所在地東京都江東区有明1-13-7
全面開業日2024年10月12日（土）
開館時間【平日】13:00～21:00、【土日祝】10:00～21:00
利用料コンテンツや利用時間等により異なる
定休日第3月曜日＊祝日の場合は翌火曜　＊商業施設は店舗ごとに異なる
最寄り駅ゆりかもめ「有明テニスの森駅」から徒歩3分
公式サイトhttps://ariake-usp.com

【有明アーバンスポーツパーク】とは!?

東京2020オリンピックの競技場ともなった、東京都が所有する有明エリアにある約3.1haの敷地を再整備して誕生した、大注目のアーバンスポーツ体験スポットです！

アーバンスポーツとは、スケートボードやBMXなどの都市型スポーツのこと。オリンピック種目としても人気が年々高まっていますよね。

今回誕生した《有明アーバンスポーツパーク》は、「跡地を、みんなで遊べる聖地へ」を合い言葉に、オリンピックで実際に使われた競技場のほか、ほかの場所にあった施設の移転等で誕生した、大人も子どもも楽しめる常設の複合型スポーツレジャー施設です！

そこがオリンピック聖地であると視覚的に判るポイントはじつは多くなく、後述するボルダー棟内に選手サイン入りの関連アイテム等が陳列されるなど、僅かとなっています。

施設整備・運営は、東京建物を代表企業とする、TSP太陽、日テレアックスオンの3社共同事業体となる「Tokyo Sports Wellness Village」が担当。関係者によると、年間8万人程度の利用者数を目標としているそうで、競技大会やイベント等も適時開催する予定とのこと。

敷地内には各種アーバンスポーツの体験施設のほか、スリル満点の本格的な巨大ロープアスレチックが新設されている点もポイント。運動後の休憩等にも使えるカフェやフードモールなどの店舗エリア《アクトローアーバンマーケット》も展開。

商業エリアの外観

ドッグランやトリミングサロンもあるんです。関係者に確認したところ、一部エリアに限られるものの、ワンちゃん連れも入場も可能（リード必須）とのことです!

商業エリアは《アクトローアーバンマーケット》と呼ばれ、天然芝のもとで、BBQを楽しんだりすることも可能。グリーンも一杯です♪

そのほかにも、日本ではまだ珍しい新スポーツである《ピックルボール》の専用コートが設けられるなど、いろいろ試したくなる注目コンテンツが複数あるんです。

オリンピックで実際に使われた競技場を使って楽しめるなんて! 難易度が高いエリアももちろんありますが、とことん練習できますヨ〜。内覧会当日は、笹岡建介選手によるデモンストレーションも実施。生で見ると、凄い迫力でした！

ちなみに施設の正式名称は《有明アーバンスポーツパーク》ですが、《livedoor URBAN SPORTS PARK》の愛称もあり。（株）ミンカブ・ジ・インフォノイドがネーミングライツを取得し、同社の子会社であるライブドアから命名されました。なお、ネーミングライツは1年1億円の5年契約とのこと。第三セクターを除く民間の事業者が、都立スポーツの施設でネーミングライツを募集し与えるのは、今回が初なんだとか。

素材提供／livedoor URBAN SPORTS PARK PR事務局

印象的でおしゃれな施設ロゴは、オーバルトラック!? と思いきや、「ライブドアからヒントを得た“ドア”です」と関係者。

どんなスポーツが楽しめる!?

施設は運河に面した横長の形となっており、写真左端から（緑）ボルダリングのボルダー棟、（オレンジ）3×3バスケットコート、（紫）スケートボードパーク、（空色）ロープアスレチック、（青）ランニングスタジアム、（肌色）ピックルボールコート、（茶）商業エリアといった内容です。

気になるアーバンスポーツ施設を紹介すると・・・。

どんなスポーツが楽しめる!?ボルダー棟

表側

幅35mもある巨大なウォールが、表と裏に合計2面あります。間近で見ると、圧倒されるくらい巨大なものです！

（便宜上呼ばせてもらう、バスケコート側の）表側は、実際に東京2020オリンピックで利用されたウォールをベースに、左右をさらに延長した拡大版。実際にはもっと巨大なウォールだったそうですが、屋根を付けるにあたり、一部を折り曲げて建物内に収納。くちばしのような部分が折り曲げたところなんだとか。

