【魚沼/お菓子工房 まるみや】 コシヒカリ100%のバウムクーヘンが美味しすぎると話題の店へ直行!
コシヒカリのお膝元、新潟県魚沼市。「新潟」と聞くと一瞬遠い印象を受けますが、じつは東京駅から僅か1時間半の距離! 近い!
ということで、たまにはちょっと足を伸ばしてみては!? と番外編として魚沼へ遠征! 連載企画として現地リポートをお届けします。1回目は、某TV番組で大きな話題を集め、いまてんてこ舞いの忙しさというバウムクーヘンのお店にオジャマ!
*掲載内容は2024年10月下旬時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真はすべて編集部による(一部除く)。
スポット概要
『お菓子工房 まるみや』
所在地新潟県魚沼市親柄492-10
営業時間10:00~18:00
定休日月曜&火曜日
行き方JR上越新幹線「浦佐駅」よりクルマで25分 *最寄り駅/JR只見線「越後広瀬駅」よりクルマで2分(徒歩の場合9分)
公式サイトhttps://www.marumiya-net.com
【お菓子工房 まるみや】とは!?
《お菓子工房 まるみや》は、地元で知らぬ人がいないほど有名な焼き菓子屋さんです!
正確な記録が残っていないため定かでないものの、創業はなんと1926年頃(昭和元年頃)!! 間もなく100周年を迎える老舗洋菓子店なんです。
薄いピンクのペンションのような、おしゃれな建物がお店。駐車場も7〜8台分あります!
創業当時はリヤカーを使って駄菓子などの販売を行い、店舗を構えたのちは、和菓子の製造販売を行うとともに日用雑貨も取り扱うなど、街の便利屋さんとして親しまれたそう。一時は赤飯なども扱っていたんだとか。
現在の礎を築いた洋菓子系へとシフトしたのは1970年頃(昭和45年頃)で、現オーナーである椛澤さんがお店を継いだ四半世紀前からは、雑貨販売は止め洋菓子の製造販売に特化したお店として営業中です。
注文殺到のバウムクーヘン!
そんな《お菓子工房 まるみや》の名物といえば、なんといってもバウムクーヘン!
同店のバウムクーヘンは、地元産「コシヒカリ100%」にこだわった渾身の品。
サッパリ系の味わいで、クドくないほのかな甘さが絶品と、幅広い方から支持を獲得。その美味しさを求め、遠方からも足を運ぶ方が多くいる人気商品です。
機械に頼らない、一層一層丁寧に焼き重ねて生み出す味に、きっとアナタも虜になるはず!
そんななかで大きなインパクトとなったのは、なんといってもTV番組。2024年10月に、大人気グルメ番組『バナナマンのせっかくグルメ!!』(TBS系/日曜日・夜7時〜)で取り上げられ、その名はイッキに全国区へ。
バナナマン・日村さんも絶賛したそう!
店内に工房があり、そこで毎日焼き上げるバウムクーヘン。カットする前のロールの状態(写真)で、約60㎝・15カット分。生産開始は2017年から。
放送後は、10時開店で11時前には売り切れとなるほど、それまで以上に大人気となっているそうです!
バウムクーヘンは公式通販もサイトで取り扱っているのですが、放送後オーダーが集中。今回お伺いした時点で、なんと1ヶ月半待ちという状態に。
そのため、現在はやもえず受注を停止*していますが、その美味しさはお墨付き。多くのスイーツファンが注目するなど、魚沼でも指折りの焼き菓子として話題を集めています!
*受注再開については公式サイトで告知予定
ちなみにコシヒカリ100%(米粉100%)ということは、「小麦粉」はゼロということ。小麦粉はこねる際に使う水と混ざることで、もっちり&ふんわり、弾力の元となる「グルテン」と呼ぶ成分が生まれるのですが、体質や肌質改善の観点からそれを含まない「グルテンフリー」の食材も注目されていますよね。
同店のバウムクーヘンは小麦粉を使っていませんので、当然の「グリテンフリー」商品。小麦粉アレルギーの方でも安心なんです。
物腰柔らかなオーナーパティシエの椛澤さんは、同店4代目。主流は「コシヒカリ」なものの、「ことぶき米」と呼ぶ皇室献上米などの米粉を使ったバウムクーヘンも製造販売中。
ソフトとハード、好みは!?
《まるみや》のバウムクーヘンは、切り株のような“ソフト”のほかに、チューブのような凹凸を持つ“ハード”の2系統から選べます。
“ソフトタイプ”はお馴染みの、バウムクーヘンといえば誰もが想像するコレ(↓)!
地元魚沼産のコシヒカリの米粉を使って、じっくり仕上げた自信作。《魚沼の木》というサブネームで呼ばれています。味等で価格は変わりますが、スタンダートなホールタイプで1728円(箱入)。直径は約13.5㎝×厚さ4㎝。
一方の“ハードタイプ”はコレ(↓)。
《越後杉》というサブネームが与えられた、越後の大杉をイメージしたオリジナルバウムクーヘン。見た目がユニーク!
