2024.12.27

特集記事

文・写真: 山さん
2020.08.27

終了しました

【営業終了】新鮮な驚きと刺激、感動がある! 『アートアクアリウム美術館』の常設館が日本橋に! 早速行って来ました!

アートアクアリウム美術館アートアクアリウム美術館アートアクアリウム美術館アートアクアリウム美術館

2007年から日本、そして世界で開催し、1000万人以上の来場者を魅了した「アートアクアリウム」がついに常設展示施設をオープン! 普通の美術館でも水族館でもない、アート感覚にも富んだ映えスポットとは!? 内覧会の模様を、ザザザザーっと足早に紹介しちゃいます♪

*掲載内容は2020年8月27日時点での情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。

アートアクアリウム美術館アートアクアリウム美術館アートアクアリウム美術館

 

SPOT DATA

アートアクアリウム美術館

女性大歓迎
子供大歓迎
親子大歓迎
物販あり
カフェあり
館内トイレあり
館内エレベーターあり
撮影OK

場所東京都中央区日本橋本町1-3-9
アクセス地下鉄「半蔵門駅」A2出口から徒歩3分
入館料【一般/中学生以上】2300円(アフター6/18時以降入館の場合2000円) *小学生以下は大人1人につき2人まで無料、【音声ガイド】600円(ウェブ申し込みで500円)
開館時間10:00~22:00
休館日不定休
公式サイトhttps://artaquarium.jp
*「アートアクアリウム美術館」は2021年9月26日で閉店しました。営業はすでに終了しています。

アートアクアリウム美術館アートアクアリウム美術館アートアクアリウム美術館

 

 

「アートアクアリウム美術館」とは!?

アートアクアリウム美術館
 
アートとデザインとエンターテインメントを、アクアリウムと呼ぶ水槽飼育設備と融合させた「アートアクアリウム」。これまで期間限定イベントとして、日本やイタリアなど、世界で開催されてきましたが、今回いつでも楽しめる“常設”展示場が誕生。それが『アートアクアリウム美術館』です!
 
金魚や錦鯉などの観賞魚を、光とサウンド、そして大小の水槽を駆使してアーティスティックに展示する新感覚美術館で、展示観賞魚はなんと3万匹(!)。多くは金魚ですが、ヒトコトで金魚といってもカタチや色は様々。目移りするほどの幻想的な展示は、きっとアナタを虜にするはずです!
 
作品の製作、館内のディレクション等はすべて、アクアリウムアーティストである木村英智さんによるもので、過去の展示会で出品した作品のほか、今回初公開となる新作も多数あります。
 
自動で変わる光の演出による幻想的な光景は見ているだけで、きっとアナタもうっとりくるはず。真夏の暑さも忘れさせる“涼感”も高しと、ついつい長居したくなるはずです!

 

もちろん写真撮影OK! インスタ映えも絶好です!「美術館」といえばお堅い印象があるかもしれませんが、このアートアクアリウム美術館では肩肘張る必要は一切ありません!

 
 
【本編開始前に、これを再確認!】

1/見て、感じて楽しむスポット!
通常の美術館では作品の解説などがあり、ちょっと「お勉強感」がありますが、「アートアクアリウム美術館」では難しく考えず、幻想的な雰囲気をストレートに楽しむことをオススメ。

じつは展示物には、個々に解説や作品名の表示はないんです。直感的に見て、ラフに楽しんじゃいましょう!

アートアクアリウム美術館アートアクアリウム美術館
【↑】作品の解説ボードは1Fの最後にまとめて展示と、気になったら最後に読んでね! 程度と、堅苦しさはありません♪

 

2/でも、ガイドは欲しい! そんな場合は・・・
せっかくの作品をしっかり堪能したい! という方には、音声ガイドを。ナビゲーターは俳優の齋藤工さんが担当されています!

アートアクアリウム美術館
【↑】音声ガイドはウェブから予約すると100円引きで利用できます!  ちなみにガイド案内は1Fのみ。

 

3/チケット購入、入館方法は!?

チケットの購入は、公式サイトから直接購入可能。来館する日にち指定となっています。購入するとスマホ等でQRコードが表示できるようになり、それを当日、自動改札にかざすだけ。
 
当日に空きがある場合は、入り口横にあるチケット発見機で購入できるものの、ここは話題のスポット。事前にネットで購入したほうが確実です!

アートアクアリウム美術館アートアクアリウム美術館
【↑】改札を抜けたら、自動検温器での体温チェックの上、消毒をして入館です!

 

4/駅からのアクセスは!?

この通り! 最寄り駅「三越前駅」A1出口から僅か3分。すぐです!
アートアクアリウム美術館

 

 

 

エリアはどんな感じ!?

美術館は上下2フロアで構成されているものの、メインとなるアクアリウムは1Fに集中しています!
 
その1Fはテーマ別に「水端(みずはな)」「浮世(うきよ)「神秘(しんぴ)」3つにに分かれているものの、実際には明確なセクション分けはないため、あまり気にせず、純粋に展示物が醸し出す幻想的な雰囲気を楽しめばOKかと思います!
 
