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【北斗の拳 40周年大原画展】展示総数400点以上! 圧倒する画力を堪能できる生原稿、世界観に浸れる没入スポット複数!! 胸躍らせたあの興奮が蘇る、注目の展覧会!! 《2023.11.19まで》
「お前はもう、死んでいる」の名ゼリフで知られる、マンガ『北斗の拳』の誕生40周年を盛大に祝う展覧会が六本木で始まりました! グイグイと引き込まれるストーリーはもちろん、口ずさみたくなる数々の名言、マネしたくなる技など、『北斗の拳』で胸を熱くしたすべての読者へ贈る一大イベント。作品を知らずともその世界に没入できる、圧倒的スケールで開催です!!
＊掲載内容は2023年10月5日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
＊掲載写真はすべて編集部による。
Ⓒ武論尊･原哲夫／コアミックス1983
イベント概要
北斗の拳 40周年大原画展 〜愛をとりもどせ!!〜
開催地森アーツセンターギャラリー（東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F）
開催期間2023年10月7日（土)〜11月19日（日）
通常鑑賞料（当日券）大人（中学生以上）／平日2600円・土日祝2900円、小人（小学生）／全日1100円
開催時間10:00〜21:00 ＊最終入館／20：00まで（日時指定制）
休催日会期中無休
主催東映、コアミックス
アクセス日比谷線ほか「六本木駅」1C出口から徒歩3分
特設サイトhttps://hokutonoten.com
【北斗の拳 40周年大原画展】とは!?
ディズニーランドが開園し、ファミコンが発売、ドラマ「おしん」が空前の話題となった、1983年（昭和58年）から集英社の漫画雑誌「週間少年ジャンプ」で連載が始まり大反響となり、翌年にはアニメ化もされるなど、社会現象となった漫画『北斗の拳』の連載開始40周年を記念した特別巡回展覧会*です!!
＊「東京」開催のあと、2024年3月「名古屋」、2024年夏「神戸」、2025年春「福岡」などを順次巡回予定
原作を武論尊先生が、作画を原哲夫先生が分業された『北斗の拳』は、日本のみならず世界で愛読されており、総発行部数は驚異の1億部（!!）を超え。いまなお多くのファンを魅了しています。
物語は、核戦争後の退廃した世紀末の乱世を舞台に「戦い」と「愛」を軸に展開されますが、主人公ケンシロウはもちろん、次々と現れるキャラクターがなんと魅力的なことか。さらに「お前はもう、死んでいる」や断末魔の叫びなどのセリフに、心躍らせた少年は1人や2人じゃありません。
記念すべき第1話を含め、会場には有名なあのシーン、このシーンが数多く展示。
とくにリアルタイムで作品を楽しんだ昭和世代の少年たちは、ケンシロウが使う「経絡秘孔（けいらくひこう）」ごっこをして遊んだものでした。
入場後、真っ先にお目見えするのが、主人公ケンシロウの立体オブジェ。恐らく多くの方が写真を撮られるでしょう!!
・・・やや本筋からズレかかっておりますが（汗）、本展はそんな名作『北斗の拳』を“原画”視点でじーっくりと楽しむ、作品史上最大規模となる展覧会です。
『北斗の拳』といえば驚異的な画力・描写力も大きな特徴ですが、会場では読者を熱くさせた数々の原画を間近で鑑賞できる点が最大の魅力。（関連展示も含めれば）展示総数はなんと400点以上。
門外不出といえる生原稿が持つリアルな筆致感から、原先生の作品に対する執念をぜひ肌で感じとってください。
会場は全6章+αで構成。作品をあまり知らない方でも楽しめるよう、あえてストーリー順の展開となっています。『北斗の拳』はラオウを倒すまでとあとでストーリーを大きく二分できますが、本展はケンシロウ登場からラオウを倒すまでで構成されています。
そのラオウ編までは全部で136話。ページ総数は3000ページあまりとのこと。つまり会場に展示されているのは1割りちょい。かなりの数の原画が楽しめる、満足度の高い展覧会という印象を受けましたが、それもほんの一部とは驚かされます。
作品の大きなテーマともなっている「愛」にからめ、会場を大きく6つのセクションに分け展開。
知ってる方は再確認として、知らない方は予備知識としてご覧いただきたいキャラクター相関図の紹介もあります。
シン、レイ、サウザーなど、章を追うごとに登場する、強烈なキャラクターとの再会を懐かしみつつ、じっくり原画を堪能あれ。
序盤の章（つまり連載開始当初）から先へと進むにつれ増していく、作画の緻密さにも注目です。
もはや芸術! カラー原画も多数!
会場内には白黒原画はもちろんですが、週刊少年ジャンプに掲載されたオリジナルのカラー原画もかなり多く展示されています。もはやそれらは1つのアート。崇高な美術を鑑賞をしている感覚すらおぼえます。
少年ジャンプの連載をリアルタイムで見ていた者としては、ただただ感動。かなり興奮しました!
