『アートアクアリウム美術館GINZA』 金魚×光×音、そして香で魅せる話題美術館へ行こう! イベントも適時開催中! 場所は銀座三越!
金魚を幻想的な水槽演出で魅せる、銀座三越にある常設美術館『アートアクアリウム美術館GINZA』が大人気! 訪日外国人からの評判がとくにいいときく、話題スポットを紹介します!
*掲載内容は2022年5月2日開催の内覧会時点の情報。内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
*2022年7月4日、8月31日、2023年1月26日情報追加。2024年11月改訂。
スポット概要
『アートアクアリウム美術館GINZA』
所在地銀座三越 本館8F(東京都中央区銀座4-6-16/入り口は9F)
開館日2022年5月3日(火)
開館時間10:00~19:00 *入館は閉館1時間前まで
入館料【WEB券】2500円、【当日券売機】2700円
休館日銀座三越に準じる・メンテナンス休催あり
最寄り駅地下鉄「銀座駅」と直結(行き方)
公式サイトhttps://artaquarium.jp
『アートアクアリウム美術館』とは!?
大小の水槽内を自由に泳ぐ金魚を、多彩な光と音楽、そして香の演出で魅せる幻想的なイベント。“水族館”というくくりではなく、1つのアート作品として水槽を魅せる、文字通りの“美術館”的なアート展覧会です。
2007年からスタートした「アートアクアリウム」は、全国で過去40回以上開催し、累計で1080万人の方が訪れた実績のあるイベント。今回の銀座会場では、新作のほか、既存作品をバージョンアップさせたものなど、複数の作品が用意されています。
“美術館”というくくりでは、2020年に東京・日本橋で約1年間開催されたイベントに続く第2弾。今回も、日本の伝統美を意識させる“和”を意識させる演出が主となっていますが、今回は各界で活躍するクリエイターとのコラボレーションエリアが新設されている点が大きく異なります。
大小の水槽は数メートル超えの巨大なものから、小さい円形や四角のものまでいろいろ。水槽内には金魚がおり、優雅に泳ぐ様子をゆったり眺めることが可能です。
演出上の特徴の1つである光は、時間とともに、点灯色が青、赤、緑などと自動で変わる仕組みとなっています(変色しない水槽もあります)。
水槽の形、大きさも千差万別。大きいもので高さは3m近くもあるそう。館内にはおおよそ100くらいの水槽が用意されているそうですが、一部は見下ろして観賞できます。
コラボ企画第1弾として、オープニングにあわせ開催されているのが、著名な華道家である假屋崎省吾さんと組んだ“フラワーリウム”。「花」と「アクアリウム」を融合させた特別スポットを用意。花とのコラボはこれまでなかったものです!
ちなみに今回の観賞気分をさり気なく盛り上げるBGMも特別仕様。館内に流れる楽曲は、TBSの『ひるおび』のメインテーマの作曲等で知られるCornish(コーニッシュ)さんが、今展のために書き下ろされたオリジナルです!
【 注意 】会場は銀座三越の8Fにありますが、直接8Fからは入館できません。入館は1度9Fへ上がり、そこからエスカレーターを使い8Fへ下った先にあるという、かなり特殊な作りとなっています。ご注意を!
館内の様子を足早リポート!
具体的な広さは非公表とのことですが、館内はゆったりした作りとなっており、9つのエリアから構成されています。導線は基本一方通行となっていますが、すいている場合は前のエリアに戻って再び鑑賞しても問題はないそう。
会場に入るとまずお出迎えしてくれる貝細工。日本橋会場にあったカフェにあったテーブルの天板を再利用し、作品としたそう。
【1】 銀座万灯籠
来場者を歓迎するかのように、幻想的なランプがお出迎え。天井から吊り下がる灯籠の数は、ザッと数えて約70。スタッフが独自に蒐集したもので、古都奈良の情緒を意識。
大きさや形の異なる灯籠は、見ているだけでも幻想的な気持ちにさせてくれます♪
【2】 金魚の回廊
2m超えの巨大水槽が、片側5本ずつ、合計10本立ち並ぶこのエリアは、神社などに見られる回廊を表現したもの。
水槽内には金魚たちが。水槽の台座部は鏡となっており、実寸よりも水槽が大きく見えるよう工夫されているんです。
【3】 金魚蒐集(コレクション)
「アートアクアリウム」ではお馴染みとなっている、様々な金魚を揃えたコレクションエリア。直径47センチの円形水槽が7つあります。
この水槽も時間とともに、点灯色が変化。お気に入りの水槽の前で定点観測しては!?
