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『Happy day in Finland』 アクティビティを通じ現地の魅力に触れる、特別なフィンランド“都内”旅行へ行って来ました♪
世界で一番幸せな国と言われる北欧フィンランドの夏休みを、東京のど真ん中で味わえる体験型イベント『Happy day in Finland』。事前抽選に当選した方しか楽しめない、このイベントってどんなもの!? 一般向け本開催を前に行われた、プレス向け内覧会の模様をリポートします!
*掲載内容は2020年11月17日開催の内覧会での情報です。
*掲載写真はすべて編集部による。
*現在イベント参加希望者の追加抽選受付中。最終締め切りは2020年11月19日・12:00です! お急ぎを!
EVENT DATA
Happy day in Finland(ハッピー デイイン フィンランド)
場所メッツァパビリオン(東京都港区南麻布3-5-39 フィンランド大使館内)
最寄り駅日比谷線「広尾駅」から徒歩10分
開催日2020年11月21日(土)〜2020年11月22日(日)
*完全事前申し込み抽選制(追加募集最終締め切り/ 11月19日12:00)
主催Visit Finland(フィンランド政府観光局)
公式サイトhttps://www.visitfinland.com/ja/kiji/metsa-pavilion/
「Happy day in Finland」とは!?
東京に居ながらにして、フィンランド気分気分を味わえるオープンハウスイベント。
フィンランドの伝統的な夏休みの1日を、自由気ままに、五感を使って、しかも東京で体験しちゃおうというもの。フィンランドを知らなかった人はその魅力を知る切っ掛けとして、知っていた人はさらに思いを深めることができる絶好のチャンスです!
会場をフィンランドの代表的なスポットである「湖水地方・朝」、「西海岸の群島エリア・昼」、「ヘルシンキ・夕」に分け、各エリア内に用意されたアクティビティをチャンレジしながら、フィンランドの夏の1日を体験するという、約1時間のプログラムです。
難しいハナシは一切ありません。予備知識なしで手軽に楽しめます。旅行もままならないこのご時世には、とくに貴重ですよ、このイベントは!
開催場所は大使館内
今回のイベントは、フィンランド観光を熱烈に応援している“フィンランド政府観光局「Visit Finland」”が主催ですが、注目すべきは会場がある場所。
「メッツァパビリオン」という建物が会場ですが、それがあるのは、なんとフィンランド大使館の中!
【↑】南麻布にあるこの大使館内にメイン会場が。一般人は、当然ながら自由に出入りできません。
突然訪れても参加できない、“完全事前申し込み”イベントの理由はまさにここ。事前に誰がいつ来るのか、しっかりと把握したうえで行われ、当然ながら入場数も制限とコロナ対策も万全。
大使館なんて、一般の方が訪れる機会はほぼないはず。門から先はある意味外国、そこはフィンランド! 気分的にもちょっと緊張、そしてワクワクしませんか!? もちろんパスポートは要りません♪
【↑】建物にある緑のエンブレムは、プロジェクトの最大スポンサーであるフィンランドの製紙会社「メッツァリート」のもの。
イベント会場となる「メッツァパビリオン」がこの白い建物。
フィンランドを体感してもらために建てられたもので、2021年12月末を会期とし、2020年10月6日に正式にオープンしました。
建物の2F部分がせり出した特徴的な形状ですが、これは元々存在していた1F部分の駐車場(写真では女子が立っている並び)の上に、新たに“L”字型のパビリオンを被せたことによるもの。1Fは吹き抜けとなっています。
建設資材から、内装を彩る家具や各種装備品類まで、目に付くものはすべてフィンランドから持ち込んだというオールフィンランド製で、建物自体は“建てて→取り壊し→建てて→取り壊し”と、9回もリサイクルが可能(つまり10回使える)と、環境に優しいトレンドの“サスティナブル”な構造となっています。
写真では一瞬コンクリート!? に見えますが、れっきとした木造で、木の温もりを感じさせるホワイトバーチ(白樺)が、う〜ん、いいカンジ。そもそも“メッツァ”とは森を意味するフィンランド語。館内に入った瞬間からフィンランド気分が味わえます♪
2021年開催の東京オリンピックでは、フィンランドオリンピック委員会のパートナーハウスとして、一時的に名前を“Home of Finland”と変える予定ですが、それ以外の期間は、主にフィンランドの観光や技術、産業等を紹介するB to Bのプロモーションを行う場として利用されているそう。なんでもフィンランドには日系企業が160社以上も進出するなど、フィンランドにとって日本は(ヨーロッパを除き)世界で2番目の貿易相手国なんだとか。
つまり、このメッツァパビリオンは、行って見たいと思って一般の方が突然訪れても立ち入れません。ご注意を。
それでは早速フィンランド旅行へ
大きく3つのエリアに分かれた会場を順番にまわり、特別に用意されたアクティビティを実際に体験してもらいフィンランドを感じてもらうのがイベント趣旨。自然と密に共生するフィンランドならではの、小さな幸せ、文化風習を肌で感じることができるんです♪
エリア/1【湖水地方】
フィンランドの夏の1日は、まず「湖水地方」からスタート!
