2026.01.20

特集記事

文・写真: 山さん
2026.01.20

【ガウディ展】天才建築家ガウディの偉大さを知る、体験コンテンツも多数ある話題展が、天王洲の寺田倉庫で開催中!!

NAKED meets ガウディ展 会場風景

スペインが生んだ天才建築家ガウディを、知る、学ぶ、体感する話題展が天王洲で絶賛開催中! 単に見るだけではない、興味深いコンテンツが多数ある刺激に満ちた会場をリポート。声を大にしてオススメしたい!!《2026.3.15まで》

*掲載情報は2026年1月15日時点の情報で、内容を保証するものではありません。

*掲載写真は編集部による(一部除く)。

イベント概要

『ガウディ没後100年公式事業 NAKED meets ガウディ展』

撮影OK(写真・動画/一部NGあり)
グッズ販売あり

開催地寺田倉庫 G1ビル(東京都品川区東品川2-6-4)
開催期間2026年1月10日(土)~3月15日(日)
開催時間平日/10:00~18:00、土日祝/10:00~20:00 *最終入場/閉場1時間前
入場料【平日】大人/2700円、小中高/1900円 【土日祝】大人/2900円、小中高/2100円
休催日会期中無休
行き方りんかい線「天王洲アイル駅」B出口より徒歩4分
主催NAKED meets ガウディ展製作委員会
告知サイトhttps://meets.naked.works/gaudi/

【NAKED meets ガウディ展】とは!?

NAKED meets ガウディ展 入り口看板

2026年は、スペインが生んだ偉大な建築家「アントニ・ガウディ」(1852-1926)が没してから100年目であることに加え、ガウディの代表作として広く知られている、キリスト教聖堂「サグラダ・ファミリア」のメインタワー「イエスの塔」がついに完成する年であること、ご存じでしょうか!?

現在天王洲にある「寺田倉庫」で開催中の《ガウディ展》は、そんなメモリアルイヤーを盛り上げるべく行われている記念展です。

寺田倉庫外観

会場は年間を通じ様々なイベントを行っている「寺田倉庫」。会場は矢印があるG1ビルです!

ガウディが遺した偉大な実績や、その天才ぶりを知る思想・発想、革新性などを、数多くの貴重資料等を交えつつ、ときに来場者みずから体験しながら深掘りしていきます。

NAKED meets ガウディ展 ガウディの略歴紹介

路面電車にひかれ、73歳で突如この世を去ったガウディ。

今回の展覧会は、ガウディの遺産保存・維持管理等を目的とする「ガウディ財団」と、最新のデジタル技術を駆使した光と音のアートイベントを全国各地で展開しているクリエイティブカンパニー「ネイキッド」の初コラボで開催されるもの。

「ガウディ財団」からのオファーで実現したそうです。

天王洲の東京会場を皮切りに、2026年4月から大阪(VS./グラングリーン大阪内)でも開催される巡回展となっています!

NAKED meets ガウディ展 会場風景

来場者の気分を盛り上げる会場装飾にも注目あれ。

展示あり、体験あり、映像あり!

NAKED meets ガウディ展 エリア紹介看板

現在開催中の『ガウディ展』は、ガウディ自身の略歴を知ることから始まるエントランスの第1章ほか、全7章+αで展開。

そのポイントをお伝えすると……。

世界初公開品含め、資料多数

会場では、本物からレプリカまで、多数の「貴重資料」が公開中。なかにはガウディ本人が記した「手記」や「書簡」などのほか、制作道具、模型、スケッチと多数。なかには世界初公開の、貴重すぎる展示も!

