2024.03.19

特集記事

文・写真: 山さん
2021.07.10

『うみファーム』 横浜・八景島シーパラダイス内の、新しくなった人気 “海育” スポットが気になる! 家族のお出かけに最適です!

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

水族館あり、遊園地あり、フード類も充実と、家族みんなが1日目一杯楽しめ、遊べる『横浜・八景島シーパラダイス』。その園内にある、水族館系エリアの一角とある体験型スポット『うみファーム』、もう行きました!?

*掲載内容は2021年7月8日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
*2022年12月加筆修正。

SPOT DATA

横浜・八景島シーパラダイス『うみファーム』

子供大歓迎
親子大歓迎
おひとり大歓迎
体験あり
撮影可
幼児・ベビーカー可

●所在地神奈川県横浜市金沢区八景島
●営業時間時期・曜日等で変動あり。最新情報は公式サイトへ
●休業日不定休
●うみファーム「フィッシャーマンズオアシス」入場料500円/1人
●チケット(アクアリゾーツパス)【大人/高校生以上】3000円、【小中学生】1800円、【幼児】900円、【シニア】2500円 *ほかのパスもあり
*「うみファーム」利用には、水族館に入館可能ないずれかの「パス」が必須
●最寄り駅京急シーサイドライン「八景島駅」から徒歩20分
●紹介サイトhttp://www.seaparadise.co.jp/aquaresorts/umifarm2021/

『うみファーム』とは!?

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

家族、カップル、友達とみんなで楽しめるお出かけスポットである『横浜・八景島シーパラダイス』(http://www.seaparadise.co.jp)内のコンテンツの1つで、舞台は自然の海! 海の環境やそこに生息する生き物たちを「見て」「学び」「捕って」「食べる」という一連の体験を通じ、海についてより深く考える切っ掛けとなればとする

海育(うみいく)

スポットです! 2013年3月のオープン以来、初の大規模リニューアルとなります(シーパラ自体のオープンは1993年)。

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

「うみファーム」が位置するのは、八景島の中央右側。最寄り駅であるシーサイドライン「八景島駅」は右下の橋の先に。今回駅から実際に徒歩で向かいましたが、距離が結構ありますのでご注意を。大人の足で15分強、子供連れの場合は20分以上は見て置いたほうが無難です。

【入島自体は無料】「横浜・八景島シーパラダイス」は一般的な遊園地のように、敷地に入るための「入場料」はなく、島に上陸して散策する分には無料です。利用したいコンテンツにあわせて料金を支払うシステムです。

利用には水族館系パスが必要デス!

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

少々ややこしいですが、「うみファーム」のエリアに入るためには、写真の「アクアリゾーツパス」のような、水族館が利用できる共通チケットの購入が大前提です。

海に浮かぶ「うみファーム」自体の散策は可能ですが、エリア内にあるコンテンツ利用には別途利用料金が必要となり、例えば「釣り」体験で魚を釣った場合、さらに料金がかかります。

●水族館が利用できるパスは複数あり。詳細は公式サイトへ!
http://www.seaparadise.co.jp/price/

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

リニューアルされた「うみファーム」のメインゲートがコチラ。空間全体が、紺×オレンジ×ホワイトの、派手すぎず控えめすぎず、でもしっかり目を引くポップな仕様で統一されています。“橋を渡ってみたくなる”感をエリア全体で演出しているんです。

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

「うみファーム」は海に浮かぶ大きな生け簀のようなエリアで、広さは7300㎡もあるそう。ちなみに桟橋は、ほぼ揺れません。

エリア内はこんなカンジです♪

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

エリア内は(写真地図下側の)大きく4つのセクションと、(写真地図上側の)「オーシャンラボ」に分かれており、ざっくりいえば・・・

●海や魚、生き物のことを学びつつ、釣った魚を食べる食育コース・・・『フィッシャーマンズオアシス』『うみファームキッチン
●海や魚、生き物の理解をさらに深めることができる観察コース・・・『オーシャンラボ

を楽しめます。うち「フィッシャーマンズオアシス」と「オーシャンラボ」のガイドツアーは別途料金が必要と、ちょっとややこしい気がしますが、実際利用してみるとかなり単純ですのでご安心を。どちらか片方でもヨシ、両方参加もヨシ、有料コンテンツ利用せず観察するだけでもヨシと、気軽に楽しめます。

例えば釣り〜食体験はカンジです!

