2024.12.03

特集記事

文・写真: 山さん
2023.11.18

終了しました

目白庭園の恒例ライトアップ! 紅葉とヒカリの絶景が楽しめるのは9日間のみ! お急ぎあれ♪

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ

日本が誇る伝統文化と豊かな自然を同時に楽しめる「豊島区立目白庭園」で、毎年恒例となっているライトアップイベントがスタート。この時期ならではの「紅葉」と「ヒカリ」の共演を、風情ある情景とともにしっとりお楽しみくださいませ。

*掲載内容は2023年11月17日開催のプレイベント時の情報で、内容を保証するものではありません。

*掲載写真はすべて編集部による。

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ

イベント概要

『-めじろアートナイトVol.5-「庭園の紅葉ライトアップ」』

撮影OK(写真・動画)
トイレあり

開催地豊島区立目白庭園(東京都豊島区目白3-20-18)
開催期間2023年11月18日(土)~11月26日(日) 
入園鑑賞料300円 *未就学児無料 *当日17:00より正門前で整理券配布
点灯時間17:30~21:00 *最終入園/20:30
休催日会期中無休
主催豊島区立目白庭園
行き方JR山手線「目白駅」から徒歩約5分
告知サイトhttps://mejiro-garden.com


【目白庭園の紅葉ライトアップ】とは!?

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ

JR山手線「目白駅」から5分、「池袋駅」から徒歩15分。閑静な住宅街に位置する、古式ゆかしき日本庭園『豊島区立目白庭園』で行われるライトアップイベントです。

1990年(平成2年)11月に開園した「目白庭園」は、敷地面積約2800㎡とコンパクトな庭園ですが、園のほぼ中心部に500㎡の大きな池があり、そのまわりを散策路が取り囲む回遊式庭園です。区民はもちろん、来街者に(イベント開催時等を除き)無料で開放されています。

日本の伝統的な門形式のひとつである長屋門タイプの表門をくぐった先に、木造瓦葺き平屋建ての「赤鳥庵(せきちょうあん)」があるほか、散策路の先には水のせせらぎが心地いい滝があったりも。

園内随所に四季折々の草花が植樹されており、小休憩スポットである「六角浮き見堂」と呼ぶ東屋から眺める景色も風情豊かと、日本人だけでなく、外国の観光客も多く足を運ばれている人気スポットです。

目白庭園正面門

漆喰塗りの白壁、桟瓦葺屋根が特徴の「目白庭園」正門。住宅街にあります!

今回ご紹介するライトアップイベントは、そんな庭園各所をヒカリで演出する期間限定イベント。2013年(平成25年)からスタートし、今回で開始は通算11回目。ウインターシーズン恒例のイベントとして定着しています。

ここ数年は、照明専門の学校「ライティングデザインスクール」協力のもと、同校で開催するコンペティションで最優秀賞を獲得した作品をライトアップに採用。今年は《樹木の息吹》を題する、高野雅士さんの作品が選ばれました。おめでとうございます!

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ

ライトアップの点灯色は、蒼白系やアンバー系を中心に、パープルやブルー、レッドなど、ビビッドな色を一部採り入れるなど、優しいヒカリと強いヒカリという緩急ある使い方がポイント。ゆっくりと点灯色が変化する場所もありと、お気に入りの場所を決め、定点でじ〜っくり鑑賞するのもオススメです♪

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ

池に映り込む、ムード万点な情景を眺めるだけでも足を運ぶ価値大ありです♪

開催期間は1週間少々と、例年短め。今年も僅か9日間のみの開催ですが、見応えは十分。これから行く方、予定が合わず行けそうにない方、ぜひ参考にしてください♪

鑑賞時間は1周約30分!

園はとてもコンパクト。さっさと歩いてしまうと5分たらずですが、ぜひいろいろなポイントをゆっくりとご覧あれ。鑑賞時間はじっくり回っておよそ30分。中心の池を取り囲むように整備されている散策路に沿って、様々な樹木が植えられているのですが、それらの多くにライトアップが施されています。見所を紹介すると・・・。

庭園の名物500㎡の「池」周辺

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ

正面に池、左手に「赤鳥庵」がそびえる絶景ポイントからの眺め。

場所によっては刻々と点灯色が変化するなど、ムード満点♪ とくに池を取り囲む樹木たちのライトアップは必見! 周囲が暗いこともあり、水面に映り込む様は目白庭園ライトアップのハイライトの1つとなっています♪

この池には鯉が約10匹住み着いているほか、シーズンになるとカルガモの親子がやってくるそう。なんかほのぼのしますよネ。

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ

「雪吊り」が施された松も見所です♪

降雪により枝が折れたり幹が傷ついたりと、松がダメージを受けないように保護する「雪吊り」が行われている松も複数あるのですが、それがまたライトアップと相性抜群。一部の「雪吊り」にはかなり近くまで寄れますので、ぜひ下から覗いてみてください。

