
話題アニメ「チ。」の特別展が、お台場の日本科学未来館で! “思わずなるほど”な体験コンテンツも!

大人気アニメ《チ。―地球の運動について― 》の世界を、作品の名シーンや再現展示、映像、そして体験コンテンツを通じて、よりディープに楽しむイベントがスタート! ファンの方、必見です! 《2025.6.1まで》
*掲載情報は2025年3月13日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
イベント概要
『チ。―地球の運動について― 地球が動く』
開催場所日本科学未来館 1F 企画展示ゾーン(東京都江東区青海2-3-6)
開催期間2025年3月14日(金)~6月1日(日)
開催時間10:00~17:00 *入館は閉館30分前まで
入館料【大人/19歳以上】2200円、【18歳以下小学生以上】1500、【未就学児/4歳以上】500円
休館日火曜日 (ただし3月25日、4月1日、4月29日、5月6日は開館)
最寄り駅ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル駅」より徒歩約5分/「テレコムセンター駅」より徒歩約4分
主催日本科学未来館/特別展「チ。―地球の運動について―」製作委員会
特設サイトhttps://chi-special-exhibition.jp
特別展【チ。 ―地球の運動について― 地球が動く】とは!?

NHKで放送され大きな話題を集めた人気アニメーション《チ。―地球の運動について―》の世界を、様々な観点から楽しめる期間限定イベントです!
アニメの原作は《ビックコミック スピリッツ》で連載*され、単行本の累計発行部数が500万部を突破している大人気作品。
*2020年9月〜2022年4月
舞台は15世紀のヨーロッパ。教会公認の「天動説」が絶対とされる時代に「地動説」をとき、命をかけてそれを実証しようとする者たちを描いたフィクッションですが、読むほどにはまるそのストーリー性がうけ大ヒット。原作漫画は数多くの賞を受賞するなど、話題となっています。
2024年10月から2025年3月まで、NHK総合テレビで毎週土曜深夜にアニメ(全25話)が放送されていたこともあり、さらに多くのファンを獲得。今回のイベントは、その話題アニメの終了とほぼ同時に開始される特別展。アニメの余韻が色濃く残るなか、改めて作品の魅力に迫るイベントです!

会場は先端科学技術を体験できる「日本科学未来館」。ジオ・コスモスと呼ぶ直径6mの、天井から吊り下がる「地球」でも有名。アクセスも良く、「フジテレビ」や「ダイバーシティ東京プラザ」等からも充分歩けますので、1日お台場で楽しめます♪

オープニングイベントには宇宙飛行士の野口聡一さんのほか、速水奨さん(右端)、小西克幸さん(右)、仁見紗綾さん(左)、島袋美由利さん(左端)と、アニメの豪華声優陣が登場しました。
会場の見所は!?

ここから先は会場の様子を足早に紹介。会場内は大きく「展示」「体験」「映像」の3つで構成されています。
会場は4章に分かれており、アニメの時系列に沿って展開。会場入場後まず鑑賞するのは、プロローグといえるイベント用に特別に再編集したオリジナルムービー(約4分)。気分を高めて、いざ会場内へ!

各セクションには、各時代の登場人物の紹介があります。なんでも等身大とのこと。キャラクターが予想以上に大きいことに驚くかも!

作品を知らない人でもイベントが判るよう、作品の時代背景などの解説もあります。

作品の最大のテーマである「天動説」と「地動説」。言葉では判っていても、説明するのは……という方も多いかも。ちゃんと解説パネルが用意されていますヨ。
名場面セリフ展示多数!

今回のメインの展示は、後述する体験コンテンツもありますが、ご覧のような名場面とセリフを集めたパネルが主。会場内全域にわたり、ファンが胸を熱くしたシーンがセルフとともに蘇ります。
クイズに挑戦し理解を深める!

