【タカオネ】高尾山口駅前にホテルが誕生!高尾山での宿泊先をお探しでしたら「タカオネ」はいかがでしょう?
年間登山客が世界一といわれ、ミシュランガイドで最高評価★★★を獲得、アクセスの良さでも知られる「高尾山」。その玄関口である「高尾山口駅」前に誕生する『タカオネ』とは。噂の新ホテルを一足お先に覗いてきました!
*掲載内容は2021年7月9日開催の内覧会時点の情報で、内容を保証するものではありません。
*掲載写真は一部除きすべて編集部による。
SPOT DATA
タカオネ
所在地東京都八王子市高尾町2264
部屋数・定員・階数28室・172名・地上5階
個人宿泊料7000円〜/1人(https://takaone.jp/hotel/contact/?id=reserve_group)
最寄駅京王線「高尾山口駅」から徒歩1分
公式サイトhttps://takaone.jp/hotel/
『タカオネ』とは!?
『タカオネ』は、新宿から50分の「高尾山口駅」目の前にある・・・、いわゆるホテル、宿泊施設です!
もともと同地に存在した宿泊施設を京王電鉄が取得しリノベーションしたもので、高尾観光の新たな価値を創出する“ターニングポイントスポット”になればとの思いを込めて開業するものです。京王電鉄(https://www.keio.co.jp)がチカラを入れ続けている、沿線の魅力向上や行って見たい! と思わせる移動需要の拡大を目的としたプロジェクトの一環として、2021年7月17日(土)に装い新たにオープンします!
場所は「高尾山口駅」の目の前。ホームからも所在を確認できるほどの近さ。ちなみに建物自体の竣工は1990年。ホテルらしい看板もなく、ご覧の通りスッキリ。一見なにかの会社!? 事務所!? と勘違いしてしまうほど、装飾を控えた外観となっています。
「でもさぁ・・・高尾山って、(都心からの)アクセスが便利で、日帰りできるから人気なんじゃないの!?」という声が聞こえてきそうですが、確かにそれもおっしゃる通り。高尾山人気は抜群の好立地ゆえともいえますが、それゆえに見過ごされてきたものもあるともいえそうです。そもそも周辺に宿泊施設が極めて少ないことも、日帰り利用者が多い理由の1つかも。
「タカオネ」では、登山目的はもちろんですが、登山以外の魅力も多くの方に体験してもらうための、切っ掛け作りのお手伝いとなるホテル。個人はもちろん、団体利用も可能です。
宿泊前提で高尾に訪れれば活動時間に余裕がでます。その時間を周辺アクティビティや食など、いろいろな面に活用することで、高尾をもっとディープに知ることができるはず。これまでの高尾ライフは「昼・晩」がメインでしたが、タカオネであれば「朝、早朝、そして夜」も堪能可能と、高尾をマルチに楽しめます! 日の出も見れます!
1F壁にはプロジェクトメンバーによるコンセプトをアートとした壁画も。高尾で楽しめること、できることを絵で紹介。
日帰りが厳しく、ホテルに泊まるためにまた(別の街へ)移動して・・・など、手間を強いられていた遠方の方にとっても「タカオネ」開業は朗報といえそう♪
ポイントは・・・
「泊まる」「食べる」「くつろぐ」「楽しむ」「買う」
というマルチな魅力が詰まったホテル。
単純に泊まるだけでなく、高尾ライフを充実なものとする「楽しみ方」「過ごし方」の提案が受けられるほか、アウトドア関連のグッズ販売も実施。常設レストランは宿泊者でなく誰でも利用可能。昨今ますます需要が高まっているテレワークの場としても利用することもできるんです。
ホテルとはいっても、都心にあるような一般的なホテルのような感覚とは違い、雰囲気はちょっと合宿所的なカンジ。木材を多用した温もりがある各個室は、どれも開放的で清々しい印象ですが、一方でコンクリートをあえてムキ出しとするなどクールで無機質な部分も。過度な加飾が一切ない、シンプルに徹したホテルとなっています。
「DOMA(土間)」と呼ぶメインロビーは筒抜けとなっており、奥の「NAKA-NIWA(中庭)」へ出ることが可能。この1F部分は誰でも利用できますヨ♪
街のテラス
屋外の建物正面脇にある「街のテラス」では、開放的な空間のなかで食事や休憩が可能(座席20)。このエリアに限り、なんと飲食物の持ち込みがOKなんです! ちなみにベンチ上に連なる白い直方体は、オーニングと呼ぶ格納式のひさしです。
靴の洗い場
登山やハイキング後にホテルを利用される方も多いと思いますが、山の麓にあるホテルだけあり、入り口には靴の洗い場も。
受け付け周辺
1F奥にある受け付け周辺もご覧の通り、スッキリ。ちなみに館内、館外に使われている木材は地元多摩産のものもあるそうですが、資材調達の問題があり(写真中央の切り株ベンチなど)ごく一部に限られているそう。
ちなみに館内はペット類の持ち込みは禁止です。ご注意を。
アクティビティマップ
宿泊者限定で配布される三つ折りチラシ「アクティビティマップ」には、高尾観光の行動予定など立てる際にも便利。高尾で楽しめるアクティビティ等も列記されており、プランを立てる際にも役立つ。スタッフとのコミュニケ−ションツールとしても活用できます!