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ

多くの方が足を止められると思われる「六角浮き見堂」。建物自体にライト類はなく、見晴らし台に徹しています。

池にせり出すように位置する小休憩スポット「六角浮き見堂」。文字通り六角形の東屋で、ベンチも用意されています。より近い位置から池まわりの絶景を楽しむことが可能。ぜひお立ち寄りを。

木造瓦葺きの「赤鳥庵」

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ

池の脇にそびえる建物「赤鳥庵(せきちょうあん)」。建物名も独特ですが、じつはこの名前、1918年(大正7年)に、この場所で創刊された子ども向け文芸雑誌「赤い鳥」にちなんで名付けられたそう。池を挟んだ先からもぜひ眺めてくださいませ。

目白庭園・赤鳥庵内部

「赤鳥庵」内部の様子。畳敷きの和の空間が広がります。

「赤鳥庵」は有料で貸し出しされており、茶道・華道・句会などの趣味の集いや発表会などで利用されているそうですが、ライトアップ開催時間中はベランダ含め入ることはできませんのでご注意を。

今回は開催前日のプレイベントにおジャマさせていただきましたが、プレイベントではそのベランダからの撮影も特別に許可されました♪

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ

イベント開催時は見ることができない、池を見下ろせる「赤鳥庵」ベランダからの眺め。「雪吊り」もかなり高い位置から見れます。

「赤鳥庵」は石垣の上にそびえるように建っているのですが、その石垣前が散策路の一部になっており、池側を眺めることも可能。そこで写真を撮られる方も多い、人気スポットでもあるんです。

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ

「赤鳥庵」下の石垣部から「六角浮き見堂」側を眺めた様子。

ハンドメイドの和紙ランタン♪

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ
目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ

来園者をエスコートしてくれるランタン照明は、会場の雰囲気アップに大貢献。「草苑保育専門学校」の学生さんが、和紙を使ってハンドメイドで仕上げたオリジナルなんだそう。点灯すると浮かび上がる「紋切り」模様がじつに味わい深く、場の雰囲気にピッタリ♪

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ

そこはまさにランタンロード。池に映り込む様も粋ですヨ♪

映える小さな絶景「滝」も!

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ

散策路を奥へ進んだ先に見える「滝」は、人気フォトスポットの1つ。公式サイトによると、“高さ4mの滝口から毎分3トンもの水が流れ出ている”とのこと。多くの方が足を止められる人気スポットですが、周辺は道が狭いため、周囲に十分配慮のうえお楽しみあれ。

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ

散策路は滝の脇を通るルートとなっていますが、ご覧のような岩が連なった場所も。踏み外さないよう、十分ご注意くださいませ。

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ カリンの木

余談ですが、滝エリアから僅かに進んだ場所で、ある樹木が煌々とライトアップされていたのですが、そこには果物らしきものが。のど飴などでも知られる、カリンの実です♪

入園は有料、整理券制です!

「目白庭園」は昼間の時間帯、無料で開放している庭園ですが、ライトアップを行う今回のイベント期間中は、入園料が300円必要(未就学児無料)。入園には整理券が必要です。

イベント開催期間中は17:00に1度閉園し、表門にて順次整理券を配布。整理券には入園時間が記されており、その時間にまた足を運ぶというシステムになっています。駐輪場も閉鎖されます。自転車での来園は厳禁です!

目白庭園のライトアップは例年多くの方が訪れるとのことですが、庭園がある場所はあくまでも住宅街。入園待ち渋滞などを作らないための策として、整理券制にしているとのことです。

ちなみに撮影は可能ですが、三脚は利用できません。ご注意を。

レポートまとめ♪

目白庭園・庭園の紅葉ライトアップ バナー

・閑静な住宅街にある日本庭園で開催のライトアップイベント
・紅葉とヒカリの絶景コラボレーション♪
・開催は9日間限定。入園鑑賞料は300円

いがかでしょう!? 昼間の光景とはまたちがった雰囲気を楽しめる、この限定イベント。イベント開催時間中のみ、入園料が300円必要となりますが、わずか300円でこの光景はむしろお得! 目白駅はもちろん、池袋駅からも十分歩ける距離と、アクセスも便利。ぜひ訪れてみてくださいませ。オススメです!

今回ご紹介した記事は 

 いかがでしたか?

以上、お出かけ情報満載のウェブメディア「オソトイコ」がお届けいたしました。関東1都3県ではこのほかにも楽しいイベントや気になるお出かけスポットがたくさん!オソトイコではそんなお出かけに役立つ情報を日々集めてお届けしております。今後もぜひ活用してくださいね!

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この記事を書いた人

山さん

娘と一緒にハイキングや登山を楽しむ日を待ち望む、ただの編集者。

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