ちなみに2Fには軽食がとれるカフェや、ミュージアムショップなどがあります!

 
 
 

それでは早速ご紹介!

見る物すべてが「おおお〜」と、気が付けばあれもこれもとバシャバシャ撮影してしますはず! 矢継ぎ早にいきますヨ〜。
 
ちなみに作品総数は20作(広報担当談)。複数の展示物からなる作品もあり、感覚的にはその倍以上の作品を鑑賞できます!

 

【1F/水端(みずはな)ゾーン】

アートアクアリウム美術館
【↑】ZENアクアリウム/水槽を横長の額縁状に。金魚をつねに横のシルエットから鑑賞する、動く絵画的な作品。
 
アートアクアリウム美術館
【↑】イタリアのヴェネチアンガラスの名門「Venini」(ヴェニーニ)とコラボし、金魚の尾びれをアーティスティックに再現した水槽。共作は、アジア人では建築家の安藤忠雄さん以来とのこと!
 
アートアクアリウム美術館
【↑】カレイドリウム3D/水槽内に埋め込まれた▲のレンズを覗くと、周辺に泳ぐ金魚が万華鏡のような独特な模様となって見る者を魅了する、エンタメ性の高い作品。ぜひ覗いてみてください!!
 
アートアクアリウム美術館
【↑】カレイドリウム/3Dが六角柱に対し、こちらは横長の水槽で万華鏡現象を楽しむことが可能。同じく▲の部分に目を向けてください♪
 
アートアクアリウム美術館 アートアクアリウム美術館
【↑】フラワーフラワーアクアリウム/大きなスクエアの水槽に、大胆なフラワーアレンジメントでデコった斬新な作品。
 
アートアクアリウム美術館
【↑】金魚コレクション/なかなか目にする機会のない、人の手により生み出された様々な金魚たちが拝める円柱水槽ゾーン。

 

アートアクアリウム美術館
【↑】丸窓リウム/日本古来の建築にゆかりの深い丸窓をアクアリウム化。ライティングも絶妙と、絵になります!
 
アートアクアリウム美術館
アートアクアリウム美術館 アートアクアリウム美術館
【↑】セキテイリウム/シンプルな石庭(セキテイ)を模したボックス内に金魚を泳がせた作品。ぜひ下からあおって撮影してみてください。良い感じの写真撮れます!

 

 

コレも見て!

注目すべきは展示物だけでじゃありません! ときにはフロアにもご注目を。館内は壁、床、天井がすべて黒で統一されており、水槽のライティングが一部反射することも。それが意外に幻想的であったりするんです♪

アートアクアリウム美術館

 

 

【1F/浮世(うきよ)ゾーン】

アートアクアリウム美術館

【↑】金魚大門/江戸の花街の入り口にあったといわれる「大門」(おおもん)を再現。上部に飾られた提灯内にも、もちろん金魚が。

 

アートアクアリウム美術館
【↑】リフレクトリウム/凹凸レンズや二重レンズなどを組み合わせ、金魚の見え方の違いをぜひご覧あれ。

 

アートアクアリウム美術館アートアクアリウム美術館
【↑】天井金魚/鏡面効果を利用して、見え方に工夫を凝らした作品で、構想期間はなんと5年。大門をくぐる際、ぜひ天井を見上げてみて!

 

アートアクアリウム美術館アートアクアリウム美術館アートアクアリウム美術館

【↑】花魁道中/大きな見所がココ! アートアクアリウムの代表作として知られる、大小の金魚鉢「花魁」(おいらん)を複数展示した圧巻のエリア。ゆっくりと変わるライティングの違いにもご注目を!

 

アートアクアリウム美術館
【↑】花魁/花魁道中の先にある巨大な花魁水槽は、過去最大規模。高さ2.8m、最大直径2m。土台部分あわせ、なんと1000匹の金魚が泳いでいるとか!
 

アートアクアリウム美術館
【↑】テマリリウム/球体の水槽を手まりに模した作品。この作品のために特注した、三重の伝統工芸「伊賀組紐」が巻き付けられています♪
 

アートアクアリウム美術館
【↑】金魚品評/円柱のビッグシャーレに異なる金魚を展示し、横から、そして上から覗いて鑑賞を。

 

 

 

【1F/神秘(しんぴ)ゾーン】

アートアクアリウム美術館 アートアクアリウム美術館
【↑】アースアクアリウム・ジャポニズム/水の惑星「地球」を模した円形の水槽内で錦鯉が優雅にスイスイ〜と。錦鯉は有名な新潟の長岡山古志村生まれ。
 
アートアクアリウム美術館アートアクアリウム美術館
【↑】フローティングリウム/直径1.5mの円柱内に泳ぐ錦鯉が、まるで浮いているかのような錯覚を覚える作品が複数。

 

アートアクアリウム美術館 アートアクアリウム美術館 アートアクアリウム美術館
【↑】金魚の杜(もり)/本館のハイライトの1つ。大小の長い15本の水槽が立ち並ぶ光景は圧巻。水槽内に、種類の異なる金魚たちがゆっくりと泳ぐ様は必見!
 