カフェ&ダイニング「KITCHEN」
■営業/7:00〜21:00(テイクアウト/10:00〜17:00)
■年中無休
写真提供/京王電鉄
1Fにあるカフェ&ダイニングは、宿泊に関係なく、誰でも利用可能! 左右宇両面硝子張りという抜群の採光性を持つ開放的な空間で、地元である八王子の食材を積極的に使ったメニューや焚き火を使ったメニュー(スモアセット)など、「KITCHEN」ならではのメニューが楽しめます。テイクアウトも可能。
座整数は35。テーブル席はファイヤーテーブルという変わった仕様となっており、バイオエタノールを使った炎の演出が楽しめるそう(食品は焼けません/見た目のの演出)。あ、地元ブルワリー「高尾ビール」(http://www.takaobeer.com)と共同開発したビールもあります!
宿泊者特典も
宿泊は全プラン朝食付き。専用バスケットに入れてもらえるため、その場で、部屋で、屋上でと好きな場所で食べられます。さらにザック(リュック)の無料貸し出しがあり、それに入れて観光先で食べることも可能です!
写真提供/京王電鉄
「カフェ&ダイニング」「宿泊」「物販」の支払いは、現金、カード、交通系IC、○○payと一通り利用できます。
物販「STORE」
■営業/7:00〜20:00
■年中無休
1F受け付け脇にある物販コーナーも、宿泊に関係なく、誰でも自由に利用可能。ストア専用出入り口まであります。オリジナルのロゴ入りグッズのほか、ホテル運営を委託されているアールプロジェクト(https://rprojectjapan.com)の関連会社が行っている中古アウトドアギア買い取り販売の「UZD」(https://uzd.jp)と連携した中古品も取り扱っています(「タカオネ」での買い取りは行っていません)。
ストア一角には、量り売りのドライフードコーナーのほか、スイスのブランド「on(オン)」のハイキングシューズ貸し出しコーナーも。
中庭「NAKA-NIWA」
■営業/5:00〜22:00
正面入り口から土間を抜けた先にある「NAKA-NIWA(中庭)」も、宿泊に関わらず自由に利用可能とのこと。10席あるテラス席で食事や休憩とゆったりしてくださいませ。
焚き火も楽しめる!
「タカオネ」のユニークなサービスの1つが、個人宿泊者には“薪”がセットになっていること。中庭の専用エリアで焚き火を楽しむなど、普段の生活では味わえない体験が可能です♪
支給される薪はすでに割られた状態ですが、今後実際の薪割り体験なども行えればとのこと(ただし、斧を使った本格的なものではなく、簡単な機械を使った簡易的なもので検討中)。
楽しみ方・遊び方の提案
高尾の魅力に精通した、地域の方々と連携して行う各種アクティビティ(予約制)も。ホテルが紹介するアクティビティの利用は「宿泊者限定」とのことですが、いろいろなコンテンツがあり、プランも適時増減とのこと! *個人・団体でアクティビティプランが異なります。
写真/京王電鉄
個人向けアクティビティ詳細はコチラ!
https://takaone.jp/hotel/assets/img/private_activity_program.pdf
「タカオネ」と連携し、地元での楽しき方などを情報発信するメディアもあります!
部屋はどんなカンジ!?
気になる部屋は全部で28室。4種6バリエーションあり、定員も最大9名。もちろん1人から利用できます!
