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蜷川実花さん史上最大の没入型展覧会が、虎ノ門ヒルズで! 全点新作! 全点撮影可!
写真家、そして映画監督として活躍を続ける蜷川実花さんが、自身も所属するクリエイティブチームとして制作した最新作品が揃う、話題の“没入型”展覧会を覗いてきました!
*掲載内容は2023年12月4日開催の内覧会の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
イベント概要
『蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠』
会場TOKYO NODE GALLERY A/B/C(東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズステーションタワー45F)
開催期間2023年12月5日(火)〜2024年2月25日(日)
鑑賞料【一般】平日/2500円、土日祝/2800円 【大学・高校生】平日/2000円、土日祝/2200円 【中学・小学生】平日/800円、土日祝/1000円
開館時間【月・水・木・日・祝】10:00〜20:00、【火】10:00〜17:00、【金・土・祝前日】10:00〜21:00
休館日1月1日(月)、1月2日(火)
主催TOKYO NODE
行き方日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」と直結
告知サイトhttps://tokyonode.jp/sp/eim/
【蜷川実花展】とは!?
写真家であり映画監督としても活躍されている蜷川実花さんが、ご本人も参加するクリエイティブチーム『EiM(エイム)』として発表した作品がズラリ揃う展覧会です!
蜷川さんの展覧会は過去数度開催されていますが、今回はご本人史上最大規模のスケール。イベント開催にあわせて撮り下ろした写真や映像が元となっており、建築、音楽、舞台美術などの異分野で活躍されているその道のプロフェッショナルと堂々コラボ。“CGを使わないリアル(現実)”の被写体をベースに構成している点にもこだわりなんです。
展示作品は全部で11。展示空間全域を1つの作品と化すインスタレーション作品のほか、映像作品など、そのすべてが新作です。蜷川さんが扱う代表的なモチーフである「花」はもちろん、「金魚」、そして「蝶」を扱った作品が色々登場します♪
複合施設『TOKYO NODE』は、様々な人と人。文化と文化が結びつく、新しい体験ができる場。駅改札フロアからの会場への直通エレベーターはなく、途中乗り換え+階段移動等が必要。はじめて行かれる方は、迷子注意です! お時間に余裕を見て起こしあれ。
本展は虎ノ門ヒルズにある、ギャラリー・イベントホールなどで構成される複合施設『TOKYO NODE(東京ノード) 』の開館記念第二弾として企画されたイベントですが、作品はすべて会場の広さにあわせ制作と、作品と会場が密接な関係性を保っており、ほかの会場で同じ体験はできないと主催者は断言します。
作品はもっとも高い地点で15mに及ぶ、ドーム型天井を持つエリアを有効に使って魅せる映像作品から、四方八方を様々な花々で囲まれる、主催者いわく“桃源郷”と称するユートピアエリアなど、バラエティに富んだ作品がいろいろ。
単に眺める・・・といった展覧会ではなく、ときに来場者自身が作品の一部になるような疑似体験ができるエリアもあるなど、体験イベントであること! 硬く考える必要は一切ありません!