【1】ガイダンスルーム

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

桟橋を渡った先にまず目にする導入部となる「ガイダンスルーム」では、”海育”のポイントを映像で解説。名前こそお勉強っぽい印象ですが、ラフに楽しめます。

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

外観だけでなく、内装も心機一転リニューアル。建物内は海の中に潜ったような雰囲気に。これまではガイダンスルームでしっかりレクチャーを受けたのちに、奥へ進むというキッチリした仕様だったそうですが、今回から出入り自由、素通り自由のフリーな空間に変更されました。

【2】受け付け

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

コンテナのようなボックスで、「釣りをしてそれを食べてみたいのか」「ガイドツアーに参加したいのか」など、なにを体験したいかを決定。

【3】フィッシャーマンズオアシス

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

「釣り体験」(http://www.seaparadise.co.jp/aquaresorts/event/fishing.html)を希望する場合は、巨大な生け簀を舞台にした「フィッシャーマンズオアシス」へ。これまで「食育ゾーン」と呼ばれてきたエリアがリニューアルされたもので、体験料が別途500円/1人必要です(フィッシャーマンズオアシスの入場にはWEB入場整理券が必要)。

生け簀は小サイズで6、大サイズで2の8つあり、なんと約6万匹が放流されているそうです!

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

「フィッシャーマンズオアシス」で注意すべきは、釣った魚のキャッチン&リリースが厳禁ということ!

釣った魚はすべて、魚の種類と捕獲数に応じた料金が発生します。魚は持ち帰りはできず、それを隣接する『うみファームキッチン』で調理してもらい、その場で食すという流れになっています。魚の単価は調理代込みです!

釣れる魚は時期等で若干の違いがあるものの「アジ」「マダイ」は基本常時釣れるそう。季節の魚は現地でのお楽しみ。ちなみに、生け簀に放たれている魚はすべて養殖とのことです。

釣り用具はすべて借りることが可能。竿のみのシンプルな竿ですので、誰でも扱えそう。ちなみに気になる餌は小エビのような「オキアミ」(写真)と呼ばれるもので、虫などではありません! 女性でもイケる!?

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

魚には価格差があり、釣れても生け簀に戻せないルールがあるため「(かかる費用が読めず)じゃんじゃん釣れない・・・」なーんて心配はご無用! 生け簀はすべて魚ごとに仕切られており、求める魚以外は釣れません。かかる予算も予測しやすいんです。

早速挑戦!

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

釣り方のコツは・・・。とくにありません(笑)。


餌を付けて生け簀にたらし、待つだけです。生け簀にはかなり大量に放流されているため、早い人では十数秒、長くても1分かからず釣れそうと思えるほど、とにかくポンポンと釣れますので、子供はとくに喜びそう。

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

釣れた魚から針を抜く必要がありますが、コレも簡単。もしコツが分からない場合は、スタッフさんに聞けば教えてくれますよ〜。せっかくなので、活きの良い魚をじ〜っくりと観察してくださいませ。

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

釣った魚は貸し出されるバケツにダイブ! ちなみに、写真は約5分でこの状態です。とにかく釣れます! 爽快なほどに!

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

バケツを使って、バシャーン、バジャーンと、生け簀への放流は適時行われています。

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

手洗い場ももちろん完備。しっかり洗いましょう〜。

「フィッシャーマンズオアシス」ではコレも!

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

「フィッシャーマンズオアシス」の利用料で「釣り体験」のほかに「マリンビオトープ」(http://www.seaparadise.co.jp/aquaresorts/umifarm/facility/fisherman_mb.html)と呼ぶ、八景島近郊の浅瀬の 海を再現した新設エリアがあり、実際には水の中に入り、生息を生き物(とげのないエイ、ヒトデ、ナマコなど)を触ることができるんです。

例えばパパは釣り、子供はビオトープ、ママはビオトープ前のベンチで休憩と、それぞれの楽しみ方ができるんですヨ♪

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

ビオトープ体験で汚れた足は、専用のシャワー付きの洗い場で。タオルの貸し出しはありませんでの、ご準備を。

【4】会計&おさかなマルシェ

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

食べれる分だけの釣りが終わったら、【4】の会計へ。その手前には新設した『おさかなマルシェ』(http://www.seaparadise.co.jp/aquaresorts/umifarm/facility/osakana_marche.html)と呼ぶ、地元の新鮮魚の特売場も。ここで販売される魚は大きさなどの関係から市場に流通しない魚を施設が大量に買い取って販売するもので、天然ものです! 

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

購入できる魚は訪れる時々で変わり、今回は「シイラ」「クロシビカマス」という魚が。「伊勢エビ」もありました! ちなみにこの「おさかなマルシェ」で買った魚も持ち帰りNG。後述する「うみファームキッチン」で調理して食べるシステムとなっています。

「フィッシャーマンズオアシス」で釣った魚とあわせて買ってもヨシ、これだけを買って食してもヨシ。お好みでご利用あれ。*料金は調理台込み

ちなみに「うみファーム」は雨天時でも営業し、各種有料サービスも開催するとのことですが、揺れが強い日、雷がある日など、営業中止の可能性があるそう。ご注意を。

【5】うみファームキッチン

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

「フィッシャーマンズオアシス」で釣った魚は、料金を支払ったあと、八景島本島側にある『うみファームキッチン』(建物2F http://www.seaparadise.co.jp/restaurant/umifarmkitchen.html)へ持ち込もう!

