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凄いと噂の『ニッサン パビリオン』。“無料”で楽しめる期間限定の新名所、早速行ってみました! 【〜2020.10.23まで】
日産自動車が本社を構える地元横浜で、なんだか凄いスポットをオープンしたとのことで早速オジャマしてきました♪ クルマ社会を支える最新テクノロジーとは!? そう遠くない先の現実を肌で感じることができるというスポットを早速紹介です! “技術のニッサン”は、ダテじゃなかった!
*掲載内容は2020年8月8日時点での情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
SPOT DATA
ニッサン パビリオン
場所神奈川県横浜市西区みなとみらい6-2-1
アクセスhttps://www.nissan.co.jp/BRAND/PAVILION/ACCESS
開催期間2020年8月1日(土)〜2020年10月23日(金)
入館料無料
開館時間月〜金/11:00~19:00、土日祝/10:00~19:00
休館日あり/不定期(公式サイトでご確認を)
公式サイトhttps://www.nissan.co.jp/BRAND/PAVILION/
「ニッサン パビリオン」とは!?
自動運転や電動化など、今後大きな進化が予想されている自動車社会。その技術をいち早く見て、感じ、体験できる、期間限定スポットです!
提案するのは日産自動車。社会や常識、価値観を一変させる可能性が大きい先進のテクノロジーを、多彩なコンテンツを通じ来場者に感じてもらうエンターテインメントスポットで、場所は横浜みなとみらい21地区に。
【↑】写真は近くにある日産 グローバル本社ギャラリー内に展示されている会場模型。屋内部分の屋根がガラスのように見えますが、実際には通常の屋根がありサンルーフのようにはなっていません。
【↑】建物はドーム球場のような独特な壁で覆われており、その周囲にはクルマや自転車のシェアサービスや、電気自動車専用の事前予約制駐車場(予約 :https://coubic.com/nissanpavilion/839964#pageContent)も完備。後者は駐車料金をお金ではなく、乗り入れた電気自動車の電気で賄う(払う)新しいシステムを採用。日産自動車の、新ロゴマークの看板もあります! 夜点灯!
敷地面積1万平方メートル(3055坪)もある巨大な円形状エリアは、体感で約6割りが野外のオープンエリア、残りの4割りが屋内という2つのエリアで構成。
前者は竹と天然芝が遊歩道と園内専用車道を囲む、清涼感のあるやや和風な仕立て。一方後者は黒と光を中心とした近未来感のある雰囲気の中に大きく3つのコンテンツと1つのカフェレストランとなっています。7月にお披露目された新型電気SUV「アリア」も複数台展示中。
各コンテンツを楽しむ以前にまず驚かされるのが、その豪華さ。来場者の気分もちょっとリッチにさせてくれる会場の作り・演出は、個人的な印象では完全にモーターショーを越えるもの。楽しい! お出かけに丁度いい!
単純なクルマ紹介ではなく、ファミリーやクルマに興味が薄い方でも楽しめる内容です。マニアが喜ぶメカニズム的なうんちくをディープに解説するのではなく、それがもたらす可能性や未来を、ラフに教えてくれるので堅苦しさはありません。
またモーターショーと大きく違うなぁと感じたのがスタッフ。モーターショーではスーツを来た方が多く、質問がしにくい雰囲気があり、質問をしてもスタッフが回答できず「ちょっとお待ちを・・・」なんてことが度々ありますが、このイベントではそんなことはナシ。
スタッフの数がとても多く、若い方ばかり。スーツの方もいません。私の質問の受け答えもハキハキと的確でしたし、子供が「あれってなに!?」と質問をしたときに、なんと腰を落とし子供の目線にあわせても親切に答えてくれましたヨ。
【↑】入り口で受け付けを済ませたのち、円形状の会場内に入ると、まず目にするのがこのメインストリート。屋内側への入り口は直進後左手です。
【↑】メインストリートを基点にするように左右に円形状の歩道と、電動車「アリア」が走る車道が整備されています。
【↑】日産といえば「リーフ」に代表される電気自動車も好評ですが、カフェ天井には大型の太陽光パネルが設置されており、吸収した太陽光を電気に変えリーフに蓄電する仕組みに。その電力をカフェ運営の一部に消費するなど、今後ますます高まるとされるエコな観点も意識しているんです。
【↑】開催時期がサマーシーズンであることから涼を感じさせる装備として、ミストシャワーや間欠噴水も完備。備え付けのベンチに座って涼んでください♪
アクセスは!?