客室全体で共通していることといえば・・・
一部を除き、寝具はシングルベットと布団敷きで構成。ともにシンプルな白のシーツ、枕カバーなど、色柄を排除しシンプルに。メインルームはすべてフローリングです(写真はスタンダードルーム)。
室内はすべて土禁。入り口で靴を脱ぎます。洗面台まわりもシンプルです。バスセット、歯磨きセット、バス&フェイスタオルのアメニティも完備しています。
トイレは全部屋個室ですが、シャワールームは部屋で仕様が異なり、スタンダードルームはシャワー室のみ、それ以外はすべてバス付きです。
椅子とテーブルにはこんな仕掛けも♪
各部屋に設置されている椅子とテーブルは、折り畳めるだけでなく、なんと壁掛けが可能! 未使用時は空間を広く使えるんです♪
注目の3部屋をご紹介!
スーペリア
【写真は301号室】3階と4階にそれぞれ1部屋ずつ用意されている「スーペリア(ルーム)」は、最大級となる広さ50㎡。自宅のお風呂にいるかのようなバス付き。採光性抜群の窓側にテーブルのような張り出しも。定員は7人。ベッドは2、布団敷きが5という構成。
テラスルーム
【写真は509号室】4階と5階にそれぞれ1部屋ずつ。部屋の広さは約40㎡。最大のウリは文字どおり専用テラスがあること。テラスからは京王線や高尾の山々を見渡すことが可能です♪ 定員は6人。ベッドは3、布団敷きが3。
ルーフトップバス
イチオシのルーフトップバスは【508号室】の1室のみ。定員9人(ベッドは4、布団敷きが5)ですが、ベッド2段式。広さも50㎡と広々。バスルーム、そしてテラスは部屋内にある階段上に! バスルームは天井から光が差し込む仕様になっています♪
サインにもご注目♪
館内・館外にある案内用の看板、ピクトもオシャレ。各部屋番にある高尾山モチーフのプレートは買階層ごとに色を変えていたり。その色は高尾山周辺にある自然の色から拝借したそう。
屋上にも上がれます♪
宿泊者、テレワークプラン利用者に限り、屋上に上がることも♪ 高尾山口駅周辺を見渡せ、気分転換にも。
1Fの「KITCHEN」で購入したフードをここで食べることも可能です。
テレワークで使えるラウンジも♪
2Fにある「ラウンジ」、個人・団体の宿泊者だけでなく、仕事の場として利用する日帰りテレワークプランの利用者が使えます♪ 広さは92.3㎡。34席あり。
ちなみにテレワークプラン利用者は、荷物預かり、シューズレンタル無料、ラウンジに設置されているドリンク飲み放題で、もちろんWi-Fi完備、電源も使えます! 客室以外であれば、屋上にも出入り可能ですヨ! かなり充実したサービスが受けられます!
■1500円/日
■利用可能時間/7:00〜18:00
同じ2Fには団体専用の大ホール(80席)もあり。団体の場合、食事はこのホールでビュッフェ形式で。
チェックアウト後にも使えるシャワー室も
シャワー室は各部屋だけでなく、1F奥にも。宿泊者であれば、チェックアウト後に登山や観光をし、帰る前にシャワーといった利用ができるそう。
ちなみに「高尾山口駅」の裏手には、同じ京王グループの温泉施設「極楽湯」(http://www.takaosan-onsen.jp)があります!
駐車場は・・・
ホテルとしての施設は価格的にもお得感の強いものとなっていますが、気になるのが(現時点で)駐車場がないこと。クルマ利用の場合は、近隣の有料駐車場を使うことになります。提携している駐車場はなく、割引等も受けられません。ご注意を!
予約は・・・
個人の予約は利用3ヶ月前から。団体はその都度、相談でとのこと。予約のお問い合わせはLINEからでもできます♪
【予約サイト】https://takaone.jp/hotel/contact/?id=reserve_group
レポートまとめ♪
・見過ごしてきた高尾の魅力を体験できる
・1人〜9人まで利用できる、多彩な部屋
・周辺アクティビティの斡旋も
・食事、物販だけの利用も可能
・テレワークの場としても活用度大
・駅前という好立地
いかがでしょう。高尾山といえば日帰りの印象が強いところ、あえて泊まって良さを再発見。一般的なホテルにはない体験ができそう♪ 高尾山、それ周辺観光のベースキャンプ的ホテルとしておおいに活用しちゃいましょ〜。
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