【4】 金魚の滝
ウェーブがかった特徴的な水槽を上下2段組み合わせ、頂上から水が滝のようにあふれ出すこのエリア。奥側が高台となっており、各列(滝と滝)の合間を行き来できます。
優雅に泳ぐ金魚たち。滝と滝の合間を縫って、ぜひお近くでご覧あれ。
【5】 新金魚品評
水槽(ビッグシャーレ)を見下ろして金魚の様子をじっくり鑑賞できる「アートアクアリウム」の人気コンテンツが、従来の円形から四角水槽へ変更。エリアの左右に大型の鏡を設置し、空間の無限の広がりを演出しています。
鑑賞できる水槽は全部で24。暗闇の空間なか、個々の水槽だけが際立つ演出となっています。
品種改良で生まれた様々な金魚たち。会場内でもっとも近く、じっくりと金魚たちを鑑賞できるエリアです。
【6】 オリガミリウム
巨大なドーム状の多角形水槽と、それを彩るように天井から吊り下げられた折り紙の共演。
優しい光に照らされた折り紙と、フロアに映る影も見所の1つです。
【7】 提灯リウム
提灯型水槽と、その先に見える「竹林」のコラボレーションによる、幻想的なエリア。
水槽内の魚たちは少ないものの、エリアの雰囲気はじつに厳か。気分も自然と神妙に。
【8】 金魚の竹林
銀座会場の新作の1つがこの竹林エリア。来場者を取り囲むように伸びる、26本の荘厳な氷柱のような水槽エリア内に入り、写真を撮ることが可能です。
【9】 フラワーリウム
展示ラストを飾るのがこのコラボレーション。假屋崎省吾さんプロデュースによる、小さい水槽と花の共演が楽しめる特別エリアです(終了時期未定)。今後の予定は決定次第随時公式サイトで発表予定とのこと。
花が生けられた花瓶の中にも、もちろん金魚たちが。色とりどりの花に囲まれた空間のなか、優雅に泳ぐ姿を楽しめます。
【続報】 2022年7月、新作品が2つ追加されます! 1つは日本の伝統工芸・江戸切子と、日本の伝統文化・盆栽、そして金魚を組み合わせた「金魚の飾り棚」。もう1つは江戸時代末期の浮世絵師・歌川国芳の作品の中から、 金魚と鯉が描かれた作品20点余りが会場で展示紹介されます。
メタバース空間・期間限定追加(終了)
2022年9月1日から、新エリア『ART AQUARIUM WORLD(アートアクアリウムワールド)』が追加されました!
NTT ドコモが開発した最新技術を使った、仮想空間でやりとりするメタバース体験ができるコンテンツで、館内に設置されたタッチパネルの操作で「ART AQUARIUM WORLD」内のアバターを操作。
体験後にアンケートに答えると、オリジナル金魚のNFTアートが300名様にプレゼントされます。
*NFTとは、偽造できない鑑定書や所有証明書付きのデジタルデータ
設置は2022年12月31日まで。すでに終了しています。
ミュージアムショップも!
コラボエリアの先には、いろいろなグッズを買えるショップエリアがあります! ショップは入館者専用エリア。グッズ購入だけの利用はできません(現状、通販の予定もなし)。
オリジナルグッズのほか、老舗メーカーとのコラボグッズなど、取り扱い総数は100品種以上。お茶や金太郎飴などもあります。支払いは現金と各種カードのみ。交通系ICや○○payは使えません。
こんなスポットも!
ショップエリアの対面奥側には、体験コンテンツもありますのでお見逃しなく! パネル裏にまわりこんで動くと、それにあわせてモニター上の金魚が泳ぎ出すダンス映像が撮影可能です。スマホ固定台も用意されていますヨ。
気になるアレコレはどう!?
実際に訪れて判ったことなど、まとめて見ました。来場前の参考までにご一読あれ。
Q.音声ガイドは!?
一時期、日本語・英語・中国語(北京語)対応の音声ガイドサービスを有料で行っておりましたが、すでに廃止されており、ガイド類はありません*
*2024年12月現在
Q.飼育金魚数、品種は!?
飼育数や品種は非公表とのこと。実際訪れた感じでは、極端に金魚が多くなくスッキリとした印象。品種改良された金魚もいろいろ楽しめますが、魚の紹介は特別ありません。
Q.会場の広さは!? 鑑賞時間は!?
広さは非公表ですが、1つ1つのエリアがゆったりしていることや、一部を除き通路も広めであるため、印象としては狭さは感じないはず。ゆっくり鑑賞して1時間くらいと思います。個人的にはじっくり雰囲気に浸るための、椅子(ベンチ)的なものがあればいいなぁと思いました。*ちなみにロッカーはありません。お買い物前に来場することをオススメします!
Q.香は!?
今回の会場では、作品のイメージにあわせた香の演出もこだわり。鼻につくようなきつい香はなく、嗅覚が弱い方であれば気が付かないほどスッキリとした香です。6種類使い分けているそうです。
レポートまとめ♪
・金魚×光、香×音で迫る幻想的なアート鑑賞スポット
・館内撮影もOK! イベント随時開催!
・入館は9F側から8Fへ降りてすぐ
いかがでしょう!? 触り程度のご紹介ですが、百聞は一見にしかず。都会の喧騒を忘れ、静寂な空間のなかじっくりお楽しみあれ。
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