会場には専用駐車場が先述の事前予約の電気自動車用のみのため、電車利用がオススメ。
JR・京急「横浜駅」からは東口スタート(今回編集部はこの経路を使いました!)。はまみらいウォーク・日産本社ビルを経由して徒歩15分〜。横浜駅は駅が巨大なため、内部がやや迷路状態。横浜駅の利用経験がない方や子供連れの方は、20分〜は見ていた方が絶対無難です!
もっとも近い駅はみなとみらい駅の「新高島駅」。こちらは3番出口から徒歩5分。
【↑】場所はちびっ子から絶大な人気を獲得している、移転リュニーアルした『横浜アンパンマンこどもミュージアム』のすぐ横です。
利用目安時間は!?
2時間〜2時間半
ひと通りのコンテンツを楽しむと、2時間くらいがひとつの目安。コンテンツは時間になったら並ぶ、または予約券をもらってその時間に向かう形。各コンテンツ自体は10〜20分です。
撮影は!?
新型車アリアの内装を除き、すべてOKとのこと!
館内では複数の映像作品も展開されていますが、なんとそれすら撮影していいんです! このご時世、撮影可能なイベントや施設は増え続けていますが、映像作品だけはNGというケースが多い印象がありますが、それもOKなんです。スタッフさんも「どんどん撮影して、SNSなどにあげてくださいネ!」とアピってました。
それでは早速見所をご案内!
見所は屋内エリアに集中。編集部が実際に訪れた印象でとくにオススメしたいコンテンツは、順に紹介する【No.1】ザ・シアター 【No.2】ザ・シティ 【No.3】ニッサン チャヤカフェ(カフェレストラン)!
なかでもザ・シアターは必見。子供がハマってしまい、なんと3回も見ちゃいました!
【↑】屋内中央には複数のプロジェクターで様々な映像を映し出す巨大モニターも。
コンテンツ/1【ザ・シアター】
その名の通り「映画館」的コンテンツ。1上映3プログラムで構成されており、各プログラムそれぞれに日産の先進技術を取り入れたエンタメショーとなっています!
まず驚く大型スクリーンは幅32m×高6m。天井から吊した複数のプロジェクターで映像を映し出します。
座席は大きく「中央」「左」「右」の3ブロックに分かれており、とくに中央座席には秘密が・・・。
【1】新型電気SUV「アリアショー」
↓
【2】フォーミュラEライド
↓
【3】ナオミビーツ
1時間1開催。上映時間は1回20分程度。
上映時間確認は公式サイトで可能です!
https://www.nissan.co.jp/BRAND/PAVILION/THEATER/ARIYA-SHOW
会場入ってすぐにスタッフさんが、直近上映の鑑賞チケットを配布しており、それをもらい指定時刻にシアターの入り口で待機。上映時間は20分ですが、通常の映画館同様、着席後上映待ちがあるため実質拘束時間は30分くらいです。
【1】新型電気SUV「アリアショー」
2020年7月に発表し、正式発売は2021年中頃を予定している話題の新型車「アリア」の実車が登場するコンセプトムービー。
実車が登場し、スクリーンにめまぐるしく変わるシーンが照射。アリアが実際の日常でどんな感じに息づくのかを紹介されます。
【↑】スクリーン向かって左側からアリアが登場。電動なので靜か〜。
【↑】中央のターンテーブルを使いつつ、スクリーンに映し出される映像にあわせアリアが街を走り抜けます♪ ちなみにアリアは登場口とは逆側から退場していきますが、通路は屋外エリアの外周につながっており、外周をゆっくり走行するシーンも確認可能! ちなみに今回は気が付きませんでしたが、プレスリリースによると、先着順の会場予約制にて敷地内の専用路を同乗体験することもできるとのこと。
【2】フォーミュラEライド
ベンツやポルシェ、アウディほか、世界の名だたる自動車メーカーがこぞって参戦している100%電気によるF1レース「フォーミュラE」。それに日本企業では唯一参戦しているのが日産で、ライドではその名の通り、観客がドライバーになったかのような目線で世界の都市をレースをするバーチャルアトラクションです!
シートに備わるコントローラーを使ってコースを選ぶなど、見るだけでなく参加できる、いま話題のインタラクティブ系でもあるこのプログラム。レース中は、シートが映像と音に反応して路面の振動を伝えるなど、臨場感満点。超楽しい! 子供も大はしゃぎでした!
【注意】ちなみにこのコントローラー付き体感シートは、劇場内の「中央座席」だけの特権! 左右座席では振動はもちろん、コントローラー操作もできません。運が良ければ座れるというものではなく、じつはもうらうチケットで中央か左右かは決まっています。中央席は黒チケット、左右席は白チケット。臨場感を体感したい場合は、黒チケットをもらいましょう!! (*枚数に限りがあるほか、6歳以下NGなど一部制約あり。まずはスタッフさんにお声掛けを)
【↑】話題の電動レース、フォーミュラE。マシンは2.8秒で時速100㎞に到達するそう。ちなみにレースを盛り上げるナビゲーター役の声優は櫻井孝宏さん。
【↑】実際にスターティンググリッドに付いているような感覚で、カウントダウンも!
