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『文具女子博 #インク沼2020』 万年筆ブームを盛り上げるインクの祭典を、開催前日にチラリ〜んと覗き見してきました♪
日本文具界最大級規模の祭典『文具女子博』。そのスピンオフとして2019年に初開催され、3日間で5000人以上の方が訪れた万年筆インク関連に特化したイベント『#インク沼』が今年も! 今回はその搬入日にオジャマです〜。かなりザックリしたものですが、雰囲気を少しでも感じとってもらえれば♪
*掲載内容は2020年9月10日時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
EVENT DATA
文具女子博 #インク沼2020
場所五反田TOCビル G・Hホール(東京都品川区西五反田7-22-17)
最寄り駅JR山手線「五反田駅」西口から徒歩10分
開催日2020年9月11日(金)~2020年9年13日(日)
入場料【ロングタイム/買い物時間:2時間半】:1580円/【スタンダード/買い物時間:1時間半】:1080円
公式サイトhttps://bungujoshi.com/event/文具女子博インク沼2020/
「文具女子博 #インク沼2020」とは!?
“万年筆=オジサン文房、エライひと文具、お金持ち文具”なんてイメージは古すぎる! SNSでは手書き投稿が一部でブームとなっているといい、“万年筆=高額”と思われていたなかで、低価格のお手頃商品が増えたこともあり、文具に敏感な女子を中心に、万年筆、そしてそれに付随するインク需要は大きな盛り上がりを見せているんです♪ 「#インク沼」は、ジワジワと人気が高まっているそれらをフォーカスした物販イベント。一度ハマッたら最後、アナタもきっと抜け出せなくなります!!
2回目となる今回は、コロナウィルスの影響もあり昨年とはやや形を変えての開催となるものの、31社もの関連メーカーさんが日本各地から五反田に集結。会場には1000品を越える商品が集まっているとのこと。
思わず「それどこで!?」と聞きたくなる、チマタのお店ではなかなかお目にかかれないご当地インクや、イベントのためだけにブレンドされた限定インク、前回以上の商品数を揃えたオシャレなガラスペンなど、イベントを盛り上げる商品が多数登場。多くの商品が実際に手に取って、試すことができるんです♪
今回は“密”を防ぐため、お買い物の時間制限がこそありますがしっかり元はとれるはず! このイベントを機に万年筆デビューする人も、きっと増えるはず!
ザッと紹介するとこんなイベント!
大手から街の文具店まで、出展多数!
大手メーカーはもちろん、全国の文具店オリジナルなど、いろいろな万年筆やインクが揃います。会場ではネット専売品や地元のお店でしか買えないレア品も多数。知らない人が見ると、「万年筆のインクって、こんなにバリエーションあるんだぁ」とまずそこにびっくりするはず。とにかくいろんな色、ありますヨ〜。
“試せる” 出展社が多い!
会場で扱っているのは、万年筆やインクの受け側である“紙”類もいろいろ取り扱い。インク販売ブースだけでなく、それらノート類販売ブースでも、しっかり試し書き(試筆)できます♪ 相性の良い組み合わせを見つけてくださいませ!
一部に限定品も!
イベント会場だけでしか買えない、限定商品もいろいろ。数に限りがありますので、限定品目当ての人は、ブースに行ったらスタッフさんを捕まえて「限定品、ありますか!」とダイレクトに聞いたほうがいいかも。じっくり探していると、たぶん、売り切れます・・・・・・。
万年筆関連のグッズも!
万年筆やインク、それに適したノート類だけでなく、写真のようなハンカチといった関連グッズを取り扱っているブースもありますヨ〜。
入場特典はコレ!
入場特典として、入場時にもらえるグッズがコチラ。万年筆のインク見本帳として使える青いノートと、コンバーター(吸入器)付きローラーボールペン。ともにロゴ(ペンは文字)入り。ノートはSAKAEテクニカルペーパーの紙「トモエリバー」と、デザインフィルの紙「MDペーパー」という2種類を使ったオリジナル。ボールペンはカスタム万年筆で知られるフォンテとのコラボ。
SNSキャンペーンも!