会場入り口では「地動説研究ノート」と呼ぶ小冊子がもらえます。それはクイズ本となっており、会場内を巡りながらクイズに解答し、地動説の研究を自ら体感。
「天文学者用」「天文助手用」と難易度別に2種類あり、どちら1つを選んで挑戦! 一部ヒント付きだったりと、「天文助手用」は優しめとなっています。
最後に正解が記された解答用紙のほか、オリジナルステッカーが先着でプレゼント♪

クイズをクリアすると、ご覧のステッカー(全5種類)がランダムで1枚もらえます。
“アストロラーベ”を体験!

昔の天文学者などで広く使われており、作品にも登場する天体観測用の機器「アストロラーベ」を会場に用意。実際に触って回してと、使うことができるんですヨ! 主人公、ラファウになりきってお楽しみあれ。
かなりズッシリとした重さ。使い方は会場内のパネル、またはスタッフへ。
名シーンフォトスポットも!

ファンには説明の必要はない、ラファウが捕らえられ小窓から空を見上げるあのシーンを、実際に座って体験可能。もちろん撮影OKです!
【注意】会場内は映像セクションを除き、基本写真撮影は可能ですが、動画は厳禁とのこと。充分ご注意を。
地動説と天動説、体感コーナーも!
数ある体験コーナーのなかでも注目は、物語の核となる「地動説」と「天動説」を、金星と太陽を模した球体を使って、来場者みずから体験できるコーナー。
2つの球体が固定された円形のテーブルは手で回すことができ、太陽を中心とする考えの「地動説」では……

一方、太陽が回る「天動説」では……

と、金星の見え方、影の付き方、光の当たり方の違い(満ち欠けの違い)を目視で確認できるんです! これは必見!
活版印刷体験も!
作品の重要なコンテンツの1つとなっている、「地動説」普及に大きな貢献を果たす「活版印刷」に関する展示も複数ありますが、なんといっても必見は、実際に活版印刷体験ができること!
難易度別に2種類用意されており……

1つは、用意された文字を1つずつ組み合わせて「自分だけ」のイニシャルを印刷するタイプ。

もう1つは、すでに文字が組んである「捺すだけ」タイプ。主要キャラクターの名前で、4種類用意されています。試し捺しも可能。入り口で配布されたノートに捺す欄が用意されていますヨ。
結構ズッシリと重いのでご注意あれ。
エンディングムービーも
ラストはアニメ作品を抜粋した、オリジナル編集のエンディングムービーの上映(約2分)。
幅15mの巨大なパノラマモニターに、アニメの主題歌を担当したサカナクションの「怪獣」に乗せて名シーンが次々と上映されます!
*映像系は撮影が一切NG。ご注意下さい
“その後”の特別エリアも
作品の世界は15世紀ですが、特別展ではその後、16世紀以降についての特別展示も用意されています!

天文学を語るうえで欠かせない、実在の人物の紹介のほか……

隕石展示があったり……

衛星放送で知られる「スカパー」は今回の特別展の協賛スポンサーなのですが、同社は民間企業ではじめて通信衛星を打ち上げたことでも知られる、宇宙関連事業も行っている会社。特別エリアではそんなスカパーの宇宙ビジネスについての展示も。
写真は同社が打ち上げたデジタル衛星の模型です。
18品種、グッズ販売も!

会場ラストにはお待ちかねのグッズ販売コーナーも。
アクリルスタンドやキーホルダー、トート、クリアファイルなど、展覧会オリジナルは全部で18種類。そのほかに、単行本などの関連書籍も取り揃えています!

作品に登場する名言を集めた、ミニアクスタのガチャも。
ちなみにグッズ販売は、展覧会入場者だけでしか利用できません。
レポートまとめ♪

・話題を集めた人気アニメの世界に浸れる特別イベント
・「展示」「体験」「映像」の3本柱で構成
・「地動説」「天動説」の違いをリアルに体験可能
実際に会場に訪れた印象では、作品をある程度知らないと理解が難しいコンテンツが多い印象ですが、「地動説」と「天動説」の違いや「活版印刷」などの体験系は、ファンでなくとも貴重な経験となりそう。作品をあまり知らない方は、アニメの公式サイトなどをひとかじりしてから訪れることをオススメします!
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