【↑】ドライバーの視線をリアルに再現。めまぐるしいレースシーンを、振動シートと迫力のサウンドと共に楽しめます♪
【↑】中央座席だけに備わるリモコン。レース開始後、コース選択をしたりする際などに、利用します。
【↑】シアター外にはフォーミュラE・レースカーの実車展示もあります!
【3】ナオミビーツ
日産のブランドアンバサダーを務める、プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手と疑似対戦できる、来場者参加型のテニスプログラム。「I2V(アイツーヴイ)」という日産の新技術を駆使し、見えないものを可視化してスコアを競うゲーム的なもの。
1回の上映で参加できるのは6名までなんですが、意外な落とし穴が。それはこのプログアムに参加するには事前予約が必要であること
当日会場で参加したい! といっても基本NG。予約した方が指定時間に来られなかったのみキャンセルとなり、当日参加が可能ですが土日などはその可能性も低く・・・・・・。必ず参加したい場合は事前予約をしましょう!
【専用予約サイトはコチラ!】
https://coubic.com/nissanpavilion/620713#pageContent
ちなみにこのプログラムは、「ザ・シアター」プログラム内に組み込まれているため、“観覧”はザ・シアターに参加した方全員が可能。見ているだけでも充分楽しいですヨ!
【↑】プログラムの合間にこの新ロゴの真紅の映像が流れるんですが、これもまたカッコイイんです! 挑戦者と観客の気分を高揚させます。
【↑】大坂選手がナビゲートする粋なオープニングも。大坂選手の200㎞/h越えのサーブも体験できます!
【↑】予約した挑戦者は当日インフォメーションカウンターで、顔写真を撮影(同時に名前や自分のサインを登録)。その写真がご覧のように対戦者として表示されるんです。
【↑】試合開始後が高得点目指しひたすら頑張るのみ。試合終了後、獲得特典がランキングされます!
【↑】終了後は大坂選手と一緒に、手持ちのスマホなどを使い記念撮影が可能。スタッフさんが撮影に協力してくれます!
コンテンツ/2【ザ・シティ】
屋内会場向かって右手奥にある「ザ・シティ」。先進の運転技術や電気エネルギーの活用法の可能性を可視化した、2つのプログラムを展開。来場者自身がその世界に参加するインスタレーションエリアです!
1組(1ファミリー)ずつの入場制で、タイミングがいいと比較的スグ入れます! 場所はちょうど「ザ・シアター」の出口の目の前。ザ・シアターが終わったその足で鑑賞しては!?
ちなみに2つのエリアの鑑賞時間は、体感で各2〜3分くらい。とくに1つめのプログラムはその光景に驚いていると、アッという間に次へ案内されますので、(写真を撮りたい方は)ブースに入る前にカメラをしっかり準備したほうがいいですよ〜。
【1】事故のない交通社会
事故ゼロを目指す安全技術である「センシング」。周囲の状況を、的確、かつ素早く感知するその技術を天井から降り注ぐ、180のレーザー光線に置き換えて表現したエリア。来場者が動くと、光線が避ける避けていき、ぶつからない。まるで活きているかのような不思議な光景を体験できます♪
【2】活性化する街
クルマを単純な移動手段としてではなく、街と人を双方向に結ぶ存在を目指す日産。クルマからエネルギーや情報が発信され、街を変える様を光で表現。透明のクルマのオブジェに手をかざすとビルのようなアクリルタワーが幻想的に光り、街を明るく♪ 先ほどのレーザー光線同様、絶好のフォトスポットです!
【↑】クルマに手をかざすと、光が! 思わず「おおおお〜」となるはず! ちなみにこのクルマは破損の可能性があるとのことで、お触り厳禁です!!
コンテンツ/3【ニッサン チャヤ カフェ】
屋内にあるカフェもぜひご利用あれ。ウッド基調のまさにオシャレカフェといった雰囲気で、メニューもフード&ドリンクともに豊富。カフェ運営の電力の一部は太陽光を利用するほか、野菜はクルマ用のバッテリーを再利用し、太陽光による電気と水だけで栽培(ガラスケース内の白いハンバーガーのようなものがソレ)と、エネルギーも効率良く利用しているんです♪
プロパイロットウェイターを体験♪
日産セレナなど、続々と搭載が始まっている、運転支援技術「プロパイロット」を応用した無人給仕ロボット「プロパイロットウエイター」が、注文した料理を運んでくれます! その光景に子供も大喜び♪
ズバリこ・ん・な感じ!