もっとも急な場所では、なんと130度も傾斜しているそうです！

裏側

その裏面側は初心者向けとなっており、はじめてボルダリングに挑戦する方にオススメ。ちなみにウォールに固定されているカラフルなホールドの一部も、実際にオリンピックで使われた“当時モノ”だそう。

施設は、平日は「デイ（昼間／18時まで）」「ナイト（夜間／18時-21時）」「フリー（全日）」から、土日祝は「ナイト（夜間／18時-21時））」「フリー（全日）」で利用可能です。ちなみに土禁です。

【利用料金はコチラ】https://ariake-usp.com/facility/boulder

＊利用料金目安：【平日】2200円／【土日祝】2750円、一般・非会員の全日利用の場合

内覧会では東京2020オリンピックにも出場された、野口啓代選手がデモンストレーション。傾斜も急なウォールを、いとも簡単に攻略する様は圧巻でした！

3×3バスケットコート

3人制バスケットボール《3×3スリーエックススリー》の専用コートは2面。

元々1面だったものを今回のプロジェクトにあわせ、既存コートに屋根を付け、さらにその手前に屋外コートとして1面新設して誕生しました。チームや団体の利用がない時間帯は、個人でも利用*できます。

＊個人利用の場合は、コート占有NG。ほかの方との共同利用

2面とも、フロアはスポーツコートと呼ばれるプラスチック製となっており、世界大会も使える仕様。選手と観客の距離が近く、大会時などには選手のダイナミックな動きを楽しめます♪

利用は1時間単位。1面だけでなく2面ともに借りることも可能です。ちなみにクルマ椅子の方も利用可能です。

【利用料金はコチラ】https://ariake-usp.com/facility/basketballcourt

＊利用料金目安：【平日】5500円〜／【土日祝】6600円〜、時間コート貸しの場合

スケートボードパーク

「パーク」

東京2020オリンピックで実際に利用された競技会場が、そのまま練習パークとして利用可能！　山あり谷ありの曲面コース「パーク」は約51m×37m、直線的コースの「ストリート」は約51m×33mと2つあります。

「ストリート」

スケートボードだけでなく、BMX、インラインスケート（ローラースケート）の利用の可能とのことです。

スケートボードには、進行方向に対し、ボードに乗せる足の位置の違いで「レギュラー」と「グーフィー」と、2つのスタンスがありますが、同施設はどちらのスタンスでも楽しめるよう公平性に配慮した設計となっているそうです。

利用は全日の「フリー」か、「ナイト（18時-21時）」のどちらか。「パーク」「ストリート」の両方とも利用可能です。

【利用料金はコチラ】https://ariake-usp.com/facility/skateboard

＊利用料金目安：【平日】1650円／【土日祝】2200円、一般・非会員・フリーの場合

ランニングスタジアム

天候に左右されず利用できる、半屋内型のランニング施設です。約100mのドーム状の施設内には、60mのランニングレーンが6つ用意。利用者はどのレーンで練習しても問題ありません。

カラマツの集成材や、特殊フィルムを使った斬新な半円状の施設は、元々新豊洲にあり、為末大さんが館長をつとめられていた「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」（2016.12-2023.11）を移設したもの。グッドデザイン賞のほか、権威ある建築学会賞も受賞している建物です。

クルマ椅子の方でも利用できるほか、Xiborgサイボーグ社の競技用義足の研究所も併設されています。

利用は全日使える「フリー」のみ。本格的なスパイクシューズでの利用も問題ないとのことです。

【利用料金はコチラ】https://ariake-usp.com/facility/running

＊利用料金目安：【平日】1210円／【土日祝】1320円、一般・非会員の場合

ロープアスレチック

スポットの目玉の1つが、今回のプロジェクトで新設された《モンスタージャングル》と呼ぶロープアスレチック。

全長24ｍ×幅12ｍ×高15ｍの巨大な建造物内に、綱渡り、丸太渡り、縄梯子渡り、ジグザグ平均台ほか、なんと52種類ものアスレチックエリアが用意。最近各地で増えている、人気アトラクションが豊洲にも新たに誕生です！