フィンランドは世界有数の湖大国。その数なんと18万8000もあるそうです!! 大半が本土下にある「湖水地方」と呼ばれるエリアに集中しており、水と緑と森林に囲まれたその地域一帯には、サマーコテージ(=モッキ)やサウナが点在と、ザ・フィンランド! と呼ぶにふさわし自然豊かな光景が。
湖水地方ではイッタラ村のガラス製品がとくに有名なほか、築114年という国内最古の公衆サウナがあったり、サイマーと呼ばれる湖では絶滅危惧種である、野生のサイマーワモンアザラシを見ることも。
今回の都内ツアーで体験できたのはコチラ!
自分専用・サウナリネン作り
フィンランドといえばサウナ。
湖水地方にもサウナはたくさんありますが、そのサウナを利用する際に使うのが、“ラウデリーナ”と呼ばれるサウナリネン(マット)。お尻に敷いて座るもので、施設により異なるそうですが、常備されている場合と持ち込む場合があるそう。
今回は自然素材のリネンを使って、自分専用品を製作。用意されたマットに、「I wish I was in Finland(=フィンランドにいたらいいのになぁ)」というスタンプを押す体験に挑戦しました♪
【↑】用意されたリネンに、専用スタンプをぺたりと押すだけ。仕上げにアイロンがけをすると、文字も落ちにくくなるという特殊なインクを使っています。
【↑】完成したのがコチラ。換装時間が必要なため、左上にマスキングを貼りそこに名前を記入。会場出口で回収できます♪
モッキダーツ体験
フィンランドではサマーコテージ(=モッキ)滞在中に、ダーツ遊びをすることが人気なんだとか。勝ち負け以前に、家族や仲間とワイワイ楽しむためのツールとして定着しているそう。
ルールは明解。中心近くを射貫いた人が勝ち。
会場では現地で実際に挑戦する方のムービー配信も行われていましたヨ。
【↑】ダーツに使う矢はマグネット式。実際には2mくらい離れた場所から投げるそう。中心近くに刺さると、結構ウレシイです♪
【イメージムービーもご覧あれ】
https://www.visitfinland.com/ja/video/darts/
【濃厚ベリーの試飲も】
湖水地方には数多くのベリーが自生しており、そのジュースを飲むのもフィンランド流。会場ではベリージュースの試飲も楽しめました♪ 色も味も濃いめですが、飲み終わったあとは驚くほどにスッキリ。かなり飲みやすく美味でした♪ フィンランドのベリーは世界で一番栄養価が高いそうですヨ。ハマっちゃいそうです♪
エリア/2【西海岸の群島エリア】
夏休みの朝を過ごしたあとは、文字通りフィンランドの西の海岸付近へ。ここはフィンランドでもっとも日照時間が長い場所。
太陽が眩しくぶりそそぐ西岸にある「トゥルク」の街や「群島」地域へ。フィンランドの西海岸は世界で一番、(大小の島々が連なる)群島が多く、その数は脅威の4万!! 木造建築の旧市街、灯台など歴史を感じさせる建物のほか、世界遺産も3つあり。フィンランドには世界遺産が7つ登録されていますが、約4割強がここに集中しているそう。
毎年6月末には、悪魔払いや豊作を願ったり、恋愛関連のおまじないをしたりする夏至祭(ユハンヌス)が開催。
ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンのお気に入りだったという海、そしてペッリンゲ諸島もこの群島内に。「トゥルク」の街からわずか20分にある小島ナーンタリには、テーマパーク「ムーミンワールド」も。い、行きたい・・・。
【↑】島同士の移動は舟が基本。イベント会場では、天井から舟の折り紙をぶら下げ、群島エリア感を演出しておりました♪
【Visit Finlandでの紹介サイト】
https://www.visitfinland.com/ja/coast-and-archipelag0/
今回の都内ツアーで体験できたのはコチラ!