【↑】プロパイロットウエイターは、無音でス〜ッとやってきます。料理を受け取ると、しっかり「Thank you」との表示が。ちなみにドリンクはこぼれる可能性があるため、ホールスタッフさんが持って来ます。
インタラクティブテーブル
今回は試せませんでしたがもうひとつ変わったシステムがあり、それが「インタラクティブテーブル」。
テーブルに置くだけで手持ちのスマホを充電できるワイヤレス充電や、お皿に組み込まれたICチップに反応してエネルギー情報がテーブルの天板に流れるアニメーション技術(パナソニック共同開発)といった座席もあるんです。
【詳しくはコチラヘ!】
http://www.nissan.co.jp/BRAND/PAVILION/CAFE/CONCEPT-TECHNOLOGY/
【注意!】 ちなみに「プロパイロットウエイター」と「インタラクティブテーブル」は座る座席によるもので、2つの機能を同時に同じ座席では体験できません! 混雑具合にもよりますが、今回利用した際は混在する週末であったこともあり、座席指定もできませんでした。体験したい方が明確な場合は、スタッフさんに希望を伝えるのがベストかもです!
メニューはどんなものが!? 予算は!?
パスタやサンドイッチ、お弁当、サラダなど、わりとサラッと食せるメニューが揃っており、ドリンクはソフトドリンクやアルコールのほか、オリジナルラテアートを施したカフェラテも。ちなみにラテアートはなんとビールでも再現可能です♪
【フード類】1000円〜1800円
【デザート】900円〜1000円
【ドリンク】500円〜800円
【注意】支払いはキャッシュレスのみ。現金払いできません!!
【↑】日産限定のラテアートは、ホットでもアイスでも可能です♪
【↑】カフェラテは「おいし〜」と子供も喜ぶ味。ちなみにストローはトレンドの「紙」。グルグルまわし過ぎると破れ、吸えなくなります・・・・・・。
コンテンツ/4【ザ・ライフ】
屋内入ってすぐ左手にある「ザ・シティ」。技術の進化がもたらす新しい変化を、家族と恋人同士のそれぞれの目線から紹介する、2つのショートムービーを上映。展開に合わせて照明の色も変わる試みも。
上映作品は家族向けアニメ「コネクティッド・ファミリー」(約6分30秒)と、実写ドラマ「ハンズフリーラブ」(約10分)
子供も鑑賞可能ですが、実写ドラマは小学生、とくに低学年以下にはちょっと内容が難しい印象。ちなみに上映途中での退出も自由です!
【作品詳細はコチラヘ!】
http://www.nissan.co.jp/BRAND/PAVILION/LIFE
ちなみに鑑賞エリアに続く、未来へワープするかのうような、段階的に光がつく円形状のライティングも見所です♪
コンテンツ/5【そのほか】
新型アリアの実車展示
会場には2021年発売の新型電気自動車「アリア」も実車展示がああり、その電動メカニズムを車両の前に設置した透明ボード越しに照射して解説する「バーチャルディスプレイ」も。ディスプレイにはカメラも搭載されており、目の前に立った人が手をかざして楽しむインスタレーション的な機能も♪
新型アリアの同乗体験
新型アリアは会場内にオブジェとして展示されている車両も含め全4台あり、そのうちの1台は実際に乗り込んで内装の雰囲気を確認することも可能です!
【注意】内装(車内)の撮影は厳禁です!!
豆知識
【混雑は!?】
話題のスポットだけに土日はそれなりの混雑具合ですが、入り口で入場数を管理しているようで苦になることはなさそう。ソーシャルディスタンス対策もしっかり施されています。
【トイレは!?】
もちろんあり。驚きべきことはその作り。雰囲気を壊さないため、内装もウッドとブラックで統一されている徹底ぶりです♪
【ベビーカーは!?】
ベビーカー連れの入館もOK。子供も来館もウエルカムですが、内容的に幼稚園児や小学生低学年では一部内容が難しいものも。ちなみにおむつ台や授乳室もあります。
【ショップは!? 】
地元の「横浜ビール」とコラボしたオリジナルビールのほか、日産新ロゴを使ったお菓子やグッズなどの販売は、カフェレストラン入り口で販売しています。
今回のレポートのまとめ
●先進技術を体感的に楽しめる♪
●驚きや新鮮な刺激が多数
●館内ほぼ撮影OK!
●インスタ映えスポット多数
●この充実ぶりでなんと無料!
今回ご紹介した記事は
いかがでしたか?
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