キャラメルパウダー入りの、外はサクサク、中はモチモチ系。発酵バターの香りもポイントなんです。
サイズ別に複数あり、写真左が「棒」と呼ぶ一部を切り取った状態のもの(1188円)、右が山が3つある筒状の「三山」(3672円)。ほかに「ニ山」(2646円)もあります。
ソフトは味も選べる!
とくに売れ筋というソフトは、一般的な卵色した黄色いバウムクーヘンのほかに、チョコレート味も。
そのほかにも、「宇治抹茶味」や、地元「玉川酒造」の日本酒と酒粕を使った「地酒バウム」といった気になるフレーバーもあります。
*素材提供/まるみや
将来的には、例えば「ヨモギ味」のバウムクーヘンや、バウムの中心部の穴を利用した「つぶあん入り」なども商品化できればと椛澤さん。バリエーションはまだまだ増えそうです!
ちなみに同店のバウムクーヘンは、魚沼市が全国に誇る特産品として広く全国にアピールする「魚沼市プレミアム認定」を受けた商品でもありと、市のお墨付きなんですヨ♪
メッセージ入り別注バウムも!
《まるみや》のバウムクーヘンには、メッセージを入れるワンオフの別注サービスも!
ソフトタイプの《魚沼の木》のみの対応となりますが、写真のように敬老の日のプレゼントや、誕生日、結婚祝い、退院祝いなどにも使えそう。
ホールタイプ(写真右)のほか、カットタイプ(写真左)から選べます。オーダーの方法、価格など、詳細は直接お店へお問い合わせあれ。
シュークリームなども!
《まるみや》はバウムクーヘンだけじゃありません!
おやつケーキとして、「シュークリーム」や「プリン」「ロールケーキ」なども取り扱い中。一部を紹介すると・・・。
ふんわり優しい甘みの「シュークリーム」も大人気。■183円
「ママぷりん」は懐かしいお母さんの味。■183円
シュー生地の上にクッキーをまぶした「クッキーシュー」。パリ&サク食感で大人気。茶色はショコラ味。
「輝きマドレーヌ」(194円)は、コシヒカリを使った商品の第1号なんだそう。いまから15年ほど前に販売しロングセラー中。「かすてら」(1620円)もあります!
これってどうなの!?
●バウムの予約はできる!?
残念ながら、現在「予約」は受け付けていないそう。先述の通り、連日10時開店で11時前には売り切れてしまうそうなので、確実に手に入れたい方は開店直後にお出かけを!
●イートインは!?
約6年前までは店内で食べることができるイートインスペースがありましたが、バウムクーヘン工房増設に伴い、現在店内では食べることができません。持ち帰りのみの対応です。
●ほかにお店は!?
今回取材したお店のほかにも、魚沼市小出島に、支店《バウムクーヘン魚沼の木 小出店》があり。2023年6月にオープンしたお店で、バウムクーヘンを中心とした商品を取り扱い。販売専用の店舗です。場所は魚沼市の中心街。市役所のスグ。
《バウムクーヘン魚沼の木 小出店》
■所在地:新潟県魚沼市小出島1194-2
■営業時間:平日/10:00~19:00、土日祝/10:00~18:00
■定休日:第2&4月曜&火曜
東京からの行き方は!?
《お菓子工房 まるみや》がある魚沼市は、越後三山只見国定公園に囲まれた盆地あり。東京から行く場合は、上越新幹線「とき」に乗り、8つ*めの「浦佐駅」で下車。約1時間半、230㎞の旅です。
*乗る時間帯により停車駅数変動あり
電車で訪れた場合、「浦佐駅」から先の選択肢は大きく2つあり・・・
【1】在来線利用:「浦佐駅」→(JR上越線)→「小出駅」→(JR只見線)→「越後広瀬駅」。乗車時間は約35分。運賃は片道240円。「越後広瀬駅」からは650m、徒歩約9分という距離。
【2】レンタカー利用:関越自動車道(大和スマートICー魚沼IC)を利用する手もありますが、ICを降りた先も長いため、高速は使わずずっと下道利用で充分。距離にして15.5㎞。25分くらいです。
お店には駐車場も複数台分ありますので、レンタカーが断然おすすめ! 途中、市の中心部を抜けますが、その際、先述した支店に寄ることも充分可能です。
レポートまとめ♪
・コシヒカリ100%の絶品バウムクーヘンのお店
・ソフトとハードの2系統から選べる!
・大人気につき連日完売。狙うは開店直後!
いかがでしょう!? 魚沼行ったらぜひ立ち寄りたい、バウムクーヘンや焼き菓子の名店。プレゼントはもちろん、自分へのご褒美用にもぜひご賞味あれ。旅行はもちろん、出張の際のお土産にもぜひ!
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