会場にはコミックスの表紙に使われた原画を紹介するコーナーも。緻密すぎてため息がもれるほど。これは芸術です！
没入感を刺激する演出も
気が付かれた方も多いかと思いますが、今回のイベントは単純に原画を飾るだけではなく、来場者がよりイベントに深く没入できるよういろいろな演出が施されています。
空間全体が1つの作品のようになっている、これも一種のインスタレーションといえそう。
もっとも目立つところでは、原画を飾っている壁。関連シーンや擬音を盛り込んだ特製の壁紙でデコレーションするほか、要所に特徴的なセリフを掲示（これが全部読みたくなるんです!!）。さらにフィギュアや、北斗4兄弟の等身大（!?）キャラクターオブジェを用意と、飽きさせません。
独特なセリフも、作品を引きつける魅力の1つなんですよねぇ。
リアル過ぎるキャラクターオブジェのほか、フィギュア類の展示もあります。
そんななか、一際異彩を放っているのが、敵キャラ「ハート」のコーナー。ハートの特徴であり、ケンシロウを苦戦させたあの「お腹」に触れる体験コンテンツが用意されています!!
「蹴り禁止」など、多少ルールはありますが、こんな楽しい展示があるなんて。ファンには嬉しいサプライズです！
さらに、すでに多くの媒体で紹介されているためご存じの方も多いかと思いますが、展示ラストにはなんと巨大はフォトスポットが！ それがコチラ↓
アメリカ・サウスダコタにある「ラシュモア山」のようなフォトスポット。かなりデカいです!!
こんな見所も！
そのほかにも見所は多数ありますが、ちょっとだけ紹介すると・・・。
『北斗の拳』には、週間少年ジャンプ連載開始前に掲載された、読み切りがあるんです!! その貴重すぎる原画も一部会場に！
連載40周年を祝う色紙コーナーが。描いたのは有名漫画家たちのみなさん。あえて詳しくは触れませんが、みなさん凄い方ばかり。一緒に描かれたイラストも注目ですよ〜。
展示原画はなにも当時モノだけじゃありません! 今回のイベントのために書き下ろされたメインビジュアルの原画も。額も一際豪華！ ちなみに会場には、このほかにも、原先生がイベントのために書き下ろしたキャンバス画も公開されています。お見逃しなく！
撮影OK!
今回の展覧会は、なんと一部を例外を除き、展示原稿や資料等の大半が撮影OK! フォトスポットも紹介以外にも複数箇所に用意されています！
オーディオガイド、無料です!
イベントをさらにディープに楽しむ「オーディオガイドサービス」もあります！
しかも無料！ ナビゲーターはアニメ『北斗の拳』で次回予告などを担当された、声優の千葉繁さん。要所で武論尊先生や原先生のコメントも聞けますヨ〜。利用は手持ちのスマホを使ってQRコードを読み込むだけ。イヤホンも忘れずに。
グッズ販売、コラボカフェも!
会場ラストにはショップコーナーも。224ページの豪華な「公式図録」を筆頭に、アパレルから雑貨、クッション、カレンダー、アクリルスタンドなど、これでもか！ とラインアップ。
なかには天然漆を使って仕上げた超豪華な高精細複製画が165万円（！）で販売と、驚きの商品も。ちなみにグッズ販売エリアは、展覧会入場者のみ利用可能です。物販のみの利用はできません。
【グッズについてはコチラ】https://hokutonoten.shop
なんとジャギのヘルメットも! 手掛けたのは創業53年の精密金属部品メーカー「キャステム」。限りなく原作に近い造形で完全再現した受注製作品。ステンレスと真鍮を使って製作される1/1スケールで、価格は22万円！
展示会場を出たすぐ先にある常設カフェ「THE SUN & THE MOON」が、イベント期間限定で「天空の世紀末カフェ」として営業。作品をモチーフとした、思わず写真に残したくなるコラボメニューを複数展開しています。アルコールもあります。
ちなみに、コラボメニューを1品注文するごとに、非売品のオリジナルコースター（全6種類）が1枚ランダムにプレゼントされます。
レポートまとめ♪
・傑作マンガ「北斗の拳」連載40周年記念巡回展
・貴重原画、関連資料等、400点あまりが展示！
・一部除きほぼ撮影OK! 体験展示も！
・驚きの商品含め、グッズ販売も充実
いかがでしょう!? 作品をご存じの方は改めて物語を追体験し、知らない方は圧倒的な作画力に注目し1つのアートとして鑑賞してほしいこの展覧会。興味深い展示の数々を、ぜひその目に焼き付けてくださいませ!! ファンにはたまらない内容だと思いますよ、このイベントは!
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