屈指の紅葉スポット! 水面に覆い被さるように伸びるカエデ。水面に浮かぶ無数の落ち葉が、なんとも良い感じ♪
こんな ところも♪
多くの家族ずれなど賑わう「中央広場」は、別名「芝生広場」。池があったり、機関車があったり、科学館があったり、さらにはカフェもと、いろいろ揃っています♪
蒸気機関車「D51(デゴイチ)」も。1940年(昭和15年)に製造された車両で、北陸線や山の手線などで、主に貨物として利用されたそう。1970年に廃車となり、翌年、この地に展示するため1度解体し、再び組み立てたそう。今年は丁度展示開始から50周年! 結構な迫力ですヨ♪ *内部には入れません。
車両展示関連ではコチラも注目。東北道の上野〜青森間を37年間に渡り走り続けていた車両で、1985年(昭和60年)春に廃車。その年の秋にこの地にやってきたそう。こちらは内部に入ることが可能です! ■開放時間/9:30〜16:30
川崎の自然に関する展示、プラネタリウム、天体観察ができるスポット『かわさき宙(そら)と緑の科学館』。いろいろな体験教室なども行われているそう。開館50周年を迎える人気スポットです!
【かわさき宙(そら)と緑の科学館】
●開館時間/9:30〜17:00
●休館日/月曜日(祝日の場合翌火曜)、祝日の翌日(土・日の場合は開園)、年末年始
●入場&プラネタリウム観覧料/一般400円、高大200円、 65歳以上200円(川崎市在住の方無料)、中学生以下無料
●https://www.nature-kawasaki.jp
東口【しょうぶ園付近】
東口の左手の一段低い部分に広がる「しょうぶ園」。脇にあるカエデは、イエロー。数こそ少ないものの、円の端ということもあり、皆さん気が付かれずスルーされているので、独り占めできるかも!
ハナショウブ約2800株が6月中旬頃花を咲かせるそうですが、秋はご覧の状態。そのため人通りが少ないのですが、逆にそこが狙い目かもしれません♪
そのほかにもこんな植物、紅葉が楽しめます♪
最後に園内で見掛けたいろいろな植物たちをご紹介。名前を示すボード類がほぼなかったため、Googleレンズで確認したものとなりますが、間違っていればスイマセン・・・・。ご参考までにどーぞ。
数こそ少いもの、散策道などにはツバキの花壇があり、花もチラリ。
葉がキリッとしたフユボダイジュ。黄色く染まっておりました♪
深紅の実がとても目立つ、自己主張の強い「花山手毬(かざんでまり)」。春頃には白い花を咲かせるようです。
「チドリノキ」でしょうか。茶とイエローの鮮やかな色付きが印象的で、葉も力強しと、強い生命力を感じさせます。
個人宅でもたまに見掛ける「ドウダンツツジ」も真っ赤に紅葉。ここまでハッキリ色付いてくれると、スカッとします!
こちらは「ユーカリ・グローブルス」の木。こちらの木には解説があり、なんでもユーカリの木は成長が早いんだとか。コアラが葉っぱを食べることで有名です♪
離れには ばら苑も♪
春と秋のみの開園となる「ばら苑」。ちょっと離れていますが、こちらも機会があればぜひ観賞に訪れてはいかがでしょう!? リポートは2020年の秋シーズンのものです。ご参考までに。
「生田緑地」エリアには、ほかにも有名な「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」(http://fujiko-museum.com)もありますヨ♪
レポートまとめ♪
●気分転換にもなる、自然一杯の大公園
●紅葉は分散している印象。もみじはもちろん、メタセコイアも注目です!
●園内には文化施設やカフェなども
●緑地自体の入園は無料です♪
いかがでしょう。機会があればぜひ遊びに行って見てください。都心の喧騒を忘れるにも丁度よし。レジャーシート片手に、家族みなさんでどーぞ。
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