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

「うみファームキッチン」内は広々とした開放的な空間にリニューアル。これまで「からっとキッチン」と呼びから揚げなどを提供していたエリアを一新。座席はゆったり37卓あります。オーダーは向かって左側へ!

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

釣った魚をカウンターのスタッフに渡す際に、調理法を決定。「アジ」の場合は大きく「フライ(揚げ)」と「グリル(焼き)」があり、フライであればオプションで仕様変更(有料)も。「マダイ」はすべて「グリル」のみ。デザートやサイドメニュー(すべて有料)もあります!

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

「うみファームキッチン」のポイントは、自分で釣った魚が調理される様をリアルタイムで眺めることができること!

で、完成した料理がコチラ!

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム
アジのグリル(写真/アジ2匹利用)
横浜八景島シーパラダイス・うみファーム
アジのフライ(写真/アジ2匹利用)
横浜八景島シーパラダイス・うみファーム
マダイのグリル!

どーでしょう! 新鮮な魚がその場で調理され、ご覧の姿に。「フライ」には地元神奈川で独自開発された柑橘「湘南ゴールド」を使ったオリジナルソースやタルタルソースを使って召し上がれ。ちなみに「マダイ」は1匹で十分な大きさですが、「アジ」は調理するとかなり縮小します。アッと言う間に完食してしまうはず。1匹は基本2ピースのため、女性なら2匹、男性なら3〜4匹くらい調理してもらってもいいかもです♪

お皿やストローは紙製。コップはバイオカップという環境に優しい素材と、「うみファームキッチン」ではSDGsを意識した環境負荷の低いものを使っています♪

生態観察エリア『オーシャンラボ』も!

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

春夏秋冬、四季ごと変わる海や海藻に集まる、生き物の生態観察するエリアも。水族館系パスチケットだけで入れるエリアのほか、有料のガイドツアーでないと入れないエリアがあります。

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

有料のガイドツアー『東京湾ワンダーウォッチャーズ』(http://www.seaparadise.co.jp/aquaresorts/event/tokyowan_wonder.html)では、生き物の生態だけでなく、海を取り巻く環境問題までいろいろな角度からレクチャーしてくれます。深刻な問題となっている、海洋汚染、マイクロプラスチック問題も解説してくれます。もちろん適時、質問もOK! 海に精通したガイド役であるスタッフさんが、親切に教えてくれます♪

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

エリア内にはいろいろな仕掛けも用意されており、それを使ってのガイドも。その内容は、子供だけでなく、大人にも興味深いものばかり。自由研究の参考にもなりそうです♪

「東京ワンダーウォッチャーズ」
●600円/1人(定員/15人)
●開催時間/【平日】14:00〜、【土日祝】11:30〜、14:30〜
●所要時間/約20分

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

「オーシャンラボ」のコース途中には、餌やりコーナーもあるますよ〜。

軽食店「ドルフィン」も新しく♪

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

「水族館」と「うみファーム」の間にある軽飲食店「ドルフィン」(http://www.seaparadise.co.jp/restaurant/dolphin.html)が、ワッフルとクラフトビールなどのドリンクを販売するお店にリニューアル。店舗外観も爽快なマリン仕様に♪

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム
横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

オリジナルの「八景島ハニーレモンエール」という発泡酒など、クラフトビール5種類のほか、各種ソフトドリンクなどを販売。なんといっても注目は「ワッフル」。編集部計測でなんと縦幅16㎝も(!) 大きさだけでなく、味もウマイ♪ 園内での食べ歩きOKですヨ〜(一部エリア除く)。

【宿泊セットのお得プランも!】

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

シーパラにはじつはホテルもあるんです! その「ホテル シーパラダイス イン」では、「うみファーム」リニューアル記念としてお得なセットプランを用意しています!

詳細はコチラヘ!http://www.seaparadise.co.jp/hotel/

レポートまとめ!

横浜八景島シーパラダイス・うみファーム

●体験しながら学んで、食べる。貴重な食育体験を
●コンテンツはどれもシンプル。子供でも楽しめます♪
●入場パスを使って、ほかの施設も楽しめますヨ!

いかがでしょう!? リニューアルされさらに魅力的となった「うみファーム」。海を知る、生態系を知る切っ掛け作りにもなり、昨今問題視されている環境問題にも関心を向ける意味でも、貴重なスポットといえそう。ぜひご家族でどーぞ。

シーパラはこんな場所♪

今回ご紹介した記事は 

 いかがでしたか?

以上、お出かけ情報満載のウェブメディア「オソトイコ」がお届けいたしました。関東1都3県ではこのほかにも楽しいイベントや気になるお出かけスポットがたくさん!オソトイコではそんなお出かけに役立つ情報を日々集めてお届けしております。今後もぜひ活用してくださいね!

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この記事を書いた人

山さん

娘と一緒にハイキングや登山を楽しむ日を待ち望む、ただの編集者。

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