「おとなゾーン（一般）」と（身長122㎝以下の）「こどもゾーン（キッズ）」の大きく2セクションにわかれており、とくに前者はもっとも高い場所に登ると、レインボーブリッジが見えるとのこと！　レインボーブリッジに向かって滑走する、ミニジップラインセクションが用意されているとのことです。

ほかのアーバンスポーツとは雰囲気が異なる、アトラクション的要素の強いコンテンツですが、晴天時など、全身で風をあびながら楽しめるなど、ストレス発散にもいいかもです！　ぜひ親子で挑戦してみてください。

キッズ専用の「こどもゾーン」は、子どもたちの冒険心をゾクゾクと刺激。その利用料には保護者の入場料も含まれます（保護者は挑戦不可・見守るのみ）。

大人も子どもも、体験者はご覧のハーネス（安全ベルト）を装着。簡単な注意事項などのレクチャーを受けます。

利用は時間制。「おとなゾーン」は1時間、「こどもゾーン」は30分。

【利用料金はコチラ】https://ariake-usp.com/facility/jungle

＊利用料金目安：【平日】2310円／【土日祝】2860円、一般・非会員の場合

商業エリアで休憩しよう!

先述の通り、《有明アーバンスポーツパーク》内には、《アクトローアーバンマーケット》と呼ぶ商業区画が設けられています。

ポイントは“アーバンスポーツ”縛りではないということ！

飲食店あり、植物を販売するグリーンショップあり、BBQエリアあり、愛犬家用ショップありと、幅広い店舗が軒を連ねています。内覧会の時点ではまだ完成しておらず、紹介は部分的なものとなりますが、例えば・・・。

ヘルシー系と甘め系から選べる、スムージーのスタンド＆バー「mode super smoothieモード・スーパー・スムージー」があったり・・・。

有明アーバンスポーツパーク　飲食店　パフィフィックピッククラブ　提供ハワイアンメニュー

スコーンやナチョスなどのハワイアンフードメニュー等を幅広く取り揃え、運動後の腹ごしらえもできる「Pacific PICKLE CLUBパシフィック・ピックル・クラブ」があったりといろいろ。定期的にお店が変わるポップアップエリアもあります。

そのほかの店舗情報は公式サイトでご確認ください。

ピックルボール体験も

なかでも注目は「Pacific PICKLE CLUBパシフィック・ピックル・クラブ」。同店では、グルメの提供だけでなく、日本ではまだ珍しい話題のスポーツ《ピックルボール》を実際に体験することが可能です！

本場アメリカでは、なんと890万人（!）の競技人口を抱えるというピックルボールは、テニスのようでもあり、卓球のようでもある、気になるスポーツ。専用ラケットとボールを使って（基本）2×2の4人で楽しむ競技で、施設には専用コートが2面完備されています。

コートレンタルは1時間制。4人利用が基本ですが、（同額となりますが）2人でも利用可能です。

テニスラケットのようなグリップに、大きな板状の面で構成された「パドル」と呼ばれるラケットと、プラスチック製のボールを使って楽しむ競技で、用具レンタル（1セット800円）のほか、購入もできるとのこと。

ボールに穴があいているのは、打った際のスピードを落とすための処置なんだそう。スピードが速くないため、子どもや年配者でも気軽に楽しめちゃいます！

【利用料金】https://pacificpickleclub.com

＊利用料金目安：【平日】6000円／【土日祝】8000円、1時間・1コートの場合

気になるアレコレ

最後に、《有明アーバンスポーツパーク》の利用についての諸情報をご紹介。

利用方法は!?

「事前予約」のほか、空きがあれば「当日利用」も可能。コンテンツにより、利用料金や利用時間が細かく分かれているため、まずは公式サイトでご確認を。

また利用料金は時間帯などで異なるほかに、「会員」と「ビジター／非会員」の2種類あり。「会員」は年会費を支払うとお得に利用可能*。複数回利用される方は加入したほうが断然お得です！

＊「ピックルボール」の体験は対象外

服装は!? 更衣室は!?

関係者に確認したところ、（運動する際にあまりに適さない場合を除き）服装はとくに指定なく、普段着でも問題なし。有料とのことですが更衣室も用意されています。