それらを通じ、ガウディが手掛けた「仕事」と辿った「人生」、ときには内面心理といった「感情」などを伺い知ることができる内容となっています。

NAKED meets ガウディ展 直筆書簡

世界初公開となる《ガウディの手記》は、若き日のガウディが1876年〜78年頃に記したもの。

例えば《ガウディの手記》では、手記現品を中央に、取り囲むように解説パネルを配置。さらに上から、文字が円周状に降りそそぐ……など、単なる展示に終始せず(来場者の好奇心を刺激する)“魅せる”工夫が随所に。

一般的な展覧会にはない、凝った演出にも注目です。

NAKED meets ガウディ展 展示図面

《パラニンフォ:短手断面図》1878年/レプリカ

展示のなかには、ガウディが大学の建築学科の卒業制作として手掛けた《パラニンフォ:短手断面図》なる資料も。学生が書いたとは思えない、色柄まで精緻に書き込まれたクオリティに驚愕。天才ぶりが垣間見れる展示から、ガウディがいかに早熟だったかが分かります。

特別展のアンバサダーを務める、伊野尾 慧さん(Hey! Say! JUMP)が推すイチオシ展示品にも選出されていました♪

*会場内一部展示物のパネルに掲出されているQRコードをスマホで読み取ると、伊野尾さんご本人による「イチオシ解説」や、

NAKED meets ガウディ展 3D双眼鏡

《ガウディの3D立体視メガネ》オリジナル

こちらの《ガウディの3D立体視メガネ》は、建築物を立体的に見せることにこだわっていたガウディが使っていたであろう道具。金属部分をメガネのように顔にあて、木の壁のような場所に(左端に並ぶ)写真を立て掛けた状態で前後にスライドさせると、どこかのポイントで3Dに見えるというもの。

1世紀も前から、建築を平面ではなく、立体で考えようとしていたワケです。

同じ構造を再現した体験用も用意されており、実際にどんなものかを味わうことができます。

ケースなしの立体展示

展示品は、ショーケースに入ったものもあれば、ケースなしの(むき出し)状態で展示されている「模型類」なども複数あり、それもかなり興味深い。

NAKED meets ガウディ展 マンションミニチュア

《カサ・ミラ》模型

《カサ・ミラ》は、集合住宅。スペイン語で“採石場・石切り場”を意味する「ラ・ぺドレラ」と呼ばれるなど、建築当時の常識から大きく逸脱した設計が批判を浴びたそうですが、現在では世界遺産にも登録されているバルセロナの名所の1つ。

直線部がないとされる波打つこの建築物を、縮尺模型でじっくり堪能できます!

NAKED meets ガウディ展 立体オブジェ

自然界からインスパイアされた物質の形を、建築の一部に落とし込んだ。

銅細工師の息子として生まれたガウディの基礎は、豊かな自然のなかで過ごした幼少期に形成されました。病弱のため、身の回りをジッと観察して過ごす時間が長かったそう。

小麦やキノコ、ニンニク、糸杉、蜜蜂の巣など、自然界にある様々な物質を建築のヒントとするなど、幼少期に慣れ親しんだ自然が、その後の活動にも大きな影響を与えたとのこと。

会場ではそれらから生まれた、《サグラダ・ファミリアの上部の塔》などの建築物が一部模型で再現展示されています。言われてみれば、「そういうことだったのかぁ」と思わず納得するはず。

NAKED meets ガウディ展 ハニカムのパネル

《カサ・カルベットの覗き穴》模型

ガウディの比較的初期の建築であり、ガウディにしては比較的落ち着いている(!?)との声もある、バルセロナにある「カサ・カルベット」。そのドアに付けられた《覗き穴》は、ご覧の通り。通常覗き穴といえば、真円の小さな穴ですよね。大きさもさることながら、蜂の巣風のハニカム状なんです。

*《カサ・カルベットの覗き穴》は写真の模型のほか、別エリアでゴールドの現物展示もあり。

体で感じる体験展示

《ガウディ展》の大きな見所が、“触れる”ことができる「体験展示」が充実していること!

単純に展示品を見るだけでなく、触ってみたり、座ってみたり、くぐってみたりと、五感でガウディの建築を感じる体験展示が複数用意されています。

こんな展覧会、なかなかないです!