フィンランドから絵はがきを♪
携帯電話やメールの普及で手紙を書く習慣がめっきり減ってしまった現代ですが、あえて手紙を使って思いを届けてみては!? 会場ではムーミンの絵はがきを使い、フィンランドから希望場所へ配達してくれるサービスを実施。
会場にあるポストに投函したのち、イベント終了後、担当者がまとまったハガキをフィンランドへ持ち込み(!)、フィンランドから発送。日本へエアメールとして戻ってくるという粋な試みなんです♪ 凄い。
【↑】会場にあるムーミンの絵はがきを使い、宛先を記入。担当の方がフィンランドの切手(今回のイベント特製切手!)を貼ってくれますので、それを会場内のポストに投函するだけ。いつ届くかは未定。気を長くしてお待ちあれ。
リトルミイとエクササイズ♪
お馴染みのムーミンキャラクターたちと一緒に、会場内でエクササイズに挑戦するムービー上映も。軽い運動でリラックスしてみては。“ちょっと馬鹿げたチャレンジ”もあるかもですが、それもフィンランド的なんだとか。
【イメージムービーもご覧あれ】
https://www.visitfinland.com/ja/video/little-my-exercise/
花冠作りに挑戦♪
フィンランドが1年で一番明るくなる6月末の夏至祭に欠かせないツールが花の冠。慣れれば15分程度で冠ができちゃいます。会場ではインストラクターの指導のもとでワークショップに挑戦。なかなかできない体験です♪
【↑】使う素材はすべて揃っており、誰でも参加可能。ちなみに使う花は造花じゃなく生花。リアルです! 覚えたやり方をぜひ他の人にも教えてあげて下さいネ。
【イメージムービーもご覧あれ】
https://www.visitfinland.com/ja/video/flower-crown/
【ライ麦パン、試食も】
黒パンとも呼ばれるライ麦パンは、フィンランドの方は海外にいると、みんなこのパンが恋しくなるそう。日本人にとっては米? 納豆? 味噌汁? 的なものでしょうか。見ための印象では硬そうに思えましたが、かなりしっとりとした食感で、小さくても食べ応え充分。バターをチラッと付けて食べるのが一般的だそう。
エリア/3【ヘルシンキ】
そして夕方には、フィンランドの南の端にある首都「ヘルシンキ」へ。300以上の島々や豊かな自然も見所の、海岸の街です。
フィンランドは人口は550万人と、北海道と同じくらい。そのうち約140万人が、ヘルシンキを中心とした首都圏で生活しています。公共交通機関が充実しており、1日乗車券があれば近隣の島々にも自由に移動可能。街は比較的平坦な土地にあることもあり、自転車で移動する方も多いんだとか。
アイラインドホッピングと呼ばれる島巡りやサウナ体験、バルト海を利用したクルージング、個性的な街並を楽しむウォーキングツアーなども人気とのこと。世界遺産に登録されている「スオメンリンナの要塞の島々」への観光は、街のランドマークである「ヘルシンキ大聖堂」とともに人気が高いそうですヨ。
【Visit Finlandでの紹介サイト】
https://www.visitfinland.com/ja/herushinki/
今回の都内ツアーで体験できたのはコチラ!
