2024.11.23

特集記事

文・写真: 山さん
2020.03.24

『岡本太郎記念館』1度は足を運びたい♪ 見て、触って、感じる、あの超有名ミュージアムを覗いてみました♪

岡本太郎記念館・バナー 岡本太郎記念館・入り口 岡本太郎記念館・岡本太朗写真 岡本太郎記念館・イメージ 岡本太郎記念館・イメージ 岡本太郎記念館・イメージ

 

“芸術は爆発だ”で有名な、不世出の芸術家の1人である岡本太郎さん(1911年〜1996年)の関連スポットといえば、川崎にある「岡本太郎美術館」と、半世紀に渡り生活と創作の場となったアトリエ兼住居の「岡本太郎記念館」が有名ですが、今回はそのうち南青山にある記念館へ。凡人の想像力を遙かに超える独創性溢れる作品群のほか、創作活動の一端を垣間見れるライブ感のある展示は、必見の価値大ありです!

*掲載内容は2020年2月下旬時点での情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真は編集部による。

 

 

岡本太郎記念館・イメージ 岡本太郎記念館・イメージ 岡本太郎記念館・イメージ 岡本太郎記念館・イメージ岡本太郎記念館・イメージ

 

SPOT DATA

岡本太郎記念館

女性大歓迎
写真撮影OK
物販あり
アクセス便利
トイレあり
隣接カフェあり

場所東京都港区南青山6-1-19
入館料【一般】650円、【小学生】300円
開館時間10:00~18:00(最終入館17:30)
休館日火曜日(祝日の場合は開館)、年末年始、及び保守点検日
最寄り駅地下鉄「表参道駅」から徒歩8分
アクセスhttp://www.taro-okamoto.or.jp/guide/
公式サイトhttp://www.taro-okamoto.or.jp

 

岡本太郎記念館・イメージ岡本太郎記念館・イメージ  岡本太郎記念館・イメージ岡本太郎記念館・イメージ岡本太郎記念館・イメージ

 

「岡本太郎記念館」とは!?

1954年から84歳でなくなる1996年まで、岡本太郎さんが実際にアトリエ兼住居として利用した建物を利用したミュージアム。定期的に内容を入れ替える企画展や、実際にご本人が使っていたというアトリエの見学、無数の作品がお出迎えしてくれる庭に足を踏み入れることができたりと、コンパクトなエリア内に見所がギュッと詰まった、1度は訪れて欲しいスポットです!
 
関連本やグッズなどが買える、ミュージアムショップも充実しているほか、ミュージアムでは珍しく、館内&館外のすべてが撮影OKな点もウレシイ見所。きっとアナタも、必要以上にシャッターを切ってしまうはず。
 
見ているだけでチカラが湧いてくるようなエネルギーに満ち溢れた作品群から、ぜひなにかを感じとってくださいませ。
 
「表参道駅」から徒歩圏内と、アクセスも便利です♪

 

岡本太郎記念館・イメージ
【↑】建物外観はコチラ。世界的な建築家である坂倉準三さんが設計したもので、”ブロックを積んだ壁の上に凸レンズ形の屋根を載せた建物”は当時大きな話題になったとか。あまりに特徴的な建物のため、気が付かず通り過ぎるなんて心配はないはず!

 

岡本太郎記念館・建物
【↑】正面通路奥が記念館入り口で、右側が庭、左がカフェ。庭へは入館料を払ってから入りましょう〜。

 

岡本太郎記念館・入り口ノブ
【↑】記念館入り口にあるドアノブが、いきなりシャレてます♪ まずはいきなり写真を1枚。そんな方、きっと多いはず。

 

岡本太郎記念館・イメージ割引
【↑】大人650円、子供300円ですが、公式サイトから所定のチケットをプリントアウトして持参すると、割引料金で入館できます! スマホ画面を見せるなどはNG。紙へのプリントアウトが必須です。公式サイトの割引券があるページがやや判りにくく、迷うかと思いますが、現在開催中の企画展のページをクリック後、下へスクロールすると、プリントアウトできるサイトへ飛べるバナーがあります♪

 

【目安観賞時間】1時間〜1時間30分

 

 