アートアクアリウム美術館 アートアクアリウム美術館
【↑】金魚の杜は2Fから見下ろすこともできるんです。杜の上部に3D映像を映し出すディスプレイ的なものがあり、見方によっては空中に金魚たちが泳いでいるかのような錯覚が味わえる、神秘的な仕掛けも。

 

 

コレも見て!

展示されているアクアリウムの一部では水槽から水が溢れ続ける作品も複数。そんなときはぜひ横からも。水の滝で遮られた金魚たちも、それはそれで味わい深かったりするんです♪

アートアクアリウム美術館

 

 

 

2Fはアクアリウム展示ではなく、カフェで休憩したり能楽舞台を鑑賞したり、お土産を選んだりするフロアとなっています!

 

アートアクアリウム美術館 アートアクアリウム美術館
【↑】1Fから2Fへと上がる階段途中には、能楽の演目の1シーンを再現した版画が128枚のほか、登り切った場所には1/8縮尺の能面が展示。どちらも本館のアーティスト兼プロデューサーである木村さんの私物とのこと。

 

 

【2F/老松(おいまつ)ゾーン】

アートアクアリウム美術館
【↑】アルコールなどのドリンクを楽しめる「老松」。座席数は約50。奥に檜舞台では、不定期に能楽の上演会も開催するとのこと。1演目10〜15分。サプライズ公演のため、上演予告等はしないとのこと。入場した人であれば誰でも鑑賞可能。
 
アートアクアリウム美術館
【↑】季節ごと、5日ごとに変わるカクテルや軽食も。

 
 
【2F/愉悦(ゆえつ)ゾーン】

日本を感じるオリジナルメニューを揃えたカフェ。有名店とコラボした絶品メニューがいろいろ♪

アートアクアリウム美術館 アートアクアリウム美術館
【↑】人気の金魚ゼリーや福砂屋コラボのカステラ、Lohasbeansコラボの抹茶ティラミスなどいろいろ。

 

 

【2F/土産(みやげ)ゾーン】

京都の職人さんが丁寧に染め上げたオリジナル生地を使ったグッズなど、ミュージアムショップも充実。アパレルから雑貨、食品、ぬいぐるみなど、いろいろあります!

アートアクアリウム美術館
アートアクアリウム美術館

【↑】ショップは入館者のみ利用可能。金魚モチーフのグッズが多数手に入る。ちなみに支払いは現金とカードのみ(「●●pay」など、スマホ決算サービス利用不可)。

 

 

足早に紹介しましたが、これで以上です!

アートアクアリウム美術館
【↑】ミュージアムショップの脇から1Fへ、階段で降りることが可能。壁には過去に開催した「アートアクアリウム」のポスターがズラリと。

 

豆知識

【撮影は!?】

カメラやスマホでの撮影は終日OK! 映えるスポットだらけですヨ〜。注意したいのが動画撮影。動画に関しては混雑時などほかの来場者への迷惑になる可能性があるため、18:00以降でないと撮影NG! ご注意を!

 

【再入場は!?】

NG。できません。

 

【館内の移動は!?】

1F→2Fと、基本的に一方通行。とくに1F部分は混雑が予想されるため、逆走はやめましょう。

 

【ベビーカーは!?】

入館可能。ただし段差を越えないと近づけない作品が一部あります。ちなみにエレベーターもあります。

アートアクアリウム美術館

 

 

【トイレは!? 】

トイレは館内にあり。1F側・2F側ともにあります!

アートアクアリウム美術館

【ロッカーも】

館内は作品が密集している場所もありますので、大きな荷物はロッカーにお預けを! 大/500円、小/200円。返金なしです。
アートアクアリウム美術館

 

 

今回のレポートのまとめ

アートアクアリウム美術館
 
●写真映えするスポットが多数!
●知識無用で、大人も子供が楽しめる!
●光の演出で変わる印象差にも注目を
●カフェやお土産やさんも充実
●日本の伝統芸能に触れる機会も
●(大人付き沿い必須だが)小学生以下無料!
●アクセス超便利♪

 
 

いかがでしょう!? 展示内容も時期や季節に応じて入れ替える予定もあるとのことですので、行くたびに新しい刺激、感動があるはず。ぜひご家族でどーぞ。

 

 

今回ご紹介した記事は 

 いかがでしたか?

以上、お出かけ情報満載のウェブメディア「オソトイコ」がお届けいたしました。関東1都3県ではこのほかにも楽しいイベントや気になるお出かけスポットがたくさん!オソトイコではそんなお出かけに役立つ情報を日々集めてお届けしております。今後もぜひ活用してくださいね!

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この記事を書いた人

山さん

娘と一緒にハイキングや登山を楽しむ日を待ち望む、ただの編集者。

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