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『サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史』 サンリオの魅力再認識させてくれる、貴重な原画・資料・グッズがワンサカ!
日本が世界に誇る“カワイイ”文化。その象徴とも呼べるキャラクターを数多く手掛け続けるサンリオが60周年を迎えたことを記念し、その魅力、偉業を多角的に振り返る注目の企画展『サンリオ展』がいよいよスタート!
*掲載内容は2021年9月16日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません(12月6日情報追加あり)。
*掲載写真は一部除きすべて編集部による。
EVENT DATA
『サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史』
●所在地東京シティビュー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F)
●開催時間10:00〜20:00(入館は19:30まで)
●入館料【詳細は公式サイトへ】https://www.tokyocityview.com/sanrio-museum-ex/#ticket
●会期2021年9月17日(金)〜2022年1月10日(月)
●休催日会期中無休
●最寄り駅日比谷線「六本木駅」1C出口 徒歩3分(コンコースにて直結)
●公式サイトhttps://www.tokyocityview.com/sanrio-museum-ex/
© 2021 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. SP610376
『サンリオ展』とは!?
これまで生み出しされたキャラクターは、なんと450種類以上。「カワイイ」文化を日本のみならず、世界へ発信し続けているサンリオの歴史はカワイイの歴史。カワイイノ歴史はサンリオの歴史といっても過言でないほどデス!
今展覧会では、2020年に創業から60年を迎えたサンリオ(https://www.sanrio.co.jp)の、過去・現在・未来をテーマ別にフォーカスし、サンリオが確立した「カワイイ」文化を振り返る回顧展的要素を含んだ注目のイベント。
会場では「カワイイ」を生み出すまでの苦労話などを、貴重なグッズや資料と一緒に、6エリアに分けプレイバック。サンリオを語るうえで欠かせない、個性豊かなキャラクター紹介のほか、当時を知る人には懐かしく、知らない人にとっては新鮮な発見と驚きがある「あのこと・このこと」を、ビジュアルと共に振り返ります♪
“心の満足を与える”を企業理念とするサンリオを、幅広い観点から探るイベントです!
会場ではコーナー別に、「カワイイ」を生んだ様々なエピソードをはじめ、いまでは手に入らない貴重なグッズなどが多数展示。
サンリオを語るうえで欠かせない、時代を作ったキャラクターを個別に紹介するコーナーも。
門外不出!? 感全開の、貴重すぎる設定資料や原画も複数あります!
会場には発売当時大きな話題を集めた、ファン必見のグッズも複数。
立体オブジェも複数。館内は写真撮影のみ許可されていますので、ぜひ記念にどーぞ。
この展覧会はキャラバンイベント。すでに名古屋や大分での開催を終え、満を持して東京に上陸です! 東京会場のあとは、新潟、福岡、宮崎など、順に巡る予定と、全国で開催されるそう(最新スケジュール等は、展覧会総合サイトへ https://sanriocharactermuseum.com)。
音声ガイドもぜひ!
音声ガイドは1台600円/30分。ナビゲーターはサンリオとも縁が深いという人気声優・蒼井翔太さんと、TBSアナウンサー・山本里菜さん。ガイド機はガラケー風となっており、耳に本体を直接あて聞くタイプ。ストラップはもちろんサンリオキャラクターズ。複数あり、どれが貸し出されるかは運次第。・・・選べません(泣)。
会場の様子を一部ご紹介!
会場は「東京シティビュー」の一部を縁取るように回るタイプで、導線もあるものの、一方通行ではなく、混雑している場所を後回しにするなど、自由に行き来してOKとのことです。気になる場所からどーぞ♪
いきなり どーんとお出迎え♪
会場に入ると真っ先に目に飛び込んでくるのが「Unforgettable tower(アンフォゲッタブル・カバー)」というオブジェ。原宿KAWAIIカルチャーの第一人者であるアートディレクター、アーティスト、プロデューサーとして幅広く活躍されている「増田セバスチャン」さんによるシンボリックアート。
サンリオキャラクターのぬいぐるみを、な、なんと4000体も使って製作されたもので、東京会場展示にあわせ、ボリュームアップさせたほか、ライティングの装着もプラス。高層タワーの夜景と一緒に、夜も楽しめます♪
■写真提供/東京シティビュー
©2021 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. SP610376
シンボリックタワーのイルミネーションが、12月26日からご覧の新バージョンに変更されます! 夜景の絶景とあわせご堪能あれ。
内覧会には、特別にキティちゃんも遊びに来てくれました♪ 黒×色ドレスはとくに意味はないそうです。
*会期中にキティちゃんの来展はありません。
【ゾーン1】 カワイイのはじまり
サンリオは(前身の会社を含め)1960年創業。まずはサンリオの成り立ちや特色、創業当時から続くポリシーのほか、現在まで続くサンリオ文化の基礎を探ります♪ 貴重すぎる当時のグッズや原画がいきなり続々と! デザインができるまでの過程説明など、興味深い内容が盛りだくさん。
ちなみにサンリオが「山梨シルクセンター」というグッズメーカーと、「サンリオグリーティング」というグリーティングカードの2社が合併してできた会社ということ、ご存じですか!? 会場では両者の特徴や創業時の苦労話などを知ることができます。
創業当時は人気イラストレーターの作品をベースにグッズを展開していたそうですが、それが商品化を前提に画かれたものでないことから、自社のオリジナルキャラクターでの展開を模索したというサンリオ。ご覧の「Love Collection」にある独特なタッチなど、現在まで続くサンリオらしさをすでに感じとることができるはず。
1974年に誕生したヒットキャラクター「パティ&ジミー」。サンリオキャラクターには、キャラクター個々の性格などが細かく設定されていますが、その走りとなった作品。すべてはクリエイターさんの強い感情移入からはじまったそう。当時はすべて手書き。時代を感じさせる資料をぜひ間近でお確かめを。
1975年はサンリオの歴史を語るうえで欠かせない年。キキ&ララの「リトルツインスターズ」と「マイメロディ」(写真)が誕生。驚くべきは両キャラクターを描いたクリエイターが同じ方であること。社内コンペに2つ応募し、2つともに採用されたんだとか!