指編み体験♪
右手の人挿し指と親指を使って編んでいく、簡単ですけど奥深い指編み体験会も。手を使う作業は脳をリラックスさせる効果があるそうで、フィンランドではアートやクラフトの授業も重視されているそう。
今回のイベントで製作した作品は、2021年6月21日〜9月26日まで、現地ヘルシンキで開催される「ヘルシンキ・ビエンナーレ2021」というび美術展覧会に出展するサンゴの編み物の一部として使用されるそうです。
【イメージムービーもご覧あれ】
https://www.visitfinland.com/ja/video/finger-crochet/
ヨポに乗ろう♪
フィンランドは自転車大国。移動やサイクリングと、街中至るところで自転車を楽しむ方を見掛けます。なかでも有名なのが、JOPO(ヨポ)というブランド。会場ではヨポの実車にまたがり、目の前のモニターを見ながらバーチャル体験も。ヘルシンキの港からスタートです♪
【↑】白、赤、青のカラーリングやシンプルなフレーム形状も魅力的ですが、驚いたのはブレーキレバーがないこと。発進も停止もすべて両足のペダル操作で行う仕組みとなっており、前にこげば前身、逆にこげばキュッと停止♪
【イメージムービーもご覧あれ】
https://www.visitfinland.com/ja/video/biking/
【絶品チョコレートも♪】
フィンランドの方は大のスイーツが好き。一息つけるために、チョコレートは欠かせません。会場には1922年創業のFazerin Sininen(ファツェリン・シニネン)のファッツェルの青と呼ばれる、ハイメジャーなチョコレートの提供が。味はかなり濃厚。う〜ん、美味。
会場にはこんなスポットも♪
3エリアのほかに、フィンランドをよーく知る「ハピネスガイド」と呼ばれる方がオンラインで待機。フィンランドの気になるあのこと、このことをいろいろ質問できるコーナーも用意されています♪
【↑】オンラインで会場と現地を結び、現地情報など、いろいろな質問ができる「Visit Finland」ならではの試みも。
【↑】会場内にはフォトスポットも多数。オリジナルのメッセージボードもありと、SNSなどにも上げやすくなっていましたヨ。
【↑】会場外の2F通路には、休憩スペースに。クッション完備と、まったりできます。クッション1つとっても、絵になりますネ!
【↑】会場内にはいろいろな場所にフィンランドの場所・人・モノ・コトを紹介する解説があり、それを読むもの楽しかったり。
1F部分にも特設スペースが♪
フィンランドへの渡航といえばフィンエアー。フィンランドの文化といえばサウナ、フィンランドの神秘といえばオーロラと、それぞれを紹介する専用ブースも。注目はサウナ。ショールームとなっており、蒸気をはたくリアル「ロウリュ」も拝めます。
たぶん現在都内で唯一オーロラが見える場所かも(!?)な、プロジェクターによるオーロラ映像の上映ルームもありました。
【↑】写真のご朱印帳は、現在フィンランドで開催中の日本人観光客向けキャンペーンの一環。現地で指定のサウナをまわりご朱印ならぬハンコを集めると、集めた数に応じて“マスターオブサウナ”の称号や、サウナグッズがもらえるんだとか(帰国後の申請も可能)。ご朱印帳は本来現地の観光局でしかもらえませんが、今回は特別に。カウニステというフィンランドの有名なブランドのオリジナルモデルです。日本で売られているご朱印帳と同じく、パラパラパラ〜と開きますヨ。
【↑】フィンランドの航空会社といえばフィンエアー(https://www.finnair.com/jp-ja)。そのビジネスクラスは有名なマリメッコとコラボしており、機内のコップやアメニティもご覧の特別仕様に。
内覧会では特別にフィンランド食も♪
フィンランドは食事も美味♪ サーモンスープやスモークサーモンを使った西洋わさびのマヨネーズソースのほか、黒パン+ゴーダチーズ+ベリージャムサンド、ポテトサラダなど、ギドギド感の一切ない、ヘルシーフードをいただきました。
味は薄味な印象。黒パンやパイ生地はちょい硬め、食べごたえあり。濃い味に慣れている方には新鮮なはず。ちなみにお皿の端にあるC字フックはワイングラスホルダー。立食用の欠かせないツールです。*一般向けイベント開催時には、ご覧の食事の提供はありません。
【↑】6点盛り合わせ以外に、クッキーとパイの提供も。ちなみに今回いただいた食事はすべて、フィンランドの有名なシェフが考案したレシピを忠実に守って調理したものとのこと。
今回のレポートのまとめ
●都心に居ながらフィンランド気分が味わえる
●現地のアクティビティを体験できる
●教えたくなるワークショップも!
●参加は抽選に当選された方のみ
●イベントの様子は公式サイトでも確認可能
2021年の会期末までに、再度、一般向けイベントを行う計画があるそうですので、そのチャンス、お見逃しなく!
最新情報は公式サイト(https://www.visitfinland.com/ja/)や公式SNS(https://twitter.com/visitfinlandjp)でチェックしてみてくださいネ。
それではMOI MOI(=バイバイ)♪
今回ご紹介した記事は
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