【魚沼の旅ごはん】 魚沼行ったら食べたい!! 寄りたい!! 旅の満足度を上げるグルメ情報3選+1スポット!
東京駅からわずか1時間半で行ける、遠そうでじつは近い街《新潟県魚沼市》の魅力を紹介する連載シリーズ。第6弾は、ランチにディナーに利用したい地元の名店。お食事処を紹介です♪
*掲載情報は2024年10月下旬時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による。
魚沼は美食の街!
お米の国、ニッポンを代表するブランド米「コシヒカリ」の故郷、魚沼。その観光をより充実したものにする、“食”を楽しむスポットは市内に多数あり!
地元のソウルフードといっても過言でない「ホルモン焼き」を筆頭に、刺身や焼き物などの「川魚料理」、芥川賞作家・開高健さんが好んだ山菜焼きめし「開高めし」、米と糀でホッケを漬け込んだ「ほっけずし」など、魚沼といえばのご当地グルメがいろいろあります。
そこで今回は、市内の比較的中心部に位置し、観光地へのアクセスも便利な好立地立にあるお食事処をご紹介。
ランチにディナーと、観光の合間にぜひご利用あれ。地元の特産物などが買える、カフェ併設の「まちの駅」情報もあわせてお届けします!
【1】レストラン・喫茶 モンブラン
《レストラン・喫茶 モンブラン》は、地元で長く愛されている“元祖ファミレス”的なレストラン。
オープンは1972年(昭和47年)と、半世紀以上の歴史を持つ昭和レトロなお店です。多くのクルマが行き交う国道17号線沿いにありアクセスも便利。ランチやディナーどきを中心に、多くの方で賑わいます。
扱うメニューの豊富さもポイントで、和食、洋食、さらに中華とかなり幅広いんです。ハンバーグ・ラーメン・パスタなど、レストランといえばの定番メニューはもちろん、シーズンにあわせた限定メニューのほか、子どもたちも喜ぶスイーツ&ケーキ、キッズメニューもありますヨ。
テイクアウトメニューも豊富に取り揃えています。
店内はテーブル席あり、小座敷あり、団体座敷ありといろいろ。お店の脇に、鮎釣りでも知られる一級河川の「佐梨川」が流れており、冬の時期は周辺が真っ白になるそう。
そんななかでもとくに人気が高いメニューであり、《モンブラン》の顔となっているのがコレ ↓
「特製タレかつ丼」(1480円)です!
カツオ出汁がベースとなる、自家製の甘辛ダレをかけた豚カツ丼ですが、味以前に話題となっているのがそのサイズとカタチ。
合計3枚のカツが、八海山・越後駒ヶ岳・中ノ岳で構成される「越後三山」のごとく、どーんと山のように盛り付けられており、カツ1枚のサイズが高さ13㎝×幅4.5㎝*もあるんです!
*編集部計測
食べる前に写真を撮る方も多い、自慢の人気メニューです。
「特製タレかつ丼」はもともとスタッフさんのまかないとして、天丼のタレをカツにかけて食べていたものが始まりなんだそう。
それがあまりに美味しく評判が良かったため、約20年前にメニューとして商品化。店名のモンブランにちなんで、現在のように山のように盛り付けるようになったのは約10年前からとのこと。
もちろん味も絶品。カツは大きいですが、薄いため食べやすいんです。厚切りした豚のヒレ肉を、伸ばして薄くしてあげているそう。醤油ベースの甘辛ダレとの相性も絶妙です。
タレはカツを揚げたあと、盛り付け後に仕上げとして上からかけているため、つけダレとは違いフニャっとした感じがなくサクサク。タレが染みこんだコシヒカリが、これまた美味なんです♪
多いときは1日に20食以上の注文が入るそう。ベースにあるコシヒカリは大盛り、小盛りと増減可能ですが、女性や子どもはややハイボリュームかもしれません。……が、ご安心を。
食べきらなかった場合は、パックに入れて持ち帰ることも可能ですので、ホテル等で夜食にどうぞ。
そのほかのメニューもいろいろ♪
取り扱いメニューは幅広く、その数ザッと50種類あまり。
ご紹介した「特製タレかつ丼」はちょっとヘビーかも……という方には、よりライトに味わえる「モンブラン定食」(1580円)をオススメ。季節の天ぷらとお刺身がセットになった定食で、「特製タレかつ丼」と人気を二分する看板メニューとのことですヨ。
店内に流れる昭和音楽に耳を傾けながら、ゆったりお食事をお楽しみあれ。
詳しいメニューは公式サイトで確認可能です!(https://www.montblanc-koide.com/grandmenu/)
『レストラン・喫茶 モンブラン』
所在地新潟県魚沼市佐梨646-1
営業時間11:00〜21:30
定休日木曜日
行き方①JR上越新幹線「浦佐駅」よりクルマで15分 *最寄り駅/JR上越線・只見線「小出駅」より徒歩25分
行き方②関越自動車道「魚沼IC」よりクルマで3分
公式サイトhttps://www.montblanc-koide.com
【2】焼き肉 はじめの一歩
その名もズバリな“焼き肉屋さん”です。
日本全国どこにいても、「あぁ、焼き肉食べたい!」というとき、ありますよね! そんなときに、自信を持っておすすめしたいのが、この《焼き肉 はじめの一歩》。
オープンは2019年(令和元年)6月と比較的若いお店ですが、当初から焼き肉が美味しいと評判を集めたお店で、魚沼で焼き肉やモツを楽しむ際、地元の方の多くが同店を候補に挙げるそう。
地元の地名を、豚の部位になぞってデザインしたスタッフシャツ。オリジナルで製作されたそう。
ちなみに《はじめの一歩》は、先に紹介した《モンブラン》と、佐梨川を挟んでほぼ向かいにあります!
