【あだち充展】 貴重生原画40点以上! 画業55周年を記念した特別展、サンシャインシティで!!

数多くの人気作品を生み出し続ける、稀代の漫画家、あだち充先生の画業55周年を記念した話題展がスタート! 早速会場を覗いてきましたよ〜。《2026.1.14まで》
*掲載情報は2025年12月18日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
- イベント概要
- 【あだち充展】とは!?
- 総展示数は300点!
- こんな展示も!
- 先生ご本人も登場
- グッズ販売も充実も
- レポートまとめ♪
このページの目次
イベント概要
『-画業55周年記念- あだち充展』
開催地サンシャインシティ 展示ホールC(東京都豊島区東池袋3-1-4 文化会館ビル3F)
開催期間2025年12月19日(金)~2026年1月14日(水)
開催時間10:00~19:00 *最終入館/18:30
入場料(当日)【大人/中学生以上】2300円、【小学生】1500円 *ほかに特典付きチケットあり
休催日2026年1月1日(木・祝)
行き方JRほか「池袋駅」35番出口より徒歩約15分
主催あだち充展製作委員会
告知サイトhttps://adachimitsuru55th-ex.jp
【あだち充展】とは!?
「タッチ」や「みゆき」「H2」など、数多くの作品を手掛け、いまなお第一線で活躍を続けている漫画家、あだち充先生の、画業55周年を記念した特別展です!

会場内は、かなりゆったりとした、シンプルなものとなっていました。
貴重な原画や資料、パネルなどを通じ、先生の偉業を紹介するもので、過去の人気作品から現在連載中の最新作までを順を追って紹介する、過去最大規模で開催される話題展です!
入場後、まず訪れる「シアターエリア」では、幅6m超えの巨大スクリーンに映し出される限定のオリジナルウエルカムムービーを上映。
照射されるスクリーンは、なんとのれん状。数分間の上映後、スクリーン奥の扉が開き、のれんをくぐって本展示エリアへ進むという、粋な演出となっています。

会場は先述の通り、作品ごとの展開となっており、「ナイン」→「陽あたり良好」→「みゆき」→「タッチ」……と、作品の発表年順に展開されていきます。

先生のファンにとってはいまさらですが、以前の作品はまだ知らないなど、はじめて作品を知る方にもわかりやすい配慮も。各作品の紹介パネルのほか、主要登場人物の解説も用意されていました。
総展示数は300点!
会場では原画のほか、名シーンを先生のコメントやセリフなどとともに綴った装飾や、さらに誌面やコミックスを彩った掲載ページを元にしたパネルなどで構成。主催者の発表によれば、それらの総数は300点あまりも!

名シーン等を集めた壁の展示は撮影OKとのこと。
なかでも必見は、うち40点あまりに及ぶ「生原画」。先生の筆致がリアルに分かる貴重な原画も、作品ごとに数枚ずつ厳選展示されています!

保存状態も極めて高い貴重な原画の数々。誌面等で実際に使われた、リアルな原画を間近で鑑賞できるんです! *原画撮影は厳禁です。
展示のなかには、通常表に出ることがない作品のラフスケッチなど、資料を集めたパネルなどもありました。

創作活動の一端が垣間見れるスケッチなども。
さらに興味深いのが、先生の画業の歴史を時系列に知れるヒストリーボード。はじめて知る事実があるかも!?

55年史を俯瞰する、必見のヒストーリーボード。
こんな展示も!
会場内には、ファンが喜ぶいろいろな展示があり……

「タッチ」ゾーンには、作品に登場するあのプレハブが!

「H2」ゾーンでは、ご覧のフォトスポットのほか、映像上映もありますよ。

会場終盤には、先生の創作活動の現場となるデスクを再現展示。デスクの目の前には、55周年をお祝いする、同業者や著名人からの色紙メッセージコーナーもあります!

受動的に見るだけでなく、能動的に楽しむコンテンツもありますのでお見逃しなく!
先生ご本人も来場
開幕前日に行われた報道内覧会には、あだち充先生ご本人と、「タッチ」の南ちゃん役で広く知られる声優・日髙のり子さんも来場。
和やかな雰囲気のなかで、展覧会を見た感想や作品執筆当時の思い出などを、ヒストリーボードに沿って語っていただきました。

先生は開口一番、「こんな大事になってるとは思わなかったので、のこのこ出かけてきたことを後悔してます……」と笑いを誘い、
日髙さんは「(展覧会を見て)時間がたりないっていう感じだったんですが、とにかく幸せな空間で。先生の漫画に囲まれて過ごす時間がすごく尊いなと」とコメント。
先生は1980年(昭和55年)から始まった「みゆき」を執筆していた当時は、「仕事をやってる記憶しか」と振り返り、翌1981年からは「タッチ」もはじまり、2作品を並行して執筆。
当時の記憶はほぼないほどの激務だったそう。ちなみに先生は夜にお仕事をされるそうですよ。
そのほかにも、先生の作品の1つの特徴である、キャラクターに多くを語らせず視線や表情だけで心情を伝える手法についての考えを語ると、日髙さんは「読むときには最高なんだけど、(声優として)演じるのは大変」だったと振り返り、会場を和ませていました。
音声ガイドもあり
展覧会をよりディープに楽しむ「音声ガイド(800円)」のナビゲーターは、日髙のり子さんが担当。ガイドは手持ちのスマホを使って聞くタイプで、支払いは現金のみ。イベント公式サイトでは、ガイドの音声サンプルを視聴可能です。
グッズ販売も充実
会場ラストには、入場者しか利用できない物販エリアも。イベント限定品から一般販売品まで、幅広く取り扱っています。

雑貨から日用品、さらに食品と、バラエティ豊富に取り揃え。注目はリカちゃん。「浅倉南」バージョンです!
1会計3000円お買い物をするごとに、オリジナルコースターが1枚先着でプレゼントされる特典も。

物販エリアの先、出口付近にはガシャポンも。お見逃しなく〜。
レポートまとめ♪

・原画40点含む、総展示300点超え!
・新旧代表作をゾーン別にフォーカス
・グッズ販売も充実
最近の作品から先生のファンになった方から、往年のファンまで幅広く楽しめそうな今回の展覧会。親子2世代で語りあいながら楽しめそう。
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