【1F/メインフロア編】

岡本太郎記念館・館内
【↑】正面入り口を入ると、すぐ左手に受け付けがあり、そこで入館料をお支払い。館内は元々ご自宅だったため、完全土禁。靴を脱いで備え付けのスリッパを履いて観賞する形です。靴箱あります。写真の1Fが受け付け&ショップなどのホール的な感じとなっており、左手階段から2Fの企画展示室へ。右手がアトリエへ続く通路です。見上げた先にある写真パネルなども、しっかりご覧あれ。

 

岡本太郎記念館・作品
【↑】入り口入ると、真正面にどーんと作品「縄文人」(1982年)が。触ってもOKとのこと。二本の足は確認できますが、それ以外は手なのか、足なのか、はたまた顔はどこなのか!? 凡人では答えの出ない摩訶不思議な世界観に浸ることこそ、記念館を訪れる最大の醍醐味。自分が感じ取ったものがすべて正解。それでいーんです♪ 自由な感覚で、いろいろ感じとってくださいネ。

 

岡本太郎記念館・ミュージアムショップ
【↑】ミュージアムショップのエリア自体はそれほど広くないものの、内容は充実。雑貨や文具系、書籍、バッジなどなど、いろんなモノを取り扱い中。お土産目当てに寄るのもいいかも♪

 

岡本太郎記念館・グッズ
【↑】缶バッヂとピンズが好きな私は、我慢できず買ってしまった・・・。同じジャンルでも種類が豊富にあり、かなり悩みます。缶バッヂ385円、ピンズ660円なり。

 

岡本太郎記念館・ガチャガチャ
【↑】マニアの間では有名という噂(!?)のガチャポンも1Fに。訪れたときはマスキングとミニタオルでした。

 

【2F/企画展示編】

岡本太郎記念館・企画展
【↑】階段を上がった先にある2階は企画展示フロア。岡本太郎さんが残された膨大な作品や資料などを、数ヶ月ごとにテーマを変えて展示しているそう。訪れたときには「日本の原影」と題し、日本文化の本質を探す旅に出かけた先で岡本さん自身が切り取った様々な写真をパネル展示で紹介(現在終了)。岡本さんの創作活動に大きなインパクトを残したのが、縄文時代の土器だったとは。言われてみれば確かに、岡本作品に通じる雰囲気は感じます。

 
岡本太郎記念館・館内
【↑】向かいに展示室へはこの鉄橋で。足元が格子状になっていましたが、高所恐怖症の私でも難なく渡れました。

 

岡本太郎記念館・企画展
岡本太郎記念館・企画展 岡本太郎記念館・企画展
【↑】「日本の原影」では返還前に旅した沖縄の様子を写した写真パネルや、貴重なネガなども拝見できました。会場奥にある油彩は1977年製作の「石と樹」。会場内が暗いこともあり、見ているだけで感性が磨かれる思いが。椅子もあり、坐ってじっくり観賞できました。

 

最新の企画展の情報は公式サイトでご確認を!

スタッフが案内してくれる、参加無料/予約不要のギャラリートークも♪
http://www.taro-okamoto.or.jp/exhibition/

 



 

【1F/応接間編】

正面入り口から向かって右手へ進むと、左手に応接間が。柵でくくられており中には立ち入れませんが、大小様々な岡本作品が。有名な”坐ることを拒否する椅子”や、2015年に閉館した青山にあった「こどもの城」前の”こどもの樹”、さらに岡本さんご自身のリアルマネキンも。エネルギッシュな作品やインパクトから、勝手に体の大きな方と想像していましたが、意外に小柄な方だったんですネ。

 
岡本太郎記念館・館内
岡本太郎記念館・館内 岡本太郎記念館・館内 岡本太郎記念館・館内 岡本太郎記念館・館内

 

【1F/アトリエ編】

応接間の先には、岡本太郎さんが実際に使われていたアトリエが、当時のまま公開されています。こちらも奥では入れず、柵のある手前からの見学のみとなりますが、棚には作品がギッシリ。床に飛び散った塗料や机の筆など、この空間でいろいろな作品が生まれたかと思うと、とても感慨深いものが。オブジェも床から天井までいろいろ。見上げてご覧あれ。正面にある作品は定期的に展示内容が変わるそうですヨ。
 
岡本太郎記念館・アトリエ 岡本太郎記念館・アトリエ 岡本太郎記念館・アトリエ 岡本太郎記念館・アトリエ

 



 

【屋外/お庭編】

入館料さえ払えば、お庭への出入りも自由。館内をしっかり堪能したら、靴を履いてお庭へどーぞ。南国的植物に囲まれた中に、無数の彫刻作品が。なかには植物が作品を邪魔しているものや、汚れや傷が目立つものもありますが、気にせずラフに観賞を。坐ることを拒否する椅子に実際に座ってみてもいいかもです♪

 
岡本太郎記念館・庭

岡本太郎記念館・庭・作品
【↑】若い太陽/1980年代後半/岡本芸術を象徴の1つである太陽をモチーフとした作品で、結構デカです!