入場時にもらえる会場MAPのチラシ裏にある専用欄に、イベントに遊びに来たいまの気持ちを“手書き”で記し、SNSに「#文具女子博インク沼2020」のハッシュタグを付けて投稿すると、イベント限定のご覧のオリジナルステッカーがもらえます! *なくなり次第終了
会計はもちろん、集中レジ!
文具女子博同様、欲しい商品は買い物カゴにどんどん入れて貰い、会計は会場端にある「集中レジ」で一括会計。文具女子博の場合はこのレジ待ちが長蛇の列となることがある種、恒例となっていますが、今回は入場制限を行っているため、多少は透いているはず!? ちなみに使えるのは現金と一部カード(VISA、マスターのみ)。電子マネーは使えません!
会場までのアクセスは!?
最寄り駅は山手線の「五反田駅」。西口から桜田通りを左折後、ひたすらまっすぐで、約10分。単純ですがそこそこ歩きます(緩い坂もあります)。
それでは早速出展社をご紹介!
*取材は開催前日の搬入日に行ったため、ブース設営作業の都合等もあり、紹介は“ほん”の一部に限られます。
#インク沼1【こんな出展社さん、おります!】
セーラー万年筆
創業100年を越える日本を代表する万円筆メーカー。万年筆やボールペン、ふでペンを日本ではじめて製造したメーカーでもあるんです。イベントでは、ウェブ通販の「セーラーショップ」専売インクが登場。
【↑】写真下は「いざかやdays」シリーズという、枝豆カラーや醬油カラーなど、居酒屋モチーフレアインク(全4色)。
マルマン
スケッチブックといえばの「マルマン」ブースには、オリジナル用紙による試し書きコーナーが。紙質が微妙に違う用紙に実際に試すことができるんです。
【↑】2020年は100周年のメモリアルイヤー。それを記念した、お馴染みのスケッチブック柄の数量限定商品を多数店頭販売。
文具館タキザワ
http://www.takiprit.com/bungukan/
独特なパッケージデザインは、地元新潟らしい“米袋”と、思わずおおお〜となるオリジナルインク。雪彩(せっさい)という名前もオシャレ。
【特設!】ご当地インク・コーナーも
会場奥には、全国のインク自慢による、その土地だけでしか買えない“ご当地インク”を集めた特設コーナーも。14の参加メーカー&文具店が、3ブロックⅡ分かれズラッと横並びに。気になるインクを実際に試し書き可能です。
【↑】ご当地コーナーにはこんな試し書き専用の用紙も。気になるインクを実際に使いながら、イベントのメインビジュアル(ポスター)を完成させる、塗り絵ラリーを楽しめます♪ ちなみに用紙も万年筆と相性のいいものを厳選と、こだわってます!
【↑】コロナ対策も徹底しており、試筆したペンは使用前後で明確に区別。適時事務局スタッフが消毒するため、安心です♪
エクシム
https://twitter.com/eximvintage
「フランチェスコ ルビナート」と呼ぶ、イタリアのヴェネチアで1本1本手作りで生産されたガラスペンが一堂に。約15㎝のスタンダードサイズから、8〜10㎝のマイクロミニサイズまで、デザイン、色、大きさも様々。ペン先に施した溝にインクが溜まる構造となっており、何度もインクを付け直すことなくしっかり書けるそう。
【↑】必見はコチラ。万年筆には使えない粉末インクもセットにした、ガラスペン付きのつけペン専用インク9色セット。このほかにも“あぶり出し”専用インクなどもありました♪
プラチナ万年筆
https://www.platinum-pen.co.jp
創業100年を超える老舗メーカーであるプラチナ万年筆は、過去出展したイベントのなかで最大規模の商品数を持ち込んでいるとのこと。本来混ぜて使うことができないインクを自由に調色できる染料インク「ミクサブルインク」や、インク内の鉄分が時間の経過で変色し文字色が変わる古典インク「クラシックインク」、さらに富士山麓の天然水を使った「ブルーブラック富士」(写真)など、いろいろ揃ってます♪
【↑】人気の万年筆や多機能ペンに妖怪「アマビエ」のイラストを彫刻した、世情を反映した気になる限定商品も。
Fonte/フォンテ
https://komamono-lab.com/fonte
驚くほど手頃な価格で始められる、万年筆ビギナーにはもってこいなフォンテ。カラーペンの感覚で、カジュアルに使えるスケルトンの万年筆で有名ですが、会場では好きな色のキャップとインクを選んで購入できるカスタマイズサービスを実施。
【特設!】文具女子博限定品も!
