イベント

文・写真： 山さん

【五感で味わう、ヱビスの美人画展】 ヱビスビールと荒木飛呂彦先生コラボ第2弾!　今度は“洋装”!　デザイン缶も登場!

イベント概要

開催地YEBISU BREWERY TOKYO（東京都渋谷区恵比寿4-20-1）
開催期間2025年9月10日（水）～11月30日（日）
開催時間平日／12:00～20:00、土日祝／11:00～19:00
入場料無料
休催日火曜日／祝日の場合は翌日
最寄り駅JR「恵比寿駅」東口より徒歩7分
主催サッポロビール
告知サイトhttps://www.sapporobeer.jp/yebisu/

【五感で味わう、ヱビスの美人画展】とは!?

サッポロビールが製造販売する「ヱビスビール」の誕生135周年を盛り上げる特別企画として、2025年2月から5月末まで開催され大盛況となった《美人画で巡るヱビス》展の第2弾企画です！

ヱビスビールは、明治後期から昭和初期まで「美人画」と呼ばれる和装の女性をモデルとしたイラストを広告に使ってPRをおこなっていました。

広告展開は、その後主流となった「写真」にとって替わりましたが、当時の「美人画」を改めていまの時代に眺めてみると、レトロな味わいと風情がありとそれはそれで魅力がありますよね。

今回のイベントは、そんな「美人画」を現代版としてアップデートしてみたら!?　しかも、独自の感性を持ち、人気実力ともに業界指折りの漫画家がそれを描いたら!?　として企画・製作されたヱビスビールの「限定デザイン缶」と、それに使われた「複製原画」等のお披露目会です。

作画を担当したのは、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」等で、日本、そして世界的に有名な荒木飛呂彦先生。40年のキャリアがあるベテラン漫画家です。

ご存じの方も多いかと思いますが、荒木先生とは2月に行った前回もコラボ。大評判となりました。

＊詳細は下記の前回レポートで!

前回と今回の「美人画」は、ポージングや構造、背景など、違いは多数ありますが、最大のポイントは前回「和装」であったことに対し「洋装」で描き下ろされていること。

それがこの「ムーンライトロケット」と「バードウォッチング」です。

荒木先生への事前インタビューによれば、新作2作は、前作同様、“場所がわらない。時が止まっているような、永遠を思わせる時の流れのなかに女性がいる”ことを意識して作画されたそう。

背景ではなく、服の模様で場所を意識させることを念頭においており、前作含め女性は「ショートヘア」、かつ「強そうな現代的な女性」をイメージしたとのことです。

限定デザイン缶もお披露目

その新作「洋装」バージョンの美人画（2点）を使った限定デザインの「ヱビスビール」は、最寄りのスーパー等で2025年9月17日から一斉販売されます。

今回のイベント会場では、新作はもちろん、完売した前作の「デザイン缶」が一堂に展示中。

イベント会場では「デザイン缶」自体の販売はなく「展示のみ」となりますが、最寄りのスーパー等では実際に「デザイン缶」を購入可能です。

ちなみに今回のデザイン缶も、前回同様「期間限定」かつ「受注生産」。

同社担当者によれば、販売は事前の受注のみで、追加生産＆販売の予定はなし。売り切れ次第販売終了とのこと。事前受注で前回の1.5倍のオーダーをもらっているそう！

【注意】「デザイン缶」はアルミ缶のデザインがオリジナルとなり、内部のビール自体は通常の「ヱビスビール」と同じ物です。

会場の様子は!?

会場は前回同様、恵比寿にある「YEBISU BREWERY TOKYO」。2024年4月にリニューアルした、ヱビスビールのブランド体験拠点*です。

＊同所はリニューアル後の累計で40万人、2025年1月〜8月だけで20万人もの方が訪れた人気スポット。とくに前回第1弾イベントを開催した25年2月〜5月の来場者数は、リニューアルオープン後数ヶ月に匹敵するほどの来場者を記録したそう。

会場内の構成は、第1弾をおおよそ踏襲したものとなっており、描き下ろしの「美人画」を使った、高さ3.5mに及ぶ巨大パネルと高精細の複製原画展示が中心となっています。