近隣に食肉加工業者もあるなど、魚沼産を中心とした新鮮な牛や豚の肉を手頃な値段で味わえるお店で、食べ放題メニューが人気なんです。
座席はテーブルや小上がりなど、全部で45席。店内中央にテーブルもなにもないスペースがありますが、そこには冬季にストーブを設置するそう。
そんな《はじめの一歩》を訪れる方の、ほぼ全員がオーダーするのが「モツ(ホルモン)」。魚沼はモツ料理が以前から人気が高く、自宅で食べるのはもちろん、焼き肉店や居酒屋などでの定番のソウルフードメニューとして広く浸透しているんです。
見るからに新鮮なモツたち! 塩、バジル、辛みそなど、複数の味付けを楽しめる《はじめの一歩》のモツ。
根付いた切っ掛けは、観光名所ともなっている「奥只見ダム」の工事に携わった現場の職人さんが好んでモツを食べたのが始まりなんだそう。1950年代に行われた工事にあわせ作られた、食料を安定供給させるための食肉処理場から安く新鮮なモツが手に入るようになり、イッキに広がったとされているんだとか。
通常モツは下ゆでしたボイルモツを使うことが多いですが、魚沼ではボイルせず、「生」のまま焼いて食べるスタイルが一般的なんです。
なんでも焼き方にも文化があり、皿に盛られたモツをイッキに網に流し込み、全体が軽く焼けるまで広げず放置が魚沼流なんだそう。全体が焼けたら広げ(写真)、焦げ目が付いたらいただくのが定番とのこと。お店に行ったらぜひやってみてください。
ちなみに《はじめの一歩》で味わえるモツの味ですが、説明するまでもなく美味!
じつは取材担当者はモツが苦手なんですが、そんなワタシでも難なく食べることができるなど、苦手な方もぜひ挑戦あれ。プリプリとした食感と、噛むほどに増す甘みもお楽しみあれ。
食べ放題メニューあります!
とことん焼き肉、モツを楽しみたい! という方必見の食べ放題メニューがあります。
制限時間は120分。ラストオーダーは30分前です。アルコール飲み放題とセットで注文される方が多いそうですヨ〜。
「2時間食べ放題コース」の贅沢バージョン。モツ含め、カルビやハラミなど、合計15種類のお肉をとことん楽しめます!
「2時間食べ放題コース」の満足バージョン。9種類のお肉を用意。贅沢バージョン同様、サイドメニューやソフトドリンクバーが付いています!
土日祝日だけ実施している、ランチ食べ放題メニューも。6種類のお肉が、60分以内食べ放題に。
『焼き肉 はじめの一歩』
所在地新潟県魚沼市井口新田968-1
営業時間【平日】17:00〜22:00 【土日祝】11:00〜14:00、17:00〜22:00
定休日火曜日
行き方①JR上越新幹線「浦佐駅」よりクルマで15分 *最寄り駅/JR上越線・只見線「小出駅」より徒歩25分
行き方②関越自動車道「魚沼IC」よりクルマで3分
公式サイトhttps://www.instagram.com/hajimeno1poo/
【3】レストラン 朱鷺
市内の主要幹線道路である、国道17号線沿いにお店を構える《レストラン朱鷺》は、和食、洋食と幅広くメニューを揃える、地元でも有名な老舗レストランです。
オープンは1981年(昭和56年)。地域ならではの郷土料理や家庭料理が楽しめるレストランなんです。
アクセス便利な幹線道路沿いにあり、駐車場も15台分あり。
観光客の方はもちろん、地元の方からも親しまれており、法事や宴会等ができる大広間も完備。仕出し料理の提供やテイクアウトも行うなど、地域に親しまれたお店です。
同店で提供されるご飯は、もちろん地元産のコシヒカリ。味わいを高めるべく、わざと鍋底に少しお焦げができるように炊飯と、ちょっとした工夫があったりも。
今回いただいたのは、魚沼市観光協会が2024年末までの開催したキャンペーン用に提供した限定メニュー「魚沼ごっつぉ定食」。
季節の食材を使ったメニューも積極的に提供しており、毎年11月〜春先までは、佐渡の牡蠣を使った特別メニューを提供。サクサクの牡蠣フライはもちろん、牡蠣雑炊、グラタンなど、バラエティに富んだメニューが揃います。
そのほかにも、自家製デミグラスソースがたっぷりかかった、開店以来不動の人気を博す「ヒレカツチーズ焼き」(1738円)、コクのあるデミグラスソースを使った「とろとろオムライス」(1089円)など、何度も食べたくなるメニューも。
「自家製焼きプリン」(528円)は、1回15セット分を3回も焼き直すことがあるほど人気なんだそう。
テーブル席から小上がり席、座敷席など、落ち着きのある雰囲気でゆったり食事をお楽しみあれ。2Fは宴会場となっています。
どんなメニューが!?
