『スマドリバー渋谷』 お酒、飲まなくていーんです! “飲めない”人が“飲める人”と一緒に楽しめる新感覚バーってどーんなもの!?
お酒は飲めないけれど、場の雰囲気は好き! という方が、お酒を飲める人と一緒に同じ時間を過ごせる新感覚バーが渋谷センター街にオープン! どーんなものか早速覗いてみました♪
*掲載内容は2022年6月29日開催の内覧会時点の情報。内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
SHOP DATA
『スマドリバー渋谷』
●所在地東京都渋谷区宇田川町23-10
●オープン日2022年6月30日(木)
●営業時間12:00~22:00
●定休日不定休(基本無休)
●最寄り駅JR線ほか「渋谷駅」A3b番出口から徒歩1分
●公式サイトhttps://www.sumadoribar-shibuya.jp
『スマドリバー渋谷』とは!?
お酒を飲めない人でも、飲める人と一緒に楽しい時間を過ごせるバー。
ノンアルコールを販売する居酒屋やバーやほかにもあると思いますが、同店の大きな違いは、扱っているノンアルコールドリンクの数。2つや3つではなく、な、なーんと100種類以上も選べるんです!
提供ドリンクは明確に『ソフトドリンク』とうたっているものを除き、その多くが「(アルコール分)0%」「0.5%」「3%」と、3段階から選べるシステムとなっており、その日の気分や体調などでアルコール分を指定してオーダーできるんです。
ちなみにアルコール0%といっても、それはソフトドリンクではありません。まったくの別物です。ノンアルコールのウイスキーかジンが必ずブレンドされる、大人の味となっています!
店内には「お酒感弱め」「お酒感強め」「スッキリ」「甘め」の4つの指標からなる「ドリンクマップ」と呼ぶマトリクス表を用意。名前はよく分からなくても、直感的にドリンクを選べます♪
同店はアサヒビールと電通デジタルの合弁会社である『スマドリ』が、渋谷区の外郭団体とともに進めるプロジェクトの一環として企画したもの。お酒を飲む人、飲まない人、飲める人、飲めない人といった飲み方の多様性にあわせつつ、路上飲酒、酩酊による迷惑行為などのマナーの悪化やトラブル増加が問題視されている渋谷区の課題を解決する1つの発信拠点となるべく誕生しました。
運営元の「スマドリ」の調査によれば、ノンアルコール・微アルコール市場は前年比で115%、カクテルテイストドリンクの市場は前年比で126.7%と、堅調に伸びているそう。この傾向は日本だけでなく、世界規模でいえるそうなんだとか。ノンアルコールは熱いんです!
アルコール度数が選べるとはいっても、見た目の違いは(当然ながら)ありません!
さらに注目すべきデータは、日本人の20〜60歳代の8000万人のうち、お酒を飲まない人は、な、なんと4000万人、半分もいるそう。4000万人のうち、“(飲まない&飲めないけれど)飲み会の場は好き”という方が1330万人おり、その1330万人のうちさらに540万人は、“(体質的に飲めないけれど)飲みの場は好き”なんだとか。
今回渋谷に誕生した新バーは、この540万人の層、さらに広い1330万人の層を狙いつつ、お酒が苦手でもソフトドリンクでは満足できない人や、飲める人と一緒にワイワイやりたい! と願う人が、気軽に集える場として企画されました。
「バー」は「カフェ」よりオシャレ!? ちょっと背伸びしたくなるときにもどーぞ。
⾃⾝の体質や好みに合った(ノンアルコール)ドリンクを個別にオーダーできる、あえての「バー」という展開が、メインターゲットとするZ世代(1990年代中盤〜2010年代序盤生まれ)にはハマるのでは!? という読みがあるようです。
ちなみに「飲み」が中心のお店と思えますが、後述しますがフードメニューもかなり充実しています!
場所は渋谷センター街。ABCマートの隣。渋谷駅側から入って徒歩1分程度の場所にお店があります。隠れ家的なお店ではなく、開放的なお店です。
お店は1F〜3Fまでの3フロアですが、3Fは飲酒啓発セミナーやワークショップの場として今後活用するとのことで、基本は1〜2Fのみとなります。
お店はどんなカンジ!?