日常的に見慣れた景色・風景であっても、少し見方を変えることで、出会える新しい発見・情感。一見どの作品も夢の世界の景色と思えそうですが、目の前に展開されるものはすべて現実にあるものであり、何気ない場所で撮影された“リアル”なものなんです。
ちなみに作品制作にあたり撮り下ろした写真は、ときにカメラ1台、ときにスマホでと、日常で使える機器を使って撮ったそう。特別な機器など使っていないそうです。
地上200mの高所で開催される、不思議なアート体験を会場でお楽しみあれ。
地上45Fにある会場は、見晴らしも抜群!! 天気が良い日は東京スカイツリー®も見えます♪
作品世界に入り込む“没入”展示多数
本展は来場者自身が作品に入り込める、いわゆる“没入体験”が複数用意されているほか、今回の展示作品は、写真&動画ともにすべて撮影OKなんです。
作品の解説は、各展示室内に掲示されているQRコードを使って手持ちのスマホで確認する方式。音声ガイドはありません。
ここから先は全11点ある作品のなかから、数作品をピックアップしてお届けします♪
残照 Afterglow of lives
真っ先にお目見えする作品は、枯れた花。生命の終わりと再生の始まりを1つの壁の表(ときに裏)と裏(ときに表)で表現。生と死、繁栄と衰退、明と暗を暗示させる枯れた花の姿になにを感じる!? 再生を遂げた、反対側の作品との対比もお楽しみあれ。
Flashing before our eyes
本展のハイライトの1つといえるのが、最大天井高15mに及ぶ広大な半円ドームエリアで展開されるこの作品。空間全域をモニターとし、次々と映像が投影。空間全域が1つのシアターと化す壮大な映像インスタレーション、壮大な映像の無限ループをお楽しみあれ。「VR以上の没入体験を味わえるはず」と関係者。
写真にある縦長のモニター部は、元々眺望豊かなガラスエリア。イベント中は、ガラス1枚1枚がスクリーンに。
会場にはベンチのほかクッションも用意されており、ご覧のような変わった鑑賞も可能♪
Intersecting Future 蝶の舞う景色
色とりどりのビビットな花々が出迎えてくれる、蜷川さんらしい鮮やかな色彩が広がるこのエリアは、左右天井、そして床と、空間全体が1つの世界と化すインスタレーション。天井からふり注ぐ光は動き、花々の陰影も刻々と変化します。どの場所に立っても絵になる注目エリアです。作品制作には、映画の世界のセット技術が活かされているそう。
会場をよく見ると、至るところに蝶が。
そのエリア内には、3つの小部屋が用意されており、それぞれが1つの作品となっています。なかでも注目は『Luminous Echoes』と呼ばれる小部屋。日常の瞬間を切り取った写真とそれに呼応するネオンの言葉による、“時間と記憶の交錯を探求”したという作品。ここでも蝶が印象的に登場します。
『Luminous Echoes』
Blooming Emotions
人間の暮らしに彩りを与え、昆虫たちの視線を集めてきた花が持つ、散る様、移ろう様、色褪せる様にある美しさを、転用から吊り下げたモニターで鑑賞。会場にあるクッションに寝転がり、ゆったり鑑賞できます。
胡蝶のめぐる季節 Seasons: Flight with Butterfly
5枚の巨大スクリーンを使って展開される、蝶に誘われ感じる四季。先に進む鑑賞者のシルエットが透けるスクリーンとなっており、自分自身を作品に同化させ楽しむことも。
Embracing lights
光をメインに構成した映像体験エリア「Embracing lights」は、光とその中に潜む時間的つながりを探求。水面、木漏れ日、ダイアモンドダストなど、これまで人間が祈りを感じてきた空間と光を重ねつつ、人と人、人と世界の間の関係性を問い直す。
「空間から作り込んだ作品で、人に共通する感動をカタチとして凝縮させた」と関係者。まるで礼拝堂にいるような静粛な空気感のなかで締めくくる、展覧会のラストを飾る作品です。
映像上映のインターバルもお見逃しなく!
限定商品も複数! ショップエリアも
会場となる「TOKYO NODE」のセンターホールには、イベント期間中のみのポップアップショップも登場。日用品から文具、服飾、雑貨など、種類いろいろ。会場でしか購入できない限定グッズも多数取り扱っています!
【グッズ情報】https://tokyonode.jp/sp/eim/goods/
レポートまとめ♪
・作家史上過去最大規模の展覧会が虎ノ門ヒルズで
・世界観にどっぷり浸れる没入作品複数
・映像インスレーション、立体展示など、全11作品
いかがでしょう!? 普段ありまアート鑑賞をされていない方に訪れてほしい、作品の世界観を全身で楽しむ没入コンテンツも複数あり。見方を少し変えるだけで違ったものが見えてくる、新感覚の体験をぜひ会場でお楽しみあれ♪
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