紹介は一部ですが、和食から揚げ物、ハンバーグ、パスタ、デザートなど、例えばこんなメニューを頂けます♪ お子様ランチもありますヨ。
『レストラン 朱鷺』
所在地新潟県魚沼市堀之内525
営業時間11:00〜22:00 *ランチ/11:00〜14:00
定休日水曜日
行き方①JR上越新幹線「浦佐駅」よりクルマで18分 *最寄り駅/JR上越線「越後堀之内駅」より徒歩4分
行き方②関越自動車道「堀之内IC」よりクルマで5分
公式サイトhttp://www.toki-uonuma.jp
【4】まちの駅 魚沼(堀之内物産館)
魚沼市の特産物などを幅広く取り扱うだけでなく、カフェも併設する憩いスポットとして親しまれているスポットです。
魚沼市は、庁舎が6つに分けて運営する「分庁舎方式」を長く採用していましたが、2020年に庁舎を新築し1本化することになり移転。
現在《みちの駅 魚沼》が入っている建物は、それまで「堀之内庁舎」と呼ばれていた市の建物を再利用で誕生*しました。
*2024年(令和6年)5月12日オープン
先に紹介した《レストラン 朱鷺》からクルマで2分、徒歩で7分の距離にあるんですヨ。
《まちの駅 魚沼》は1Fのみとなっており、2Fに商工会、3Fに地元のFMラジオ局が入っています。
同館では、地元で採れた野菜や肉などの特産や、日本酒やお菓子などの地元生産の加工品等を幅広く販売と、市のPRの場となっています。
エリア奥には、地元クリエイターの作品を紹介するギャラリースペースとなっており、無料で開放しています。
入ってすぐ脇にあるカフェ《農Cafe Lily》では、地元の新鮮食材や野菜を使ったランチメニューを複数楽しめます。地元のコシヒカリを使った「おにぎりプレート」(950円)や「カレー三種盛り合わせ」(1320円)のほか、「米粉のシフォンケーキ」(450円)や「甘酒のテリーヌ」(400円)といった地元色の濃いデザートも楽しめます。
《農Cafe Lily》には、店内のほかテラス席も用意されています。
地元産食材等多数!
訪れる時期等にもよりますが、例えばどんなものが手に入るかといえば……。
魚沼といえばの「コシヒカリ」を筆頭に、「ミルキークイーン」「夢ごこち」などのお米があったり……
《焼き肉 はじめの一歩》でもご紹介した、魚沼のソウルフード「モツ」も種類豊富に販売中! 生モツ特設コーナーがあります!
もちろん日本酒も! 玉川酒造の「玉風味」もありますヨ〜。
「玉川酒造」についてはコチラも!
もっとも目立つコーナーにある地元野菜コーナーは、地元農家と契約して行う預かり販売。写真の「あまんだれ」は、キノコのような野菜。けんちん汁などにとてもあうそう。
マルコメグループの地元企業「魚沼醸造」が生産した各種糀商品も販売中!
「魚沼醸造」についてはコチラも
知られているようでじつは知らない方も多いという、魚沼(堀之内)の特産品の1つが「ユリ」。ユリの作付面積は全国1位で、同館にある「小さなお花屋さん」で直売しています。ちなみに、いろいろな花を使ったドライフラワーの販売もあります。
『まちの駅 魚沼』
所在地新潟県魚沼市堀之内130
営業時間【物販】9:00〜18:00 【カフェ】11:00〜17:00
定休日1月1日
行き方①JR上越新幹線「浦佐駅」よりクルマで25分 *最寄り駅/JR上越線「越後堀之内駅」より徒歩15分
行き方②関越自動車道「堀之内IC」よりクルマで5分
公式サイトhttps://machinoeki-uonuma.com
レポートまとめ♪
いかがでしょう!? 魚沼観光にあわせ、ランチやディナー、休憩、お土産選びと、いろいろご活用あれ。紹介4スポットはどれも比較的近い位置にあります。
魚沼にはこんなスポットも!
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