 

岡本太郎記念館・庭・作品
【↑】乙女/1988年/スキー好きだった岡本さんが毎年訪れていた野沢温泉村の村庁舎前に作った作品。

 

岡本太郎記念館・庭・作品
【↑】鳥/1963年/人間にこびない性格に共感し、なんと庭でカラスを飼っていたという岡本さん。それからインスパイアされた作品なものの、この題名が「鳥」と聞き2度ビックリ。凡人はてってり「象」かと思いました・・・。

 

岡本太郎記念館・庭・作品
【↑】解説がない作品も複数あり、こちらもその1つ。昭和のウルトラマン世代には、きっと「カネゴン」!? とうつるはず。

 

岡本太郎記念館・庭・作品
【↑】午後の日/1967年/そのかわいらしい表情がなんともいえないコチラは、岡本さんの自画像的作品なんだとか。

 

岡本太郎記念館・庭・作品
【↑】母の塔/1971年/川崎にある「岡本太郎美術館」のシンボルとしても有名な作品。

 

岡本太郎記念館・庭・作品
【↑】犬の植木鉢/1955年/岡本邸を訪ねる客人が「岡本さん似」とからかったという、かわいい猛獣。このなんともいえない表情、ツボです・・・。

 

岡本太郎記念館・庭・作品
【↑】歓喜/1965年/お寺の鐘も岡本さんにかかればこの通り。小槌が置いてあり、実際にたたけます♪ たたく場所で音色が違ったりも。

 

岡本太郎記念館・庭・作品
【↑】作品名不明ですが、コレももしかして坐ることを拒否する椅子の一種!? と思いましたが、さすがにそれはなさそう・・・。

 

岡本太郎記念館・庭・作品
【↑】めばえ/1991年/大型レジャー施設の、120m越えのモニュメントとして企画されるも、幻となった作品の原型。

 

岡本太郎記念館・庭・作品
【↑】訪れた人のほとんどの人が写真を撮っているのでは!? と思えるのが、コレ。庭を眺めるように、バルコニーから太陽の塔が顔を覗かせているんです♪ 柵にちょこんとかけた手がなんともいえずいいカンジ。

 

 

【坐ることを拒否する椅子!】

庭にも名物である坐ることを拒否する椅子がズラリ。すべて表情が違い、いくつあるかぜひ探してみてくださいませ。実際に坐ってみるのもいいかもです・・・。お好みはどれ!?
 
岡本太郎記念館・庭・作品 岡本太郎記念館・庭・坐ることを拒否する椅子 岡本太郎記念館・庭・坐ることを拒否する椅子

 



 

カフェもあります♪

岡本太郎記念館・カフェ

同じ敷地内に、カフェ 「ア・ピース・オブ・ケイク(a Piece of Cake)」も。もちろん入館に関係なく、カフェだけの利用もOK! カフェ越しに庭の作品を眺めるのもいいかもですね!

 

 

いかがでしょう!? 普段芸術に触れる機会が少ない方や、ミュージアム系はお勉強の場っぽくてちょっと・・・などでも気軽に楽しめるスポットです。予備知識など一切無用。作品から感じるインスピレーションを頼りに、ラフに楽しむので全然OKかと思います。とくに触れる作品があったり、写真撮影OKだったりと、この記念館ほど肩肘張らずに楽しめるミュージアムって、ほとんどないかも!? ぜひ1度、足をお運びあれ。

 



 

今回ご紹介した記事は 

 いかがでしたか?

以上、お出かけ情報満載のウェブメディア「オソトイコ」がお届けいたしました。関東1都3県ではこのほかにも楽しいイベントや気になるお出かけスポットがたくさん!オソトイコではそんなお出かけに役立つ情報を日々集めてお届けしております。今後もぜひ活用してくださいね!

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この記事を書いた人

山さん

娘と一緒にハイキングや登山を楽しむ日を待ち望む、ただの編集者。

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