お店は奥に長い縦長となっており、お店として営業しているのは1Fと2Fのみ。それぞれ約100㎡と、空間的にはそれほど広くはなく、場合によってはかなりの混雑も覚悟です。写真は1F部分。
1Fと2Fでは扱うドリンクやメニューが一部異なり、写真の1Fはドリンクほか、写真の焼き菓子類やナッツ、サラダ、生ハムなどの簡単なフードメニューを提供。(後述する)テイクアウトもこちらでどーぞ。フードメニュー価格は200円〜530円。
一方の2Fには設備の整った大型キッチンが完備されているため、より手の込んだフードメニューが注文できます! 「ジャンボティラミス」(700円/写真手前左)、「オリエンタル・フライドポテト」(680円/写真手前右)、「各種タコス」(各330円/写真奥3点)など、いろいろ。300円〜1800円と、価格もお手頃。仲間シェアして食べれるメニューが多い印象。ちなみに2Fでもドリンクのオーダーが可能です!
写真は1Fの様子ですが、常備品は同じとのこと。各階約35席あり、なかにはソファシートも♪ 立ち飲みスポットもあります! 観葉植物が目に付きますが、店内はかなりスッキリとした印象。装飾も軽微です。店内をごちゃごちゃさせるとカッコが悪い・・・という意見が、若いスタッフから上がったため、極力シンプルにしたそう。
照明にもこだわっており、暗く過ぎず明る過ぎないよう照度と色を調整。アルコールに弱い人が飲んでも、顔が赤くなりすぎないライティングだそう。
こんなドリンク、オーダーできます!
ドリンクは「アルコール」「ノンアルコール」「ソフトドリンク」含め、全部でおおよそ100種類展開。1Fと2Fで僅かに提供ドリンクが異なりますが、ほぼ同じものを注文できます!
ちなみに、アルコール分「0%」「0.5%」「3%」が選べるカクテル的なドリンクのほかにも、アサヒビールといえばの「ドライゼロ」「スーパードライ」などのビールやワインなども用意されています。
ちなみにアルコール分が選べるドリンクの場合、どの度数でも価格は同じと料金体制明解。■600円〜800円(ソフトドリンクは550円)
オススメドリンク、コチラ!
【渋谷クラフトレモネード】700円
自家製レモネードにアサヒのハイボリージンを混ぜたカクテル。サッパリとした飲み心地♪
【渋谷クラフトコーラ】700円
自家製コーラにアサヒのハイボリージンを混ぜたカクテル。コーラ感はしっかり判りますが、普段飲んでいるコーラとは違う、大人の味です♪ 甘くなく飲みやすい!
【マーブリング スノウ】850円
フローズンカクテル。先のハイボリージンのほか、カルピス、オレンジジュース、ブルーベリーソースなどをミックスして凍らせたもの。
【マーブリング レイン】800円
ハイボリージン、自家製レモネード、ウィルキンソン タンサンをミックスしつつ、グラス上部をカラフルな綿飴でデコレーション♪ どういただくかはアナタ次第・・・。
テイクアウトは 2品のみ
「テイクアウト」サービスもあるものの、対象は先に紹介した『渋谷クラフトレモネード』と『渋谷クラフトコーラ』の2品のみ。しかも販売はノンアルコールのみとなっています!
これはマナー悪化や酩酊による迷惑行為を未然に防ぐための処置とのことで、メニュー数増加やアルコールのテイクアウトは今後も予定していないとのこと。歩きながら、ちょいとアルコール一杯なんてできません! ご注意を。基本は店内でどーぞ。
会話不要! 注文・支払いはコレ!
今店の特徴の1つが注文法と支払い法。店内にあるカードに印字されているQRコードを読み取って、LINE越しに行います。友達登録等手続が必要です。
現金払い、カード等も一切使えません。ご注意を。事前の市場調査によると、メインターゲットであるZ世代は、定員と話をしたくない・・・、関わりたくない、やりとりは極力少なくしたい・・・という傾向が強いんだそう(汗)。
世間でもモバイルオーダーが浸透しつつあるため、今回は割り切ってLINEアプリのみとしたそうですが、正直この選択肢の少なさには意見が大きく割れそうな・・・(汗)。客の注文データ収集は容易となりそうですが、使う側としてそれが便利かどうかは別のハナシ。現金払いはなしとしても、もう少し選択肢を増やして欲しても・・・。
レポートまとめ♪
●飲めない、飲まない人も、飲む人と一緒に楽しめる
●ノンアルコールドリンクが100種類も!
●シェアするにも丁度いいフードメニューが充実
●注文・支払いはLINEだけ!
いかがでしょう!? あるようですが、じつはないこのお店。ノンアルコールの選択肢の多さは、飲まない・飲めないけれど、飲みの場が好きという方に絶好かも!? まずは1度お試しあれ。開放的で明るいお店ですので、女性同士だけでも気軽に入れそうですヨ♪
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