パネル展示は新作2点だけでなく、前回発表された、和服内にカウボーイや馬、蹄鉄が描かれた「ウエスタン」、南国感のある「ビーチパトロール」の2作に加え、イベント会場だけの展示となりデザイン缶には採用されていない「恵比寿様」の3点を加えた、合計5点が紹介中です。

会場の隅では、「美人画」合計4作品と、実際に販売された（される）「デザイン缶」をディスプレイ。荒木先生のイラストと、実際のデザイン缶を見比べることができます。

イベント限定ビールも！

《YEBISU BREWERY TOKYO》は、同店だけの限定ビールを月1回程度のペースで販売しているのですが、今回も前回同様、限定ビール*が用意されています！

＊限定ビールの販売は2025年9月10日〜

荒木先生描き下ろしによる「ムーンライトロケット」をモチーフとした《ゴールデンオデッセイ －黄金の冒険－》は、「アポロ」「ポラリス」「ゴールデンスター」など、宇宙を連想させる名のホップのほか、国際宇宙ステーションに5か月間滞在し地球に帰還した「宇宙大麦」と呼ばれる大麦の子孫を一部使用して再現した限定醸造ビールです。

販売は会場のみとなり、テイクアウトは不可。会期内でも、売り切れ次第販売終了とのこと。特製紙コースター付きでの販売す。お急ぎください！

《YEBISU BREWERY TOKYO》は、限定ビールの販売にあわせ、それにちなんだ限定スタンプを用意することでも知られています。

今回のイベントも前回同様、限定スタンプが用意されています。来場者であれば、どなたでも自由に押せます♪

グッズ販売は整理券制に

前回大好評となったグッズ販売もありますヨ〜。グッズは全部で21品目。うち、12品目が会場販売限定品、9品目がネット通販限定品となっています。

担当者によれば、一部除きほぼ新作となっており、前回同様、グッズ購入だけのための来場もOKとのこと。

注意したのは、今回会場での購入は、混雑回避のため「整理券制」に。購入希望日の前日14時からウェブで予約を受付けます*。

＊状況により整理券なしでの購入も可能。

通販専用グッズのなかには、一部抽選販売や数量限定商品があります。詳細は特設サイトでご確認ください。

キャンペーン実施中!

「限定デザイン缶」の販促もキャンペーンを実施されます！

2つあり、1つは2025年9月17日から販売される「デザイン缶」の6缶パック購入者が対象。購入パックの内面に「当たり」が出ると、前回と今回制作された荒木先生のイラストを忠実に再現した「デザイン原画複製デザイン缶」が5000名様に当たります！

当選する「デザイン原画複製デザイン缶」は、一見似ているように見えますが、通常販売される「デザイン缶」とは別物。じつはアルミ缶に印刷できる色の数には限りがあり、実際に商品として販売される「デザイン缶」はオリジナルのイラストとは色が一部違うんです。

しかし、担当によれば技術的にできないわけではなく、特別な製法を使い、少数生産、かつ手間と時間、コストをかければ可能とのこと。

賞品となる「デザイン原画複製デザイン缶」は原画の色を再現したオリジナルに近い色彩となっているほか、ご覧の通り上から下まで全面に印刷と、市販版よりも美人画が強調された特別仕様となっています。

当選賞品はご覧の4種を各2本セット（合計8本セット）。すべて350ml缶。中身は通常の「ヱビスビール」です。

市販品では先述の通り、350mlと500ml缶はそれぞれ専用美人画となっているため、4つの美人画がすべて350mlで手に入るのは、このキャンペーンだけなんです!　相当レア!

SNSキャンペーンも

もう1つのキャンペーンはSNSを使ったもの。サッポロビール公式「X」をフォローし、対象ポストをリポストすると、抽選で100名様に今回の「デザイン缶」（350ml×24本セット）が当たります。

＊SNSキャンペーンの当選賞品は、通常販売の「デザイン缶」と同じです。応募は9月17日〜24日まで。

レポートまとめ♪

・話題コラボイベント第2弾!
・今度は「洋装」の新デザイン2種類登場
・限定ビールやグッズ販売もあり!