NAKED meets ガウディ展 体験コンテンツ

《試してみよう・ガウディの双曲面シリンダフレーム》

過去にない革新的な技術に挑戦し続けたガウディの建築の一端を、来場者自ら感じることができる「試してみよう」コーナー複数あり。

《ガウディの双曲面シリンダフレーム》は、「双曲面」と呼ばれる、ガウディ建築に見られる画期的な構造特性を体験できるお試し展示。ワイヤーでつながれた片側の円盤を回転させ(ネジ)ると、直線的な構造を維持しながら美しい曲面が発生。思わず「なるほどぉ」と唸るはず。

*写真は分かりやすいように、極端に強くネジりましたが、ゆっくりネジっていくと、直線から曲面が生み出される様が分かります。

NAKED meets ガウディ展 ドアハンドル

《カサ・ミラ メインドア部材》レプリカ

ガウディの建築は建物全域に及び、ドアノブといった小物もその対象。会場にはガウディが粘土をこねてデザインしたドアノブ展示も複数あり。

実際に握ることもできる展示もありと、触覚を通じて人と空間がつなげるガウディの思想を体験できるんです。

NAKED meets ガウディ展 デザイナーズチェア

《ベンチ カサ・バトリョ》レプリカ

ガウディは家具もデザインしており、会場には実際に座ることができるオシャレな2人がけベンチも。この座り心地がまたいいんです!

NAKED meets ガウディ展 ステンドグラス

《ステンドグラス クリプタ・グエル》レプリカ

展示品のなかにはステンドグラスも。本物のステンドグラスは建物に組み込まれているため持ち出しできませんが、単体としてのレプリカ展示は世界初なんだそう。

天井に設置し、実際に光が当たったときの様子を再現と、ガウディ作品を全身で浴びることができます。

NAKED meets ガウディ展 白いアーチ

《カテナリーアーチ》再現展示

ガウディ建築の1つの特徴ともいえるのが、“カテナリーアーチ(懸垂線)”と呼ばれる構造。

平面にひもや鎖を2箇所ずつで固定し吊す(持ち上げる)と、それらは重力により垂れ下がりますよね。その垂れ下がってできた曲線状態のまま上下反転(180度回転)させた形状を建築に取り入れているんです。

会場では、“カテナリーアーチ”構造を再現した、(サンタ・テレサ学院の回廊を模したような)巨大なゲートを実際にくぐることが可能。ガウディが追究した美しく、かつ安定的である作品を体で感じることができます。

デジタル体験展示も

デジタル技術を駆使した演出を得意とする「ネイキッド」の力が、遺憾なく発揮されたコンテンツも会場内随所にあり……。

NAKED meets ガウディ展 デジタル展示

19世紀末のバルセロナに存在した様々な建築物と人が行き交い賑わう街の風景が、エリア両側にデジタルで照射。それらの建築物をよく見ると、一箇所に「手」のような模様が(矢印)。

来場者がそこに手を当てると、ある演出が。ぜひ体験してみてください! 全部で5種類あります。

NAKED meets ガウディ展 デジタル体験展示

会場中盤にある「発見の工房」と呼ぶエリアでは、スペイン語で“逆さ吊りの曲線”を意味し、ガウディが実際に設計する際に利用していたという「フニクラ(フニキュラー)」と呼ぶ、吊り下げ実験を体験できます。

NAKED meets ガウディ展 デジタル体験展示

これは先述の“カテナリーアーチ(懸垂線)”を可視化したもので、タッチパネルを使って、アーチを作り、上下を判定させると、目の前のスクリーンに自分が設計した「フニクラ」が可視化される仕組みとなっており、そのデータをスマホにダウンロードして持ち帰ることができます。

NAKED meets ガウディ展 デジタル体験展示 カメレオン着色

こちらは、世界遺産にも登録されているバルセロナの街が一望できる「グエル公園」にあり、名所の1つともなている、“エル・ドラク”と呼ばれるサラマンダー像(ドラゴン像)。

「トレンカディス」と呼ばれる、ガウディ建築でよく見られる粉砕タイルの装飾で彩られていますが、このタイルの色を来場者が自由に変更できるんです!

NAKED meets ガウディ展 デジタル体験展示 カメレオン着色

モニター内のサラマンダー像を好きな色でなぞると、目の前にある像が瞬時に変色。自分だけのサラマンダーに!