サンリオには 出版部門も♪
サンリオは出版にも力を入れており、1976年には「リリカ(LYRICA)」と呼ぶコミック雑誌を創刊。出版第一号は詩集「愛する歌」。作者はアンパンマンで知られる「やなせたかし」さん。「詩とメルヘン」など、当時を知る方には懐かしい出版物の展示もあります。
【ゾーン2】 サンリオのキャラクター
サンリオといえばキャラクター。幅広い世代から支持され続ける多くのキャラクターを一部個別に抜粋し紹介するコーナー。各キャラクターの背景も垣間見ることができます。
450以上といわれるキャラクターのなかからサンリオを語るうえで欠かせない主要キャラを抜粋。当時モノ貴重な資料、ぜひ目をこらして見て下さい♪
【ゾーン3】 ソーシャルコミュニケーションビジネス
サンリオとユーザーをつなげる術の1つである「グッズ」や、機関紙「いちご新聞」、さらに足げなく通った方も多いはずの「サンリオショップ」といった、サンリオを知るうえで欠かせない要素を集中紹介。
本コーナー最大の目玉が、巨大キティちゃん。ぬいぐるみかと思いきや、なんとバルーン。記念撮影をどーぞ。2mは軽く越えています。
壮観♪ いちご新聞
「いちご新聞」がずらーり。サンリオキャラクターやグッズ情報などをお届けする機関紙は1975年4月創刊。過去の表紙を並べた思わず「おおお〜」な展示も。知っている表紙もきっとあるはず! ちなみに、この対面には「いちご新聞」の特設コーナーも。ファンには有名なスヌーピーが描かれた、貴重な創刊号もあります!
注目の プレミアムマスコットも♪
サンリオショップでお買い物するともらえるオマケである「プレミアムマスコット」のコレクション集も♪ サービス開始は1975年と、なんと45年以上も前にスタート!
【ゾーン4】 ハローキティストーリー
サンリオキャラクターで最大人気ともいえる「ハローキティ」の特設展示も。ハローキティのキャラクターの設定やグッズのほか、なんと米国サンリオ誕生35周年記念イベントで、あのレディ・ガガが着用された衣装(レプリカ)展示も!
記念すべき 第1号グッズ!
「ハローキティ」の人気に火を付けた第1号がこの「プチパース」(もちろん当時モノ)。1974年発売当時、ほかのキャラとあわせ5種類製作したそうですが、ハローキティだけが突出して好評だったことから晴れて独立したそう。
ハローキティ 全解剖♪
思わず見入ってしまう、ハローキティの設定案内板。本名から血液型、細かいサイズまで、誰かに話したくなる情報が! これは会場でご確認いただきたいため、ぼかし処理を入れさせて頂きました。
【ゾーン5】 キャラクター×アート
アート界の第一線で活躍されている気鋭アーティストが、今展示会のためにオリジナル作品を製作。サンリオキャラクターたちを使い、独自視点で仕上げた作品をお楽しみあれ。
「マイメロディの面影」中臣 一さん
「脱皮するキティ」「空飛ぶいちごの王さま」森 貴也さん
【ゾーン6】 カワイイがつくる未来
最終エリアはサンリオからのメッセージ紹介。マイメロディの巨大なオブジェや、お気に入りキャラのボード前でぜひ写真撮影を。
場所は展望台。景色も壮観!
展示室を取り囲むように、展望台の外周を回ることが可能となっており、晴れた日にはぜひ外の景色もお楽しみあれ。
ショップもチカラ入ってます♪
ミュージアムショップも充実の品揃え。取り扱い総数は数百種。うち展覧会オリジナルグッズは100品種以上! 東京会場から追加されたグッズもあるそうです。
*ショップ利用は展覧会利用者のみに限定されます。
会場外にも 一部グッズ販売あり!
会場ゲート出た先にはある、東京シティビューのショップでは、増田セバスチャンさんがプロデュースした、原宿にあった「KAWAII モンスターカフェ」とのオリジナルコラボグッズを一部取り扱い中。そちらもぜひ覗いて下さい。
*施設側のショップは、展覧会の利用なく利用可能ですが、展望台に上がる利用用が別途必要とのこと。
コラボメニューの提供も♪
会場と同じフロアにあるレストラン&カフェ「THE SUN & THE MOON」では、東京会場だけでしか食せないコラボメニューを楽しめます♪
詳細はコチラへ https://www.tokyocityview.com/sanrio-museum-ex/#cafe
メニュー注文ごとにオリジナルコースターが1枚付いてきます(ランダム配布)。
レポートまとめ♪
●サンリオの歴史が判るマニアに嬉しい企画展
●貴重な資料、原画も複数
●写真撮影OK! フォトスポットも複数
●グッズ販売も充実
いかがでしょう!? サンリオのカワイイ文化を順番に紐解いていく、じつに今日深い内容で、往年のファンには懐かしく、最近のファンには新しい発見が。展覧会の性質上、幼児や小学生など、キッズにはやや退屈かもしれません。大人の展覧会としてお楽しみを!
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