会場でしか買えず、昨年も大好評だった文具女子博限定インク「文具女子の宴シリーズ」から新色3色(写真左から、宴サングリア・ガーデンパーティー・星空ナイト)登場!
【↑】昨年開催時にも販売し大盛況となった、(有名メーカーとコラボした商品を含む)文具女子博のオリジナル文具も特設コーナーで販売。一部公式ウェブ通販からも買えるものの、大半はイベント会場でしか買えません♪
川西硝子
思わずうっとり見取れてしまう、ハンドメイドのガラスペンを出品。公式サイトによれば、1度インクを浸けると300~500文字の連続筆記(!)が可能とか。豪華な木箱入りと、贈り物にもいいかもデス♪
上野文具
栃木県宇都宮にある、創業120年(!)を超える老舗文具店のオリジナルインク。地元の特産品や名所からヒントを得た、ユニークなインクが手に入ります♪ 写真は宇都宮餃子の焼き色をイメージした、その名も「餃子ブラウン」。
NAGASAWA/ナガサワ
神戸三宮で100年以上の歴史を持つ文具屋さんでは、珍しいものも。メモやインク帳をオリジナルでデコるための、イラストや枠などの装飾スタンプ。15種類ある中から自由に組み合わせ、写真のように使って楽しめます♪
【↑】インクをモチーフとした、こんなオシャレなピンズも!
T.S/ティーエス
紙製品を中心とした文具類を揃えるT.S。そのブースの一角で異彩を放っていたのが、この豚さん。鼻を押すと、尻尾から芯が出てくるシャープペンシル「ブタシャープ0.5㎜」。
【特設!】“星野 桂”先生限定インクも!
「ジャンプSQ.RISE」(集英社刊)で『D.Gray-man』を連載中の人気漫画家「星野 桂」先生は、『趣味の文具箱』(枻出版社)でコラム「ホシノカツラの文具LIFE」を連載するほどの文具好き。会場にはセーラー万年筆製のオリジナルインクが。
ほかにもこんなコーナーが
マスキングテープくじ
文具女子博恒例のカプセルくじが今回も登場! カプセル内に必ず入っている「文具女子博オリジナルのマスキングテープ」のほかに、「当たり券」が出でると、壁に備え付けてある複数のマスキングから好きなテープを専用台紙に貼り付けて持ち帰ることができるんです! 1回200円とお手頃です♪
【↑】当たり券が入っていた人だけが参加できる、マスキングビュッフェ。いろんなテープが揃ってます♪
フォトスポット!
来場記念にぜひ。会場端には特製の顔出しパネルも!
今回のレポートのまとめ
●万年筆関連の商品がいろいろ手に入る
●珍しいご当地インクも多数!
●多くのブースで試し書き(試筆)できる!
●低価格商品も多く、万円筆ビギナーにもぜひ!
●入場特典まであり!
【文具女子博・次回開催予告!】
文具業界最大の話題である「文具女子博2020」の開催が決定!
2020年11月27日(金)〜29日(日)の3日間。
詳細は公式サイトで随時発表予定。お楽しみに〜
【2019年開催の模様はコチラヘ!】
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