ちなみに同じエリアには、東京ドーム約4個分ともいわれる、巨大な「グエル公園」の縮尺模型も展示されています。

NAKED meets ガウディ展 デジタル体験展示 没入シアター

さらに、イベントのハイライトの1つとなっているのが、ガウディの建築人生の歩みを迫力の映像と音で体験できるイマーシブエリア!

1回の上映時間は約5分。3分のインターバル(休憩)を挟んでループ上映。

NAKED meets ガウディ展 デジタル体験展示 没入シアター

インターバルの時間の飽きさせない工夫もあり、来場者が歩いた軌跡を辿るように粉砕タイルが!

サグラダ・ファミリア特設エリア

NAKED meets ガウディ展 サグラダファミリア

73歳で死去するまで、数多くの建築物を遺したガウディですが、世界的にもっとも広く知られているのが、お待ちかねの「サグラダ・ファミリア」ですよね。

展覧会ラストを飾る第7章は「サグラダ・ファミリア」特設エリアとなっています。

NAKED meets ガウディ展 サグラダファミリア

「サグラダ・ファミリア」の全景を拝める縮尺模型のほか、建設へのこだわり等が分かる、読み応えあるパネル展示などに加え……

NAKED meets ガウディ展 サグラダファミリア図面

思わず凝視したくなる、図面(設計図原案)も!! 一部オリジナルも。必見です!!

ほかこんなエリアも

NAKED meets ガウディ展 会場展示

エピローグエリアとして、ガウディを崇敬する現代の建築家やアーティストからのメッセージを展示。ガウディが建築界や芸術界に与えたインパクトは、現在にも色濃く継承されているんです。

NAKED meets ガウディ展 たんぽぽのようなダンデリオン

こちらは「ネイキッド」が世界各地で展開している《DANDELION(ダンデリオン)》とアート作品。陶器の破片を手作業ではりこんで再現した“たんぽぽ”。黄色い部分に息を吹きかけると……。詳細は会場で!

NAKED meets ガウディ展 グッズ販売

オリジナル商品を含め、各種グッズ販売も多数。販売エリアは入場者だけしか利用できません、図録も販売されいます。

寺田倉庫とのコラボ企画も!

NAKED meets ガウディ展 コラボ展バナー

*素材提供/寺田倉庫

会場となる「寺田倉庫」が運営する周辺施設では、開催中の《ガウディ展》にあわせ、アートシティ天王洲を楽しんでもらうためのコラボ企画を複数実施しています。

NAKED meets ガウディ展 コラボマップ

*素材提供/寺田倉庫

コンテンツは3つあり、まず現代アートと建築のミュージアム「WHAT MUSEUM」では、グエル公園内にある高架の模型を特別展示するほか、入場料の割引を実施。

アートギャラリーカフェ「WHAT CAFE」では、ドリンク等のコラボメニューを提供中です。

NAKED meets ガウディ展 コラボメニュー

販売コラボメニュー *素材提供/寺田倉庫

そして水上アートホテル「PETALS TOKYO」では、展覧会の鑑賞チケット付きの宿泊プランを販売中。詳細は告知サイトでご確認あれ。

レポートまとめ♪

NAKED meets ガウディ展 サムネール

・天才建築家の仕事と思考を知る特別巡回展
・世界初公開資料など、貴重なコレクションが多数来日
・創造力を掻き立てる参加型体験コンテンツも複数

ガウディが遺した建築を「知る」だけでなく、展示や体験を通じて学ぶ「発見」の場でもある《ガウディ展》。一般的な展覧会とは違う、好奇心を刺激するコンテンツが多数。多くの方に訪れて欲しい! オススメイです!

今回ご紹介した記事は 

 いかがでしたか?

以上、お出かけ情報満載のウェブメディア「オソトイコ」がお届けいたしました。関東1都3県ではこのほかにも楽しいイベントや気になるお出かけスポットがたくさん!オソトイコではそんなお出かけに役立つ情報を日々集めてお届けしております。今後もぜひ活用してくださいね!

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この記事を書いた人

山さん

娘と一緒にハイキングや登山を楽しむ日を待ち望む、ただの編集者。

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